K-7実機
時間が余ったので、ふらり量販店へ立ち寄った。
で、初めてペンタックスの新機K-7とご対面。
横に同社のK-mが並べて置いてあったが、ぱっと見、大きさは殆ど変わらない。
【外観、質感】
とりあえず、手に取ってみる。
おーっ、手に持った感触が抜群に良い。素晴らしい。
(これだけでも欲しくなる位だ)
自分は、カメラとしての質感も気になる方だ。
K-7は、見た目の質感がとても良い。
(これだけでも欲しくなる位だ)
【言い訳】
ちょうど1ヶ月前、K-7を諦めて半ば衝動的にオリンパスペンE-P1に走ってしまった。
理由は簡単。E-P1は、アダプタを介して多くの他社製レンズが使えるからである。
もう一つは、K-7が長秒露光時強制NR-onなのに対してペンE-P1はNR-off可だったから。
しかし、ペンE-P1の長秒露光時ノイズが(特に高感度時)意外に酷い。
だから、現状では強制NR-onで撮るしかない>K-7にしても良かった気がする。
【販売戦略】
ペンタックスは、すごく真面目な会社なのだと思う。
長秒露光時のノイズや画質に妥協できないから、強制NR-onにしたのだと思う。
■■ただ、発売後1ヶ月も経ってようやく(金沢の)店頭に展示機が出るというのは、販売戦略としてはあまりに拙いと思う■■
対してペンE-P1は、発売日には(同じ店に)実機が展示されていた。
これは、販売規模が異なるからだろうか?>ペンタックスは損をしていると思う。
個人的には、K-7から動画機能とSR機能を取り去り、ノイズの少ない撮像素子に替えて(場合によってはピクセル数を減らしても良い)長秒露光時にNR-off可能に改良して欲しい。
=画質重点改善の仮称K-7bを出してくれないかな..>PENTAX
【画質】
残念ながら展示機にはメディアが入っておらず、画質チェックはできなかった。
(星屋の端くれとしては、高感度時、長秒時ノイズの出方を見たかった)
試しにISO感度3200にしてマニュアル30秒露光をしてみたが、勝手にノイズリダクションを始めた。
もちろん、「メディアが入っていません」と表示され、画像は出なかった。
【AF動作】
AF動作は所有の*istDS2よりも明らかに速い。(当たり前か..笑)
カメラ背面にAFボタンがあったので専らこれでAFチェックをした。
(レンズは、標準ズームDA18-55mmが付いていた)
【結論】
今さら後悔しても遅いが、E-P1をやめてK-7にすれば良かったか?と思う。
★画質重点改善の仮称K-7bが出れば、無理してでも即買いに走ります★
投稿者:Ken28at 17:39| 道具・ものづくり | コメント(4) | トラックバック(0)
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私が実機を見たのは、たまたま訪れたカメラ店でしたが、手にとって見るまではしませんでした。
理由は特に無くて、単に時間が無かったのですが。
K-7、細かな不具合はあるものの、全般的には良い評価を受けているようようでPENTAXファンとしては一安心。
会社も「自信を取り戻した」とかいう報道もありましたが、これは企業のコメントとしては、ちょっと情けない気もします。(^^;
HOYAの決算短信を見ると、PENTAX部門は唯一営業損失(赤字)を出していて、かつ前年に比べてマイナス幅も拡大しています。(第一四半期実績にはK-7の販売は影響していないと思われます)
楽観は出来ない状況ではありますが・・・「次」へは何とか繋がりそうです。
P-E1との比較、一見ジャンルが違うようですが、どちらも趣味性の高いカメラという点では共通点もありそうですね。
私もお布施のつもりでK-7の購入を予定していたのですが、販売の点ではひとまず応援の必要は無さそうですし、予定通りPENTAX ONLINEに出品されるまでは待つつもりです。
ただ、ここへ来てGRD-3という気になる機種が。どうもレンズが凄く良いらしいのと、高感度画質もGRD-2に比較すると1段上らしい・・・悩ましいです。(^^;
投稿者:ich:URL at 2009/08/06 23:08
本文でも触れましたが、販売戦略が拙いと思います。
大都市重視なのか、地方無視なのか?と勘ぐりたくなります。
商品は、やはり実際に見て、手にとってみてから選ぶものだと思います。
大都市でのキャンペーンも結構ですが、同時に販売店網へ実機提供をすべきだったと思います。
少なくとも発売日に実機を店頭に並べられないのはおかしいです。
自身も、E-P1の発売日はK-7よりも数日後でしたから、K-7が発売日に店頭にあれば、E-P1の衝動導入は無かったと思います。
こうしたちょっとしたことで他社製機種に蔵替えてしまうのは自分だけでしょうか?
消費者の心理というか、市場リサーチ、販売戦略を見直してほしいと思うのです>PENTAX
>GRD-3
同じ日、自分も店頭で実機を見ました。
(GRD-2の寿命はえらく短かったですね)
見た目は、初代GR-Dと殆ど変わらない印象ですが、中身が凄くなっているのですね。
#せっかく中身が良くなっているのに、外見が地味なので損をしている感じもします。
観音G-10やパナソニックLX3、日光P6000に比べてさらに一回りコンパクトなのは評価が分かれる気もします。
(高級コンパクトを目指すのか?小型高性能を目指すのか?)
#個人的には、もう少し高級感を出しても良かった気がします。
ただ、リコーもきっちり発売までには実機を間に合わせて展示しているのは偉いと思います。
というか、PENTAXの実機を出して見せないで売ろうとする姿勢がおかしいと思います。
投稿者:Ken28:URL at 2009/08/07 10:27
私の居住地区の新幹線駅のある2つの市には、いずれもいまだに実機は来ておりません。
実際触ってみて、操作してみて、納得して買いたいですものね。
あまり注目度のないK-mですら、実機は比較的早期に現れましたから、製造上の何らかのトラブルで数が間に合わないのかも知れません。
K-7、自分の中ではほぼ理想的なDSLRです。高感度・長秒時の画質を除いては。
K20D、K-m、K-7と3機種続いて天文ユーザーにはそっぽを向いた、そういっても過言ではない、そんなブランドの製品など、当分買いたくありません。
でも、昼の部になら、ひょっとしてK-7いいのかな、なんて遠くで思っていたりもします。まったく懲りない馬鹿です>自分。
新しく発表された?裏面照射CMOSのソニーのコンデジ、高感度でもノイズが少ないらしいですね。ちょっと興味があります。
投稿者:豚磨:URL at 2009/08/07 20:03
仰るように、K-mが出たときは早かったですね。
(確かに何らかのトラブルがあるのかも知れません)
本文記事にも書きましたが、真っ正直な企業なのだと思います。
いいモノが必ずよく売れるとは限らない、の例にあたるのかも知れませんが、
K-7の画質改善(特に、高感度・長秒露光時)が急務であること。
ノイズリダクションで対応するよりも、撮像素子そのものをノイズレスにすることの方がもっと大切だと思います。
>裏面照射C-MOS
自分もこの素子には興味があります。デジカメがさらに進歩しそうですね。
#我がペンタックスよ、遅れをとらないで!
投稿者:Ken28:URL at 2009/08/08 01:04