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2009年08月17日

日光への旅 8 足尾銅山

 日光からは、結構近かった。富弘美術館に15時までに入館するつもりで計画していたので、ここには、13時頃までに着いていれば十分だったのだが、12時20分に着いてしまい。12時30分の構内観光トロッコに乗ることになった。800円也。
 家族連れの観光客が結構いる。駅の待合室のトイレに行って戻ってきたら、もうすでにトロッコが到着していた。遊園地の電車のようなトロッコだ。乗り込むと、前後が小さな子どもを連れた家族連れだった。前は、人は良さそうだがスキンヘッドのパパがいる。どんなお仕事の人なのか、「にっこり笑っているだけで金を取れるなんていい商売だ。」などと言っておられる。後ろは、座席をけりまくるガキがいる。
 間もなくトロッコは出発。出発したが、そののろいこと、ゆっくり歩くより遅い。100mも行かないうちに駅らしきものが見えてきて、停まった。乗客の中から「まさかこれで終点じゃないよな」の声が起こる。私も心の中でそう思っていた。すると、「機関車を切り離します。」という案内がある。客車の先頭に係員が座って、ハンドブレーキをかけたと見ると、機関車が離れていって、10mほど先のポイントで隣の線路に戻ってくる。すると、「出発します」と案内があって、トロッコはローラーコースターとなってトンネルに吸い込まれていった。100mほどのトンネルの奥が終点、その奥がかつての坑道だったところで、総延長は1234キロあるそうである。今は封鎖されている。そこから脇道の坑道を通って、炭鉱の様子を再現した展示を見る。簡単な機械仕掛けの人形が動くしかけになっている。カメラがないので、携帯電話で写真を撮りまくった。坑道につながった資料館では、坑道の仕組みや、銅精錬の方法などを解説している。外にある資料館では、銅銭づくりの方法を詳しく解説していた。良い勉強になった。
 帰りはトロッコの線路に沿って階段を上がることになる。上がりきったところが売店だった。数少ない客を相手に、おばさんたちが暇そうに店をしていた。そのうちの一人のおばあさんが、しきりに試食を勧めるので、ついつい一袋ごぼうせんべいを買ってしまった。










投稿者:at Sushiat 13:30| 日記 | コメント(0)

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