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2011年11月03日

横尾忠則ポスター展

 県立近代美術館で横尾忠則ポスター展をやっている。たまたま招待券をもらったこともあっていつか行きたいと思っていた。また、11月の後半につばめ野の子どもたちと美術館へ行く予定もあって、ちょっと下見をしてみたい気持ちだった。
 今日は休日だが、ぜひやってしまいたい課題がたくさんある。とはいえ、気分転換もしないとやっていられない。夕方4時頃を目標に出かけることにした。
 行ってみると、となりの科学博物館も含めてかなりの車が止まっている。駐車場の空きはあるかなこれは大変だなと思ったが、美術館側の駐車場には十分に空きがあった。どうやら、科学博物館で子ども向けの催しがあって、人々がたくさん来ていたらしい。それも、夕方になって人々が帰り始めたところのようだった。
 さて、横尾忠則展であるが、美術館1階の企画展示室に所狭しと450枚のポスターが貼られすごかった。目を差すような蛍光色のポスターで目がちらつきを覚える。そうした中にあって、初期の素朴な色使いのポスターが印象的だった。大人としては、見ていておもしろいところが多々あるのだが、子どもたちはこれを見て何を感じるのだろうか。そう思っていたら、どこかの家族連れの子どもが展示室内で飛び跳ねて、床全体が揺れた。つばめ野の子どもたちも、こんな事にならなければよいが。
 ふと気づくと、閉館時間の案内放送が入った。ついでに2階の常設展も確認しておきたい。そう思って階段を上ると、中2階の展示室の展示ががらっと変わっていた。さらにその奥の県内作家の展示室も内容もがらっと変わっていた。ここは、子どもたちは来ない予定だ。2階の展示室はというと、これも展示内容が大きく変わっていた。まず、県内の風景を描いた作品が展示されていた部屋が、横尾忠則の作品展示スペースになっていた。また、メインの展示室では、この美術館の目玉のピカソの作品が他の展覧会に貸し出し中で、なかった。さらに、展示品全体も、妙にすっきりしていてさみしいかんじがした。前回見に来たときが、大がかりな作品が目立っていたせいだろうか。
 子どもたちを連れてきたら、ポスター展と、2階の常設展とに分かれて、1時間ほど使って展示を鑑賞しようと思っているのだが、果たしてもくろみ通りに行くのだろうか。案内をしてくださる予定の学芸員さんのお手並みに期待したい。

投稿者:at Sushiat 18:23| 日記 | コメント(0)

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