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2007年1月31日

市振児童小川探検・朝刊2社掲載

昨日、新潟県の市振小学校3.4年生7人が夢創塾を訪ねて来たので、小川を「探検」したが、今日の北日本新聞、富山新聞に写真入りで大きく掲載されていた。
見出しは、北日本は小川の「探検」楽しむ、富山は温泉のそば「何度かな」で読者が目のつきやすいキャッチフレ−ズ的字句でした。かつ、ペ−ジの右肩最上段に掲載されているので目に付きやすく写真を見ながら読む紙面。さぞ児童達も喜んでいる事だろう。
 筅日、小矢部山歩きの会での講演に係る、高田夫妻のコメントがブログに掲載されていた。会員達が自然の保全と定年後の生き方に感動し、かつ、2時間30分も笑いっぱなしで楽しく大好評だった旨コメントされていた。お世辞でもこんなコメント嬉しい。
 ヤギたち元気が在りすぎて又も山羊小屋を破壊し始めた。出入れ口の手製ドアが下半分板がめくられメチャクチャ。北側の囲い板2枚破られて雨風が入り込む始末。部屋の仕切り板も壊し始めた。昨日小春日和で山の中腹までエサをあさりに行っていたが、疲れるどころか力が余って喧嘩しつずけると共に自分たちの小屋まで壊してしまった。
昨年は2mの雪の中でジ−と我慢していたが今年はもう−春がきたと感じているんだろうか。?

投稿者:ながさきat 18:31 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月30日

市振小学校児童「小川」探検

先般市振小学校3,4年生と約束した夢創塾での自然体験を「小川」の源流から河口まで温度や生き物調査、ダムの機能や発電所など水の力を勉強した他、防火、消雪等水が多面的に使われている現場などを見学する。
途中、昼飯は夢創塾で児童等が自分で作ったみそかんぱを食べる。クルミ味噌を付けたので大変美味しく、女の子でも3本を平らげた。他にシイタケ、ナメコ、ダイコン、あぶらげの入ったみそ汁をガバガバ飲んで腹を満腹にした。
昼の時間を利用して、タ−ザンロ−プを2回ずつ乗る。久しぶりの歓喜の声が谷間に響いた。こんなに長い(高い)タ−ザンロ−プに児童等は興奮の連続でした。
 昼からは、小川の頭首工で農業用水の取り入れ方法や、水の使われ方を見ながら河口まで下がる。河口でサケの養殖所を見学。たくさんの小さな稚魚を見て感動する。
最後に川の水温を測って3時30分に解散。天気が良くて助かった。私も楽しんだ。
 北日本新聞の夕刊に今日の記事が大きく記載されていた。
見出しは「自然の環境ってすごい」糸魚川の市振小児童・朝日で「小川」探検と4段ぶち抜きの写真入り。今日行った「小川」探索丁寧に解説してある。柴田氏、母ちゃんに支援して貰ってスム−スに事が進行する。第1回目は大成功。2人に感謝。





投稿者:ながさきat 22:34 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月29日

生業の道具いただき。(ナタ、のこぎり、ゲンノ)

朝、山羊にエサをやるため合掌小屋前を通ると、台の上に山仕事用の道具がずらりと並んでいる。ナタ4丁、のこぎり8本、ゲンノ2本で使い古した道具だが手入れすれば全部使える代物。特に、泊ナタは旧式の物で刃の切れ味抜群の代物。大型の縦引きノコギリも目建てすればこれも切れ味抜群だ。ノコギリをたたいてみてその鋼の響きで解る。
こんな良い物を誰がくれたのだろうと、品物を丁寧に見ていたら一本のノコギリの柄に「中島」と読める文字を発見。南保の中島氏と解った。電話で御礼をする。


 北日本新聞に、昨日小矢部市で講演した記事が写真入りで掲載されていた。
見出しが「里山生かし地域元気に」とあったためか、朝から3件の講演依頼が相次いでビックリした。あいにく2件は日が都合付かずOUT。
 昨年暮れに北日本新聞社から要請のあった色紙を提出したところ、新聞社より御礼に高価なうどんをいただく。生まれて初めて、下手ながら手製の竹筆で色紙を書くチャンスをいただいた上に、好物のうどんが食べられる。ありがたい事です!!



 山ちゃん畑で育った里芋をイモ穴殻掘り出して保存状態を確認する。小芋は「ニカ」の中にあって全く傷んでいない健全な状態。親芋は7箇の内2個が少し腐りが始まっていた。これを取り出し早速明日料理に使うことにする。健全な大玉も取り出したので、里芋を混ぜ込んだ半殺しの「かいもつ」を2月の初めの山祭りに作って食べよう。
粘りのあるかいもつを食べることで仕事に粘りと元気が宿ると言われている。
そんな言い伝えも、まんざら嘘で無いような気がして、実証してみよう??

投稿者:ながさきat 20:32 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月28日

(縁結び、しょい幸)、炭工芸品作り

暖かく晴れているので合掌小屋で久しぶりに炭工芸品である「縁結び」「しょい幸」のフレ−ムを作る。まずは、2年ぶりの製作のため、フレ−ムに組み立て用の穴4個を掘る、位置印定規を2本作る。(俗称「バカ棒」)このバカ棒でコウズのフレ−ム20本に印を付ける。これで10組の縁結びが出来る。ワクワクしながら穴開け工具に9mmの刃をセットし、発電機を作動して早速穴開け作業を始めようとしたが、なんとドリルの刃が、ストッパもかけていないのに40mm以上、上下運動出来ない状態。これでは穴開け作業は不可能。機械のメカニックにはメッキリ弱いが、該当部分のカバ−をハズして見てびっくり。狭い空間にヘクサンボがびっしり詰まっていた。しかもこの虫の体液で歯車がさびてしまっていた。原因が分かり穴あけ機を掃除する。潤滑油を塗って作動試験をしてみると正常に戻る。いざ作業を開始と時計を見たら11時。
 慌てて作業を中断し、昼から行う小矢部市山歩きの会主催の総合センタ−講演会場へ直行する。約束の小矢部インタ−12時にぴたりと到着。会場で昼飯を食べながら打合わせの後1時間30分講演する。講演主旨は夢創塾の自然体験活動を通して、地域の活性化方策や、里山の生業の技、知恵の伝承、自然の保全、食文化の継承の大切さを実体験を元に訴えた。講演後も質問多々あり多くの皆さんと会話がで来て楽しかった。
昨日に引続き今日も100名を超す参加者があって気合いが入った。そして元気が出た。帰りに、初めて花束をいただいた。嬉しかった!!さすが小矢部文化が高い!!
 早朝、大森氏が「額」づくりのための「工具」を6組作って持ってきてくれた。
これで2月8日に釜ヶ淵小学校で作る「額」作りはスピ−ドアップが出来かつ正確に作れること間違いなし。当所からこれで作れば良かった。それにしても大森氏の工具はすばらしい作りだ。クサビもほれぼれする出来上がり。大森に乾杯だ!!!!

投稿者:ながさきat 20:24 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年1月27日

鳥害、猿害、チュウ害(ネズミ)に参った。

暖かい日が続き、山羊のエサやりも自動車で通える事に安堵していたら、夢創塾に異変が起きていることに気が付かなかった。その一つ、キツツキが合掌小屋の屋根板1カ所、夢創塾の外板7カ所、休憩所9カ所合計17カ所を直径5cm程の穴を開けてしまった。隙間に越冬しているヘクサンボやテントウムシを補食するために板をくちばしでつついて片っ端から破っている。私のいない間にやってきてこんな悪をするのだが、防除するには小屋群を全部ネットで囲まねばならず、それも出来ずお手上げ。
 越冬野菜として保存しておいたサツマイモをネズミが木の箱をカジリ切って中に入り半分ほど食べて無くなっていた上、排泄物でばちゃばしゃ。結局全部廃棄する。子供達に蒸かして食べさせよう思っていた食材がパ−。残念。
 山ちゃん畑の大根、白菜(花が咲き始めた)が猿たちにかじられ見るも無惨な惨状。又、椎茸も親指大に生長していた200個程もむしられ怒り心頭。先般遭遇した猿群眼が当方へ遠征したらしい。私の大事な食材を失敬して猿たちが益々軍団を拡大すれば敵のエサを作っているようなもの。頑丈な囲いを作るしか方法がない。
これからも様々な被害に遭遇することを楽しんでゆくしか仕方がない。 

投稿者:ながさきat 20:32 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年1月26日

自然の魅力伝えます

今日も小春日和で気温12,5度。冬とは思えないほどの暖かさ。山ちゃん畑のハクサイ、中央の芯が成長して花芽を付け始めた。真冬に驚くべき珍現象。朴木も芽が膨らみフキノトウも花が咲き始めた。そのフキノトウを山羊が食べ、旬の味を楽しんでいる。
 雪が夢創塾広場に無くなったが、4年目を迎える真冬時恒例の「小川の自然探検隊」行事を今年も実行するため、学校、水博、魚津農地、温泉、漁協関係者等と打合わせ、柴田氏が実施要項を作成する。
実行日は、1/30・糸魚川市市振小学校3,4年生7名
     2/2 ・あさひ野小学校6年生43名
     2/7 ・五箇庄小学校5年生17名
探検内容 1・小川温泉元湯周辺自然観察    2・小川朝日ダム見学、解説
     3・小川頭首工見学         4・黒部川の水取水、ラバ−ダム
     5・小川内水面漁業組合見学、水温測定
当該要項を該当の学校、朝日町、小川温泉、土地改良区、漁業組合に配布すると共に協力要請をお願いする。他、北日本新聞の原田支局長に、今年初めて自然体験がしたいと要請のあった市振小学校の子供達からの文を添えて送った。
蛇足だが朝日町議が隣の糸魚川市議と先日隣同士仲良く情報交換をしましょうと交流会が始まったばかり。当方はすでに子供達と小川の探検が始まった。今後も継続したい。
 明日から夢創塾の「自然の魅力を伝える」講演が目白押し。
1/27・滑川市公民館研修   1/28・小矢部市山歩きの会
2/8 ・立山町釜ヶ淵小学校  2/10・朝日町公民館
2/18・富山市八幡小学校   2/20・朝日町土改
2/24・上智協力会      3/18・魚津市婦人会 
各種まちまちな団体なので参加者の層を事前に聞いた上、講演の内容を組み立ててゆかねばならない。いずれにしても、自然を生かした暮らしの知恵や環境保全の大切さ、里山の生業の技、人と人との絆の大切さを伝えてゆきたい。

投稿者:ながさきat 22:12 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月25日

炭工芸づくり準備

昨晩からの降雪4cmだが気温は−3,1度で背筋が寒い。山羊に干し草3kgと古代米いなわら2把を「押し切り」で2cmに切断して与える。当所、いなわらを残していたが今は干し草と一緒に食べて残さなくなった。今年初めての試み、いなわらの餌付け成功だが栄養的にはどうなんだろう?食べ残さないので満腹用には有効なんだろう。
糞の状態全く異常なし。だからOKだと確信している。干し草これで100kg削減。
 午前中、2月8日に立山町釜ヶ淵小学校で卒業証書を入れる「額」づくりの準備をする。裏に当てるアクリル板、ベニヤ版、クランプ等を購入。他に額を作るための道具材料の調達をして魚津農林所長の自宅に搬入。見本を作ってもらおう。
 昼から、コウゾの芯が調達できたので、2年間中断していた炭の工芸品「しょい幸」「縁むすび」を創ろうと、コウゾを所定のサイズにノコギリで切断する。
半日の出来具合は、フレ−ム80本、連結棒300本、ストパ−及び縁結びの足部320本でした。これで「縁むすび」50組、しょう幸100組が創れる。いよいよ、額入り「お花炭」と併せて当所だけにしかないオンリ−1の品が展示小屋に飾れる。
他に、今年挑戦したキズ紙、小枝のフクロウ、バ−ドコ−ル、変わった物で塩やにがりギョウジャニンニク醤油なども展示しよう。
 寒い中、休憩無し、集中しで作業をしていたら予想以上に部品が出来た。寒さを忘れた半日でした。久しぶりの充実作業、帰りに小さなシイタケ20個採集し、火にあぶって酒の肴にしたら、美味しくて少し飲み過ぎ。腹ごしらえに残っていた文化人会時の鯛のカマボコも焼いて喰ったら飲み込むのに又酒が少々必要になった。??今日は極楽! 

投稿者:ながさきat 20:09 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月24日

猿軍団との遭遇

早朝、山羊やかもに餌を与えての帰り、笹原地内の林道で30数匹の猿軍団に出くわす。小さい体調20cm未満の猿4、5匹が、母親の腹下や背中にしっかりしがみついて、山から川原に林道を横断して移動する途中でした。あまりにも数の多さにビックリ
ゆったりと移動しているのでカメラチャンスと、デジカメを取り出し、自動車から降りた途端、一瞬のうちに藪の中に消えてしまった。その早かったこと。5.6匹の集団でもとカメラを向け、画像を確認しようとしている間にもう消えた。結局1枚も写せず。
この軍団、我が集落に近づいてくるのか、はたまた夢創塾に接近してくるのか、来ればどこであろうと被害が又出るだろう。暖冬で小さな猿も越冬し益々猿軍団がふくれあがる事間違いなし。夢創塾も益々猿軍団との知恵比べ、我慢比べになってくる。
 そんな中、昨年植え込んだ椎茸原木が、この暖冬でゾクゾクと出だした。本来ならば4月に出るハズ。今出ても雪が降れば成長がストップするので美味しくないし、雪の中で採集するのは楽しくない。
どうすれば良いか?答え、環境窯小屋に全部移動すれば解決。しかし原木に親指大の椎茸全面発生の状況、移動には1本毎手でもって運ぶしか無し。こんな事までして椎茸を食いたくない心境。明日天気が良ければ少し運んでみよう。
 昨日の文化人懇親会にいただいたたいのかまぼこ朝、一匹丸かじりした。美味しい味で昼にも又丸かじり。やはり文化人でなくこの行動からして原始人のようだ!
 あさひ野小学校の小川探検隊日を2月2日に決定。柴田、王水氏に支援を要請。五ヶ庄小学校の2月7日も併せてお願いする.OK。ついでに魚津農地の所長にも解説要請をお願いする。OK。

投稿者:ながさきat 18:52 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月23日

市振小学校からの手紙他3題

市振小学校3,4年生7人から夢創塾に来たいと手紙が来た。内容は、総合学習で「自然」について学習をしていた時、パソコンで自然体験学校「夢創塾」が在ることを知り学級で「是非行ってみたいと」と言うことになりました。
夢創塾にいきたい理由は次の通りです。
・自給自足や自然の事をもっと知りたい。
・市振との自然を比べたい。
・夢創塾のいろいろな事を知りたい。
・自然体験をしたい。
・都合の良い日と持ち物などを教えてください。
早速1月30日に夢創塾探検隊として来てくださいと招待状を投函する。
当日、晴れることを朝日岳に向かってお祈り合掌する。
 2007年北日本新聞「新春色紙展」の目録が送付されてきた。併せて色紙展出品の御礼状が同封されていた。著名人のすばらしい絵や書が出品されていて、これが色紙という物かと認識を新たにしました。私ごときが知らぬが仏で竹筆で書いた書、赤面の至りで穴があったら入りたい気持ち。文化人になった記念の「書」でした。???
 チュ−リップテレビの岩井さんが番組企画書(案)をもって夢創塾を訪ねてきた。
タイトルは中部6局共同企画「ニッポンど真ん中!」、取材内容は2月22日午前中に
露天風呂を沸かしてタレントの人が入浴し、良い湯だな−と絶唱うんぬん!だそうだ!
吹雪も予想されるが、やってみることに意義ありで了解する。
 夕方、2007年北日本新聞社主催の「文化人新年懇親会」が全日空ホテルの大広間で開催され、初めて参加する。概ね1000人位の参加者でした。この中、知人は15人ほどしかいなく、私はむしろ、文化人より原始人の代表みたいでした??
しかし、梅沢社長や知事、西頭学長、森市長等に挨拶が出来て有意義な懇親会でした。おみやげまでいただいき、ご機嫌で帰宅する。PM11時過ぎ!!!。

投稿者:ながさきat 23:21 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月22日

風の道森作り取りまとめ

林研メンバ−として関係者と先般は知事、今日、農林部長他県会議員に林業政策に係る予算や諸々の支援を陳情する。成果はこのご時世、期待したいが?
 これを機会に昨年度の「風の道」森づくりに付いて取りまとめてみた。
主旨は、県民参加型の森ずくりの中にあって、夢創塾の裏山が荒れ放題になっているため、木を切って風が通る森づくりを将来を担う子供達と一緒に行い、伐採した木を資源として活用すると共に今課題になっている地球温暖化対応の一翼を担う啓蒙を計た。
この為に昨年度は以下6回に渡り柴田氏、魚津農林関係者と、五箇庄小学校6年生17人が裏山等で森づくりを実践した。
第1回 8/5  森の研究・・五箇庄、新庄小学校生41名他父兄13名
第2回 8/26 雑木伐採・・五箇庄小学校17名・杉の木伐採、運搬
第3回 9/26 風の道作り・・上記      ・オ−ナ杉贈呈、杉に名前授与
第4回 10/10 風の道作り・・上記の他林業研究グル−プ50名、展示小屋製作
第5回 11/10 額作り・・五箇庄小学校で木工教室。額の枠組作業。
第6回 12/18 額完成・・全員手作りの卒業証書用額完成。
 一年を通した森づくり、最後は間伐した杉の木で自分の額をつくりこれで完結したが、今後、卒業証書が入ったこの額を見て、夢創塾での森づくりを思い出して貰えば嬉しい限りだ。
こんな事を思うとまだまだ元気が在る限り「風の道」森づくりを続けよう!!
尚、額作りの第2段として、2月8日に立山町の釜ヶ淵小学校で「額」作りを実施します。材料の準備を今週から本格化しよう。





投稿者:ながさきat 19:06 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月21日

大寒に春を見つける

夢創塾、大寒なのに昨日から積雪0。しかも気温12度ポカポカの小春日和。山羊共もエサをあさりに杉林や竹林の中を駆けめぐっている。この気候どうなっているんだろう。暖かいのは良いけれどこの後が不安だ!!
 先般テレビ局から要請のあった冬の露天風呂について、沸かすための薪を準備する。
今年に入って始めて、柳、クロベの木をチェンソ−で切断。「ヨケ」で小割りし2回分を小屋にストック。そのとき見つけたのが、天然のヒラタケ、おおきのは直径20cmもあってオバケの様なヒラタケにビックリ。大小21個採集。他にシイタケ5個とフキノトウ7個を採集。季節はずれの旬な自然の贈り物にとまどいながら、夕食のおかずに美味しくいただく。



 キズ紙part2を朝から仕上げる。今回は紙の厚さを極力薄くしてキズ紙ながら「雲龍紙」に近い薄さに挑戦した代物だ。?その為剥ぎ取るのに普通時の2から3倍の時間を要した。厚さは薄いので0.3mm、厚くて0,5mmでした。これだけ薄いと剥ぎ取り困難で破れたのが14枚、穴あき紙が7枚も出た。不良紙20%も出してしまった。原因は経験不足につきる。!!腕を磨かないと透けた紙は出来ない事を認識。
 北日本新聞の子供版の所に夢創塾の記事が大きく記載されていた。あさひ野小学校6年せいの鹿熊君が、卒業記念の掛け軸にするための紙づくり体験をしたときの作文だ。
内容がしっかりしていて私も嬉しくなった。写真もあって朝から元気が蘇る。
まさか昨年の活動が今日出てくるとは思いもしなかったのでよけいワクワクした!!!

投稿者:ながさきat 19:01 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月20日

キズ紙完成

朝からキズ紙を乾燥機に張って乾燥させ87枚の完成紙をづくる。キズ紙の割に下地の色も自然色で、漉き込まれている無数のキズや表皮も均等に散らばっているため、一枚ごと文様が合って面白い和紙に出来た。心配していた表面も滑らかで厚さにしても0,7から1mmぐらいで結構使えそうだ。どんな使い方が在るのかこれから考えよう。
それにしても、脱水後一枚ごと剥ぎ出す作業に大変往生した。キズが次の紙に絡んでいて簡単にはぎ取れなかった。こんなに神経を集中した作業久々だった。87枚を完成するため2回も休憩を取った。普通紙なら一回も休憩無しで出来るのに!一昨日漉いた2回目のキズ紙、明日早くから80枚乾燥させ、この冬の紙漉を終わりにしよう。




 昼から、しょい幸炭、縁結びのお土産品を作るためコウズの芯を所定のサイズに切断する。直径1,3〜3,0cmのコウズの芯を長さ18cmにノコギリで切った。その数概ね200本2本一組のため100組分の準備OK。
コウズの芯は暮れに皮を剥いた直後で大変肌がきれいだ。出来上がりはこれにセットする竹炭、黒炭の形で善し悪しが決まる。次なる作業、在庫の炭を取り出し切断調整することだ。まだまだ時間がかかりそう。

投稿者:ながさきat 17:02 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月19日

雑誌「自然人」の校正

昨年の暮れ、株式会社橋本確文堂が発行している「自然人」の取材を受け、その時の記事の校正が出来たので、今日郵送されてきた。
見ると、私を始め妻の絹恵、柴田、大森の4人が朝日岳をバックにみんなすてきな笑顔で表紙を飾っているのに驚き、水と丸太小屋等、その構成の良いのに大いに満足する。
表題も、「手作りの丸太小屋で里山の暮らしを伝える」で写真とすごくマッチしている。いかにも「自然人」といった雰囲気が漂っている。
4ペ−ジに渡り夢創塾での自然体験内容や、炭や和紙づくりによる循環の思想、切って育てる森作りと自然環境保全について私の思いが忠実に記載されている。半分が写真あり、これを見ているだけで活動内容が読み取れる。山羊のアップもなかなかユニ−ク。最後のペ−ジ、見開き一杯の写真、子供達と一体となって作業している様子が実に良く写れている。記念になる雑誌間違いなし。子供達も一生の記念になるだろう。
校正箇所2箇所あり。明後日にでも連絡しよう。
 五箇庄小学校6年生が漉いた和紙を学校へ納入する。校長大いに喜ぶ。
併せて恒例の冬の小川探検隊行事を2月7日午前中に行うことに決定する。柴田氏に連絡済み。参加者は5年生17名丁度手頃な人数だ。
 朝日土地改良区の新年会。役員達に土地改良仲間の誇りだと、夢創塾の活動を大いに賞賛して貰う。この年になっても褒められて嬉しいものだ。!!



投稿者:ながさきat 22:49 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月18日

キズ紙づくりpart2

一昨日に引き続き残っていたキズものパルプ2ロット分を朝から昼まで80枚漉いた。最初15枚まで、トロロアオイが効き過ぎたのか大きな気泡が、中央に出るので、針でつつき空気を脱いで紙漉作業を続行していた。その後、気泡も小さい形になり25枚目ぐらいから全くなくなり、以降70枚まで快調に漉き終えた。キズ紙と言いながら一枚ごとキズの文様が違うので面白い紙が出来る用だ。心配していた紙全体の色も白くは無いけど薄茶色で自然の色になるようだ。


漉き終え布で包んでその上に板を敷き、板の上に30kgの米袋をのせる。これで初期脱水を行った。夕方には新たに一俵を乗せてさらに脱水を計る。1時間後には初期から13リッタ−の水を絞り取る。明日には本格的に脱水機に掛け最後の一滴まで搾り取ろう。その後乾燥してキズ紙完成だが一枚ごと違う紙を早く見たいものだ。

 某テレビ局から電話で夢創塾の冬の露天風呂を放映したいので協力して欲しい旨の依頼有り。放映月日は2月22日で雪でも決行。うち合わせを1月23日am9時から現地で行いたい。薪割りに始まって水張り、等も全部雪の中でやりたいとのこと??
ばかげたことだが面白いから挑戦してみよう。4年前にはこんな事をしょちゅうやっていたから自信があるぞ−!!!
 伊東君の葬儀に行って見試会会長佐藤先生に本物の和紙10枚をあげる。久しぶりに元気な先生と会話する。話しをしただけで何か「ほ−」とする。神のような存在だ!!

投稿者:ながさきat 19:14 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月17日

林道凸凹

夢創塾に通ずる林道の路面状態、雪解けで日増しに水溜まり部が拡大し、数も増え続けている。未舗装林道1,5kmの延長の中にあって水溜まり部は、直径1,5m以上が9個、以下50cmまでの水溜まり概ね17個、50cm以下の窪み25カ所、深みもあって乗用車はどろんこ車体に変身する有様。私はトラックでの通いで被害が少ないが、乗用車で訪問してくる仲間には大変迷惑をかけている。解決方法は昨年準備した砂利を穴埋めに使えば良いことだが、その時間と暇がとれない。又これだけ悪路になると個人では処置出来ないのでショベル等重機を使った整備が必要だ。何時降るか解らない雪を見ながら当分は大きい水溜まり部の端を水切りでしのいでゆこう。
 キズ紙の脱水、昨日から朝までバケツに1杯約9リッタ−、大量の水量にビックリ。
再度、ジャッキを締め上げ脱水を促す。夕方又締め上げる。さすが今度は水滴が落ちずジワ−と布に浸み込んだ状態で水が絞り出される。あすも絞れば概ねOKか?
 中小企業診断士成川氏のヒアリングを受ける。「地域資源の活用に関する調査」で夢創塾の活動理念やグリ−ンツ−リズムに係る実践と課題云々についてQandAで行う。新川地区での新製品を作りたい用だ。がんばって欲しい。?

投稿者:ながさきat 18:54 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月16日

キズ紙づくり

谷川の水にさらしてたカビたコウゾは2日経過しても色の変化無し。そこで、サラシ粉を使って強制漂白を計る。2時間で概ね漂白したが、黒いカビには効果無し、黒ずんでいたのでこれを取り出し廃棄する。水で漂白剤を流した後、御影石の上でコウゾをたたき、半パルプ化した後、大型ミキサ−で3分間攪拌してパルプ化する。午前中当該作業をポカポカの陽気の中で終了する。和紙の枚数にして約200枚が見込める。捨てなくて良かった。
 昼からキズ紙の紙漉を行う。新しいトロロアオイをタップり投入し、夕方まで80枚を漉き揚げる。ノリが効いていたのか、思ったより表面がきれいに漉けた。
早速軽く重しをセットして初期脱水を行う。明日の朝2回、夕方1回、順脱水作業が必要。
 ヒアリング要請2件
・中小企業診断士 成川氏より夢創塾のグリ−ンツ−リズムの取り組みと今後の展開に ついて聞かせて欲しいとの要請がFAXで入っていた。明日OKと連絡しよう。
・現代林業社から夢創塾が取り組んでいる「風の道」森づくりで児童と共に間伐、回廊づくり、すきの贈呈、卒業証書を入れる額づくり等ユニ−クな活動を紹介したく2月14日pm1,0時新川森林組合で聞き取りしたい旨携帯に連絡有り。了解する。
 島、鍋島氏がブラリと訪問。ギョウジャニンニクの量産体制万全の報告。併せて販売 戦略の下打ち合わせに来て90分立ち話。彼らが作っているニンニク入り醤油、塩、 にがり等を当夢創塾の展示小屋で飾ることを提示。販売もOK。
 この2人すごく役に立つデコボココンビ。野菜作りの先生だ。面白い仲間!!

投稿者:ながさきat 20:16 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月15日

話題2件

山羊の生態
 近頃山羊に干し草いくら与えてもすべて平らげるので、古代米のいなわらを「押し切り」で2〜3cmに細かく切断し、かつ干し草も同じ長さに切り、これを3対7の割合に混ぜてエサとして与えた。結果、干し草だけをより分けて食べる事が出来ず、一緒に食べ尽くした。まぜエサ成功。2〜3日混ぜエサを与えて食べ具合や糞の様子を見よう。干し草になってから飲み水1日5リットル必要。水の補給が大事になってきた。
エサが不足すれば自力で食べよと杉林まで山羊小屋から踏み固めた道を作ってやる。杉林にはアオキ、サカキ、笹、シダ類が茂って食料になるハズ?
知事来訪?
 昼から林業振興について森林組合連合会会長等関係者6団体会長(私は林業研究会グル−プ協議会会長として)が、知事に19年度も予算措置や人的支援などに付いて陳情する。
この陳情に先立ち、農村環境課に立ち寄ったところ、先日課長等がグリ−ンツ−リズムがらみの件で知事に説明の折、「夢創塾への訪問」について突然な質問に関係者とまどった旨を聞かされる。・・・・・?
 これはたぶん私が、昨年北日本新聞社の文化賞「沈黙の森賞」をいただいた時、口頭で森富山市長と共に是非自然体験に来てくださいと要請していたこと、すでに知事の奥さんが楽しい自然体験をして行かれたことや、新聞テレビなどで情報発信を続けている背景が合って、前記の質問になったので無かろうかと推測する。?
いずれにしても来ていただければ、やまびこの郷会員のお年寄りははりきると共に元気が蘇り益々生き甲斐を感じることだろう。
夢創塾生も自信を持って地域の活性化活動規範として語ることが出来よう。
雪解け時に是非来ていただきたいものだ!!!

投稿者:ながさきat 20:23 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月14日

再生・かびたコウゾウ

昨年の11月、あさひ野小学校で卒業記念にする掛け軸の用紙を作るため、コウゾウの表皮を処理して貰ったが、管理が悪くカビてしまった。その後、このカビを取るため水にさらしたり、雪にさらしたりしてみたが、コウゾウいちめんに付いた黒、赤、茶色のカビ跡は全く消えるどころか広がってゆく有様。細菌の繁殖力にただただ驚くばかり。
2ヶ月間、様々な方法を試みた結果、成果無し。しかもコウゾウが腐り始める。、繊維が水に溶け出したので廃棄しようと思ったが、当該100枚分の材料は、昨年1年掛けて作ったコウゾウ。それを思うともったいなく、捨てないで使うことにした。
 杉の皮をたたいてパルプ化し、これを当該コウゾウと混ぜ、かつ除外してあったキズの付いたコウゾウも混ぜた杉川斑入り和紙?を作ることにする。初めての挑戦だが失敗して元々。成功するように従来からのノウハウを展開すれば成功するハズ。課題は混合色がどのように出るかだ!!
 再度、大樽に杉の皮やきず物、カビコウゾウを入れ谷水を注水してあく抜きと漂白を試みる。2〜3日継続して効果が出なければ最後の手段、サラシ粉で漂白だ!
 昼からナタの柄を作る。昨年老朽化で柄が折れ、使い物にならなかったナタの修繕。しかし肝心な先端を止める鉄の輪(直径3cm)が無いので完成にいたらず。残念。
 太陽が出ていたのでヤギたち、積雪45cmの中を小屋から散歩(餌探し)に出てくる。ピ−ナツを1袋与える。無くなっても私の周りをうろついて離れず、まだくれろと
角や口で小突いていた。こんな仕草かわいいもんだ!!
 雪があって自動車がやっと登れる林道なのに、昨日のKNBテレビを見たので来ましたと見学者自家用車3台8人。弓矢を射って満足して帰る?何の為に来たんだろう??

投稿者:ながさきat 20:26 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月13日

業務連絡

左コラムの備忘録にいくつか外リンクを張ってありまして、パソコン等の環境によっては見えないかもしれないので、障害が出たときは教えてください。
続きを読む...

投稿者:ながさきat 23:54 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

バタバタ茶筅作り

昨年の暮れに柿の木谷の奥で取ってきておいたネマガリ竹30本の内、15本を今回茶筅を作るため所定の長さに切断して28本14組分をまず準備した。続いて、一本毎、茶筅の持ち手部の黒い垢や「ふし」を整形する。合掌小屋でこんな仕事が半日かかった。次回はこの竹をミヨウバンを入れて3時間くらい煮詰め、軟らかくして穂先が0,1mm以下になるまで削ぐ作業が待っている。私はがんばっても一日7組14本しかできないが物を作る喜びは何事にも代え難い。昔から引き継がれているこの茶筅づくりを、今後は仲間に伝えて置こう。
 昼から和紙の乾燥をする。35枚を1時間で仕上げる。今回はトロロアオイがよくきていて表面がきれいに出来上がる。トロロアオイの調合が紙づくりのポイント。
 夕方KNBのラブぽけ「山ちゃんの田舎暮らし」初笑い編を見る。山ちゃん、今年を占う矢を放ったのに飛んでゆかず自分の足下にポトリと落ちる。これを見て私が大笑い。弓の弦に矢がうまく乗っていないからだ。丁寧に教えたので3本目の矢は15m程とんだ。全く初めての体験とにかく飛んだから良しとしよう。
 晩は稲穂のお花炭を額入れするため裏板に橙色のフエルトを5個張る。明日、天気が悪ければ2本ほど額入れしたい。昨年の3月から忙しくて出来なかったが、腕を落とさないためにも実践しよう!!
 予定していた猿投台中学校への年賀状御礼は忘れて出来ず明日にする。




投稿者:ながさきat 19:44 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月12日

今日の出来事メモ

朝7時気温−2,1度、積雪15cm(昨年の今日1,95m)小雪模様。
朝一番の作業、昨日漉いた和紙を手製の脱水機で水分を絞る。夕方再度絞り揚げる。
次、アイガモに屑米を与え、池の水源元に貯まっている落ち葉などのゴミ撤去。
続いて山羊のエサやり。3日前から少しエサを減量した結果、なんと山羊小屋の柱2本を10cm程外側に押し出し、囲いの板も3カ所破られていた。倒壊はしないが雪や風が舞い込んでくる状態。柱を大きなカケヤで元に戻しカスガイで止め応急手当をする。
食い物の恨み人間以上に恐ろしい物だと思い知る。今日から元の干し草量を与える。
朝の最後の作業は、昨日剥いたコウゾウの皮を雪の上にさらす。自然の力で漂白する技。このようにして作った和紙は繊維が傷まないので1000年持つと言われている。
要はホンマモノ長持ちするとゆうことだ。
 日中、今日は農政局へ挨拶回り。幹部連中から新聞、テレビで活躍状況を見たと話題が弾む。加えて、俳優大桃氏との有機農業交流を語って支援を要請する??
 昨年暮れに、とやま国際理解教育研究会の定村しから要請のあった炭焼きに係るプログラムづくりのネタをA−4用紙にメモで4枚郵送する。年末から年始にかけてんてこ舞いの忙しさで今日になってしまった。どの程度のとりまとめを必要としているのか皆目分からず、自分流にして送る。当所、ヒヤリングで取りまとめると言っていたハズ?
 晩、足の裏がヒリヒリ痛む。なんと「きびす」にアカギレ、1cm程の亀裂がありそこが痛む。かって無かったこと。年のせいか???早速特効薬の熊の脂を付けて処理する。2日もすれば治るハズ。今までみんなに勧めていて実証済み。

投稿者:ながさきat 20:32 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月11日

田舎暮らし収録

朝から夕方5時までKNB・ラブぽけ「山ちゃんの田舎暮らし」の収録を雪がちらつく寒い中、合掌小屋で山ちゃんが書き初め用の和紙作りを行い、野外では楮の弓矢を3本ずつ作り、無病息災を願うと共に、山、森、川の神に今年も自然の恵みをお願いし、天に向かって放しました。一番遠くまで飛んだ私の矢は距離にして約45m。とんだ距離からすれば今年も飛躍の年になりそうだ。飛躍するためは「継続は力」をモット−とし、従来にまして行動してみよう。?今年は66歳になるができるかな−??
昼飯は昨年暮れに作った凍り餅、山ちゃん畑で作った大根をクルミであえたおかず、里芋ズイキのみそ汁、里芋をいろりであぶった田楽を食べる。一番美味しかったのは大根クルミあえ、クルミの味が甘く少しトロ−としてミルクの様にうまっかった。スタッフも好評でした。本マモンの天然の味と自慢する。
最後に自分で作った和紙に木酢の沈殿物を墨代わりにし、これまた、自分で作った竹の筆で書き初めをした。私は「夢」山ちゃんは「飛ぶ」を書く。
夕方終了。放映は13日(土)夕方5時40分頃から!!

投稿者:ながさきat 20:32 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月10日

年始挨拶回り

昨日と今日、非常勤で勤めている会社の年始挨拶回りを県東部で行った。行く先々で元旦の北日本新聞に見開きで掲載されていた「越中流・第二の人生創造」充実ライフの話題を相手方から話しかけられ、会社と夢創塾の二足のわらじ談義で一瞬「場」を明るくしたようで会社のPRもして満足した挨拶回りの日だった。明後日は水土里ネットのデスカッションで俳優の大桃さんとの出会いを作ってくれた農政局へあいさつまわり。
機会があれば局長OR部長に夢創塾が大桃氏の有機農業を支援することになった経緯と今後の交流展開を報告したい。
 朝6時45分に山羊のエサを与えにいったが未だ薄暗く3匹共寝そべっている。干し草3,5kgと古代米ワラ2kgをえさ箱に入れ、水5リッタ−をバケツに注入して早々に帰宅。7時過ぎようやく明るくなる。雪が降っていると夜明けが遅い。
 明日はKNBの取材日。今日もビ−チ仲間の新年会。

投稿者:ながさきat 18:39 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年1月9日

俳優大桃さん訪問伺い!!

昨年の暮れ、農林省が主催した水土里ネットのパネリストで友達になった大桃さんから、今年新潟の魚沼地区で有機農業、無農薬栽培の古代米を自から作りたいので、それを経験している私に単位当たりの肥料重量、木酢の重量と散布時期など具体的にメ−ルで訪ねてきた。その返事を12月20日5項目にして送信しておいた。
それに対する返事が4日付けで送信されていた。
早速のお返事有り難うございます。
木酢の事も協力いただけるとは嬉しい限りです。
無農薬での稲づくりは父も初めてで、この資料を基にやってみる積もりです。
田花きの前に一度、長崎さんの訪ねても良いでしょうか?
私の米づくりをこれから農業を始める人の資料に出来ないかと考えています。又連絡させていただきます。
お返事有り難うございました。以上。
 文中代掻き時?に訪問伺いがあったので、早速いつでも訪問歓迎の旨今日返信する。
他に私の作った昨年の古代米づくりアラカルトメモを2月初めまで送ることにしる。
有機、無農薬栽培を実践している本田氏、クリ−ンみず穂の柳沢氏とも連携して大桃さんを支援しよう。このことによって農業に少しでも感心を持ってくれる人が出来れば又生き甲斐が蘇る。
前回彼女に約束した木酢100リッタ−。炭粉100kgは暮れに調達済み。
いつ頃運搬するか?これから彼女と打合わせしながら進めよう。

投稿者:ながさきat 18:57 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月8日

桜・葛払い

昨年暮れに出来なかった皇寿桜に巻き付いている葛の刈り払い作業を、積雪50cmのなか1日がかりで行う。中には葛に桜の木1本まるごと覆われ、それが原因で雪が桜木全体に積もり、重みで倒木している木が4本確認。他に、大きな枝が裂けている本数11本があった。暮れに当該作業をしておけばこんなに被害が無かったハズ。解っていながらしなかった事に猛反省。
作業をしていて驚いたことは、1本の桜の木に巻き付いている葛の本数の多いこと。
根元の幹、枝の先端から巻き上がっている大小様々な葛のツルは最大18本も巻き付いていた。葛の生命力に驚くと共にどうして地上から2,5っmの高さにある枝の先端からはい上がってきたのだろう?大半でこんな現象が見られた。自力か伸びる草の支援か
 又直径1,5cm程の葛のツルが8本束になって幹に巻き付いていたが、さぞかし桜の木は邪魔者であり、成長を阻害していたことだろう。桜の木さんごめんなさいだ!!
葛払い作業を終え、111本の皇寿桜を見渡せば、散髪を終えたようにスッキリしていた。春の花見が待ち遠しい。今年は夏と秋、2回葛切り作業を実行しよう。
 昨日の漉いた和紙の脱水作業を合掌小屋で行う。朝セットして夕方絞り揚げる。
KNBの準備・弓の点検修繕OK。矢作り8本。試し撃ち、良く飛ぶOK。竹筆材料調達。試し作り2本OK。墨代用品の木酢残留液準備OK。
 季節はずれのなめこが水場の下の1本の原木にゾクゾク発生。暖冬のせいか?
もっとも取水口の水場にふきのとうが3個咲いていた。水も温かいのだ。5,6度でした。

投稿者:ながさきat 19:45 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月7日

新年祭・夢創塾の夢祈願

蛭谷神社の新年祭が八幡神社の神主によって執り行われた。宮総代でもある私も玉串奉納が有り、家内無病息災、町内安全祈願の他、夢創塾のさらなる夢が実現出来るようお願いする。拝礼を終り広場に座ってからさらなる「夢」の具体事項を無言で唱える。
1・2年目を迎える、切って育てる「風の道」森づくりの効果的実践
1・KNBラブ・ぽけ「山ちゃんの田舎暮らし」冬の巻編、収録時晴れ欲しい願望。
1・炭窯ネットワ−ク作り。窯づくり指導、黒部、上市の県内の他バリ−島展開も??
1・アメリカ、カスケ−ド山脈聖なる山2座の登頂。昨年失敗のMT、ジェファ−ソン
1・夢創塾を舞台としたソフト事業の本格的な展開。グリ−ンツ−や修学旅行対応。
以上5項目を唱え祈願をしてみたものの、あまりにも多い祈願に神様もとまどっていたことだろう。考えてみれば今日の賽銭355円しか投げ込んでいなく御利益が期待できない上、蛭谷神社の許容範囲を超えているようだったので、即決意表明(決意沈黙)に切り替える。神社にお参りしたことで今年の夢創塾の方向性が見つかった。これが御利益だ。
 朝から雷を伴った暴風雪で外は荒れ狂っていた。昼から夢創塾に行って各小屋の冬囲いを点検、破れたブル−シ−トなどを補修する。その後、合掌小屋で新春腕試しをしようと紙漉をする。外は雪交じりの荒れ狂った北風、小屋の中は水温4,7度と一緒に近い気温。自然の悪条件にもかかわらずいかに紙漉に集中出来るかトライ。1セット35枚を漉き終える。最初の5枚は空気が入っていたがその後順調でした。結果は3日後。
 降雪量11cm。昨年はこの時期150cm。何よりも自動車で山羊やかもにエサやりが出来ることが私には一番の幸せだ??。雪中でのエサやり徒歩での往復70分、それは大変なのです。  

投稿者:ながさきat 20:15 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月6日

和紙づくり準備

昨日、バリ−島竹炭を炭化要請した県の田中氏に持参して手渡す。絶品に仕上がったことで彼も私も満足でした。玉虫色が付いた竹炭、商品になること請け合い。バリ−島に無尽蔵に在る竹を炭に出来れば地域振興に役立つ事間違いなし。田中氏には炭窯の現地技術指導も可と伝えて次の展開を待つことにする。 新年ひとつめの「夢」デス。
 昨年暮れに出来なかった冬支度、朝から作業に取りかかる。
サツマイモを保存するため大きなポリバケツに「にか」とサツマイモを交互に入れる。
傷みが出ていたサツマイモは山羊たちに食べさせた。喜んで一気にくってしまった。
山ちゃん畑のダイコンを一カ所に集め、古代米イナワラで「ツンボリ」を作って天然冷凍庫にして保存。雪にさらされて美味しい大根になっていることだろう。
花炭窯の前後を杉板で雪囲い。窯の中には昨年焼き上げた稲穂が置いてある。
積み込んでいたナメコ、シイタケの原木山へ運搬。すでに2本ナメコが出ていた。
 8日に漉く和紙の準備を昼から行う。コウゾウのパルプ化に3時間、トロロアオイの粘液を出すのに1時間半、120リッタ−の水運びに30分、気温5度、雨模様、合掌小屋にいたが手と足は感覚なしの状態。足は冷たく凍り付いたような状況、手は4度の水にさらしてあるトロロアオイを絞るのでピリピリ痛い。省略することも出来ず我慢でするしかない。夕方暗くなって準備が終了。100枚分OK。

投稿者:ながさきat 18:24 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月5日

猿投台中学校から年賀状

愛知県豊田市の猿投台中学校21組の全員から年賀状がまとめて送付されてきた。昨年12月12日に修学旅行に来て貰ったこと、感想文を貰ってみんなが元気を貰ったことに感謝し、御礼をするため私が学校を訪問したことが、今回の賀状になったようだ。


思いもしない年賀状に私の心は1枚読む毎にもう−ハッピ−ハッピ−で幸せの年になりそう。忙しかったが学校を訪問して良かった。思い出にもなるし講演のネタにもおおいに使える素材だ。彼らは雪に感心が在るらしく雪の夢創塾物語を写真で送ろう。
 感動の賀状文数枚を記しておこう。前文は「あけましておめでとうございます。」
・富山ではお世話になりました!!皆様に良くして頂いて、とても嬉しかったです。
 この1年が富山の方々にとって良い年で在りますように。   竹内 結花
・このあいだは、わざわざ遠い所から来てくださって有り難うございました。忙しい中 来てくれて嬉しかったです。                加藤 真唯
・9月のときは有り難うございました。夢創塾の皆様のおかげで、すばらしい思い出を 作ることが出来、それが今も心に残っています。これからも皆様のご健康をお祈りし ます。又いつか機会が在りましたらお会いしましょう。    野島 拓裁
・朝日町はとてもいいところだったなあと感じたのでもう一度言ってみたいなあと思い ました。                         山下 真輝
・クルミのキ−ホルダ−作りや紙づくりは、とっても楽しく、出来たときはとても感動 しました。こんな体験は二度と無いかもしれないけど、もう一度やりたいと思います
 富山では、本当に有り難うございました。             将司
・自然体験お世話になりました。とても親切にしてくださって、私はとても嬉しかっ たです。それなのに、わざわざお手紙のおれいまで言いに来てくださるとはとても 感動しました。                       木内
・自然教室のときは、どうも有り難うございました。たくさんの自然に触れ、とても 楽しかったです。又行きたいと思います。           今井 純菜
・他まだまだ感動する字句の賀状が多々有り。日記帳に全部貼り付けて保存!! 

投稿者:ながさきat 22:54 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月4日

バリ−島竹炭大成功

県の田中氏から炭化要請のあったバリ−島の竹を昨年の暮れ、環境窯に入れて焼き上げ6日間冷やし、新年早々初窯開きをする。当該の竹を150時間かけて炭化したので、すばらしい竹炭になっていることを確信しながらも窯の炭化状況が気になる。密閉した焚き口のレンガを不安を抱きながらも外してゆくほどに窯の中が見え始める。


窯の中の炭、全体が白い灰をかっぶって真っ白。この状態を見るなりバリ−島竹の炭づくり成功を確信する。焚き口、内壁を取り除いた後、前部から炭を袋詰めする。「足」もほとんど無い良好な炭だ。期待しながら奥にセットしたバリ−島の黒光りしている竹炭を見た途端、思わずバンザイと窯の中で叫んでしまった。焼き上がり良し、割れ目無し、玉虫色有り、一級品だ。一緒に孟宗竹を入れていたが縦に割れ目が入っていて不良品。その差が歴然と確認出来る。成功したのでバリ−島で炭窯つくりや指導の夢が開けるかも?バリ−島の竹を炭にすることで島の活性化が計れれば国際貢献になる。道楽で始めた炭焼きの技、今年は黒部市や上市町での窯作り指導要請もあって、念願の「玉虫色のお花炭」作りにそろそろ打ち込みたいが未だ未だ後のようだ。


柴田氏に炭だしを手伝って貰う。2/5を窯に残して冬ごもり。入り口を閉鎖する。
 KNBのラブ・ぽけ「山ちゃんの田舎暮らし」を夢創塾小屋でうち合わせ。収録日11日9時から1日。後日台本送付とのこと。OK。
 柴田氏送付された五箇庄小学校6年生の額づくり感想文を持参。一読感激柴田氏。ガンバレ。

投稿者:ながさきat 20:46 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年1月3日

雪の風の道散策

今日も快晴。夢創塾の積雪も21cmで歩きやすくなる。杉や雑木に付着していた雪も全部落下したので昨年子供達と開設した風の道を長靴で一周する。驚いたことにウサギや狐テンの足跡が周辺の雑木林に無く道跡上のみに何重荷も重なって残っていた。野獣たちも移動にはやはり障害物のない所を選んでいるようだ。彼らにすればハイウエ−かもしれない。逆にこの行動パ−タ−ンを知ることにより捕獲する手段を見当できる。 新たな散策道のため、途中雑木折れて道をふさいでいる所が5カ所有り、これをチェンソ−で切り開いて進む。急傾斜のトラバス−地点では雪崩で雪は全くなし。なでで、落ち葉もさらわれ道は地肌がむきだし状況、滑らないのでルンルン気分で通過。
途中、クロモジ、朴、の木がもう大きな芽を付けてジ−と春を待っている。
終盤、杉林に入ったとたん、近くに住み着いている20匹ぐらいの猿軍団がわたしを見つけキイ−キイ−叫びながら奥の山へ駆け足で逃げていった。杉林には食べ物が全く無いハズ、今日のねぐらにしようと大木を探していたのだろう。
 散策途中採集してきたネマガリ竹の葉を山羊たちに与える。久しぶりの生葉で3匹共々争って食べる。なんと小さい竹の部分までもバリバリ食べていた。よほど美味しかったのだろう。杉の葉も与えたが半分ほど市か食べず。好き嫌いが在るようだ。
 環境窯の後部の雪囲いをする。これで北風の雪は入ってこないはず。一安心。
木酢蒸留3日目、今日も6リッタ−採集。当分蒸留休憩。
 明日KNBの山ちゃん達が来る。AM10時待ち合わせ。そしてうち合わせ。

投稿者:ながさきat 19:00 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年1月2日

卒業証書台紙出来上がり

富山ビユ−テイ美容学校から依頼のあった卒業証書用台紙35枚が夕方夢創塾の合掌小屋で出来上がった。昨年の暮れに漉いた60枚の紙の内出来映えの良い紙だけを選りすぐった。多少厚みがある紙(0,18mm〜0,22mm)になったが重みがあって権威ある卒業証書になることだろう。髪を整える卒業者に私の心がこもった手製紙が使われることに感謝する。
 昨日に引き続き木酢の蒸留作業を朝から行う。原液8リッタ−をダルマスト−ブの上にセットして夕方まで6,5リッタ−の蒸留木酢を製造する。昨日と併せて13リッタ−完成、当分蒸留木酢愛好者からの要請に対応できる。入浴剤、洗顔液、消臭剤等利用
 山羊小屋に敷きワラをする。気分的に暖かい感じがする。(人間の感覚)3匹共様子が変わったためか動きが活発になって私の周りを回り始める。感謝の表現か??
 晩、1月のKNB「山ちゃんの田舎暮らし」に係る当地冬の暮らし内容をメモにして検討案を作ってみる。明日から挨拶回り、新年会、環境窯炭出しと10日まで暇無し。近日中にデレクタ−と収録日、内容についてうち合わせをして準備にかかろう。
雪が少なくなり、今のところ夢創塾にはトラックでゆけるが、来週あたり降雪が在るとの予報。雪の降り方によって内容も変化出来る対応が必要。
今年最初の放映。イノシシにちなんで猪突猛進、山ちゃんに元気を貰いながら相変わらず自分流でガンバロウ。

投稿者:ながさきat 19:48 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年1月1日

新春ビッグプレゼント・北日本新聞

今日の北日本新聞に「越中流・第2の人生創造」と題し、地域に根ざした充実ライフの見出しで、子供達等に自然体験を自ら楽しんで教えている様子等が大きな写真入りで記載されていた。あまりの大きな記載スペ−スにビックリ。元旦早々縁起良し。
今年も新春一番出だし快調。今年も自然、子供達、仲間、お年寄りから元気を貰い、イノシシにちなんで猪突猛進するぞ−!
送信者 2007夢創塾

 新春一番の和紙づくりを夢創塾の合掌小屋で行う。30枚の卒業証書台紙を完成。
明日、残り予備も含め20枚つくる為の準備も夕方まで完了。
 新春一番の木酢蒸留を夕方から始める。今日の内に6、0リッタ−製造する。これを明日、再度蒸留して出来上がり。化粧水にもなるので絹恵が担当。
 魚津岳友会のメンバ−8名が昼頃、昨日初雪山に登頂して下山する。快晴で視界が良好にて抜群の登山でしたと報告有り。良かったと共におめでとう。
入善の人2人も大地山に遠征。登頂成功。トレスが合って助かったとのこと。
 ウサギを追いかけるテンを夢創塾の広場と山で目撃する。ウサギの逃げ足の速いこと。ピョンピョン跳ぶように逃げるウサギに対して、テンは短足の足をまるで歯車のごとく回して追いかけている走りにビックリ。結果ウサギが逃げ切った。初めて見る死闘劇でした。
送信者 2007夢創塾

 今年もブログを書いてみよう。少しは綴り方が美味くなるかも?

投稿者:ながさきat 19:06 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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