<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2007年01月26日

発表会の係ぎめ

 2月8日に、ミニ学習発表会がある。
 3学期初めから出し物の練習をしてきて、だいたい時間的な見通しもついた。あとは、本番の司会進行と、歓迎のあいさつの担当者を決めようと思っていた。今日、話し合いの時間が設定されていたので、そこで提案した。
 ところが何とびっくり、やりたいという子供が続出。本当にできるの?きっとお膳立てをすべてやってもらって、ただ決められたセリフをしゃべるだけのつもりなんだろうなと思いつつ、それでもうれしかった。
 でも、担当者をそんなにたくさん作るわけにもいかないので、絞り込みの選挙を行った。
 まず、司会者を決めた。10人以上の候補の中から、自分以外に推薦者のいないものを削り、一番推薦者の多かった子供がまず一人決まった。残りの子供で決選投票をして、もう一人も決まった。
 次に、始めのあいさつを決めた。司会者に落選した子供たちが追加立候補したので、また、希望者が10名以上になった。実は最初から立候補していた子供がいた。ちょっとわがままを言うことが多い子供なので、落選したらたいへんだなと気になったが、仕方がないので選挙に移った。結果、ちょっと意外なことに、始めから立候補していたS君に決まった。
 最後に、終わりのあいさつである。これまた、どっと追加立候補者が集まった。しかし、最終的に選ばれたのは、最初から立候補していたU君だった。役割としても妥当な選択だと思う。
 この話し合いを通して、実現の可能性や仕事の見通しをあまり考えずにやりたがる子供たちの無邪気さが見えるとともに、誰を選ぶことがふさわしいか、案外よく考えて正しく判断しようとしている姿も見えたような気がした。うれしかった。
 

投稿者:at Sushiat 23:30| 日記