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2010年07月31日

東北の旅 8 龍泉洞へ

 朝起きたのは、6時だった。眠気覚ましに風呂に入る。ゆっくりとお湯につかると、気分がすっきりとしてくる。
 朝食は、2階のホールでとのことで、行ってみると、すでに食事を終えて帰っていく人が多い。私はといえば、龍泉洞があく時刻に行けばよいのだからのんびりである。朝食も、結構盛りだくさんだった。特産の味噌は、自由に皿に盛って食べてくださいということで、おいしかったので、おかわりした。いったん部屋に戻って、出発の支度をしてから土産を買いに売店に行く。職場と教会用に南部せんべいを買って、家には、ウニ椎茸味噌というのを買う。ふと思いついて、龍泉洞が開く時刻を聞くと、8時半だという。しかも、前売り券を販売していてお得だという。もう8時半である。早速購入して、急いでチャックアウトした。昨日の生ビールは780円。結構高かった。
 龍泉洞に着くと、8時45分だった。あたりは薄曇りで、川霧が立ちこめている。すごく暑くはないが、けして涼しくはない。洞内は気温10度という情報だったので、一応長袖のシャツを持って車を出る。お姉さんがチケット売り場の案内をしていたが、、前売り券を持っているので、まっすぐ洞の入り口に向かう。入るとすぐに冷風のエアシャッター。これは半端な冷たさではない。いったんエアシャッターの外に出て、長袖を着直して洞内に入る。通路の幅は狭いが、上下の広がりがすごい。地底湖というのが想像を超えて神秘的で感動した。若者カップルが多いが、中に、老夫婦とその娘らしい3人組がいた。観光客そのものは多くないと思った。3番目の地底湖まで行くと、階段で洞の天井付近まで行って下りてくる構造になっている。洞内を上から観察することになって、視野が広がる。ちょっと老夫婦には階段がきついようだががんばって上っておられた。
 洞内から出ると、気温と湿度の差に、カメラが結露して全く使えなくなってしまった。皇太子が訪問した際の碑文などをとっておきたかったが残念。土産物屋に入ってクーラーの風に当たれば結露は収まるのではないかと思ったが、残念、クーラーは入っていなかった。あきらめて、道路向かいの新洞科学館というところに入る。わざわざ洞内の自然環境を守るために撮影禁止と書いてあったので、期待したが、もうすでに洞内環境は痛んでいた。見るべきものはなかった。新洞を出ると、出口はかなり下手の道路に面していた。町営駐車場が、かなり手前にもうけてあったのはこのためかと納得。観光会館に戻ると、両親と自分のためにビールを、自分のために水を買う。お土産用のビールは箱入りを、自分用は冷やしてあるものを買う。今晩お宿で飲もう。
 予定では、9時から10時半を龍泉洞見学と考えていたが、今日のスタートが早かった分、龍泉洞の出発も早まって、10時に盛岡へ向かうことにした。

投稿者:at Sushiat 09:59| 日記 | コメント(0)

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