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2009年08月17日

日光への旅 6 中禅寺湖

 片品村で給油。ようやく6時を過ぎ、ガソリンスタンドが営業を始めていた。セルフスタンドで、店の中におじさんが一人座っていた。ダメ元で、いつも使っているクレジットカードで支払いをしようとしたのだが、あっさりと受け付けてくれて、看板通りの価格だったのには驚いた。124円である。この金額、出発前にいつものスタンドで給油した時と同じ値段である。そのスタンドは、今日から3円値上げしているはずである。この先、もう一度は給油する予定だが、こんな値段で入れられるのだろうか。昔、福島に旅行したときに、山を登るにつれて、どんどんガソリンの値段が上がっていったことを思い出した。
 街道沿いの看板には、「尾瀬・日光」と表示される。そうか、ここは尾瀬なんだと改めて思う。
 尾瀬大橋、大きな美しい吊り橋である。進行方向左手にある。通り過ぎて、すぐにUターンして橋のたもとに車を停める。橋の上からの眺めはたいしたことがなかったが、橋は美しかった。この道を行くと尾瀬の湿地帯に出るのだろうか。いつか改めて来ようと思う。
 しばらく行くと、白根温泉無料足湯の看板がある。楽しみにして行ってみたが、10時からだった。そして、さすがにただでは入れてくれない感じ。そば屋などの客寄せの感じである。いや、本家は、薬師の湯という温泉であろう。
 さらに行くと、白根山登山ロープウェイの乗り場がある。広いスキー場のようである。名水100選というわき水があって、その横には、ここにも足湯がある。どちらも自由にどうぞという感じであった。昨日詰めてきた水筒のお茶がくさくなってきたので捨てて、そのわき水を詰める。足湯の方は、さわってみると、30度を少し超えたぐらいかなという生ぬるさで足をつける気持ちがわかなかった。
 さらに先へ進む。
 ○○沼という名の湖をいくつか脇に見ながら峠を登り詰めて、ついに栃木県にはいる。峠の看板のところで写真を撮っている人がいたので、それに倣って遙か麓の湖を写真に撮る。果たしてあれは中禅寺湖なのだろうか、それはわからない。ふと目を周囲の山に向けると、崩落のあとを見せる山肌である。自然破壊のせいなのか、不気味である。
 戦場ヶ原というところを通り過ぎる。古戦場のあとなのだろうか、のどかな草原である。
 いよいよ、中禅寺湖。写真を撮ろうと思ったらカメラの電池のバッテリー切れ、用意してきた充電池を使おうと思ったら、充電したはずなのに動かない。あせった。おかしいなと思い、落ち着いて調べたら、4本の電池のうち1本だけが消耗しきっていた。携帯音楽プレーヤーの乾電池を取り出して入れたら、見事に動いた。
 二荒山神社を見学して、華厳の滝に向かう。駐車場は、開いておらず、しかも310円。ふと見ると、すぐ脇に、町有地のような空き地があった。特にゲートもロープもないの、そこに車をおいて華厳の滝を見に行く。
 華厳の滝がこんな町の中にあるなんてことがあるのだろうかと半信半疑だったが、確かにそこだった。ちょうど、中禅寺湖の下流の谷を挟んだ位置関係になるらしい。駐車場のあたりでは、職員らしき人々が賢明に掃除をしている。建物に近づくと、エレベーターと書いてある。結局、華厳の滝は、一般人は、上の方からしか見られないことになっていて、エレベーターを使うと滝壺付近まで行けるらしい。エレベーターが往復で530円、ちょっと高いのではないかと思う。それに、運転開始は8時。もうすぐではあるけれど、過密日程なので、先が気になる。とりあえず、一般人の滝見台から滝を見た。それでも、結構な迫力だった。



 







投稿者:at Sushiat 07:50| 日記 | コメント(0)

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