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2005年06月06日

天生(あもう)峠

天生峠=国道360号、岐阜県大野郡白川村−飛騨市(旧吉城郡河合村)間の峠
天生峠へどうぞ反対側の高山方面〜旧河合村〜天生峠ルートが今も不通のようです。
天生峠直前東側にある石碑。
左に国道360の青い標識が見えています。

初めてこの峠を知ったのは、学生時代の地学巡検でした。
当時、近くに天生鉱山というのがあり、鉛筆の芯になる黒鉛(石墨)を採掘・精製しているのを見学した記憶があります。
#その天生鉱山ですが、現在どうなっているのか?..分かりません。
(どなたかご存知の方いらっしゃいますか?)

天生峠へどうぞ何度か天生峠を通りましたが、10年程前の夏に通ったのを最後に最近通る機会がありません。
とにかく工事中で不通であることが多いためです。
白川村へ行く機会がある度に国道360号の入口に気を付けていたのですが、いつも交通止めの看板が..。
今年も春からずっと交通止めが続いていましたが、先日、白川村〜天生峠までは開通していたので早速行ってみました。
←ここの石碑に書かれてある文面を撮影(反転処理して見やすくしたもの)
ざっと見たところ、大正12年より道路改修着手?昭和18年林道改修工事、昭和29年関西電力と白川村とで費用を分担し(関電2.5:白川村1)、岐阜県が工事着手。
昭和31年に開通。ちょうど50年経ったことになります。


天生峠へどうぞ白川村側から見た現在の天生峠(車の後方奥)
峠一帯はきれいに整地され、以前の峠とはすっかり変わっていました。
ここを訪れる人たちの駐車場となっています。
↑峠の近くに天生湿原があります。
(環境保全支援協力金?の形で利用者から駐車料を徴収しているようです)

------- 関連リンク ------

世界遺産白川郷−天生峠−(白川村HP)
「天生峠」(峠と旅)
マピオン(天生峠の地図)
岐阜県吉城郡河合村天生鉱山跡の石墨探査

【追記】
確か最後に完走したとき(10年近く前?)、既にほぼ全線にわたり舗装されていました。
白川側、河合側どちらも道幅狭く、普通車でも対向車とのすれ違いには気を遣います。
せいぜい4トントラックまで=すれ違い場所が限られます。

【妄想的推論】
「女工哀史」によれば、高山近郊の女工たちは野麦峠を越えて諏訪の製糸工場へ稼ぎに
出たとされます。さらに遠く離れた今の飛騨市にあたる飛騨古川や飛騨河合の女工たちは
乙女峠を経て野麦峠へ向かったようです。
★では、それよりもさらに遠く離れた白川郷の女たちは..??
当時、車道としての天生峠ルートは当然ありません。でも、人や馬が歩く山道なら..
大正終わり頃から林道開設工事が始まったようですが、飛騨地方各地から女工さんたちを
集めるためにも天生峠ルート開設が必要だったのでないか?というのが私の考え。
(石碑の文面では、白川郷の人たちにとって鉄道最寄り駅へのルートが必要だった、とされています。)

投稿者:Ken28at 21:00| ローカルな話題 | コメント(0) | トラックバック(0)

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