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2009年12月29日

アバターの映像はすごかった。が、

 アバターは、300人規模のホールだったが、客の入りは60人ぐらいだったろうか。さみしかった。
 それも、上映10分前に入場したときは、ほんとにぱらぱらとしか客がいなかった。ホールが暗くなった段階でも40人もいなかった。予告映画が始まったころに、どっと団体で入ってきて、合計60人というところか。通路の前には、客が居らず、後ろ半分の真ん中のブロックにだけ人がいた感じである。
 3D眼鏡は、ちょっと顔にきつかった。自分の顔が大きいのだなと改めて思う。でも、奥行きのある映像は感動的だった。動きの速い場面は、ちょっと映像の動きが遅いのか、目がちらつく感じがしていやだったけれど、まあ、仕方がない。また、手前側の映像のぼけた感じがやや強すぎる感じがした。
 ちょっと、違和感を感じたのは、異星人のキャラクターである。あの顔つきは、未開の知能の低い生き物のイメージがして、人間の優位性を誇っているようでなんだがいやな感じだった。わざとそういう感じを与えるように設定したのだろうけれど。なんだかいやな感じだ。
 また、ストーリーが良くない。よくありがちな、智恵の足りない暴走する若者が、その才能故に重用される展開で、それはないだろうと思わされる話の展開があって、いい感じがしない。
 機械で意識がつながっているときしか活動できないアバターが、ナビィの群れの中で認められているのが、これもまた不思議である。意識がつながっていないとねむっているわけで、突然意識を失う場面があったが、そんな変なやつがもしいたら、不審がられてさっさと抹殺されているだろう。
 最後に、テレパシーによらずにアバターが独り立ちする(らしい)場面があり、今後に期待を持たせる終わり方だった。
 それはそうと、パーカーという名前には、適当なことを言って暴走する中間管理職のイメージがあるのだろうか。別の話でも、そんな登場人物の名前がパーカーだったように思う。
 どうでもいいことだが、隣の席も、若くない男性の一人客だった。それが、わたしと同じで、エンドロールを最後まで見てから席を立った。そのころには、ホールの客は、ほとんど帰っていた。

投稿者:at Sushiat 16:58| 日記 | コメント(0)

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