<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2007年03月18日

ダークノイズ(K10D,D50)

前回記事に関連した続編です。
格の違う?K10DとD50を比べることに問題がありますが、天文屋としてはどうしてもこれ(長時間露光時のダークノイズ)だけは比較したいのです。
両者それぞれレンズキャップをし、ISO感度800に設定、5分(300秒)露光したものを載せます。
(なお、Web掲載にあたり、いずれもRAW→TIFF変換→JPGとしています。)
★いずれも、画像をクリックすると別窓にSVGA拡大表示します★
【K10D】全体像(画像サイズSVGAに縮小)
Dark300sv
【D50】全体像(画像サイズSVGAに縮小)
Dark324sv
いずれも左上に熱ノイズが表れています。(実際にはCCD右下部ですね)
熱ノイズの出方は両者良く似たレベル(若干K10Dが少ないかも)と思われます。
★問題はピクセルノイズの方かと..

★【K10D】(左上部をSVGA原寸大トリミング)
Dark300upsv
【D50】(左上部をSVGA原寸大トリミング)
Dark324upsv
見た通り、K10Dのピクセルノイズが気になります。
実は、K10DだけRAW処理時にランダムノイズ除去を実行しています。
(D50はランダムノイズ未処理のまま)
これは弱りました。ピクセルノイズがいつも同じ個所に出るのであればダーク処理で消せると思いますが..
★そういうわけで、当分K10DはNR-onのままで撮影することにします。

投稿者:Ken28at 22:52| 道具・ものづくり | コメント(0)

◆この記事へのコメント:

※必須