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2007年08月03日

東京への旅 2(観光・見学)

 まずは、池袋駅でSuicaを買う。
 Suicaは2000円、実質1500円。取りあえず必要なだけ買えばよいわけで、今日明日はこれで足りそうだと思う。ところが、タッチパネルで買うということがよくわからず、券売機の前でしばし立ち往生。
 一旦渋谷に移動して、コインロッカーに荷物を置いてから浅草に向かう。携帯ナビで調べると、渋谷からは、地下鉄銀座線が便利らしい。
 銀座線といってもあまりぴんとこないが、赤坂見附や溜池山王や新橋を通っており、これまでもよく利用している線だ。乗ってから路線表示を見てわかった。そして、渋谷が始発で浅草が終着駅である。つまり、これから、この路線をまるまる乗るわけだ。これは初めての体験である。
 浅草駅に降りると、何となく川の方に出てみたくなった。出てぱっと目に入ったのは、あるものを想像させるような有名なオブジェである。後で調べて、あれは、アサヒビールのビルで、炎のオブジェだと知る。アサヒビールさん、変な連想をしてごめんなさい。
 橋から眺めると、座敷船が浮かぶ様子が見える。その向こうに船宿というのであろうか、見える家は昼間の光で見るとみすぼらしく見える。
 浅草は、初めてと思っていたが、学生時代、一度来たような気がしてきた。でも、そのときの詳しい記憶がないので、初めてと言ってもよかろう。
 仲見世を歩く人々は、外人が多い。アジア系の顔でも、近づくと、中国語や韓国語やどれでもなさそうな言葉が聞こえてくることがある。もちろん、日本人の方が多いのだが。 建ち並ぶ店は、いかにも安っぽい感じのものがあふれているが、そんな中にも純粋な日本らしさと本物の魅力が同居している。不思議な感じの町だ。
 浅草寺もやはりそんな感じ。じっくりと見ると、伝統に則った魅力が見えてくる。しかし、もう一度来たいところではないと思った。
 再び銀座線に乗って上野に向かう。出口が上野駅方面と上野公園方面に分かれていたので、公園側に出たが、結局駅前だった。しかし、辺りの雰囲気がちょっと変わったように感じた。新しい建物ができたのではないか。
 公園内では、風船パフォーマンスの大道芸を披露していたり、キリスト教団体がホームレスの人々に食べ物を配っていたりする様子を眺めながら、国立博物館に向かう。
 特別展に期待を持って入ったが、「禅・京都五山展」は、古文書のオンパレード。あまり魅力的ではなかった。疲れ果てた頃に第2展示場へ向かうと、絵画が展示されていた。こちらを先に見るべきだったなあ。もうそのころには疲れ果てて、じっくり見る元気を失っていた。
 その後、ミュージアムショップへ向かったが、ついでと思って入った古代遺跡の異物をじっくりと見てしまったり、ミュージアムショップでもたもたしていたりで、結局博物館を出たときには5時を過ぎていた。

投稿者:at Sushiat 17:38| 日記