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2009年08月17日

日光への旅 9 富弘美術館

 足尾銅山は、最初の計画では予定していなかったので、くわしいルート地図がない。地図では、日光から走ってきた122号線にもどる道がわかりにくかったのだが、銅山の正面に通じる道を戻って左に曲がったら、そこが通洞大橋で、あっけなく122号線にもどって富弘美術館を目指していた。
 美術館には、14時に、予定よりかなり早く着いてしまった。道路向かいに駐車場があり、交通整理係のおじさん2人が、横断する人や、美術館の正面まで乗り付けた車を道路向かいの駐車場に案内する仕事をしていた。
 チケットを買って、まあ、ゆっくり見学しようじゃないかと思って館内に入ったが、中央広場の壁に拡大して描かれた文字や絵を見た瞬間、涙が止まらなくなってしまった。 中では、2箇所で星野富弘さんを紹介するビデオが上映されていた。次の上映まで10分あったので、裏手の草木湖を展望できるテラスへ出て、景色を眺めてみた。
 そうやって鑑賞を始めたビデオだったが、後半は熟睡していたのが恥ずかしかった。
 あとで改めてビデオを見直すことにして、作品の展示室を見始めた。すべての展示室が円形で、それが別の展示室へと自然につながっているので、壁に沿って絵を見ていたら、次々と別の部屋に行ってしまい、元の部屋の続きの絵がどこにあるのか分からなくなりそうだった。初めは絵に描き込まれた文章に惹かれて見てしまい、もう一度絵を中心に見直した。自分も涙が止まらなかったが、あちこちで鼻をすする音が絶えずしていた。その間に、さっき見逃したビデオを改めて見た。2箇所のビデオコーナーで上映していたのは結局同じ映像だったことにあとで気付いた。
 気がつくと、2時間経っていた。売店で、いろいろ迷った末に、マグネットを2つと4枚セット絵はがきを1セット買った。
 外に出て、隣接する農産物即売所で、ゆべしをみやげに買った。
 さらに、少し下ったところのドライブインに、何かみやげを買おうと入って、みやげは買わずに骨付きソーセージを食べた。

投稿者:at Sushiat 16:35| 日記 | コメント(0)

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