迎撃失敗
↓300mm望遠画像−1↓(画面右に小松空港発?の飛行機)
↓300mm望遠画像−2↓(画面中央付近に小松空港発?の飛行機)
↓300mm望遠画像−3↓(IOX-AROSAのナイター光が黄色い)
↓135mm望遠画像−1↓(画面右に小松空港発?の飛行機)
↓135mm望遠画像−1↓(画面左下にIOX-AROSAのナイター光)
ここ数日間では一番まともな夕暮れだった。撮影と平行して11×80双眼鏡での眼視確認も幾度となく試みた。が、日没後間もない頃の明るさと低空に漂う塵の影響で、見つけられなかった。黄砂、PM2.5、花粉などの影響で透明度は低空ほど酷く感じた。ちょうど医王山に太陽が沈んで、高度を損した印象もあるので、明日10日夕方は観察ポイントをもう少し南にとり、医王南側の山影の低いところが真西になるようにしたい。ただ、明日の天気は崩れそうなのが気がかりだ。
2012年3月9日17時50分頃〜18時25分頃(露光1/125〜4秒)/ニコンD700(ISO800,RAW)NikkorED300mmF2.8→F4/ペンタックスK-5(ISO400,RAW)/PENTAX-M135mmF3.5→F4/高橋P型赤道儀ノータッチ@市内池田地区(井口)
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投稿者:龍吉at 22:38| 彗星・流星 | コメント(4) | トラックバック(0)
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私もダメもとで観測に出かけましたが、日没前の太陽が塵で減光フィルターの掛かったような見え方をしていて、低空での観測は非常に厳しい状況でした。
結局、双眼鏡(10x45)・撮影とも成果無しに終わりました。
本日10日は午後から曇りの予報で、さらに黄砂の影響もあって条件はさらに悪化しそうです。
もう少し高度が稼げるようになってから望遠レンズか直焦点で狙うのが良さそうかな、と思っています。
投稿者:ich:URL at 2013/03/10 09:02
東京城南地区に位置する自称西大井天文台は大井台と呼ばれる高台に位置しています。更に5階建てのマンションの屋上なので道を挟んで向かい側北東にあるマンション方向を除き視界を遮るものはありません。ここからは彗星の姿を富士山の左側に捕らえられるはずなので夕方6時過ぎに双眼鏡を持って屋上に上がってみました。北東方向は都心の光害が酷く肉眼では北極星も見られませんが南西方向は比較的見やすく淡い期待を抱いて探してみました。
明るさの残る西の空は地平からかなりの高さまで薄い橙色の霞がかかったような状態。この空をバックに富士山と丹沢山系のシルエットが紫灰色に浮き上がっています。しかし冬の空のようなスパッと切り取るようなコントラストがありません。
黄砂やPM2.5あるいは花粉の影響もあるかも知れませんが、いつも空ばかり見ている私にとっては「今年もまた春の空になったんだな」と思うばかり。無理を承知で、それでも七時近くまで腕が痛くなるほど双眼鏡で探しました。見つかりませんでした。
富士山上空を西に向かう航空機の飛行機雲が龍吉さんの撮影した写真の如く尾を引いて見えるだけでした。
気が付けば上空は暗さを増し木星が一番星で輝き、リゲル、シリウスと見え始め、大気の具合か、赤みが増したように感じるベテルギウス。頭上が賑やかになってくるので、今度は首が痛くなるほど双眼鏡で星を満喫してエレベーターで日常の生活空間に戻りました。
少し大げさですがマンションの部屋のドアを開けて5mにあるエレベーターと屋上のカギ。私にとっては異次元空間に通じる魔法の道具です。
投稿者:西大井天文台: at 2013/03/10 12:22
>西大井天文台さん 夕暮れの明るさが徐々に暗くなるほど彗星は見付けやすくなりますが、
高度もどんどん低くなりますので、どっちが先か競争ですね。今の時期は低空になるほどノイ
ジーになるのでなおさらですね。
今回の彗星は夕暮れ西空での戦いですので、都心であろうが田舎であろうが、西空の透明度が
鍵と言えます。夕暮れなので都心も田舎も空の明るさは大差ないわけで、彗星の方向がすっき
り見えるかどうかが鍵です。徐々に北へ移動し高度も少しずつ上がるというか、没する時間が
遅れますので、観察しやすくなるはずです。不安材料としては、徐々に日没・夕暮れが遅くな
る(空が暗くなるのも遅れる)ことです。
やっぱり時間との戦いですね。くどいですが、透明度があれば都会も田舎も関係ありません。
ぜひ、チャレンジなさってください。
投稿者:龍吉:URL at 2013/03/13 17:39
>ichさん 休日ならばともかく、平日の彗星観察はサラリーマンには苦しいですよね。
黄砂というか何というか、春の空は、もわっとした濁りが観察を妨げになりますね。
ですから、チャンスとあれば平日でも出かけたいところです。なかなか思うようになら
ず、歯痒いものがあります。此方では、今日は朝から風が強く、午後からは雨も加わり
最悪です。当然、観察は端から無理な状況です。
投稿者:龍吉:URL at 2013/03/13 18:12