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2006年11月09日

掛け軸「和紙」づくり始動

今年からあさひ野小学校6年生が掛け軸「紙」を夢創塾で作ることになり、その第1歩が木からはぎ取ったコウゾウやミツマタの皮に付いている、表皮や垢を取る作業で、全員参加で行われた。作業の前に今後の作業工程と紙が出来上がるまでのプロセスを説明する。私の一方的な説明の後、2〜3人に実際の皮取り作業を体験させて見た。すると削る道具である小刀の使い方が全くダメ。じっくり時間をかけ、安全第一に作業をしてもらう。全部で4kgの材料だが、全くの素人でロスがいかほど出るか見当も付かない。
いずれにして一人2枚40人分はこの材料で充分ある予定。次の作業、当該コウゾやミツマタを大鍋で6時間かけて煮詰め、その後これを水にさらし、漂白した後、皮の繊維をほぐす為、手で材料をたたいてパルプ化する。このパルプ化が終われば準備OKだ。児童達は明後日までに当該作業を終える計画。がんばってほしい。
 環境窯の燃焼部を3時間掛けて完成させた。11回目を11/11日に火を入れたいと
考えている。但し東京からお客が8名来るので変更の可能性有り。
 明日、五ヶ庄小学校で「額」づくり。その準備を夕方行う。出来るプロセスを体験させたく、ノコギリ、カンナ、原材料(板材)を用意する。全員出来上がることを願っている。
 泊高校の同級生が沈黙の森賞おめでとうとお酒を自宅に持参。ありがたくちょうだいする。記念に今回の炭を彼女等にお裾分けしよう。飾り炭が出来るはず。

投稿者:ながさきat 19:18| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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