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2009年01月06日

あかね空読了

 子供は、3時に駅に送っていった。駅の名店街で、バイト先やお友だちにおみやげを買って、ホームで列車を待った。何と、帰ってくるときに一緒になった同級生の子が、また同じ列車になり、るんるん気分で帰って行くことになった。列車で手を振る子供を見送って、何となく寂しい気分。
 子供を駅に送った後、やり残しの宿題をする気になれず、結局、あかね空の続きを読んだ。
 やはり原作はよい。映画では描ききれずに話を変えた部分をきちんと描いていた。母親の死、兄弟3人のそれぞれの心の葛藤、長男が鳶職になって家を出るいきさつ、2男夫婦の祈り、などなど。
 家質を取られて平田屋が乗り込むいきさつは同じだが、迎えるのは、母親ではなく母親の幼なじみで長男榮太郎の親方の政五郎だった。また、最後に話を閉じるのは、次男夫婦の八幡参りだった。
 映画にはこれだけの内容は入りきらないだろうと思うと、話の筋を少し変えたのはしたないのかもしれない。しかし、原作を読まないと本当のことはわからないので、映画を見てそんな話だと早合点してはいけないことを教えられる。
 
 読みきってすっきりした気分で、ついでに、年末にできなかったふろの天井掃除をした。

投稿者:at Sushiat 18:03| 日記 | コメント(0)

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