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2010年1月31日

雪遊び

朝日町が募集した「わんぱくサ−クル・冬の雪遊び」の子供らと、ハ−ブ園で雪遊びを行った。支援してくれたのは、大楠、笹倉の両名。3年前からのメンバ−で大助かり。
 高台の入り口に集合したあと、全員がかんじき、スノ−シュ−を装着して、下流の遊び場へ移動。初めてのかんじき行進、勝手がわからず転倒者続出。転ぶのも体験!!
 本会場で、最初はソリのり。コ−スをはずれてこれまた転倒、転倒、乗った事が無く、ソリ操作全く出来ず、怖がって乗ろうとしない。
しかし、乗り方、操作方法、制動方法を教わった後は、楽しくてしょうがない様子。
最後には、難度の高いコ−スを乗りこなしていた。
 次に挑戦したのが、パイプ乗り競技。雪上にセットした直径15cmのエンビパイプに児童等が乗って、最後まで残っている人が勝者。ト−ナメントで行った。
最初は勝手がわからず、尻込みしていたが、要領がわかってくると、率先して競技に熱中していた。単純だか、勝負が早くわかりやすい。
 雪中のリンゴ探しはみんな真剣。3個もゲットした女の子、うれしさで笑顔が耐えなかった。休み時、みんなでリンゴをかじる。
 最後に、温泉からお湯をバケツで運び、温度差で動く「スタ−リングエンジン」や小型プロペラ、明るく光る豆電球を見たり、操作したりして、雪の科学を楽しむ。
遊びに来たのに、ビックリする感動体験にみんな満足。
11時過ぎ、まだまだ遊びたいようだったが、迎えのバスが来てお別れ。晴れて良かった。
 午後、久しぶりに「フクロウ」を創る。次回からの講演時に3〜4個を、参加者に贈る為、15個を完成。自信を持って仕上げたので出来はOK。
 今日も、am10,15、pm2,38の2回、上空700m付近を旋回しているワシを目撃。関心を持ってみていないと、全く発見出来ないような黒い点でした。












投稿者:ながさきat 18:45 | 日記

2010年1月30日

茶筅づくり

朝から谷川に入って、太い根曲竹を10本を切り出し、バタバタ茶の茶筅づくりを行う。
竹を規定のサイズに切断、きれいに洗って、これを2時間あまり炭火で煮詰める。
柔らかくなった頃を見計らって、茶筅先端部の表皮をナタで削り取る。
次に、穂先づくりのため竹の先端を16分割し、これを一本ごと外側にへし折って、内側の竹肉をはぎ取る。上手に処理すると先端の厚さは0,1mm以下になって、再処理がほとんどしなくてもOK。これまでになるにはまだまだ、修行が必要。
15組を作ったが、自慢のできる茶筅は3組だけ。穂先が思い道理になった代物。
今回は児童等のバタバタ茶会用の茶筅として創ったので、少々雑な茶筅になる。
しかし、穂先を紙の厚さ以下にする「竹肉はぎ取り」の究極の技を、今回偶然に会得した。
竹肉をはぎ取るためのへし折り方で、従来の1/4以下の厚さに出来る技。これが出来ると、最後の仕上げが早く、できあがりも最良の茶筅ができる。
うれしく夢中になって、作業を続けていたら、左手の親指の爪と指が剥がれ血を出してしまった。・・爪が竹をおるときの支点になり、爪を押し込むため指と分離した。
残り3組を仕上げたく、親指を何重ものテ−ピングして作業をしたが、感覚がずれて茶筅はさんざんな出来具合。今日の茶筅づくりで、爪の重要さを再認識する。

朝、夢創塾に来るとき偶然にも、上空、標高600m付近を旋回している、1羽の大きなワシを発見。どんな行動をするのかじっくり観察。
6回ほど急降下して樫倉山の雑木林をみまわっていた。この間30分あまり。
そのうち獲物がいなかったのか、負釣山方面へ消えていった。
 そして10時29分頃、再び上空を飛んでいるワシを発見。しかも2羽。
アイガモたちがそのうち襲われるかも??それも自然の成り行き!!












投稿者:ながさきat 20:46 | 日記

2010年1月29日

小川探検感動記

先日、五箇庄小学校5年生と小川探検を行ったが、そのとき感動した事を記した便りが送られてきた。雨が降って冷たかったにもかかわらず、小川の水と日常生活の関係(防火用水、流雪水、発電、農業用水等)を学んだようだ。
その感動、発見の字句を以下書きとどめる。
・水がいろいろ使われていることを学んだ。
・小川の水が、5000戸の家の電気を、起こしていることがすごいと思った。
・あんな冷たい川にも小さな生き物がいることを初めて知りました。
・いつまでも魚が帰ってくる、きれいな小川であってほしいと思った。
・小川の水が雪を流す水に使われていることを知ってビックリした。
・小川の虫は枯葉を食べ、この虫を魚が食べ、それを鳥や人が食べる。食の連鎖をを学ぶ
・学校の横の用水が小川から管理されて流れてくることを知りました。
・雪の温度と、温泉の温度差で回るスタ−リングエンジンはすごかった。驚いた。
・温度差で回る機械を見てとても不思議でした。僕の手のひらや頭に乗せても回ったので
 僕の頭も温かいんだなあ−と思いました。
・スタ−リングエンジン発電をいっぱい創って、地球温暖化を無くしたら良いと思った。
・お父さん、お母さん、ばあちゃんに「風船ダムって知っている」と聞いたが、わからない
 そんなダムある??といっていました。
・風船ダムは、大きな風船をふくらませ、水をせき止め、五箇庄地区に水を送ってくれてい ます。こんな変わったダムは初めて見てびっくりしました。
・生き物や人間、動物たちも結びつき助け合っているから、生けていけるんだと思った。
・やっぱり川をきれいにすることが大切です。これからも川をきれいにしたいです。
・この野外学習を通して水の大切さがよくわかりました。
*児童たちは、今回の学習の中で、小川の水が自分たちの生活にいかに関係が深いかを
 感じたようだ。この便りを読んで、またも児童から元気を頂いた。ありがとう。
 次回、2月2日のあさひ野小学校でも感動と発見を学んでもらおう。

投稿者:ながさきat 22:23 | 日記

2010年1月28日

鴨騒動記

昨晩野獣どもに追い回されたのか、鴨5匹が増水した谷川に逃げ込んでいた。
回りの雪が多く、自力で池に帰ることが出来ず集団で、深い水たまりでうろうろしてしていた。放置しておくわけにの行かず、救出を決める。
早速、網と竹ノ輪で、「タモ」を創り、谷川に入り追いかけて、逃げ遅れた最後尾の鴨を順次、手製のタモで捕獲。簡単なようだが、深い水の中逃げ足が速く捕まえるのが至難の業。
歩いたり、泳いだりして逃げまくる鴨たち、捕まる寸前で飛び立つので捕獲の失敗が多い。
4匹捕まえるのに、往復行動が4〜5回、1時間を要した。寒いのに全身ポカポカ。
衣服はびしょ濡れ!!最後の1匹、逃げるのがうまく暗くなったので、、捕獲をあきらめる。明日にでも再度捕獲に挑戦しよう。
帰り、暗くなって、足跡がわからず、ごぼって、バランスを崩し、転ぶこと5回以上。
ストックを持ちながら、あまりにも転ぶので、焦って心が乱れている。・・・最後の鴨1匹捕獲できなかったことが、気になっているようだ。
pm5時30分、暗く足跡もトレ−ル出来ず、危険を感じて、河原の中央で一休みする。
しかし、雨も降り出し、一瞬のうちに闇の世界。なれているが気分が晴れず!!
今後の鴨捕獲、今日の非能率作業を礎に、効率の良い方策を探そう。

投稿者:ながさきat 20:28 | 日記

2010年1月27日

ソ-ラの雪原を行く

今年初めて、雪面が凍る「ソ-ラ」になる。
坪足で歩いてもごぼらないので、既存の雪道を外れて、雪原を自由自在に歩く。
気の向くままの歩行、障害物もなく、気分爽快。
エサやりも、ルンルン気分。大判振る舞いで通常の1,5倍を与える。
おまけに、リンゴも倍の量を与える。
帰りは最短距離のコ−スを歩き、13分で出発地点に帰る。
このとき、海側の雲が鴇色。初めて見る光景。朝焼けは山に出る物と思っていたが、以外と海側に見れたのは驚きでした。
一方、朝日岳は雲が無いので青白い冷たい空。こんな時は、晴天の兆候。
まさに日中は小春日和。春が待ちどうしい。

北日本新聞社が出版した、とやまにやんこ「うちの猫」740匹の写真集が送られてきた。
そのうちの1匹がわが家に住み着いた、トら猫「うまそう」が掲載されているので妻が4冊を購入した。
掲載されている様々な姿の猫を見て、家の猫と同じポ−ズが多々あって、思わず笑ってしまった。猫が癒し系であることを発見。








投稿者:ながさきat 23:43 | 日記

2010年1月26日

悪路を歩く

昨晩の雨で、雪道がゆるんでいたことがわかっていながら、ワカンを履かずに坪足で歩いたところ、途中で両方の足が「ごぼって」歩けず、もがいて脱出する。
しかし、歩いてもすぐにごぼって四苦八苦の歩行。
原因は、底の雪が増水で、溶け空洞化したために、足の重みに耐えきれず、「スポ-と」ぬけたようだ。
 ごぼらないように、ストックに力を入れ、体重の分散を図りながら、足裏で感じる雪面の軟弱や安定度を一瞬のうちに見極め足の置き方を工夫、慎重にゆっくり歩いた。今までの体験から得た歩行の技で乗り切る。仙人の雪上極秘技駆使!!
それでも十数回ごぼり、転倒もする。長靴にたっぷり雪が入ってさんざん。
最初にワカンをつけていれば、こんなにごぼらないのに!!後の祭りで後悔、反省。
途中樫の小枝をひらい、山羊にエサとして与える。生葉をうまそうに食べてた。うれしそう
アイガモたちも、運んできたおからを競って食べる。重かったが持ってきた甲斐があった。
食ベルほどに、喉につかえるのか、水をたらふく飲み込み、目を瞬きながら飲み込んでいた。この仕草がおもしろく、じ−と見つめる。
帰りは長靴に入った雪が溶け、冷たかったが我慢、ごぼらないように、転ばないように必死で歩いたので、終点では靴の水がお湯になってポカポカ??
新雪時の歩行よりも疲れる。今後は面倒がらず、ワカンをつけよう!!










投稿者:ながさきat 20:16 | 日記 | コメント(0)

2010年1月25日

夜明けは鴇色

夜明け早々、餌やりに雪道を歩いていたら、久しぶりに朝日岳の空が鴇色に染まり始めた。
いつもは青白く冷たい感じの空が、徐々に淡紅色になって行く中で、朝日岳や周辺の山々は一変に浮き上がり、大型のパノラマ絵画を見ているようでした。
まさに鴇色を見て胸がときめきました。鱗状の雲の配列が絶妙で、その濃淡がまさに絶景。カメラを持参しなかったことを悔やむ。
それにしても、「早起きは三文の得」と有るが、今日は改めことわざが普遍的て有ることを実感した。
17年間通って見てわかったことは、このような光景は、1年に数回しか見れない。何せ、低い雲が無かったら、見れない代物。雲次第!!
 しかし、こんな朝焼け現象は、この後雨が降るのが定番。
案の定、昼から雨。観天望気は生きていました。
天気予報でも雨を報じていたが、今後も、故事を生活に活かしたいものだ。これからも自然に学んでゆきたい!!

投稿者:ながさきat 19:56 | 日記

2010年1月24日

川縁を「かんじき」ハイク

午後、陽気に誘われ、家から「かんじき」を履いて小川の川縁をダムまで散策した。積雪時以外は、雑木や茅、葦が繁茂していて歩けないル-ト。
途中、水面に反射する2つ目の太陽を見ながら、リズムカルなせせらぎの音や川ガラス、ミソサザエの鳴き声を聞いて、心のリフレッシュ!!
一方、河原の雪原は、動物たちの縦横矛盾に歩き回った足跡で、一杯。
そんな中、対岸から渡ってきたカモシカの足跡は、雪が柔らかった為、 30cm近く「ごぼって」付いていた。相当歩きにくかったことだろう。「かんじき」の効用は抜群で10cmしかごぼらず快調に散策出来た。昔の人はすばらしい道具を創ったものだ。
 帰りは、山麓のすそ野を縫って帰る。
途中、キツツキが柳の木をトントンつきまくっていたので、それを観察していたら、木の中から黒い物体をつまみ出していた。カブト虫でした
 小さな滝も雪解け水が多いので、勢いよくほとばしる様は、春を呼んでいるようだ。
 夢創塾広場の料理窯をのぞいたら、貯蔵してあったリンゴが散らばっていて、ちょと異様??干し草、シ-トも移動??
中に入って調べたら、タヌキがハサミにかかっていました。
小狸で家の猫より少し大きめ。かわいそうなので、放そうと「ナンキン袋」に入れようとしたが、大暴れ。終いには噛みついて袋を破ってしまった。野獣たるゆえん!!
仕方なく、ポ-ルで頭を軽く打撃。狸寝入りしたところを袋にハサミと共に収納。笹原の谷間まで持参して、ここでハサミを解いてやる。
噛みつかれないよう細心の注意を払う。
解かれた狸一目散に谷川をさかのぼって消えた。再びリンゴを盗みにこないことを祈る。
事の多い「かんじき」ハイクでした。












投稿者:ながさきat 20:09 | 日記

2010年1月23日

雪の芸術

昨日から降った雪は、雑木林を雪の花園に仕上げてくれた。
枝に付着した綿雪は、桜の花以上に、華やかに朝の太陽に輝いていた。
里山全体が、銀世界のメルへんの世界。墨絵では見られない自然の芸術
しかし、輝いたとたん、雪が枝らかポトポト落下し、一瞬の鑑賞でした。太陽の光は様々な舞台を演出する役者だ。

アイガモの水源を確保するため、谷川に岩を積み上げる。その岩をさがいていたら、上流から流れ着いた「ワサビ」の株を見つける。3本ほどを家に持ち帰り、岩のりに混ぜて香りと辛さをたっぷり味わう。
先日の暖かさで、谷川が増水し、、上流の「野生わさび」を運んできたようだ。自然界からの贈り物、ありがたく頂く。
 
17年前に建てた、物置小屋の雪落としを午後から行う。
積雪深は概ね1,0m. ザラメ雪になっており、比重は0,5以上。
当該の屋根は500kgが限界。そのため、急遽屋根にもぼりスコップで雪下ろしを行う。
屋根の広さは、幅6,0m、長さ5,0mで面積、約9坪。重さ20トン
雪を角切りにしてこれを投げおろす。腰を入れて投げないと重くて所定の場所に届かず、つい力が入って、20投ぐらいで汗ばむ。
雪が降る中、相当汗をかきながらも頑張って2時間で終了、快い疲れを癒すため、小川温泉に直行。広い湯船は疲れを瞬く間に解消してくれた。温泉は健康と元気の源、癒しの空間で郷土の宝物!!










投稿者:ながさきat 18:13 | 日記

2010年1月22日

水の力ってすごい

北日本新聞に昨日行った、「厳冬の小川探検」の記事が大きく掲載されていた。見出しが「水の力ってすごい」 厳冬の小川で自然観察を行った様子が写真と共に、ダムの多面的機能を学んだり、融水、防火用水等水の役割について学んだことが記されていた。
雨に濡れて寒かったけれど、今回の感動体験や発見は子供らをちょっとばかり大人に近づいたようだ!!

勤めの移動中、3時前、魚津の海岸で冬の蜃気楼に出くわしたが、肉眼で見る蜃気楼は、ぼ−や−としてはっきりわからなかった。
双眼鏡等を使えば、報道機関に見る映像が見れたのだが、残念。

帰宅時、ショッピングセンタ−に立ち寄り、山羊とアイガモの餌にするため、ゴミかご捨てられたキャベツの葉を2袋、6kgを回収する。
回収時、通りかかったおばさんが、「キャベツの葉をどんな料理をして食べるがけ−。」と問いかけられ、笑って山羊と鴨の餌・・・・
ちょくちょく問われる質問に、もうなれっこ−・・・・
葉を捨てるより餌にし、糞を肥料にしてキャベツを育成、循環システムを実践しているのだが、社会は変な人に見えるらしい。気にもしないが!! 久しぶりの青物。喜ぶ山羊たちが目に浮かぶ。




投稿者:ながさきat 19:22 | 日記

2010年1月21日

雨の中、小川探検

午前中、土砂降る雨の中、新川振興センタ-、水博、土改の関係者の支援のもと、五箇庄小学校5年生18名と恒例の、小川探検を行った。
 事前準備として、朝早くから小川温泉に行き、源流に行く雪道をわかんを履いてつくる。また、温泉広場で、温度差で動く「スタ-リングエンジン」を試運転してみる。ちょうど、帰る観光客がこれを見て温泉と雪の利用で「ピストン」が上下する様を見て感動。 
 児童等は小川温泉に集合した後、小川の源流に向かって、雨の中、雪道を一列縦隊ですすむ。源流水辺で水温、雪温、水中生物の観察を行う。併せて、水温2度の川水に手をつけて冷たさを体感する。
その後、小川温泉前に戻り、温泉温度や雪の結晶を見たり、温度差を利用して作動する、「スタ-リングエンジン」を動かし、驚きと共に感動。児童の手のひらに乗せても、作動したので、歓喜が広場に広がった。 併せて、磁石を使った発電を行って、さらにテンションUPする。 寒かったが、すごく楽しんだようだ!!
 小川にかかる洪水調節や発電貯水の小川ダム、農業や融雪、防火水を取水する小川頭首工、月山用水を取水するラバ−ダム等を見、最後に、サケの育成をしている内水面漁業組合を見学して、探検を終了。
 この時期、雪ならわかるけど、雨に閉口!!骨まで寒かった。
帰宅して、すぐ小川温泉につかる。
暖まった後、遅い夢創塾見回りを行ったが、増水した小川の徒渉が本当に怖かった。通常なら水深12cm、今日は35cm徒渉限界。
あすには、雨が雪になるとの情報、減水することを望む。












投稿者:ながさきat 18:57 | 日記

2010年1月20日

大寒なのに15度

大寒の朝は、4度で暖かく、見回りには、手袋も防寒具もつけず、かつ
かんじきも装着せず空身で行ってきた。
途中、今まで姿を見せなかった,川ガラスが2羽が、行く手の小川の水辺で餌をついばんでいた。昨年よりスリムな体型のようだ。
チッチチ、チッチチ鳴いていたが、キイチ、キイチと歓迎の声に聞こえたのは、気のせいだろうか?年で耳がおかしくなったのだろうか?
 広場に出たとたん、山手にあるツリ−ハウスから、コンコンとリズムカルな連打音が聞こえてきた。
キツツキがハウスの側壁に冬眠している、テントウムシや、ヘくさんぼを捕まえている様子。毎日来ていたら、相当な数の穴をあけていることだろう。昨年は、夢創塾小屋の板垣がが被害にあって、穴の数23個。
すきま風と雨が吹き込むようになったが、未修理。修理したいと・・・
 敏感な物で、暖かくなったとたん、鳥たちが活動し始めた。私も・・

今年6月行われる、「こどもイベント」に、料理窯の背後にある4本の杉を利用したツリ-ハウスを造ろうと、その概念図を設計した。
サイズは、幅3,0m、奥行き2,5m〜3,0mで高さが最大3、0m
で第一号よりも少し小さめ。
必要な材料をひらいだして、今後の材料調達準備を計画する。
その一つに、足場に必要な仮説用の「竹」が必要になり、早速、飲み仲間に青竹の要請。快く引き受けてもらう。併せて、労務の支援をお願いする。これを肴にまたのめるぞ−!!??



投稿者:ながさきat 19:22 | 日記

2010年1月19日

最高!!雪景色

久しぶりの晴天。
村の行事を終えた後、アイガモの餌を担ぎ、輝いている朝日岳を眺めながら、ゆっくりした足取りで雪道を歩いた。
そこで発見したのが、自分の影が雪面に投影され、歩くと黒い影が一緒に付いてくる事でした。(当たり前なこと)
尚、高い堰堤を渡っているとき、私の影が、薄かったけれど10m先に現れ、白黒の活動写真を見ているようでした。
一方、桜の木の影も雪面に投影されて、「逆さまの桜の木」林が見られ、蜃気楼もどきのロケ−ションを見る。
晴れた日でないと見れない風景でした。
 潰れる心配のある、山羊小屋の屋根雪をスコップで投げおろす。
そのため、小屋が雪に覆われ、暗くなってしまった。入り口だけ開いて少しばかりの光を取り入れる。
暗くなって、山羊たち少し戸惑っていた。
 午後、納屋の雪を半日かけて下ろす。昨日の雨をため込んでい、先日の倍ほどの重さ。重労働でした。連日の雪落とし作業で体はくたくた。












投稿者:ながさきat 19:37 | 日記

2010年1月18日

足跡ウオッチ

天気が良かったせいか、朝の明けるのが早まったようだ。
しかし、気温は−5,5度。分厚い手袋をして、川原の雪原をを渡っていた所、ストックを持っていた指先が途中で感覚を失い痛くなる。
回復を図るため、左右交互に素手を脇に突っ込み15秒ほどの暖をとる。
今までの経験から、結構この処置は効果がある。今回も効果抜群。
 今朝の夢創塾広場、久しぶりに見る無数の足跡で、賑わっていた。
その中でも、子供の手のようなお猿の足跡が、くっきり残っていたが、
久しぶりの出没だ。
一方、圧倒的に多かったのはウサギで、10羽ぐらいが昨晩出入れした様子。そのウサギを追って、テンや狐の足跡が入り交じっている。
その足跡の軌道をじっくりウオッチして楽しむ。ぶらぶら歩いている足跡、追われて逃げ回った足跡、ちょっとばかり血痕が付いている足跡等があり、昨晩はこの広場でいろいろなドラマが有ったようだ。
動き回る動物たちを想像して足跡ウオッチを楽しむ。

投稿者:ながさきat 22:28 | 日記

2010年1月17日

雪下ろしpart2

昨日,屋根から落ちた反省のもと、今日は2階の窓から雪下ろしの出入りをする。
吹きだまりの箇所では、積雪深1,7m。下層部60cmは密度の高い「ザラメ」雪。重いので、この雪も処理する。
安全を期し,今回はスコップで角切りして雪下ろしをする。
屋根から投げ捨てた回数、概ね3000回。重量にして20トン以上。
下におろした雪の処理、夕食までかけようやく修了。
今日も1日中、雪との戦いでした。
 隣のうちへの雪道、足で踏み固めた細い1本みち。
近頃珍しく、通ってみたが、凸凹もなく歩きやすい。昔を回想する。
雪道の原点を垣間見た。








投稿者:ながさきat 20:07 | 日記

2010年1月16日

雪下ろし・私も落ちる!!

午前中、夢創塾で、干し草を「押し切り」で細かく切断。5日分調整。
その内の1袋を山羊に与え、併せて自分で創った塩と、水をたっぷり与える。共に不足していたのか、先を争ってむさぼっていた。     鴨たちには,貯蔵してあった、10個のリンゴを食べやすいように切り、餌として与える。腹が減っているので、瞬く間に食べ尽くす。
 午後、車庫の雪下ろしの後、これを近くの用水路にスノ-ダンプで運搬
屋根の積雪量は1,5mもあって,推定重量18トン(比重、0,5計算)これを扱ったので夕方には、足や腕が軽いけいれんと筋肉痛。
 これで止めればよいものを、欲張って明日する予定の玄関の屋根雪下ろしをするため、、キャタツをのばしたはしごで屋根に乗り移ったとたん、足下が滑って、はしごと一緒に3,0m下の雪面に落下。
運良くはしごの上を柔道の受け身のような形で、回転したので、全くの無傷。自分でもどうしてこんなにうまく受け身が出来たのか不思議?
今考えてみると、ビ-チボ−ルでの回転レシ−ブそのものでした。
 ただ、向かいのばあちゃんがこの落下を見ていたので、大きな声を出しながら、駆け寄って、「大丈夫ですか」と声かけしてくださった。
けがもなく、良かったと共に喜ぶ。
 疲れていたにもかかわらず、危険予知の注意が散漫であったことを大いに反省する。
疲れ取りに,げん治しに、すぐ小川温泉へ直行。ゆったり湯船につかって体を癒す。










投稿者:ながさきat 19:01 | 日記

2010年1月15日

活動準備・始動!!

今日も新雪の中、ラッセルして夢創塾の餌やり、水管理を行う。
昨日よりも、降雪量(50cm)が少なかったが、相変わらず歩行難行。
汗をかき,疲れるが、メタボ対策、体力づくりと思って、自然に感謝?
 近年にない大雪で、除雪に明け暮れ、挨拶回りも終わったとたん、様々な問い合わせ、準備要請が寄せられた。
1/17日、大家庄地区正和会総会での講演確認。
1/21日、冬の小川探検。五箇庄小学校5年生行動時間設定。
1/31日、朝日町児童クラブ。厳冬の雪遊びプログラム作り要請。 2/ 7日、富山県山岳連盟総会。聖山16座登頂報告準備。
2/15日、黒部青年会議所2月例会。自然体験のすすめ講演。
2/27日、立山町民カレッジ2009。地域づくり講演。
4/10日、大阪・神戸花見交流会。グリ-ンツ-リズムの実施。
5月連休、 関西,名古屋から親子自然体験申し込み。日程調整。
6月    KNBの自然体験メニュ-素案づくり検討。
8月    渡米してレニア山周辺のトレッキング申し込み。
当面、2月までの活動に集中して、頑張ろう!!

投稿者:ながさきat 20:05 | 日記

2010年1月14日

豪雪・降雪95cm/一晩

夢創塾広場の積雪深は1,65mで、早朝時、昨晩からの降雪量は
95cm。その後も雪は降り続き、夕方まで30cm新たに積もる。
当地に通い始めて以来、1日に降った雪としては最大。驚きの豪雪。
寒波が再び県内を覆い、冬型の気圧配置となり居座っているとか?
 こんな豪雪の中、餌やりに「おからと野菜クズ」15kgを担ぎ、かんじきを履き、腰まで潜りながら,新雪の雪原を前進する。
前進は雪の中で足を途中まで上げた後、その勢いで前へ蹴り込み着地、この繰り返しで前進。この為、直径30cmあまりのかんじきと、片方の足、腰で雪をかき分ける抵抗は予想以上に力を要し、一歩ごと呼吸を整えないと苦しい。しかも20歩で小休止。進む距離は15mぐらい。
アイガモ池にたどり着いたときは,出発してから1時間25分後でした。
通常は20分。5倍の所要時間と足の疲れは今年に入って最大。
冬山登山なら、ラッセルは交代で行うので、休憩出来る時間があって、疲れはさほど感じないのだが、今回は荷物と年でクタクタ、マイッタ。
 山羊小屋は雪ですっぽり覆われ、隙間が閉ざされてすきま風が入らず、快適な住居?に変身。古代米の敷きワラも十分与える。
その精か、下痢をしていたアオは体調回復。良かった!!
 減水していた鴨池取水口の落ち葉や小枝を取り除いて、水源確保。
帰りは,荷物もなく、雪壁を創って拓いた雪道を、快調に進む。
苦労して踏み固めた雪道、明日まで埋まらないでほしいものだ。
夕方、大雪警報が解除された。あまり降らないことを願う!!








投稿者:ながさきat 17:39 | 日記

2010年1月13日

猛吹雪・雪道消失!!

熟睡していたところ、トラ猫に顔をなめられ、目覚める。
昨日の(今日帰宅)運転の疲れか体がだるい。
夜明け前の外をのぞいてみると、うなりをあげて吹き盛っている雪交じりの強風。
しかし、夢創塾の動物たちにエサやりは欠かせず,夜明けと同時に、防寒具で完全装備をして出発。
???昨日まで通っていたワカンの足跡道が,強風によって運ばれてきた雪で全く消滅。どこが道なのか皆目わからず。
勘を頼りに、元の道跡を探しながら,新たな雪道を拓く。
これがまた、「ごぼって」歩きにくい。転ぶこと3回。焦るほどに寒かった体は汗ばみ、下着は汗でビッショリ。
家に帰る前、小川温泉に直行し、大きな湯船の中で、疲れと汗を流す。
湯船から見る、窓越しの雪景色、気分爽快にして元気をもらう。
その勢いで、今日1日、吹雪の中、新潟県内を挨拶回りする。

投稿者:ながさきat 20:23 | 日記

静岡へ弔問

1/12日、静岡県の焼津に住んでいた、従兄弟に不幸があって自家用車で、弔問に行ってきた。長野回りの高速と一般道を利用、往復900km、所要時間13時間。久しぶりの遠出をした。
 かって、山岳競技の国体委員長時代、北海道から九州まで、運転が好きで、長距離運転はお手のものだったことから、少し無謀と思いながら、決行する。
行く途中、山梨県の「道の家」で、絵手紙を飾る手製の額縁に感心した。手製の額縁は、板や竹の切れ端を切り脱いだり組み合わせたりの斬新な作品。夢創塾でも作れるおもしろい代物。取り組んでみたい。
 帰り、夜中の富士五湖周辺を通ってきたが、濃い霧、吹雪、路面の凍結があって、緊張の連続、恐怖のあまり全く眠気を覚えず。
しかし、高速の長野道では、舞う雪で目の方が相当疲れたのか、時折物が揺れるように見えた。その一つに、点々と続く、道路サイドの黄色い反射鏡が、「ヘび」のようにうねり動いて私の襲いかかってくる、錯覚に陥った。等々ちょっと変・・・すぐ休憩して回復を図る。
 また、大型トラックに走路妨害を受けたり、フラフラ走行や大音響クラクッションに驚かされ、真夜中の危険な交通事情にあきれる。
ただ、高速料金が半額を告げられたときは、何か得をしたような気がした。 帰宅は12日Am2。無事帰宅し、焼酎をどっぷり飲んでおやすみ。






投稿者:ながさきat 19:57 | 日記

2010年1月11日

雪のキャンパス

正月に入って、久しぶりの晴天。
昨晩、降雪が無く気温も低温だったので,夢創塾へのかんじき道は凍み、長靴による坪足歩行が、11日ぶりに可能になり、夢創塾の往復時間が大幅に短縮出来た。その分、干し草を山羊が食べやすいように,「押し切り」で切断する。
 久しぶりに見る朝日岳は、頂上周辺に雪煙がたなびきながら、凜としている姿は、夢創塾の守り神だ。合掌小屋から今年の発展を祈願する。 夢創塾広場、狐、テン、狸、イタチ,カモシカ、ウサギどもの足跡で白銀のキャンパスは、無地から躍動が伝わる大舞台になっていた。
 ウサギたち、天敵がいないときは歩幅がリズムカルだが、一方、テンに襲われたのだろうか?その歩幅は通常の2,5倍位で、2,0m。足跡も踏み込み、着地と相当沈み込んでいる。必死で逃げまくった跡だ。
 キツネとテンが、アイガモ池周辺を紆余然様していた足跡で、グジャグジャ。昨晩はアイガモたち、夜中じゅう野獣に狙われて、さぞ怖かったことだろう。しかし、池の水は十分あったので、襲われることが無いハズ。・・・今後も、池の水を常時満水にしておく必要がある!!
 近くに住んでいる若いカモシカ、相変わらず行動範囲が広い。
広場から小川の川原に降り、再び駆け上がってきて、笹原の皇寿桜林に入り、再度、斜めに小川に下ってこれを渡り対岸の石切場へ消えていた。餌を漁った形跡もないのに、何を目的にこの深い雪原を歩いているのだろう??
 足跡ウオッチングしながら、私も雪のキャンパスに足跡ア-トを描いてみた。久しぶりに気分爽快。私も野獣の仲間入り!! 










投稿者:ながさきat 17:40 | 日記

2010年1月10日

半生の記・奉納

今日、恒例の蛭谷地区新年祭。
宮総代の為、、朝から神殿の掃除や飾り付けを準備。昨日取ってきた榊も、形を整え和紙の短冊をつけて奉納台にセットする。
最後に、私も含め、10人が執筆し、昨年暮れに出版された「わが半生の記」第10巻1冊と、正月に発刊された万華鏡・劔の舞(劔岳の魅力を執筆)1冊を飾台に納める。
 神事にこれを奉納し、神主が当該本を褒め称え、併せて夢創塾での活動が益々発展するよう祝詞で口上してもらった。
思わぬ、まさかの、神主の祝詞口上にビックリし、感動を受ける。
神様からのビッグプレゼント!!今年は春から縁起が良いようだ!!
 寒かったので、御神酒がおいしく、場所を変えて行った新年祭の直会でも,大いに盛り上がる。私も、本の奉納で大満足。大いにお酒が進み、夕方までふらふらの体調。
 すっきりするため、雪の降る中、夢創塾の動物たちに、餌やりを行うしかし、あまりにも遅いものだから、アイガモたちは,新雪上を餌を探し求め、さまよって池の周辺は足跡でぱんぱん。遅くてごめんでした。 

投稿者:ながさきat 21:23 | 日記

2010年1月9日

山羊・体調不調

山羊のアオが体調不調。小屋の中で体全体が小刻みに震えている。
干し草を与えても他の2匹は食べるが、アオは元気なく全く食べず。
健康のバロメ-タである「糞」は下痢状態。腹はいつもよりふくれてぽんぽん。
思い当たる原因は、昨日「おから」をいつもより大量(4kg)に与え、大丈夫かな−と懸念していたところだった。うまそうに食べるので、つい、かわいそうと思い与えてしまった。反省!!
干し草に薬を混ぜておいたが、早い回復を願うものだ。

午前中、料理窯小屋に貯蔵している干し草を,食べやすいように「押し切り」で5cmぐらいに切断する。10日分を処理。久しぶりに、汗だくになる。この作業を終え、飼料用に貯蔵してあるリンゴを取り出そうとして、ビックリ!!
20個あまりのリンゴが袋の裏側から,取り出されたり、かじられたりとバチャバチャに散乱状態。食べられ方からして、狸か狢。捕獲準備。

アイガモ達は久しぶりの晴天に,まき散らした餌を,水中に潜って食べ漁っていた。山羊と違って元気満点。
中には,新雪を泳ぐように走りまくっている、2匹のオス鴨もいた。

明日の新年祭に奉納する、榊を裏山で取る。ついでに夢創塾の入り口に奉納し、朝日岳に向かって、今年も「自然体験場」が繁盛することを祈願する。御利益は自分の努力次第だけど!!










投稿者:ながさきat 19:46 | 日記

2010年1月8日

劔岳の魅力

昨年の暮れに執筆した「剱岳の魅力」が、サントリ−地域文化賞に輝いた「万華鏡」に掲載され、そのナンバ-216・・・劔の舞・・
が送付されてきた。
劔岳の神秘的な峰峰から、仏の涅槃像に見える山頂周辺、魔の山と恐れられた劔岳など様々な劔の写真ものがたりの中に、私の他、山の先輩の木戸氏、映画「剱岳・点の記」の山岳監督多賀谷氏(私が国体山岳監督時の選手)の手記が掲載されていた。
共に剱岳にかける想いがつづられ、厳しい山で学んだことが、今日に生かされていると称賛している。私も同感だ!!
 この万華鏡に掲載させてもらうのは,今回で2回目。前回は3年前の火の見櫓にかかる思い出でした。










投稿者:ながさきat 19:41 | 日記

2010年1月7日

要請あれこれ

新年早々、妹の旦那に不幸があって、今日葬儀を終えた。
夢創塾を最初から少なからずも手伝ってくれ、暮れにも薪割り,春には炭焼きを極めると張り切っていたのに,誠に残念。
そんな中、この4日間、会社の挨拶回りもあり、目の回るような忙しさでした。
その一つに,夢創塾の餌やりが、一番の課題。雪の中での往復所要時間は、1時間あまり。これを朝飯前に終了しておく必要が有り、近頃は暗い6時過ぎからの行動。しんどい!!
その2・農業新聞から、先に取材していった「山村再生」山村を拓くの
原稿4ペ-ジの校正要請が届いた。
合間を見て、一行一句をチェックする。全国雑誌のため明日にでも、
もう一回読み返そう。
 神戸の吉田さんから、桜の花見と、チュリップ,菜の花を同時に見れる時期、4/10or4/17どちら?ガイドによる剱岳登山の企画案の要請など多々あり。調べてから回答。
 立山町教育委員会から2/27日に、町民カレッジ修了記念講演の依頼が有り了解。演題は「生き甲斐、なかま、地域づくり」とする。
 最後は、3月の中旬、お寺さんの研修会に実践活動を通した「説教?」(演題未定)を富山市の蓮照寺住職さんより要請される!!
研修会には高名な黒部の長井住職さんも出席するとか。これは偉いことになったぞ-!!我が家のお寺、光栄寺の住職さんも!!

投稿者:ながさきat 18:42 | 日記

2010年1月6日

昔のたより・・南保小学校時代

昔の山岳誌を探すため、部屋を整備していたら、13年前、夢創塾でキャンプした南保小学校6年生からの便りが,出てきた。
読んでみると、今と変わらず、感動体験が児童等を輝かせ、自然から学んでいることが見受けられる。
懐かしいキャンプの思い出が、児童等のたよりで蘇った。
この便りを書いた児童等は、今は25歳前後の青年達。夢創塾での自然体験が人生に役立っているだろうか?
その一端を記載
・私は夢創塾が大好きです。それは長崎さんのやれば出来ると思う心があるからだと思います。ここで思ったことは、「どんなことでも試してみよう」と決心したことです。
もしくじけたら、夢創塾を思い出して頑張ります。ありがとう夢創塾!
・僕は夢創塾のようなところで、すみたいと思っています。
なぜかというと、山があって川があり、森があるからです。
そこにある材料を使って、小屋や、トイレ、炭窯ができあがっている事にとても感動しました。そんなところが、僕はとても好きです。
それと僕は原始人にあこがれています。原始人は、何でも不可能な事を可能にしてしまうからです。
自分の生活を楽しめる場所として最高です。こんな所を大好きになりました。
・僕は夢創塾の上の沢で、ヒダサンショウウオを1匹捕まえました。
こんなに楽しく、うれしかったことは今まで無かったです。
自然の中にはいろいろな生き物が、つながって生きていることを、見つけました。自然が大好きになりました。

*こんな調子の便りが十数年続いている。総数で300通以上!!
私の宝物をどう生かすか!!これからの課題が一杯。

投稿者:ながさきat 23:04 | 日記

2010年1月5日

元気をもたらす賀状

今年もたくさんの賀状が届いた。
山仲間からが25%、夢創塾との関わりの人たちから40%,親戚友人からは35%でした。
今年の特徴は、自筆の添え書きが多かったのが特徴。
そんな中で、活動をほどほどにして、ゆったり活動へ、チェンジしてほしいとの忠告型が多々あって、友人達の友情に感謝する。
実際、毎日が、てんてこ舞いでの振る舞いをしないと、昨年の行事が仕切れない状態。
古稀になる今年は,健康に留意して行事を2/3程度に仕分しよう。
 一方、各種の活動を讃え,今後も頑張ってほしいと,さらなる期待を寄せている「がんばれ型」もあって、上記と正反対の記述に、元気をもらう。
児童等からは感動体験の数々がつづられ,中学生になっても来てもいいかな-等が添えられ、うれしくなる!!
 山菜、キノコ汁、味噌かんぱ,具だくさんのピザ、うまかったと讃え、今年も食べたいとの、おねだり型も意外と多かった。
昨年以上のおいしい物を食べさせてあげようとファイトが沸く。
・・・夢創塾があっての出会いが,今の元気の源。               人に感謝・ありがとう!!

投稿者:ながさきat 19:56 | 日記

2010年1月4日

暁の見回り

上智本社での仕事始めの式典が,9時から始まるので、出勤のため、家からの出発が7時30分。この時間をキ-プするには、夢創塾の見回りを,7時10分で終了することが必要。
そのためには、防寒具や餌のパッキングを準備して、家を6時10分に出る。未だ暗い中、自家用車で夢創塾向かいのハ-ブ園横に到着。
月明かりでかすかに見える昨日の足跡をたどりながら,20分で夢創塾広場に出る。ようやく朝日岳から白々と明け始め、足下も明るくなる。
 私の足音に気付いて、70m先の池にいるアイガモ達は急に鳴きだした。餌をくれる人と認識しているようだ。
急いでカモに餌を与え、山羊に干し草とおからをえさ箱に入れ、水をバケツに補充する。イワナには粒餌を300粒ほど、注水箇所に3〜4分かけて投入。20匹のイワナはこれをあさり続けていた。
これら餌やりが終了する頃、ようやく夜明け。
寒い気温だが、体はポカポカで背中、汗ばむ。
急いで帰路につく。益々汗ばむ。おかげで、7時5分に到着。
過酷だが、朝飯前の健康体操?と思えば、楽しくなる。??

投稿者:ながさきat 23:04 | 日記

2010年1月3日

雪中行軍

しめった雪が降る中、おから、正月の残飯、野菜クズ等15kgあまり入ったリックを担ぎ、ワカンを履いて、ハ-ブ園から小川の河原を渡り夢創塾へ直進する。
しかし、積もった雪の状態が、昨夜の雨でベタベタですごく重い雪に変身。しかも、絞め固まっているハズの足跡は、雨でグジャグジャでこらえなし。歩く毎、すごく「ごぼって」歩きにくい。かつ、足を上げる毎、重い雪がワカンについて,その重さ2〜3kg。足に重しが付いたようで、歩きにくいことこの上なし。水平箇所でも歩きにくいのに、急傾斜の直登では、最後に足がツッパッて軽いけいれんを起こす。
寒さの精か?鍛錬不足か,二日酔い?とにかくこの寒いのに全身汗びっしょり。
持ち込んだ大量の餌を,アイガモに大判振る舞い。おせち料理にカモたち大喜び。動作とその鳴き方でわかるようになった。
山羊たちにも、正月のため「おから」をたっぷり与える。その食べ方の豪快さに大好物であることを発見。
食べ過ぎて、のどに詰まるのか、たまに目を白黒しながら揉み込んでいた。こんな時、人間なら水を飲むところだが、山羊は干し草と交互に食べて処理している様子。
帰路、元の足跡をたどって帰る。今度は、ワカンの底に雪が付着。
通称「がっぱ」が付くのでバランスを崩し、ストックを持っていても歩きにくかった。帰りもまた汗をかいてしまった。
・・今年の正月三が日は雪中行軍で終わりました。・・






投稿者:ながさきat 20:23 | 日記

2010年1月2日

雪の華

昨晩降った雪で、木々は純白の華が咲いた。
特に、夢創塾の皇寿桜は小枝が多く、綿雪着雪で桜の木全体が、巨大な白球体で輝いていた。
また、杉林も雪をたっぷり抱え込み,冬景色を最高に演出していた。
 しかし、風が吹いて散った雪吹雪は、桜の花吹雪の比でない壮観さがあって見事でした。
向かいの樫倉山は、水墨画に見る白黒の世界。目前をカモが4羽飛び去って、本物の水墨画が生き生きした絵になる。
厄介者の雪で、たっぷり「雪の芸術」を鑑賞。解説者は自然から!!

午後、車庫の屋根雪を下ろす。吹きだまりの場所で有るため、積雪は1,3m。これ以上積もると古い車庫は危険。
蛭谷で初めての雪落とし。道行く人たちから頑張れとエ-ルを受ける。
屋根上から、新年おめでとうとお返しする。
高いところからの挨拶、最高に気分よし!!今年も元気がもらえそうだ










投稿者:ながさきat 18:18 | 日記

2010年1月1日

元日:銀河世界

今年の事始めは,大雪の中、動物たちの餌やりと水車、イワナ池、アイガモ池の水の管理。
夢創塾は積雪1,2m。当地へは、向かいの県道から小川を横断し、斜度30度、標高35mの護岸をワカンをはきながらも、へそまで沈みながら直登。自然が与えたトレ-二ング道場!!5mを登るのに20〜25歩を要し、一気に登るので心臓が破裂しそう、そのたび休憩。こんな事を繰り返しながら30分で銀世界の夢創塾広場。
小屋群や木に雪が積もると、今までに見られなかった情景が有り、雪景色に感動する。
取水口のゴミ取りや,餌やりをした後、吹雪の中、銀河世界を記録する












投稿者:ながさきat 17:36 | 日記

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