<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2009年08月17日

日光への旅 3 下牧PAにて

 長岡ジャンクションを1時50分に通過、初めて関越自動車道に入る。
 関越道は、北陸道以上に車がいない。ずっとひとりぼっちで走っていたら、後ろに明るいライトが見えた。そのままずっと走る。ようやく近づいてきたのは、バイクだった。
 私をゆっくりと追い抜くが、なかなか離れていかない。長い時間をかけてバイクは離れていった。
 それからしばらくして、富山ナンバーの高級車に抜かれる。ところが、抜いてしばらくすると、その車は徐々にスピードが落ち始めて、100キロ以下に下がる。ちょっとじれったいのでトンネルの中で抜き返した。それが、またしばらくすると、速度を上げ始め、ついにはそれっきり姿を見ることがなかった。その時になって、しばらく80キロ制限の表示が出ていたことに気付いた。あの高級車のスピードが落ちたのは、80キロ制限を意識していたからなのだと。きちんと制限速度を意識して走ることが大切だと改めて心に刻む。
 越後川口SAの手前で、24時間営業だとか、次の給油所は100キロ先だとかと表示があったが、その時は、あまり深刻に受け止めていなかった。越後川口SAは、不夜城のように明るく、車がぎっしりといるように見えた。
 しばらく走って、塩沢石打が近づいた頃に、あっと驚いた。米山SAで取ってきたパンフレットには、塩沢石打SAと表示されているのに、高速道路上の案内表示は、PAだ。その上、ガソリンスタンドの表示がない。俄然、ガス欠の恐怖が襲ってきた。距離的には中禅寺湖までは問題なくたどり着けるはずだが、何があるか分からない。高速道を降りる時間帯は、一般道のガソリンスタンドは、間違いなく閉まっているはずなので、高速道路上のガソリンスタンドで、多少給油しておく計画だったのだ。沼田ICを降りるまでに、ガソリンスタンドのあるSAがあってほしいと思いながら走っていると、ガーラ湯沢の城壁のような建物が見えてきた。すごい威圧感である。
 長い長い関越トンネル(9分間)を抜けると、間もなく沼田IC、高速道路上のガソリンスタンドは、その先に行かないとないことが分かった。
 沼田ICを抜けるのは、5時頃にする予定である。沼田を直前にして、手近なPAでとにかく仮眠休憩を取ることにする。
 3時少し前に、下牧PAに入る。さすがに今度は眠れそうな気分である。

投稿者:at Sushiat 03:07| 日記 | コメント(0)

◆この記事へのコメント:

※必須