源氏物語
電子書籍リーダーを買って、今、始めているのが、源氏物語を読むことだ。といっても、原文ではなく、与謝野晶子の現代語訳の方である。さすがに原文を読む力はない。
以前、谷崎潤一郎の現代語訳をセットで買ったが、挫折した。文庫本でも、源氏物語全体を収録すると5冊ほどになり、その1冊それぞれが分厚い。そうすると、やはり読む気が減退するのだ。
与謝野訳の方は、訳語が固い。あまりこなれていない文章の印象がする。しかし、その方が、原文に近い感じがして私にとっては、読みやすい感じがするのだ。
昨日、桐壷の後半から読み始めて、今、夕顔の半分ほどに来たところだ。まだまだ先は長いが、ぼちぼちと読んでいきたい。
14番目の澪標までは、青空文庫で振り仮名が振られたものを手に入れたが、その後は、同じく青空文庫のデータを使って、自分でPDFに加工している。まだ、加工の方は雲隠れまでしか進んでいないが、おかげで、いくつか新しく学ぶことがあって面白い。
与謝野晶子の翻訳は、各章の初めに短歌がついているのが魅力である。
投稿者:at Sushiat 09:53
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成人の日は大雪
富山の成人式は、昨日だったが、東京方面は、今日が成人式のところが多かったらしい。
とつぜんの大雪に戸惑う姿がニュースに映っていた。
この連休に、帰ってきていた子どもが、夕方の列車で東京へ帰っていった。北陸は雪ではないので、はくたか号は問題なく走っていた。ただ、自由席の混み方は激しかった様子で、自由席に乗ろうとする乗客が、入り口まであふれて入れないために、号車を移動しながら乗り込むのにすごい時間がかかっていた。そのために出発がかなり遅れた。
後から聞いたら、乗る予定の上越新幹線が運休になって、新幹線は次の列車の自由席に立っていったらしい。そのために、家に着くのが予定より1時間ほど遅れたらしいが、今日の交通事情で、その程度の遅れなら仕方がないのだろう。
投稿者:at Sushiat 22:18
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五百羅漢
休日、少し外出したくなって、先週行けなかった呉羽山へ行ってみた。
家の周辺の雪はかなり消えたが、さすがに呉羽山の山道には雪がある。長岡墓地の方から登っていくと、カメラを持った人に出会う。バードウォッチなのだろう。頂上付近で、別のかなり大きな望遠レンズを持った人に出会う。邪魔をしないように静かに脇を通り抜ける。
頂上の桜の名所の広場に車を停めて、五百羅漢を下りる。人の姿は全くなく、あたりはしーんとしている。長慶寺まで下りると、本堂の傍らに鋭い眼をした仏像があった。台座には般若心経が絵入りで書かれている。確かここには、仏頭があったのではなかったかなと思いながら、一回り仏像の周りを見た。石に彫ったものではなく、書いたものと見えて、経文の一部が消えかかっている。本堂の中を見ると、燈明がともっている。しかし、入り口には雪が高く積もり、外から入ることはできそうにない。
ふと、小学校1年生の時に、遠足でここへきて、お堂の裏で小便をして、先生に叱られたのを思い出す。五百羅漢に来るなんて、昔は宗教的に寛容だったんだなあ。
車道に沿った遊歩道を歩いて、山頂の駐車場へ戻る。いつもは車で上り下りする道だが、こうして歩くのもいいものだ。案外早く山頂に着けた。山頂からは、新幹線の高架がぐんと伸びているのが見える。富山市の眺めが変わってきているなと感じる。
投稿者:at Sushiat 15:52
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恩讐の彼方へ
中1の時、夏休みの課題図書として買わされて、読んだ本だった。道徳の教科書にも出てくる話だが、改めて読んでみると、感じ方の違いがあった。
主人公が転落していく、前半の描写に目が向いた。とりわけ、悪事をともに重ねてきた情婦をうち捨てて出家に向かう場面の描写に目が向いたのは、年齢を重ねたからだろう。
投稿者:at Sushiat 08:07
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源氏物語
書籍リーダー用にいろいろな本を選んでみている。
青空文庫に、与謝野晶子現代語訳の源氏物語があった。14巻ある。ダウンロードしてみた。
恥ずかしながら、源氏物語はまともに読んだことがない。桐壷が初めの章だということは知っている。「いずれの御時にか・・・・」という部分も、覚えている。しかし、実はそれ以上は全く読んだことがないのだ。だから、話の展開が全く分からない。
ダウンロードした14巻には、順序を表す番号もふってない。まあいいやと思いながら、とりあえず読み始めてみた。読み始めて気づいたのだが、どうも文が短い。14巻合わせても、1000ページあるかどうかという分量だ。こんなに短いことはないだろう。
調べてみたらそうである。本当は、54巻ある。そのうちの、初めの14巻だけが、振り仮名を振るなど加工されて公開されているのだ。
まあいいや、少しずつ読み進めてみようと思う。
投稿者:at Sushiat 07:06
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この冬休みにしたこと
ついに、新年の仕事が始まった。4日、今日とぼちぼちと仕事モードになりつつある。今週は、アクセル全開モードになっていくだろう。この機会に、この冬休みにしたことを振り返ってみた。
まず、教会へ行ったこと、実家へ行ったことを除けば、ほぼどこにも出かけなかった。
例年であれば、だいたいスキーに出かけている。そうでなくても、どこかへ遠出はしている。しかし、どれもしなかった。
その理由はというと、まず、スキーは、昨年のけがで、ちょっと怖かった。それに、昨年は、足の具合が悪かったこともあって、ランニングなどが不足していて、体力がかなり落ちていることが分かっているので、よけい怖かった。だから、スキーをレンタルしなかった。
次に、どこにも出かけなかった理由には、電子書籍を買ったことがあった。いくつか本を転送して、あれこれ読みたいと思ったら、出かける暇がなくなった。
それにしても、本を読むというのは、結構時間のかかるものだと思う。一日掛けて、1冊読むという感じ。でも、おもしろい本との出会いがあったから、これはこれでいいのだと思う。
家の仕事で言えば、窓ガラスに断熱材を貼ったことと、洗面所のパッキンを交換したこと。
今の窓ガラスの断熱材は、家内に頼まれていたので、さっさと済ませた。それに加えて、ベッドルームの窓の方も断熱材を貼ってみた。夜暖かいと睡眠が気持ちいいので、デロンギストーブを入れているのだが、12月初めは、暑いくらいだったのに、12月下旬ぐらいからあまり気温が上がらない。これは、窓からの冷気が影響しているのではないかと思って断熱材を貼ってみた。普段は、窓の高さぐらいまで家具が置いてあるので、それをずらして作業をしたが、大変ではあったが、そんなに時間はかからなかった。こういうことは、思い切ってやってしまった方がいいと改めて思った。
洗面所のパッキンは、かなり以前から気になっていたのだが、どんなパッキンなのかを見るために、一度水道の元栓を閉めて解体してみて、それから、一度元に戻して、パッキンを買いに行ってきて、また、解体して作業をしなくてはならないので、面倒で、先延ばしにしていた。それを思い切って、私以外の家族が留守の間にやってしまった。これもまた、おもったよりもかんたんにおわってよかった。ちょっと蛇口が堅くなったが、水漏れはぴたりと思った。
投稿者:at Sushiat 20:05
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かっぱ
芥川龍之介の河童を読んだ。
物語そのものは、子ども向けのテレビ番組に出てくるようなドタバタ笑い話のようだが、語り手の主人公が、今、精神病院にいるという設定になっており、狂人の妄想の形を取りながら、本当の話のように語られていて、読み手に、あなたはこれを信じますかと迫ってくる。そこがおもしろい。
投稿者:at Sushiat 06:05
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人間交差点
漫画である。文庫本サイズで出たときに、全部集めたことがあった。心にしみるいい話が集められている。
リーダーストアで電子書籍用に売られているのを見て、1冊ダウンロードしてみた。
第1話は、女子少年院の話だ。ああ、そうだったなと思い返しながら読む。残念ながら、文字が小さくて読みにくい。でも、リーダーで自由に読めるのは、魅力的である。
1冊420円。全27冊。全部ダウンロードすると、1万円を超す。ちょっと高いが、コレクションするのも悪くないと思う。
ただ、書籍リーダーの将来にはちょっと不安もある。いつか機械の仕組みが変わって、読めなくなる日が来るのではないか。そうしたら、紙の本みたいに保存はできないだろう。新しい機械の仕組みの中でも、きちんと読み続けられる仕組みを残していってくれるのだろうか。
投稿者:at Sushiat 05:23
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子どもの晴れ着
子どもが成人を迎えるので、振り袖を着る。
昼頃に高岡の美容室で着付けてもらって、家内の実家と私の実家で披露する予定。
高岡に行っている間に、ちょっと出かけようかと思ったのだが、あいにくの悪天候で、出かける気持ちを失い。家で「地下鉄に乗って」を読んでいた。
12時過ぎに出かけていったのに、3時半頃に、着付けが終わったと連絡が入り、5時頃に私の実家に着いたと連絡があったので、見に行く。
思ったよりもよく似合っていて、普段はあまり美人だと思わないのだが、結構きれいだった。父と家内と私と、3人がかりで写真を撮りまくった。
妹一家も弟も帰ったので、何となくそのまま、実家で夕食を食べることになって、子どもは、時間をかけてきた着物を脱いだ。セットした髪の毛は家に帰って風呂に入るときに崩すとのこと。
正月の残り物の食事だが、結構おいしかった。
家内と子どもが引き上げた後、弟が、幼少の頃の思い出をまとめたものを置いていったということで、読んでみる。おもしろかった。自分が覚えていないようなことをよく覚えていて、私の感じ方とは違った感じ方で物事を捉えて書いていた。そんなこともあったよなと思わされることがいろいろあった。もう記憶がぼんやりとしてしまっていることも多かった。自分も、覚えているうちに書き記しておく必要があるなと思わされた。
テレビ番組を見て、はるな愛のはしゃぎぶりに母が、ぶつぶつ言い始めたので、実家を引き上げてきた。
投稿者:at Sushiat 20:59
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元日は教会へ行って
元日であるが、結構早く目覚めてしまった。
電子書籍ショップで、「鉄道員」を買って、みんなが起き出す頃まで読んでいる。
一度読んだことがあるような気がするのだが、気のせいだったようで、新鮮な物語だった。表題作は、映画で見た。
今年は、妹家族と弟が帰っているので、恒例の元旦の実家での朝の雑煮は取りやめにして、家で雑煮を食べる。その分時間がゆったりとしている。さらに、例年になく早い時刻に年賀状が配達され、一通り見る時間があった。
教会の新年礼拝の後は、お餅を食べて、子どもが久々に会う友達とゆっくりしているのを待った。
夜は、実家に集まって、飲み食い。珍しいビールをたくさん飲んで気持ちがよかった。
家に帰って、朝、読み残した「オリオン座からの招待状」を読む。「鉄道員」は、どれもおもしろい話だった。
次は、同じ作家の「地下鉄に乗って」だ。これは、以前、電子ブックの形で買って、パソコンで読んだ。それがそのままの形で読めるのはうれしい。
投稿者:at Sushiat 21:47
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