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2008年6月28日

キサラギ

 子供が、ぜひみたいと言って、レンタル屋へ何度も出かけたが、その度に借りられていて見られなかった映画である。
 先週、ようやく、在庫を見つけて借りてきた。いつも借りられているのに、在庫が1本しかないという不思議なDVDである。
 登場人物は、5人の男で、ビルの屋上の狭い部屋だけで展開するおかしな映画である。しかし、その5人が名優揃いで、ついつい引込まれてしまう。
 なんと、気に入った子供が、すぐさま注文してしまった。それが、今日到着したらしい。夕食後、見始めた。30分ほどしたところで、子供は宿題を思い出して去り、家内は、メールチェックにパソコンのある部屋に向かい、結局、私一人が最後まで見てしまった。と言っても、エンドロールは見られなかった。
 いやあ、それぞれが意外なところで絡まってくる不思議さや、謎解きのおもしろさ、引き込まれてしまった。これはおもしろい作品です。

投稿者:at Sushiat 22:48 | 日記 | コメント(0)

ロード オブ ザ リングス

 「旅の仲間たち」
 水曜日からちょっとずつ見てきたが、今日は一気に最後まで見た。DVD2枚になっているやつで、映画館でやったものより30分長い編集になっているとのことだが、どこが長いのか分からなかった。
 分からなかったが、「ああ、ここはこんなんだったんだ」と改めて思う箇所がいくつかあり、感動的だった。エルクの姫のこと、預言的なエルクの王女のこと、頭の白いオークのこと、よく考えたら、映画館で見たきりだったのだ。だから、よく理解していないところがたくさんあったのだ。そういえば、吹き替え版の部屋は人があふれていて、その隣の字幕版の部屋は、5,6人しか人がいなかったことを思い出す。今回もう一度見て、改めて壮大な物語の様々な伏線に触れた思いだった。
 この後、「2つの塔」「王の帰還」と、なかなか一気には見られないので、ちょっとずつ見ていきたい。

投稿者:at Sushiat 07:30 | 日記 | コメント(0)

2008年6月21日

マグノリアの花たち

 例によって、週末の映画タイム。
 昔々、かなり昔に見て何となく忘れがたい映画をもう一度みたいと思って、DVDをレンタルしてきた。
 ついでに言えば、リストにはあと2本あったのだが、なんと、TSUTAYAでは、取り扱っていなかった。初めて見たのがTSUTAYAのレンタルなので、よほどマイナーで取扱中止になったのだろう。でも、今までみつからなかった「マスターアンドコマンダー」はあった。

 さて、初めて見たときには出演者にはほとんど興味がなかったのだが、今回見て、それぞれの女優さんがかなりの有名人であることに気づいた。お母さん役の女優さんと、美容院の主人役の女優さんは、とても良い味わいである。
 命のつながりとか、生きることのたくましさを教えてくれるような気がする。

 原題は「Steel Magnolias」である。鋼のようにたくましいマグノリアの花のようにという思いがこめられているらしい。ちなみにマグノリアとは木蓮のことである。

投稿者:at Sushiat 06:30 | 日記 | コメント(0)

2008年6月20日

怒りを収めるものは・・・

 聖書の言葉である。
 今朝は、しみじみとこれを感じる出来事があった。

投稿者:at Sushiat 19:18 | 日記 | コメント(0)

2008年6月15日

ロードオブザキングス、王の帰還

 以前、NHKで、放送していたのをDVDに録画したまま、見ずにいた。
 一度見ようと思ったのだが、思ったよりも映像が汚かったので、ちょっと見る気をなくし、それきりになっていた。
 この週末は、本当に疲労感が激しく、たまった仕事を片づける意欲が全くない。何も手につかない状態で、鬱々とするうち、ふと思い立って、これを見た。
 不思議なもので、映像の荒さは、しばらく見る家に気にならなくなった。
 見終わってから気づいたのだが、この映画、3時間半ある。DVDの標準モードの録画時間が2時間なので、映像の粗い長時間録画モードで録画されていたわけだ。
 さて、「王の帰還」である。なかなか感動的だった。
 使命と命のバトン、というものを感じてしまった。

 改めて、ビデオ屋さんへ行ってDVDを借りて来ようと思う。

投稿者:at Sushiat 07:25 | 日記 | コメント(0)

2008年6月14日

地震の影響で

 地震の影響で、楽しみにしていた番組がいくつか変更や取りやめになって見られなかった。
 その一つ、ぜひ見たかった、探検ロマン世界遺産は、地震のせいではなく、古畑中学生に負けて、録画させてもらえなかった。
 仕方ないから、ちょっとでもリアルタイムで見ようと思ったら、別の番組が入っていた。おかしいなと思ってホームページで調べたら、今日の放送分は28日に延期になったことが分かった。不幸中の幸いである。
 テレビをつけたついでに、他のチャンネルも見ていたら、ザ・ベストテレビという番組で、映像賞を受賞した作品を流していた。兵庫県の列車事故で、意識不明植物状態から生還した女性を取り上げていた。しばらく見ていたが、苦しくなって消してしまった。それを、さっき、家族が何気にテレビのスイッチを入れたら、ちょうど終わるところだった。最後の方での女性の回復ぶりは目を見張るものがあった。それでも、彼女が大きな障害をかかえていることに違いはないが。
 作品が終わった後で、スタジオゲストに感想を聞く場面があった。そこにいたのは、AKB48の女の子たちだった。NHKの、若者に見てほしいという気持ちの表れのように思う。でも、その発想は、いかにも真面目なNHKらしい。ストレートすぎて若者には受け入れてもらえないのではないかと思う。若者にこびを売っているとしか見えないのである。

投稿者:at Sushiat 22:31 | 日記 | コメント(0)

地震があった

 朝、9時頃、何気なくテレビをつけたら、地震の速報が入っていた。どこが地震かと注意してみていると、何と、岩手ではないか。
 岩手には、知人がいる関係で、関心がある。
 知人と言っても、直接の関係は少なくて、東京近辺にすむ友人の両親という関係で、その友人にメールをしてみたら、昼ごろに返事があった。無事だったとのこと。ひとまず安心である。

 ところで、地震のたびに思うのだが、両隣の県で弱いながらも地震を感知しているのに、我が県では、地震計の反応がなかったようである。なぜだろう。

 午後に入って、被害状況が分かるにつれて、被災者が増えて、被害の大きさも分かってきている。人間の被害ができるだけ少ないことを祈る思いだ。

投稿者:at Sushiat 15:00 | 日記 | コメント(0)

よく見るテレビ番組は

 NHKの番組改ざん事件についての最高裁判決が出たという。NHKの勝訴だったが、この問題の本質は別のところにあると思う。
 さて、そのNHKの受信料支払い拒否が話題になった頃、街頭インタビューで「NHKなんて見ないよ」という声が多かった。私は、けっこうNHKを見る方なので、「そうかなあ」と首をかしげたのだが、昨日の新聞に、NHKは視聴率は高いが、見ているのはお年寄りばかりだという記事があった。最近入っていた「バッテリー」では、高齢層が見ないので視聴率は高くなかったが、2,30歳代の人が多く見たと言う調査があるのだそうだ。
 ふと思い立って、我が家で毎週ビデオ録画して見ている番組を調べてみた。子供が勉強に集中するように、また、入浴などの時間が左右されるのを避けるために、実際の放送時間には見ないことが多いのだ。また、見逃したら悔しいので、とりあえず録画して、見たら消す、を繰り返しているせいもある。本当に見たい番組は録画しているのである。
 14個あった。家では、地上波で5局見られるのだが、局ごとにまとめてみると、NTVが2つ、Fujiが3つ、TBSが4つ、NHK総合が4つ、NHK教育が1つである。こうしてみると、案外散らばっていると思う。放映時間で見ると、NTVが1時間半、Fujiが2時間、TBSが6時間、NHKが3時間半である。ただ、毎朝6時台と、7時台、そして、8時45分からのローカルニュースは、ほぼ必ずNHKを見るので、視聴時間からいうと、テレビを見ている時間の3分の2はNHKを見ていることになると分かった。
 これだけ見ていると、NHKにお金を払うのは、仕方ないよなと思う。NHKの魅力は番組途中にコマーシャルが入らないことである。そういえば、我が家では、録画した番組を見る時には、コマーシャル部分をとばすようにして見ている。それが、ついうっかりして、機械操作を怠ってコマーシャルが流れると、他の家族からブーイングを受けるのである。

投稿者:at Sushiat 07:17 | 日記 | コメント(0)

2008年6月9日

田中冬二の詩

 古典の仕事の仲間に出会った。
 進み具合はどうですか?と尋ねたら、田中冬二の詩を紹介された。
 ああ、あの干しがれいの。と思いだしたら、帰ってからインターネットで調べてみた。
 改めて、ふるさとの詩を味わうことができた。

 ところで、これを取り上げて授業をしている先生がおられた。おもしろかったのは、その授業の中で、これは山の様子か海の様子かという話し合いをしておられる。そして、先生は、山の様子だという説を正解と思っておられることである。
 私は直感的にこれは海辺の風景だと思う。しかし、それは、かつて私が幼い頃にこの詩を使ったCMが流されていたことに大いに影響されているのは間違いない。だから、あまりえらそうには言えないのだ。この詩は、作者自身のことわりのことばがついていることもあっては、黒部市生地(それは、海辺の町である。)を念頭に置いて書かれた詩に間違いない。ただ、この詩の風景、生地の様子を思い描くことができない人、全く予備知識なしにこの詩を味わう人には、山の風景かもしれないという読みがあってもよいのだろう。
 ちなみに、彼の過ごしたという祖父母の家は、今も旅館業を営んでいるらしい。一度訪ねてみたい。
 

投稿者:at Sushiat 22:22 | 日記 | コメント(0)

2008年6月7日

Analyze This

 日本では、「アナライズ・ミー」という名前で公開された映画だ。
 金曜の晩、一週間の疲労を引きずって布団に入り、土曜の朝、少し早起きして、ビデオを見ていた。
 
 1時間半とコンパクトな長さである。わたしの好きなロバートデニーロが主演である。このギャング役が実にいいのである。横暴でありながら、涙もろく、それが、最後にきりっとした表情に変わるところが何とも言えず、さすが名優と思わされる。シリアスにもお馬鹿にもなれる、ロバートデニーロって最高の俳優だと改めて思う。惜しむらくは、準主役の女優さんがいまいち美人でないことである。

 ところで、この映画、さいしょに見たのは飛行機の中である。1999年の作品だから、その年に国際線に乗ったということか。どこへ行ったのだろう。とはいえ、ごく何度かしか国際線には乗っていないのだから、あそこかあそこしかないのである。

投稿者:at Sushiat 08:08 | 日記 | コメント(0)

2008年6月6日

健康ランドが消えた

 家がなくなったことで、ちょっと感傷に浸ったが、消えたものがまだあった。

 結構大きな健康ランドがついに姿を消した。
 昔はパチンコ屋で、その後、屋外映画館や逆立ちした喫茶店など、いくつかの店に姿を変えたが、結局長続きしなかった。それが、地下深く掘って温泉を掘り当てたとかで、健康ランドになっていた。以前は、その近くに住んでいたので、郵便受けに優待券が入ることもあったが、ちょっと、入場料が高い(といっても、2000円ほどなのだが)のがあって、ついに行くことはなかった。それに、低料金宿泊所に関するネットサイトでは、従業員の対応の悪さが書かれることが多かった。それでも、駐車場にはいつも車があふれていた。そして、大衆演劇や歌謡ショーをよくやっているようで、その点でも人気があって、送迎バスを持って客を集めている健康ランドだった。母方の叔父が、そこの演芸を見るのが好きで、よく遊びに行くと言っていたそうである。
 それが、オーナーの事業の失敗のあおりを食ってとかで、この春に営業を取りやめたと聞いていた。たしか、営業休止の前日に送迎バスで客を乗せていくのを見て、がんばっているなと感心した思い出もある。

 その建物が、今日、通りかかったら、きれいさっぱりなくなっていた。見事なものだと思う。今になってみると、一度行ってみておけば良かったとちょっと残念である。
 この後、あの土地はどうなるのだろう。

投稿者:at Sushiat 18:28 | 日記 | コメント(0)

2008年6月3日

我が家(だった家)が消えた

 高校生まで住んでいた家が、今の家から1キロほどの場所にある。毎朝、その近くを通っているのだが、なかなか改めて町の中に入らないものである。
 この5月のはじめにサイクリングがてらに通りかかった時は、かなり古びてはいたが、まだ残っていた。それがついに消えたという。やはり、数々の思い出の残る家である。本当か確かめたくて、仕事の帰りに通りかかってみた。本当だった。それどころか、隣家はかなり前から更地だったのだが、そこと合わせて、新しい家の基礎工事をしていた。
 かつては垣根一つで行き来していた裏の家との間にも、ブロック塀ができていて、ぽっかりとした空間ができていた。
 何かがなくなるときは、こんなものなのかもしれない。

 そういえば、みさと村の近くに、わたしが2歳ぐらいまでを過ごした家があったはずである。高校生の頃にたまたま通りかかって、その家が残っていることを確認してうれしかったのだが、最近、その付近を何度通っても、見あたらない。先日、改めて父に住所を尋ねたら、かんたんな地図を書いてくれた。その地図を見ながら父の話を聞くうちに、その付近の様子が全く変わってしまっていることが分かった。

 生まれてこの方、わたしの過ごした家は、6軒目である。そのうち、はじめの3軒がもうすでに姿を消した。

投稿者:at Sushiat 21:21 | 日記 | コメント(0)

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