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2009年08月17日

日光への旅 7 日光東照宮

 いろは坂はすごかった。ほんの数十mの直線とカーブがくり返される。ブレーキ踏んで、グリンとカーブして、ブレーキ放して、すぐに自然に加速して、またすぐにブレーキ踏んでカーブしてを繰り返した。アクセルを踏む必要がない。前後に車がいないおかげで、ゆっくりマイペースで走れたので安心だった。
 8時20分、予定より30分遅れで日光に到着。走っていると、田母沢御用邸を通り過ぎる。東照宮下に駐車して、歩いて見学するつもりだったが、ちょっと距離感があることに気付く。さあて、駐車場はと思ううちに、通り過ぎてしまい。慌ててもどって駐車場に入れる。先に停めている人は、皆、日陰になるところを選んで駐車している。日陰を探して、奥まったところに駐車する。
 さあ、東照宮見学に出発。 駐車場から階段を上がると、チケット売り場がある。それをチケット売り場といわずに参拝受付所というところがいかにも東照宮である。全部見られて1300円と言われたので、てっきり周囲の寺院の見学もセットと思ったが、そうではなくて、東照宮を基本見学地域と奥の院と鳴き龍の場所に分けて、それをセットと言っているのだった。
 山門を抜けると、すぐ左に神厩舎の三猿がいた。感動してばしゃばしゃと写真を撮っていたら、記録メディアがいっぱいになったという、500枚はとれるはずなのにそんなはずはないだろうとSDカードを取り出してみてびっくり、うっかり小容量メディアに交換して、そのまま持ってきていたのだ。しかも、写真の容量を大きめのものにしていた。あわてて昨日から撮った写真の中から、消しても良さそうなものを選んで全部消した。そして、写真をサイズの小さなものにした。おかげで、30枚ほど撮れるゆとりができた。それでも、よほど必要な写真しか撮らないようにした。早めにどこかで記録メディアを手に入れられないだろうか。考えてみるが、大間々の町に到るまで期待できそうにない。これも、自分の目で耳で味わってこいという神の御心か。
 奥の院まで行ってもどってきた。眠り猫は、本物の小ささにちょっとびっくり、石段の手すりが一枚岩のくりぬきであるというのは、言われるまで気づかなかったが、そう思ってみると縦柱3本と手すりがセットで作られて、それがずっとつながあれている。すごいなと思う。
 本殿は、修復工事中。壁に三十六歌仙の和歌かと思われるものが掲げられていたが、読めないのが情けない。かろうじて、「奥山にもみじふみわけ鳴く鹿の・・・」かなと思うのがあった。
 鳴き龍の方は、残響の設計がすごかった。ただ、説明のおじさんが、お守りを売るセールストークが煩わしくていやだった。
 江戸時代に奉納された灯籠が並んでいた。奉納者の名前がわかるものがあったので見ていたら、その中に田沼意次の名前があってびっくり。
 駐車場へ戻ろうとしたら、「仮殿無料公開中」という看板があったので、ただなら見とかなきゃと思って行ってみた。本殿を修復工事する時のたましいの安置場所ということで、江戸時代中期に建てられたらしい結構歴史ある建物だった。そういうわけで、たっぷり一時間半をかけて見学した。








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投稿者:at Sushiat 11:30| 日記 | コメント(0)

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