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2005年08月30日

M33(ISO800 vs 1600)

「感度Up」..今まで、どうしてこれを思いつかなかったのだろうか?..
テレビやモニタの輝度調整と同じで最高感度は器械によくない?という思い(込み?)から
これまでずっと一段階下のISO感度800設定で撮影してました。それが、昨晩になってふと
気づいて(気づくのが遅い!爆)ISO1600で試すことに..違いをM33で撮り較べてみました。
M33
↑ISO感度1600によるM33画像です。
↓ISO感度800画像は「追記をみる」へどうぞ

↓ISO感度800によるM33画像
M33
いずれもカメラはキスデジ、露出は1分間です。(口径20cmF10/SCT直焦点)
M33は暗い星雲なのでトーンカーブ補正等で持ち上げた結果、感度差ほど差は見られませんが、
やはりISO1600の方が有利な気がします。
(撮影直後の背面液晶モニター像では、1600で撮った方がはっきり映っています。)
感度Upにより画像の荒れが増えるかも知れませんが、コンポジット処理で対処できると思います。
なお、ノータッチガイドで1分露光では失敗数の方が多く、これが感度Upにより30秒に短縮できると
成功率が上がるので、今後はISO1600による撮影が多くなりそう..(撮影枚数も増えそう..笑)

投稿者:Ken28at 20:45| 星雲・星団 | コメント(2) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

30秒でこれくらいに撮れてくれれば、感度UPは確かに有効ですね。
どうもistD(Ds)ではノイズの方が心配になりますが・・(^^;。

もっとも夜間の気温はかなり下がってきているので、いくらか条件は良くなっているかもしれませんね。


投稿者:ichURL at 2005/08/30 20:32

ichさん
ここのところすっかり秋らしさを感じるようになりました。
気温が高いときのバルブ露出なんて、真夏の炎天下に無防備でずっと立って居るようなものかも知れません。

短時間露光だとノイズの出方も少なく、NR-onで撮影しても時間がそれほど気にならないですね。
ただ、露出不足に違いありませんからどうしても無理な処理を強いられ荒れ気味の画像になるのが残念です。
ガイドの限界から露出30秒程度という制約を受けるわけで、露出をかけた方がよいに決まってるのですが...

投稿者:Ken28URL at 2005/08/31 06:46

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