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2011年12月29日

やってしまった

 やってしまった。肩を脱臼した。
 五竜から47に戻ったところだった。
 やや緩い上りになっている。午前中に来たときは、難なくすっと行けた。ところが、今回は、何となく混み合っていたのと、足に疲れが来ているのを警戒して、直前の坂で勢いを付けて滑り込むのを躊躇してしまった。それに加え、新雪のせいで、スキーが滑らなかった。
 緩い上りを、ストックでこいで、スキーを逆ハの字にしてえっちらおっちらこぎ登ることになってしまった。そこで、事故が起こった。自分のストックをスキーで踏んでしまったのだ。
 左手をついて、左足で雪面をけって、右足に体重をかけようとした瞬間、左手が引っ張られた。にもかかわらず、重心は右足に乗っている。左手がすっと伸びた感じがして、一瞬気が遠くなった。右足を踏ん張ったときに左手が戻ってきた気がした。しかし、左手の動きが、ひどく制限される感じがする。肩を脱臼したんだなと分かった。右足のスキーははずれていた。手が使えないので、足でスキーを上に向けて足を入れると、あっさりとスキーがはけた。
 さてどうしよう、痛むのは左手だけで、あとは支障ない。救急隊を要請するとかなり待たされるだろう。自力で下りて、麓の救護室へ行こう。そう思って、下山した。
 右手で左手を支えて、斜滑降の繰り返しで下りていった。かなり足が突っ張って、痛みが来た。ようやく下りて、救護室が分かりにくかったので、パトロールの事務所に行ったら、そこが救護室だった。行くと、膝をねんざした若者が、救護を受けているところだった。その若者が、病院へと案内されていったあとで診てもらった。間違いなく脱臼しているということで、医者を案内されて、タクシーを呼んでもらって行った。スキーウェアーを半脱ぎになって行ったので、今にして思うと恥ずかしいが、その時は痛みと不安で気にする余裕がなかった。
 幸いなことに、医者はすぐ近くだった。でも、タクシー代1800円也。レントゲンを2枚撮って、そのまま、レントゲン台の上に寝かされて、整復しますと言われて、手を動かされると、うそのように痛みがなくなった。もう普通に手を動かせる感じ。不思議だ。
 そのあと、もう一度レントゲン写真を撮って診察。レントゲン写真を見ると、見事に肩の骨から腕の骨がはずれているのが分かった。それが、あとの写真では、きれいに元に戻っているのも見えた。そのあとで、添え木のようなものでがっちりと腕を固定された。
 この後、車で帰るつもりだというと、看護師さんは、「うそでしょう」という顔をしていたが、お医者さんは、「まあ、気をつけて運転してください」と言われた。そうするしかない。
 医療費は高かった。整復が手術扱いなのだろう。手持ちがないというと、カード払いがありますと言われた。なるほど、その手があったか。そういえば、リフト券もカードオーケーだったので、カードで払ったのだった。
 タクシーを呼んで、スキー場に戻り、リフト券の預かり料を受け取り、パトロールに挨拶に行ったが、留守だった。メモを置いてきた。
 車に戻って、スキーウェアを脱いで、ズボンに履き替えて、帰路についた。
 右手が使えたら、運転に支障はないだろうと思ったが、そういうわけにはいかなかった。ワイパー操作ができない。トンネルに入るとワイパーをとめなくてはならず、出たら動かさねばならず、その連続が大変だった。
 さらに、北陸自動車道が事故のために不通になっていた。糸魚川から親不知まで、国道8号線を渋滞にうんざりしながら、走ることになった。高速に乗れたときにはほっとした。しかし、富山県内に入ると、今度は激しい雪だった。50キロ制限。今まであまりその通りに走ったことはなかったのだが、今日は、本当に50キロで走る人の後ろをずっとのろのろと走った。
 途中帰りが遅いので家族からメールが来た。入善のパーキングに入って、7時半に着く予定とメールした。
 その通り、家には7時半に着いた。荷物を降ろす気力もなく、財布だけを持って車を降りた。ギプス姿を家族には驚かれた。それはそうだ。
 というわけで、年末年始は、何もできそうにない。おとなしく休めというお達しだろう。

投稿者:at Sushiat 20:04| 日記 | コメント(0)

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