<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2012年11月29日

お葬式

 近い親類でなければ、だいたいは、お通夜に出て、葬式は失礼することが多い。考えてみると、葬式にまで出席したことがほとんどなかったことに気づく。ましてや、東京の葬儀事情は初めて体験する。
 故人は弟の奥さんの父である。結婚式でお顔を見たきりで、顔もおぼつかない。
 式場へ行ったが、故人の奥さんの顔が分からないし、お棺の中の故人の顔は、全く見覚えのない顔で、式壇の写真を見て、ああそうだったと記憶が戻ってきた。
 喪主の長男さんは、見覚えがあったので、ちょっとほっとする。
 参列者は、ごく少ない。故人の直系の遺族が少ないので、我々姻族の方が多くなってしまった。祭壇も簡素なもので、でも、故人もその長男も大企業にお勤めなので、お花の名前がなかなかのものである。
 式そのものは、1時間。その後、お棺に花を入れて故人を送る儀式があり、出棺。
 斎場へ行って、お骨になるのを待った。こんな大都会の住宅地に斎場があるかと思ったが、狭い道をくねくねと行くと、大きな斎場があった。そして、その規模の大きさに驚く。また、次々と遺体が運ばれてきて、焼き場に入っていく慌ただしさに驚く。
 炉に入れると、控え室で、茶菓を取りながら待つ。控え室で同じテーブルには、故人の隣に住んでいたというご夫婦が着いたので、お話する。弟のお嫁さんの幼少の頃からを知っていて、山歩きが好きで、富山の山にも来たことがあるそうだ。今は所沢に住んでおられるそうだ。
 40分ほどで骨になる。きれいに骨がある程度形を残して焼きあがった。係員が説明をしながら骨を壷に納める。
 その後、式場に戻って、初七日の法事をし、精進落としの食事をいただいた。
 その後のこともあるので、4時で失礼してきた。予想以上に時間がかかった。ちょっと疲れた。

投稿者:at Sushiat 16:10| 日記 | コメント(0)

◆この記事へのコメント:

※必須