<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2013年06月08日

完全手動式「待ち伏せ」撮影>ISS@自宅

ここのところ、ISS(国際宇宙ステーション)のクローズアップ撮影にハマっている。

7日夕刻、ISSが西南西→北西→北東へ通り抜けるという情報を得て、この手動式「待ち伏せ」撮影を試してみた。

きっかけは先月19日の日面通過と24日の満月面通過(25日掲載)だった。以降、Facebook(天文)でも話題になっている。今月5日には、ISSが土星面を通過するというのでFaceBookで復活したかつての星仲間たちと飯山市まで出かけてきた。(6日掲載済)
富山市天文台のように高速電動モーターを使った完全自動追尾が理想だが、アマチュアには敷居が高すぎる。で、現実的には表題の方式がふさわしいと考えている。

↑今回手動「待ち伏せ」撮影に使用した望遠鏡↑(Mead LX90-20SCT経緯台仕様)
現在いろいろ試行錯誤している状態だが、画像のように経緯台式の望遠鏡をクランプフリー状態にして手で支えながら方向を定めてシャッターを切る、という方法が浮上している。
今回は、1)カメラを右手で持ちシャッターボタンを押す、2)左手はSCT鏡筒を支えるように添える。3)右目は8×50mmファインダーに当てたまま、4)左目は肉眼でISSの光を追う、という方法を試みた。見たとおり画像にブレによるものと思われる画像ボケが見られるので、この原因をつきとめ、何とか克服したい。
2013年6月7日19時49分〜52分(1/3200秒×2枚〜3枚ISSを基準にコンポジット)/Mead LX90-20SCT(fl=2000mm,F10)直焦点/ペンタックスK-5(ISO3200,JPG)/LX90経緯台モード@自宅前
==================================================================================================
HomePage(Nifty)なんと!-e星空ハナのWeb天文台/大きめ画像blog→はなのWeb天文台【New】Twitter

投稿者:龍吉at 00:58| 太陽系・月 | コメント(2) | トラックバック(0)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=1061&bl_id=1061&et_id=205871

◆この記事へのコメント:

はじめまして。関西に住んでいます。
先日のブログでレモン彗星とアンドロメダの接近を教えてもらいました。今日ゲット出来きました。ありがとうございました。
そちらでは自宅できれいな空が見えて、うらやましいです。こちらは大阪の光害の空に悩まされています。
これからもきれいな星空の写真を見せてください。

投稿者:カワニシURL at 2013/06/08 08:01

カワニシさん、初めまして。コメント有り難うございます。実は、レモン彗星のM31接近は、今週が
見頃なようです。すみません。よく確かめもしないで大変失礼しました。

FaceBookを見ていますと、都会地にありながらフィルターなどを上手く使い分けて、或いはカメラへの
露光方法や処理方法を工夫されて、見事な画像をUpされている方が何人もいらっしゃいます。その点、
田舎に住む者は、見えて当たり前?みたいに思ってしまって、さしたる工夫もせず星に向かっている
気がします。自分だけかも知れませんが。

投稿者:龍吉:URL at 2013/06/09 21:16

※必須