2022年12月26日
2022年を振り返る7,8月
2022年を振り返る7,8月※7月は追記へどうぞ※
----------【8/29】太陽Hα&可視光像 ----------
↓全体像(カラー1)10h11m↓
↓可視光全体像(白黒)10h6m↓
↓全体像(白黒)↓
【データ】2022年8月29日10時11分(30fps×18秒75%)/LumixG7(ISO800,Shutter1/40sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/PENTAX65赤道儀@南砺市小院瀬見
【データ】可視光像/同日10時6分(30fps×20秒75%)/
LumixG7(ISO200,Shutter1/400sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/対物D5付きTS65mmセミアポ屈折+1.4テレコン(fl=700mm)/他は上と同じ
----------【8/29,8/30】正攻法?冥王星検出 ----------
8/17投稿の冥王星は、精細写真星図と見比べることで恒星でない天体像(冥王星)を見つける方法だった。それよりも時間の間隔をおいて撮った同じ写野像を並べて比較した方が判りやすい。間隔を置いて写した画像を少しだずらして重ねると恒星は規則正しく平行にズレるが、移動した天体は離れて写る。↓
↓左8/29,右8/30(UT)↓中央▼が冥王星(中央2048x2048正方トリミング)↓
ASI533MCp(-5℃,Gain480,shutter90sec.FITS)/C11+0.63Reducer(fl=1764mm)/NJP赤道儀自動ガイド@自宅星見台HANA
アナログ時代は文字通り写真2枚を重ねたが、デジタル時代は2枚の画像データをPC画面上で簡単に比較明で重ね合わせることが出来る。或いは2枚の画像をピッタリ重ね、2枚交互にブリンク表示させると、移動している天体はチカチカ瞬いて見える。まさにデジタルならではの芸当と言える。前回のように精細写真星図と見比べるよりは移動天体が素人目にも判りやすい。
↓中央付近赤▼が冥王星(8/29UT撮影※)↓
【データ】2022年8月30日0時37分(30秒13枚)/ASI533MCp(-5℃,Gain480,shutter90sec.FITS)/C11+0.63Reducer(fl=1764mm)/NJP赤道儀自動ガイド@自宅星見台HANA
※実は、前回投稿(7/31未明)画像の前の晩(7/30未明)にも冥王星付近を撮影していた。ただ、後半は雲に阻まれた=冥王星写らず?=駄目だろうと思い、処理を諦めていた。が、思い出して前半部分13枚をスタックしてみたところ、何とか冥王星が写っていることが判明した。そこで、両日の画像をステライメージ(SI9)で比較明合成で左右に少しズラして並べることで、移動天体=冥王星の検出があっさりできた。素人目にもこの方が判りやすい\(^_^)/
以下、8/30撮影した画像=精細写真星図と見比べて冥王星を検出(8/17掲載済み)
↑これでもぱっと見判別し難いので↑↓同、2048x2048正方トリミング
【データ】2022年8月30日0時12分(45秒20枚)/ASI533MCp(-10℃,Gain450,Shutter45sec.×20shots,FITS)/C11+0.63Reducer(fl=1764mm)/NJP赤道儀ステラショット自動ガイド@自宅星見台HANA
※かつて、太陽系の惑星を覚えるのに「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」と唱えたが、16年前の2006年8月24日の国際天文連合(IAU)第26回総会決議において「惑星」が再定義され、それまで第9番めの惑星だった冥王星が「準惑星」に降格となり、惑星は海王星までの8個となった。詳しくは、ウィキペディア等に「準惑星」で検索かけてみて欲しい。
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<龍吉>!(^^)!16年前の8/24,国際天文連合(IAU)第26回総会決議で、それまで第9番目の惑星だった冥王星の準惑星降格が決まった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=この決定で惑星数が8個に減ることとなった。冥王星の大きさは地球の衛星(=月)よりも小さいらしいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uイヌと言ってもも猫より小さいのからヒトより大きいのまで居る。大きさで決めるのはどうかな?って、話が違う?ワン▽・。・▽
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↓2022年をふりかえる7月は↓追記へどうぞ↓
シーイング良好だったのに勿体ないことをした。Gamma値を50〜60程度に下げた方がコントラストがついて良いようだと後で気付いた。
以下、7月3日未明:拡大用バーローレンズをパワーメイト×2.5に下げた。
【データ土星】Scope=C11/Camera=ZWO ASI462MC/Filter=RGB
Profile=Saturn/Diameter=18.12"/Magnitude=0.50
CMI=73.0° CMIII=318.3° (during mid of capture)/Resolution=0.06"
Date=010722/Start(UT)=180502.615/Mid(UT)=180604.338/End(UT)=180706.061
Duration=123.446s/Frames captured=10000/Binning=1x1/Bit depth=12bit
Debayer=yes/ROI=960x680/ROI(Offset)=544x72/FPS (avg.)=81
Shutter=12.33ms/Gain=400 (66%)/Brightness=1/Gamma=65
WBlue=99/WRed=38/Histogramm(min)=16/Histogramm(max)=3248
Histogramm=1273%/Noise(avg.deviation)=n/a/Sensor temperature=32.1°C
----------【7/3】未明C/2017K2 ----------
7/3午前中は短い晴れ間あったが、別件とタイミング合わず太陽観察は11日間連続でStopした。例年は梅雨本番を迎えている時期なので驚異的と言えるのだが。と、いうことで、本日未明に撮影した↓C/2017K2PanSTARRS彗星↓
↓全景↓(Averageスタック)
↓同、彗星付近↓
同彗星は地球の黄道面とほぼ同じレベルにあるとのこと。テイル(尾)がほぼ上(北)方向へ伸びているのが分かる。なお、尾はいったん下へ流れ、其処から反転して上(北)方向へ伸びているらしい。
どちらも原板は同じデータなので、ぱっと見の違いは無い。MediumKappaSigmaは背景の糠星の写りが少々悪い代わりにその分彗星部分は目につく??Averageスタックは背景星も平均化されるので、撮影時間に彗星が移動した分だけ背景星も均等に流れる。=MediumKaqppaSigmaは暗い糠星を目立たなくするので彗星自体は際立つ??
【データ】2022年7月3日0時29分〜(50秒26枚コメットモード)/ASI533MCp(Gain480,Shutter50sec.FIT-TIF)/BORG100ED,F4(fl=400mm)/EM200ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!生(なま)の天体像でない、のが欠点だが、望遠鏡を初めて覗く人でも対象天体を確認納得できるのが長所。(^_-)-☆
<はな>=^_^=ライブビューだと星が大気の流れで瞬く様子がリアルに確認できるのが良い。オイラの目よりも優秀だニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U正に、朝ドラ「カムカムエブリバディ」桃山剣之介の台詞『暗闇(電視観望)でしか見えぬものがある』だワン▽・。・▽
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HomePage(Nifty)/(NSK)/すたーりぃないと/はなのWeb天文台/
----------【8/29】太陽Hα&可視光像 ----------
↓全体像(カラー1)10h11m↓
↓可視光全体像(白黒)10h6m↓
↓全体像(白黒)↓
【データ】2022年8月29日10時11分(30fps×18秒75%)/LumixG7(ISO800,Shutter1/40sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/PENTAX65赤道儀@南砺市小院瀬見
【データ】可視光像/同日10時6分(30fps×20秒75%)/
LumixG7(ISO200,Shutter1/400sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/対物D5付きTS65mmセミアポ屈折+1.4テレコン(fl=700mm)/他は上と同じ
----------【8/29,8/30】正攻法?冥王星検出 ----------
8/17投稿の冥王星は、精細写真星図と見比べることで恒星でない天体像(冥王星)を見つける方法だった。それよりも時間の間隔をおいて撮った同じ写野像を並べて比較した方が判りやすい。間隔を置いて写した画像を少しだずらして重ねると恒星は規則正しく平行にズレるが、移動した天体は離れて写る。↓
↓左8/29,右8/30(UT)↓中央▼が冥王星(中央2048x2048正方トリミング)↓
ASI533MCp(-5℃,Gain480,shutter90sec.FITS)/C11+0.63Reducer(fl=1764mm)/NJP赤道儀自動ガイド@自宅星見台HANA
アナログ時代は文字通り写真2枚を重ねたが、デジタル時代は2枚の画像データをPC画面上で簡単に比較明で重ね合わせることが出来る。或いは2枚の画像をピッタリ重ね、2枚交互にブリンク表示させると、移動している天体はチカチカ瞬いて見える。まさにデジタルならではの芸当と言える。前回のように精細写真星図と見比べるよりは移動天体が素人目にも判りやすい。
↓中央付近赤▼が冥王星(8/29UT撮影※)↓
【データ】2022年8月30日0時37分(30秒13枚)/ASI533MCp(-5℃,Gain480,shutter90sec.FITS)/C11+0.63Reducer(fl=1764mm)/NJP赤道儀自動ガイド@自宅星見台HANA
※実は、前回投稿(7/31未明)画像の前の晩(7/30未明)にも冥王星付近を撮影していた。ただ、後半は雲に阻まれた=冥王星写らず?=駄目だろうと思い、処理を諦めていた。が、思い出して前半部分13枚をスタックしてみたところ、何とか冥王星が写っていることが判明した。そこで、両日の画像をステライメージ(SI9)で比較明合成で左右に少しズラして並べることで、移動天体=冥王星の検出があっさりできた。素人目にもこの方が判りやすい\(^_^)/
以下、8/30撮影した画像=精細写真星図と見比べて冥王星を検出(8/17掲載済み)
↑これでもぱっと見判別し難いので↑↓同、2048x2048正方トリミング
【データ】2022年8月30日0時12分(45秒20枚)/ASI533MCp(-10℃,Gain450,Shutter45sec.×20shots,FITS)/C11+0.63Reducer(fl=1764mm)/NJP赤道儀ステラショット自動ガイド@自宅星見台HANA
※かつて、太陽系の惑星を覚えるのに「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」と唱えたが、16年前の2006年8月24日の国際天文連合(IAU)第26回総会決議において「惑星」が再定義され、それまで第9番めの惑星だった冥王星が「準惑星」に降格となり、惑星は海王星までの8個となった。詳しくは、ウィキペディア等に「準惑星」で検索かけてみて欲しい。
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<龍吉>!(^^)!16年前の8/24,国際天文連合(IAU)第26回総会決議で、それまで第9番目の惑星だった冥王星の準惑星降格が決まった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=この決定で惑星数が8個に減ることとなった。冥王星の大きさは地球の衛星(=月)よりも小さいらしいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uイヌと言ってもも猫より小さいのからヒトより大きいのまで居る。大きさで決めるのはどうかな?って、話が違う?ワン▽・。・▽
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↓2022年をふりかえる7月は↓追記へどうぞ↓
----------【7/2,7/3】今季初遊星----------
7/2と7/3未明、今季初の遊星撮影。案の定、準備に手間取り、特に7/2未明は土星が西に傾き始めてからの撮影となった。翌3日よりも2日未明の方がシーイング良かったようで勿体ないことをした。
↓土星UT18h00m↓ | ↓土星UT18h06m↓ | ↓木星UT18h54m↓ | ↓木星UT18h54m↓ |
以下、7月3日未明:拡大用バーローレンズをパワーメイト×2.5に下げた。
7/3↓土星UT16h32m↓ | ↓木星UT17h22m↓ | ↓木星UT17h23m↓ | ↓木星UT17h25m↓ |
Profile=Saturn/Diameter=18.12"/Magnitude=0.50
CMI=73.0° CMIII=318.3° (during mid of capture)/Resolution=0.06"
Date=010722/Start(UT)=180502.615/Mid(UT)=180604.338/End(UT)=180706.061
Duration=123.446s/Frames captured=10000/Binning=1x1/Bit depth=12bit
Debayer=yes/ROI=960x680/ROI(Offset)=544x72/FPS (avg.)=81
Shutter=12.33ms/Gain=400 (66%)/Brightness=1/Gamma=65
WBlue=99/WRed=38/Histogramm(min)=16/Histogramm(max)=3248
Histogramm=1273%/Noise(avg.deviation)=n/a/Sensor temperature=32.1°C
----------【7/3】未明C/2017K2 ----------
7/3午前中は短い晴れ間あったが、別件とタイミング合わず太陽観察は11日間連続でStopした。例年は梅雨本番を迎えている時期なので驚異的と言えるのだが。と、いうことで、本日未明に撮影した↓C/2017K2PanSTARRS彗星↓
↓全景↓(Averageスタック)
↓同、彗星付近↓
同彗星は地球の黄道面とほぼ同じレベルにあるとのこと。テイル(尾)がほぼ上(北)方向へ伸びているのが分かる。なお、尾はいったん下へ流れ、其処から反転して上(北)方向へ伸びているらしい。
どちらも原板は同じデータなので、ぱっと見の違いは無い。MediumKappaSigmaは背景の糠星の写りが少々悪い代わりにその分彗星部分は目につく??Averageスタックは背景星も平均化されるので、撮影時間に彗星が移動した分だけ背景星も均等に流れる。=MediumKaqppaSigmaは暗い糠星を目立たなくするので彗星自体は際立つ??
【データ】2022年7月3日0時29分〜(50秒26枚コメットモード)/ASI533MCp(Gain480,Shutter50sec.FIT-TIF)/BORG100ED,F4(fl=400mm)/EM200ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!生(なま)の天体像でない、のが欠点だが、望遠鏡を初めて覗く人でも対象天体を確認納得できるのが長所。(^_-)-☆
<はな>=^_^=ライブビューだと星が大気の流れで瞬く様子がリアルに確認できるのが良い。オイラの目よりも優秀だニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U正に、朝ドラ「カムカムエブリバディ」桃山剣之介の台詞『暗闇(電視観望)でしか見えぬものがある』だワン▽・。・▽
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投稿者:龍吉at 20:12| 星空・星座 | コメント(0)