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2006年07月16日

15cmF8屈折試写-3

「星より機材」シリーズ、早い話が梅雨空が晴れないので機材ネタです。
9日エントリィ「D=15cmF8屈折」10日付エントリィ「試写-1」昨日エントリィ「試写-2」の続編です。
C15_2498sv
昨晩遅く、東の空に上ってきた月齢18-19の月を直焦点撮影してみました。
★いずれも画像もクリックすると別窓に拡大表示します★
【全体像】↓左右方向のみトリミングしてあります。
Luna5861c4e0714svsq
PL15mm(×80)でちょうど視野一杯に月が見えます。迫力ありますが..ま、眩しい..
【月面北側】↓上の撮影原板からトリミングしたもの
Luna5861c4e0714psv
(月周縁部に少々青味が生じています)
【月面南側】↓原板からトリミングしたもの
Luna5861c4e0714tsv
高倍率で観察すると月旅行したような感覚になり..ません?(爆)

【撮影データ】2006年7月14日23時12分
EOS kiss_D(IRC除去機,ISO400,RAW)/露出320分の1秒×4枚コンポジット
D=15cmF8屈折直焦点/センサー赤道儀/自宅前
C15389c2e0714sv
↑上記キスデジ(ISO1600)に旧琢磨28mmF3.5→F4/三脚固定30秒露光
【後日談&予告】
紹介した画像は、仕上げ段階でアンシャープマスク処理を軽くかけているだけです。
コンポジット処理は、RegiStax3を使用しています。
フリーウエアですが、月や惑星の撮影で、大量枚数のAVI画像をコンポジット処理できます。
特に、ウェブレット画面ではパラメータ数値を適切に変更することで、想像以上に細部まで詳細なディテールを浮かび上がらせることができる優れたソフトです。
(これを星座や星雲団のデジカメ高画質画像のコンポジット処理にも使ってます)
今回は、このウェブレット画面でのパラメータ変更をしていなかったことに後で気づきました。
そのため、画面全体のシャープ感というか、全体のヌケが良くありません。
そこで、再度RegiStax3によりコンポジット処理をし直し、ウェブレット画面でのパラメータをいじってみました。
次回エントリィで紹介したいと思います。
#と、単にネタ切れ防止のための「つなぎ」だったりする..(請うご期待?)

投稿者:Ken28at 20:46| 太陽系・月 | コメント(2) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

ken28さん。こんばんはっ。

はい〜〜^^♪
すっかり「月旅行」をさせて頂きました。ありがとうございました♪

ハジメテ見る。大きな月です。
アタシのカメラでは。ぼやけた。黄色い楕円形にしか写りません。
ヒトは小さいのだ。くよくよ。しないのだ。って。ゲンキ。頂きました(●^o^●)

投稿者:アタシ(●^o^●):URL at 2006/07/18 00:22

アタシ(●^o^●) さん、こん**は。
実際に月へ行くには、莫大な資金と体力・訓練が必要ですが、
掲載写真程度の大きさに見るだけなら、数万円程度の出費か、
タダで済ませたければ公共天文台へ出かけるだけで済みます。

星空とか天体の良いところは、階級や地位、身分、人種、貧富、
老若男女、といった差には一切関係無く、全て平等に見ることが
できることです。太陽が一番いい例でしょうねぇ。

>アタシのカメラでは。ぼやけた..
コンパクトデジカメで月の写真は意外と難しいかも知れません。
少なくともフルオート撮影よりも手動モードにしてピントは∞位置
(又は山マーク)に固定する方がいいかも..
露出は昼間の地上景色と同じ明るさです。
(つまり意外と早いシャッター速度でよい)
ズーム最大にすればひょっとしてcraterが写るかも知れません。

それにしても、(梅雨の時期とはいえ)なかなかお日様や星に
お目にかかれる日が無くて..困ってます。

投稿者:ken28URL at 2006/07/18 20:52

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