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2007年8月29日

eiko

 時空警察の麻生久美子の出演映画と言うことでレンタルしてきた。
 あまりにもお人好しでだまされっぱなしの主人公に、はらはらしながら見ていたが、ほのぼのとした心温まる話だった。
 出演している俳優が、実に味わいがあって、うまい。沢田健二は、すっかり老人役が板に付いてきた。阿部サダヲは、いつもながら、真面目なのにコミカルな味わいがいい。袴田吉彦の人が良さそうで、実は腹黒い詐欺師ぶりがこれまたいい。キャッチセールスの南果歩が、これまたはまっている。最後にもう一度出てきて、まるで初対面であるかのように売り込みをするところなどは、こういう商売の人ってそうだよなと思わされる。エンドロールに玉山鉄二の名前があったので、いったいどんな役だったろうと思い、いろいろ考えたが思いつかない。調べてみても、この映画、そんなにヒットしなかったようで、Wikipediaにも情報はない。ならばと玉山鉄二の方から探ってみて分かった。薬中毒のいかれた男を演じていた。あまりかっこよい役ではないので、本人のホームページにこの映画はのっていなかった。

投稿者:at Sushiat 10:54 | 日記

地下鉄に乗って

 浅田次郎の話題作ということで、関心はあったが、何となく軽い映画のような先入観があって見る気にならなかった。ということで、軽い気持ちでレンタルしてきたのだが、案外重い内容だった。主人公が、タイムマシーンとなる地下鉄を通じて、忌み嫌っていた父の過去に出会う旅をするうちに、秘められた悲しい物語に出会うわけであるが、それが、恋人との悲しい宿命に出会う旅になっていくところが、言いようもなく悲しい。ただ、クライマックスからの話の閉じ方がうまくない。見終わって、実に残念であった。
 それにしても、大沢たかおがまた出ていた。「花」では、あんまり演技がうまいと思わなかったけど、ここでは、迫真の演技と思った。すごくよかった。

投稿者:at Sushiat 09:29 | 日記

2007年8月28日

ドリームガールズ

 アカデミー助演女優賞で有名になった作品である。家族が、レンタルしてきたのを、何となく見た。見ているうちに引き込まれて、見続けてしまった。
 ジェニファーハドソンは、助演女優だったよな、じゃあ、主演は?どう見ても彼女が主演である。ビヨンセは、名前だけの主演か。それとも、わざと、遠慮気味の演技をしているのか、モデルになっているダイアナロスに、シュープリームスに、実は、本当にそんなエピソードがあるのか。
 それにしても、天下の大人気スター歌手ビヨンセが、そんな地味な歌い方をしてしまうなんて、多分本当に、そんなエピソードに基づいて話ができているのだろう。
 人気ソウル歌手のジミー役がエディーマフィーだなんて、エンドロールを見るまで気づかなかった。だまされた。
 それにしても、みんな歌がうまい。音楽文化の奥深さを思い知らされる。日本で、こんな映画作ろうとしたって絶対無理だ。
 
 

投稿者:at Sushiat 23:28 | 日記

2007年8月25日

勉強しに出かけたのに

 勉強会があって、出かけたのだが、案内状の場所に人はいなかった。実は、何回かシリーズの勉強会で、そのうちでどの回かは場所が変更になったという案内が来ていたのだが、たまたま行けない日の日付が書いてあったので気に留めてなかった。しかし、その日だけでなく、今日の場所も変更になっていたのかなあと思いながら、友人に連絡を取って場所を聞いてまで行く気がしなかったので、帰ることにした。
 しかし、ただ帰るのもつまらないので、途中にある美術館に立ち寄って見学してきた。常設展は200円、企画展も見ると900円だったが、常設展だけにして見てきた。
 以前来たのは、もう2年前になるのだろうか。少しずつ展示内容も変わっていて、初めて目にする作品も結構あった。だから、新鮮な気持ちで見られた。
 それにしても、何気なく展示されているが、内容的には、すばらしい作品がコレクションされていると思う。誇りに思える施設だ。

投稿者:at Sushiat 14:25 | 日記

2007年8月24日

16ブロックス

 16ブロックスという映画を見た。酒浸りで、役立たず扱いされている警官が、裁判の証人を裁判所まで送るように依頼されたが、途中でなぜか襲撃され、その黒幕が、何と同僚の警官で、証人というのは、同僚の警官の不正を告発するための証人だったことが分かる。
 そこで表現しようのない義憤に駆られたのだろう、彼は、証人を殺害しようとした警官を射殺して、証人を裁判所に送り届けるべく逃走劇を繰り広げるわけである。
 見ているうちに、主人公の警官が、ダイ・ハードのブルース・ウィリスに重なって見えてきた。が、実は、ブルース・ウィリスだった。何だ、そうだったのかという感じで見終えた。

投稿者:at Sushiat 23:24 | 日記

2007年8月23日

ハリーポッターをもう一度

 ハリーポッターと不死鳥の騎士団をもう一度見た。
 前回見ることができなかった家族が、是非見にいきたいと行ったのがきっかけで行ったのだ。
 2度目に見ると、前回見たときには見過ごしていたことにも気づくものだが、真剣に見入ってしまったせいか、新しい発見よりもそうだったよなと改めて納得する部分が多かった。今回の新しい発見は、トレロニー先生の俳優がエマトンプソンさんだということに気づいたことだ。
 ついでだが、映画館のある大型ショッピングセンター、家族はそれぞれお買い物に行ったが、私は特にほしいものもないので、ベンチで読書することにしていた。しかし、ふと、最近へたって来た財布を買い換えようと思い立って、店巡りを始めた。
 ブランド品の安売り店があったので入ってみた。ほしい形の財布はだいたい4万円。財布にそれだけのお金をかける気にはならないなあ。別の店では、安売りで、1000円というのもあったが、それもあまりにもちゃっちなのでイヤだ。そうこう見るうち、思い切って少し高めの財布を選んだ。長く使いたいね。

投稿者:at Sushiat 21:23 | 日記

2007年8月21日

水道の蛇口を直す 

 風呂場の蛇口が7月末から水漏れしているというので、どうしたものかと思い悩んできた。業者に来てもらえばいいものか、自分で直す方法はあるのかな、といろいろ悩んだ。というのも、水漏れしているのが、人間の腕のような形の継ぎ目の部分だからだ。ねじを閉めようにも閉め方が分からないし、、、、、。そうこうするうちに、コーキング材を使ってその辺りを固めていればよいのではないかと思い至った。日曜日、家族が外出している間にコーキング材を買ってきて、水道の元栓を閉めて、水漏れしている辺りを固めてみた。すると、今度はその先の部分から水が垂れてきた。どうやら真犯人はそっちだったらしい。
 事ここに至って、TOTOのホームページに何かヒントがあるのではないかということに気づき、ホームページを開いたら、いろいろと分かった。パッキンを買えばいいんだと分かって、今日、朝、仕事に出て、一仕事片づけてから、午前中に休暇を取ってホームセンターへ行き、パッキンを探した。ところが、ないのである。仕方がないので、それらしいものを買って帰って、とりあえず直した。蛇口をはずそうとしたら、真っ黒が水が辺りに飛び散った。古いパッキンは、熱湯のためかほとんど溶けてしまっていた。
 とりあえず水漏れが止まったので、それでよしとしたが、正しいパッキンじゃないのでそう長くはもたないような気がする。仕事帰りに遠回りをして別のホームセンターによってみた。すると、TOTOが2種類出しているうちの1種類のパッキンが見つかった。いろいろな水道の補修部品が並んでいる中に2列そのパッキンがあった。おかしいな、もう一つは売ってないのかな、あんまり売れない商品だのかなと残念に思いながら、改めて品番を見ると、2列のうち、1列は品番が違っていることに気づいた。あれっと思い、並んでいる商品をめくっていくと、4つめから別の商品、つまり、私がほしいパッキンが並んでいた。ホームページでは、1つ200円となっていたが、実際は、それより安く手に入った。しばらくしたら、改めて正しいパッキンでやり直そうと思っている。

投稿者:at Sushiat 21:53 | 日記

2007年8月20日

「花」

 何となく借りてきたビデオには当たりはずれがあるものだが、これは、大当たり。
 良さそうな日本映画を見たいと思って、ビデオを探す中で、最近いろんな映画で活躍して話題の大沢たかおと、これまた弥次喜多でニューヨークまで行った柄本明が出ているというだけで、あまり期待もせずに借りてきたのだが、すごくよかった。
 さっき、ネットの映画評を見たら、いろいろいう人もいるようだが、私は素直に舞台設定その他を受け入れる方なので、素直に楽しんだ。
 記憶ということがキーワードになっているのだが、懸命に生きることで捨て去られていく記憶もあるさ。でも、いつか、その記憶を取り戻せたらいいよなと思いながら見ていた。私自身は、結構記憶を鮮明に持っている方だと思っていたが、このお盆に、父と弟とが、昔の旅の話(たぶん私が5歳で弟が3歳の頃)をするのを聞きながら、自分はそのころの記憶がまるでないことに驚いた。
 映画の話に戻って、まず何よりよかったのは、柄本明の迫真の演技、そして、牧瀬里穂の何ともいわれぬかわいらしさ、それに、樋口可南子さんの味のある演技が光っていた。若き日の柄本さんを演じていた俳優さんや、大沢さんの恋人役の女優さんも話題の人らしいが、詳しくは知らない。
 さて、次は何を見ようかな。

投稿者:at Sushiat 23:20 | 日記

2007年8月19日

キャッツ

 今朝のテレビ番組で、劇団四季を取り上げていた。
 毎週見ることにしている番組なので、なおのこと楽しみにしてみた。
 先日見たキャッツのパンフレットで、劇団四季の歴史のようなものについて触れられていたので知ってはいたが、すばらしい練習場の様子やオーディションの様子、お給料のことなど、なるほどと思わされることが多かった。
 番組中、何度もキャッツのグリザベラがメモリーを歌うシーンが映ったのだが、舞台化粧の様子がはっきりと映る映像は、やめてほしいものだ。

 さて、最近、車に乗るたびにキャッツのCDを聞いている。じつはこのCD、かなり前から持っていて、2度ほど聞いたことがあるのだが、その時は、全くわけが分からなくて、「メモリー」が流れたのに驚いただけだった。ところが、一度舞台を見た今では、全ての曲にその場面の映像が思い浮かんでくる。見るというのは、大したものである。
 ちなみに、一緒に見にいった人は、ミストフェリーズの歌がひどかったと盛んに言っている。私はといえば、その場面のめくるめく舞台に心を奪われて彼の歌のことはほとんど記憶にないのだ。ついでに、知人が、ギャンビーキャットの演技が下手だったと言っていた。何でも前の女優さんがとっても上手だったので、見劣りするのだとか。私は、演技がひどいとは全く思わなかったので、気にならない。
 ああ、もう一度みたいものだ。

投稿者:at Sushiat 13:19 | 日記

2007年8月18日

救急車が危ない

 今朝、用事があって郊外へ向かっていたとき、交差点で信号待ちをしていると、向かい側から救急車が近づいてきた。救急車は、赤信号を横断することになるので一旦停止し、左右の安全を確かめて横断しようとしているのだが、左右の車が止まろうとしないのである。明らかに救急車の姿を見ているはずなのに、止まろうとしない車。救急車は、ようやくとぎれた車の列を認めて、横断することができた。その後まもなく信号が変わって、私の車も進んでわけであるが、なぜだろう、なぜ、彼らは止まらないのだろうと考え込んでしまった。
 青信号で横断しているのだから、別に、救急車に道を譲らなくても罪に問われることがないのだろう。こうしたことが常態化したら、危険な状態の病人や怪我人の命にかかわることが起きるだろう。
 緊急自動車妨害罪という罰則を決めるといいのかな、と思った。

投稿者:at Sushiat 13:18 | 日記

2007年8月17日

音楽のお勉強

 今日は、音楽のお勉強に行った。
 音楽好きの仲間が集まって、リコーダーアンサンブルや、アカペラでの合唱などを試みた。大変おもしろかったのだが、内容がちょっと高度ではないかなと思った。
 音楽が得意な人はついて行けるが、そうでない人は落ちこぼれてしまうだろう。
 自分の小学校時代、リコーダーが全く吹けなかった頃のことを思い出していた。クラスの女の子たちが音楽の本を見て、苦もなさそうに、しかも、楽しさそうにリコーダーを吹いているのが恨めしかったなあ。

投稿者:at Sushiat 12:45 | 日記

2007年8月16日

下流社会

 以前読んだ「下流上等」の作者が引用していた、対談もしていた三浦展氏の本である。光文社新書の社会学の著書であるが、実は、他の本を探しに本屋に行って、肝心のそっちはなかったのにこの本を見つけて買ってきた。今日は、特にすることもないので、何としても読み切ってやろうと思って読んだ。
 いくつかの世論調査を分析して、世代間の意識の違いや消費動向の違いを分析している。上中下流意識の分析を読みながら、自分はどこにいるのだろうと考えていた。どうも、どこにも当てはまらないような気がする。
 それはそうと、これから階層分離が明確な社会が訪れるのかなと思うと複雑な気持ちになる。先日の参議院選挙が、階層社会への反抗の動きになってくれればいいなと思う。

投稿者:at Sushiat 22:16 | 日記

スピード 3

 ビデオ屋さんで借りてきたもう一つのビデオ。
 こういうただただお馬鹿な映画が時々見たくなるのである。
 シリーズもので、何となく話の様子は知っているのだが、1も2もきちんとは見ていないのだ。それなのになぜ3かというと、ビデオ屋さんの棚にDVDがこれしかなかったからというわけ。
 フランス映画なので、言葉が全く分からないのが残念だが、あまりのお馬鹿さとあり得ない設定とに、頭が空っぽになりそうな気持ちで見入ってしまった。
 その反対というか、昨晩は、終戦の日とあって「日本の一番長い日」が入っていた。ビデオに撮ったのだが、こちらは、威儀を正して見なくてはいけない映画である。いつ見ようかなと考え込んでいる。

投稿者:at Sushiat 15:16 | 日記

2007年8月15日

下弦の月

 先週、ビデオ屋で、何かおもしろそうなビデオはないものかと探していて、手に取った作品。栗山千明主演というのがおもしろそうだった。
 いつか見ようと思ううちに、7泊8日の期限が来てしまい、昨晩あわてて見た。
 見てみて、栗山千明って本当にきれいな人だと思ったし、結構有名どころの俳優さんが出演していて、その点ではおもしろかった。また、映像美に凝った作りをしているなあとも思ったが、ストーリー的にはちょっと安っぽすぎた。Hideの演技の下手さといい加減な英語もすごいものがあったが、それ以上に、最後に出てくる陣内さんは最悪。
 ただ、見終わってエンドロールを見て初めて気づいたのだが、重要な役どころの女性を伊藤歩が演じていた。改めて出演シーンを見直してしまったが、トロンとした表情で、カバンのCMのきりっとした美人顔ではなかったので気づかなかったのだ。そういえば、彼女の出演作品リストを前に見たときに、この映画の名前を見たような気がした。

投稿者:at Sushiat 08:35 | 日記

2007年8月13日

そろって会食

 お盆の時期である。
 我が家も里帰りで、家族が集まった。弟家族5人と、妹家族2名(パパと小6の娘は受験勉強のため来なかった)が加わったのである。我が家と合わせると、大人7人、大学生1人、中学生1人、小学生4人の総勢13人。中でも、小学2年生の男の子2人のにぎやかさは群を抜いている。
 今日は、そろって会食した。考えてみると、みさと村の大人達の人数に匹敵するくらいの数である。料亭のお座敷を借りて会食。始めはよかったが、お腹がふくれると小学生が座敷を走り回るので、冷や冷やした。
 この会食、今年が金婚の両親が払った。お金はかかったと思うけど、とてもうれしそうだった。考えてみれば、こうして家族みんなが元気でいられるというのは、普通ではない幸せなことなのだ。
 

投稿者:at Sushiat 22:13 | 日記

2007年8月10日

「困った子は、困っている子」

 予定通り「困った子は、困っている子」を読んだ。
 みさと村の子供たちを思い浮かべながら読んだ。
 広汎性発達障害という概念を、つい最近知ったが、これから大変重要になる問題だと思う。
 この本は、そうした子供たちへの対処のヒントも与えてくれる。

投稿者:at Sushiat 16:17 | 日記

2007年8月9日

「下流上等」

 副題に「キレない子が病む格差教育」とある。
 東京の研究大会で買ってきた本だ。といっても、その研究団体とは関係がない。
 全面的に賛成しかねるところがあるが、へえ、そんなこともあるんだと思わされることの多い本だった。
 次は、「困った子は、困っている子」という本を読もうとしている。こちらは、研究団体に大いに関係ある本だ。

投稿者:at Sushiat 16:15 | 日記

2007年8月7日

眉山

 今年話題の映画である。
 ちょうどその時期、仕事に追われて映画は見逃してしまった。
 せめて原作を読もうと思い、東京へ行く折りに、移動中のバスや電車の中で読もうと思って、8月1日に買ってきた。
 ところが、すぐに読みたくなり、8月2日には、3分の2は読み終わっていた。
にもかかわらず、3日の朝に置き忘れていったものだから、続きを読むのに間が空いてしまった。
 どうしても映画の宣伝などで出演者を知っているものだから、原作を読んでいても俳優の顔が思いうかんでしまうのだが、宮本信子さんはこの母親役にぴったりである。原作者が彼女をイメージして書いたのではないかと思うくらい、雰囲気がぴったりである。また、恋人となる医者役の大沢たかおさんもぴったりのイメージであった。
 映画を見ていないので、分からないのだが、父の家を探し当てたところで物語が終わることは意外であった。また、最後に実在の人物の解剖自習の感想をのせて終わるところ、物語の筋とは少し別のところで作者をこの物語へと駆り立てたものがあったようである。
 それにしても、作者はさだまさしである。歌の中にも文学の世界が色濃く反映されている人ではあるが、才能あるなあと感心させられた。

投稿者:at Sushiat 22:00 | 日記

2007年8月6日

東京への旅 7(そして、帰途へ)

 渋谷に戻って、ロッカーに預けた荷物を出して、池袋に移動して、夕食をとって、8時から映画を見て、11時のバスに乗ろうと計画していた。しかし、渋谷から池袋の移動にかなりの時間を要することが誤算だった。結局、渋谷で夜食用にサンドイッチを買ったのを夕食にすることにした。
 もう迷子になりたくないので、池袋駅前から、携帯ナビを使って映画館に向かった。もう使い方にも慣れた。しかし、着いたらすでに7:50だった。なのにチケット売り場には10人ほどが並んでいて、進むのがけっこう遅い。チケットを買う段になってあれこれ迷っているやつがいると見た。その通り、最初のカップルが去ったら、後はスムーズに流れた。
 8時開始の映画だったが、お知らせ映像が10分ほど流れ、結局スタートは8:10だった。
 ダイハード4は、スリリングでおもしろかった。
 映画を見ながら渋谷駅で買ったサンドイッチを食べたが、汁っけのものが食べたくて、池袋駅に荷物を取りに戻ったついでに、そばを食べた。
 高速バスのバス停には20分前に着いたが、人があふれていた。バスが到着するたびに人が吸い込まれていく。そして、乗車名簿を見ながら、運転手が来ていない客の名を連呼し、「おられないなら出発します」のアナウンスとともにバスが出て行く。それを聞くうちに、土産を買い忘れていたことに気づいた。我が家の方は買って行かなくてもどうということはないのだが、みさと村はそういうわけにいかない。
 埼玉県内の最初のサービスエリアが夜中でもやっていたはずだと思い、そこに賭けることにする。
 ついにバスが到着した。なんと来るときと同じ運転手だった。上里サービスエリアまで起きているか、その時に目覚められることに賭けて寝るかと考えるうちに、バスが練馬駅を過ぎる頃、消灯になり、それとともに眠ってしまった。しかし、ふと目覚めると、ちょうどバスが速度を落としてサービスエリアに入るところだった。我ながらちゃんと目覚められたことに驚いた。そうして、土産もゲットしたのである。
 次に目覚めたときには、バスは県内に入っていた。
 朝の日差しがまぶしかった。

投稿者:at Sushiat 08:03 | 日記

2007年8月5日

東京への旅 6(研究大会2日目)

 いつもの習慣で定刻に目覚めたが、完全に二日酔い状態。あきらめてもう一眠りすべきだったかもしれないが、せっかく来たのにきちんと研究会に参加しないのはもったいないという気持ちで、研究大会に向かう。
 この時点では、朝食を抜いてしばらく胃を休めたら調子が出てくるだろうとたかをくくっていたが、そんなに甘くはなかった。
 せっかくの研修なのに、午前中に3度トイレに走った。3度目に吐き気に任せて積極的に吐いたら、少しすっきりした。おかげで、昼ご飯の弁当を半分ほど食べられた。気分はすっきりしたが、体はどんよりと疲れが出て、せっかくの討論の途中で、何度か眠ってしまった。
 学習そのものは、とっても有意義だった。特に、特別支援学級の先生が、交流級の担任と協力しながら実践を進めた様子は、大変示唆に富んだ内容だった。
 学習の後で、この研究団体の総会に参加する。みんな情熱的で熱い。そして、この研究団体の基本綱領に教育基本法を守りと書かれていることが大きな問題となっていた。そうか、もはや教育基本法はよりどころではなくなり、それを養護するとは言えない時代になったんだなと悲しい気持ちになった。
 6:30に会場を後にした。

投稿者:at Sushiat 18:54 | 日記

東京への旅 5(3度迷子になる)

 7時に向こうに着く予定で6時に宿を出る。路地を大通りに出たところで、ふと反対方向を振り返ると、その先に郵便局のATMが見えた。喜び勇んで金をおろすと、何となくその方向から駅に向かおうと思ってしまった。普段、きれいに碁盤状に道が整備された町に住んでいると、ついついどこの町でも道がきれいにつながっているという間違った考えを持ってしまう。ふと気づくと、どう考えても駅とは反対の方向に進んでいた。渋谷は駅から坂をあがっていくようになっていたはずなのに、進行方向は登りになっている。おかしいと思い、坂をずうっと下っていくと駅が見えた。かなり時間を無駄にした。
 目的地は東横線沿線である。渋谷のデパートで土産におかしを買おうと考え、駅の中で迷ったあげくにお菓子は買えたが、そこから東横線のホームにたどり着くのにまた迷ってしまった。
 何とかホームに着いたときには、乗る予定の電車のドアが閉まった瞬間だった。
 妹の家は、すごいマンション群の中にあった。なかなか素敵な家だった。
 急に義理の弟が、遅く帰ることになったというので、ついついそれを持って長居してしまい、調子に乗ってワインをいっぱい飲んで、終電で帰る。
 ちょうど電車が渋谷に着いたときに目覚めて、乗り越すことなく無事降りられたが、またもやそこからの帰り道に迷ってしまう。宿までの道案内を携帯ナビに頼ることにするが、使い方がいまいちよく分からず、真夜中で方向感覚がまるでないため、ナビの指示通りに歩くことができず、かなりの時間を無駄にした。
 普段道に迷うと言うことがあまりない方なので、自分を過信していたと反省する。


投稿者:at Sushiat 02:05 | 日記

2007年8月4日

東京への旅 4(研究大会1日目)

 大会は、10時開始なので、宿を9時に出れば十分に間に合うのだけれど、朝食を外でとらなくてはならないので、8時過ぎに出発する。
 駅に向かう途中の吉野家に入る。牛丼は昼からということで、豚丼を食べる。やっぱり牛丼の方がいい。
 全然急ぐ必要がないので各駅停車にのったが、それでも9時には着いてしまった。
 実は朝から右手首が異常に痛い。そう思ったら、たまプラーザ駅前のドラッグストアが開店していた。うれしい。エレキバンを買う。
 午前の講演は、大学の先生による広汎性発達障害の定義づけについてを聞いた。
 汗のために、エレキバンが全部はがれてしまうので、昼休みにドラッグストアに絆創膏と手袋方の包帯を買いに行く。
 午後は、研究大会の開会行事。神奈川県の若い先生方のパワーがうらやましかった。研究基調提案は、一読したぐらいではとうてい理解できない重たい内容だった。
 午後4時から、もう一つ講座があったのだが、夜、妹の家を訪ねる予定でもあり、一度宿に帰って風呂に入りたかったので、欠席して帰ることにする。
 財布には、1万5千円ほどある。Suicaがあるし、帰りのチケットもとってあるし、宿泊費も支払い済み。これだけあれば足りるはずなのだが、何かあったらどうしようと何となく不安で、郵貯のCDがあればお金をおろそうと思って探すが、見つからない。他の銀行のATMで降ろすと210円かかる。この際、大した金額ではないのだが、何となくもったいなくて、たまプラーザの駅周辺をうろうろしてしまった。結局あきらめて渋谷の宿に戻る。時間と体力を無駄にした感じ。

國學院大学の校舎



講演 特別な支援を必要とする子供について


開会行事 神奈川の先生たち


投稿者:at Sushiat 17:26 | 日記

2007年8月3日

東京への旅 3(観劇)

 夜に、キャッツを見る約束をしていた。五反田に6時の予定。
 国立博物館のすぐ裏手に鶯谷の駅である。しかし、ぐるっと裏手に回ると、それでもけっこうな距離があった。なんだかんだで、5:20はまわっていた。しかも、ホームで山手線を待ちながら五反田までの所要時間を見ると27分間。待ち合わせに早めに行くつもりが、ぎりぎりに到着することになりそうだ。案の定、5:40頃に、向こうから、もう着くよというメールがあった。結局、相手を10分近く待たせることになってしまった。
 五反田の駅からキャッツシアターまでは、時間にすれば、5,6分なのだが、そこそこの距離があった。
 劇場に足をふみいれたとたんに、そこは完全にのら猫の世界だった。感激して涙が流れてしまった。劇そのものは、予習をせずに行ったので、話の筋が全然分からなくて、とまどったが、猫になりきってのしなやかなダンスのすばらしさに飲み込まれてしまった。
 前半の終わり頃(後で分かったことなのだが)、嫌われ者の娼婦猫がひっそりと登場しようとするとき、後ろの座席の女性が突然しくしくと泣き出した。いったい何があったんだと気になっていると、なんとその娼婦猫が、かの有名な「メモリー」を歌い出すではないか。えっ、あの曲ってこんな場面でこの猫が歌うの?あまりのことにあっけにとられているうちに休憩に入った。
 その頃には、この物語が、ジェリクルキャットという特別の猫が一匹選ばれて再生する特別の一夜のお話だと言うことが分かってきていた。すると、この娼婦猫がその選ばれる猫になるのか。そんな期待で、後半の幕開けを待った。
 密かに猫が舞台に登場し始めて、いつの間にか後半の舞台が始まっていた。
 後半の舞台にも様々な素敵な展開があって、すばらしさに圧倒されるうちに終幕を迎えてしまった。鳴りやまぬ拍手に、何度も役者さんが現れてカーテンコールをしてくれた。これでもうないだろうと、数名が席を立ったときに、男性アイドル猫が一人登場して、パッと去っていった。去ったと思ったら、物陰から手を出して最後のあいさつ。これには関心。
 近くにおいしいパスタの店があるというので、地図を頼りに向かった。山手線の線路をくぐったところの、通りに面した小さな店で、結構にぎわっていたが、2人分の席はちゃんと空いていたのがラッキーだった。
 ゆっくり食事して、パートナーは、新宿まで送って別れた。あとで、無事家に着いたとメールが入って一安心。

Cats劇場


投稿者:at Sushiat 23:57 | 日記

東京の旅 写真


アサヒビールのオブジェクト 炎というよりは、、、、



川面に浮かぶ屋形船 夜景を眺めながらの宴会は情緒ありそう



人力車が人気



仲見世の日本情緒?


テレビでよく見る風景。浅草寺のお香の煙を体に着ける人々



上野公園で、ゴム手袋をふくらさせて割るパフォーマンス


投稿者:at Sushiat 17:40 | 日記 | コメント(0)

東京への旅 2(観光・見学)

 まずは、池袋駅でSuicaを買う。
 Suicaは2000円、実質1500円。取りあえず必要なだけ買えばよいわけで、今日明日はこれで足りそうだと思う。ところが、タッチパネルで買うということがよくわからず、券売機の前でしばし立ち往生。
 一旦渋谷に移動して、コインロッカーに荷物を置いてから浅草に向かう。携帯ナビで調べると、渋谷からは、地下鉄銀座線が便利らしい。
 銀座線といってもあまりぴんとこないが、赤坂見附や溜池山王や新橋を通っており、これまでもよく利用している線だ。乗ってから路線表示を見てわかった。そして、渋谷が始発で浅草が終着駅である。つまり、これから、この路線をまるまる乗るわけだ。これは初めての体験である。
 浅草駅に降りると、何となく川の方に出てみたくなった。出てぱっと目に入ったのは、あるものを想像させるような有名なオブジェである。後で調べて、あれは、アサヒビールのビルで、炎のオブジェだと知る。アサヒビールさん、変な連想をしてごめんなさい。
 橋から眺めると、座敷船が浮かぶ様子が見える。その向こうに船宿というのであろうか、見える家は昼間の光で見るとみすぼらしく見える。
 浅草は、初めてと思っていたが、学生時代、一度来たような気がしてきた。でも、そのときの詳しい記憶がないので、初めてと言ってもよかろう。
 仲見世を歩く人々は、外人が多い。アジア系の顔でも、近づくと、中国語や韓国語やどれでもなさそうな言葉が聞こえてくることがある。もちろん、日本人の方が多いのだが。 建ち並ぶ店は、いかにも安っぽい感じのものがあふれているが、そんな中にも純粋な日本らしさと本物の魅力が同居している。不思議な感じの町だ。
 浅草寺もやはりそんな感じ。じっくりと見ると、伝統に則った魅力が見えてくる。しかし、もう一度来たいところではないと思った。
 再び銀座線に乗って上野に向かう。出口が上野駅方面と上野公園方面に分かれていたので、公園側に出たが、結局駅前だった。しかし、辺りの雰囲気がちょっと変わったように感じた。新しい建物ができたのではないか。
 公園内では、風船パフォーマンスの大道芸を披露していたり、キリスト教団体がホームレスの人々に食べ物を配っていたりする様子を眺めながら、国立博物館に向かう。
 特別展に期待を持って入ったが、「禅・京都五山展」は、古文書のオンパレード。あまり魅力的ではなかった。疲れ果てた頃に第2展示場へ向かうと、絵画が展示されていた。こちらを先に見るべきだったなあ。もうそのころには疲れ果てて、じっくり見る元気を失っていた。
 その後、ミュージアムショップへ向かったが、ついでと思って入った古代遺跡の異物をじっくりと見てしまったり、ミュージアムショップでもたもたしていたりで、結局博物館を出たときには5時を過ぎていた。


投稿者:at Sushiat 17:38 | 日記

東京の旅 写真







投稿者:at Sushiat 13:10 | 日記 | コメント(0)

東京への旅 1(バスの旅)

 バスは、朝6時出発予定なのに、目が覚めたのは、5:15。あわてて身支度をして駅へと送ってもらう。到着したのは、5:25。ホッとしたが、途中読む予定だった本を机の上に忘れてきていた。
 東京行きのバス停には、人影なし。と思ったら、バスが入ってきた。が、よく見ると人が乗っている。おかしいなあ、始発のはずなのにと思ってみていると、いかにも登山者のようなリュックを持った人々が続々と降りてきた。そんなバスが次々と到着していた。
 駅前のコンビニで朝食を買ってバス停に戻ると若い女性が一人並んでいた。
 バスは定刻に出発。本日は満席というが、始発で乗ったのは4人ほど、その後、高速のインターまでの間で、一人二人と人が乗ってきた。もっとも、3列シートで、乗車定員は30人ほどだろうか。ゆったりとしたつくりになっている。
 県内を抜けるまでに高速道路上に2つ停留場がある。今までは、夜中に利用していたので、高速道路上のバス停の存在を初めて知った。インターチェンジの2つの料金所の間に挟まって停留所があるのだ。
 新潟に入って、パーキングエリアに停車。バスは関越道ではなく上信越道を通って東京へ向かう。以前、関越道が雪と強風で通行できず、やむなくこのルートを通ってきたことがあったが、今やそれが本式のルートになっていたのだ。
 8時ちょうどぐらいに上信越道に入る。ところが、前のパーキングエリアで、トイレに行ったにもかかわらず、その前に飲んだジュースが効いて、トイレに行きたくなった。何とか、次の停車まで我慢しなければと思うと、景色を見るのも落ち着かない気分。松代パーキングエリアってあとどのくらいだろうと考えながら乗っていたが、ふと、携帯電話のナビ機能を使えば距離が分かるのではと思い、この際、パケット代がかかってもいいやと試みてみた。バスが移動しているせいで、なかなか現在地を割り出せないらしくアクセスに時間がかかる。待って出た表示は、あと6キロということ、何のことはない、長野市の南端のようなところだったわけだ。
 ところで、ここは川中島の古戦場の近くだったのか、その合戦の模様を模した石組み庭園があった。トイレに入ってすっきり。
 群馬県内で関越自動車道に合流すると、何となく車の量が多くなった感じがする。
 10:35 上里サービスエリアに入る。焼きたてパンの店があった。朝早かったので、ぼちぼち腹が減ってきた。昼食用にパンを買う。
 車の中で、明日訪ねる予定の妹の家と、我が家にメールをする。が、車がすごく揺れるので気持ち悪くなりかけた。道路の舗装が削れて道がうねっているようだ。
 11:50 料金所を抜ける。車線が合流して急に渋滞に巻き込まれた。これが有名な首都高速の渋滞かと思ったが、何のことはない、さっき料金所を抜けたということは、一般道に降りていたのだった。それにしてもすごい渋滞。排気ガスのにおいがすごい。これでは、付近の住民はたまらないだろう。それに、これでは、予定時刻に池袋に着くのは無理だろうと思った。電光表示板に、どこそこまで何十分と表示がある。しかし、それが、どこのことなのかは、よく分からないので、どのくらい遅れそうなのか見当もつかない。
 と思っていたのに、池袋に着いてみたら、ほぼ定刻どおりだった。すばらしい。

投稿者:at Sushiat 13:09 | 日記

2007年8月2日

夏休み学習会

 子供たちは夏休みに入ったが、1学期の補充の意味もこめて、3日間の学習会を予定した。と言っても、1時間ほどワークプリントをするというものなので、学習それ自体に意味があると言うよりは、そこに参加することで、だらだらしやすい夏休みのはじめを引き締める意味があるのだと思う。
 3日とも参加した子供もいれば、1日だけの子供もいるが、全部で、学年の8割ほどの子供が参加した。よく頑張ったね。
 

投稿者:at Sushiat 19:00 | 日記

2007年8月1日

ジョゼと虎と魚たち

 以前から「ジョゼと虎と魚たち」という映画を一度見てみたいと思っていた。
 題名に何となくひかれたのと、NHKのトップランナーで、ある脚本家が取り上げられたときに代表作として、この映画が紹介されていたのと、主演が妻夫木くんで、上野樹里ちゃんも出ているってのが興味をひいたのとで、一度見たかったのだ。
 それで、先週、レンタルビデオ屋で借りてきて、おととい見た。ちょっと無意味にエッチな場面があって、主演が池脇千鶴だということにも、ちょっと首をかしげる感じがあったけど、なかなかの意欲作だなあと思った。ほかにも結構味のある俳優が出演していたので、それもよかったと思う。まあ、家族に勧めたい映画じゃないけど。
 見た後で、原作が田辺聖子さん(いもたこなんきんの作家)と知って、また、関心がわいてきた。昨日、仕事で出かけた時に本屋の脇を通ったので、原作を買ってきて読んだ。
 日本映画って、原作の名前だけ採って中身がまるで違うのがあるから、たぶんこれもそのたぐいではないかと思って読んだのだが、原作はすごく短くて、確かに映画とは設定もいろいろと違っていることがわかった。しかし、その短い原作では語っていないことに、こんな風に肉付けをしたのか、原作の世界をこんな風に広げたのかと分かって、これまたおもしろかった。原作通りではないけれど、原作に忠実な映画だと言えそうだ。
 そして、肝の据わった演技をする池脇さんが主演だということも頷けた。
 妻夫木くんの、軽薄だけど正直な青年ぶりがこれまたよかった。
 

投稿者:at Sushiat 21:00 | 日記

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