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2008年8月31日

炭窯・窯止め。

29日に環境窯に火を入れて以来、55時間を経過した今日3時に、煙突の煙が無色に近い空色になり、かつ甘い香りが漂うようになったので、窯止め作業を開始。排煙温度は、190度で従来より少し低いが、これ以上延ばせない。経験から以降は灰化が進むだけ。
 しかし、窯の表面温度は135度。周辺に立つだけで熱線を全身に受ける中、煙突の徹収作業に引き続き、その煙突の元ををレンガと練り土でふさぐ。この間の作業時間20分。全身汗で、目には汗が入り込み作業環境は地獄のど真ん中。 作業を終え体重が1kg減ったよう?・
 引き続き、窯の焚き口の空気口を閉鎖。ここの表面温度は、95度で作業環境は煙突周辺より良好。それでも暑い。
閉鎖の後は、灰を水に溶かし焚き口の全面に(55cm×115cm)
塗りつける。窯を密閉するため、昔から伝えられた技。伝承OK。
 1時間あまりで窯止め終了。後は1週間待てば、窯の温度、平熱に戻り、炭だしが可能となる。最良の竹炭を期待しよう。

古代米を天日干しするための、はさがけ用支柱(杉丸太)5本を、夢創塾の杉山で用意する。(長さ4,5m、直径15cm前後)
他に、竹5本を準備して「はさ」作り準備OK。

赤いも、益々生長して背丈も2m。まるでトトロの森を連想させるに十分なロケ−ション。畑の中に入ると全く人が見えなくなる。
よく見ると茎も直径10cm余りの極太。「ズイキ」にして食ったら1っぽんで足りる位。早速酒の肴にして初物を食べる。






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2008年8月30日

夏休み・最後の自然体験

魚津の大町児童クラブ十数名が、霧雨の降る中、やって来て、朝から、ブラブラロ−プ遊びや、ブランコ乗りなど、当初にしかない林間アスレチックを楽しんだ。始め、低学年が多いこともあって、みんな恐る恐るロ−プにさわる程度だったが、時間と共にブラブラロ−プ遊びは大繁盛。 
昼飯準備で、児童から目を離して現場に戻ってみると、ロ−プ搭乗は3人と制限しているのに、そんなことお構いなく10人以上も乗って、押し倉まんじゅう遊びにふけっていた。(ロ−プの許容重量は1,5トンで15人でもOK)                       
 落ちる子もいれば、必死にロ−プにしがみついて落とされないようにがんばっている児童もいて、その真剣さに感動。写真を撮る。
森の中は、夏休み最後の歓喜が響き渡り、山びこにもなって元気がよみがえった。
 遊んだ後は、竹で筆づくりや、細い木を切って、フクロウを作り夏休みの自由作品作りに、挑戦。そこそこの出来具合にみんな満足。
昼飯は、流しソ−メン。想定以上においしく腹いっぱい食べてくれた。
 運良く、流しソ−メンを食べている時、全く知らない?児童4人を含む6人が遊びに来ていたので、一緒になって楽しむ。児童、親も大喜び。他に知人が2人。おいしく食べて楽しんでいった。
 天候が悪かったにも関わらず、このときは晴れ間で、ラッキ−!!

朝、魚津の松倉から地域活性化をはかるため、、夢創塾での山羊飼育状況や、炭焼き、子供達の自然体験の実際を見学にきた。
手作りながら施設の大きさや、水車に見る精巧さに驚き、児童達の遊び場、メニュ−に感心し、大いに参考になったと帰って行かれた。
当該施設が地域の活性化の参考になれば本望だ。・・今日45名来客。





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2008年8月29日

炭焼き始まり

先日から環境窯に窯木を建て込み、木を乾燥するため燃焼室で4回ほど火を燃やして、今日に備える。
窯木に水分が多いと、炭化時に木の余分な水分が窯の底に押し出され、窯の底に水がたまり、ひどいときには窯が消えてしまうこともある。
これを避けるため、強制乾燥をしてから炭焼きをすると、炭の質もよいし、窯も痛まない。
 朝、7時に火入れ。薪は長さ50cm前後に切断した雑木。
本数にして300本を用意。総重量は400kg〜500kg
これを燃焼室に30分ごと30〜40本投入する。
時間ごとに窯の表面温度が上昇、9時間後には窯の天井温度が105度
まで上昇。順調に窯の温度が上がっているので満足。
一方、煙突からの排煙温度も4,00pmには目標の82度をクリア。
予備的に1時間、火を焚き続け様子を見る。順調な様子。
5,00pm窯の焚き口を閉鎖する。このときの焚き口温度450度。こんな暑い最悪の環境の中で、レンガを8枚積み上げ泥で固めて閉鎖終了。この間、約15分。この短時間で作業を終えないと、ダウンする。
一番いやな作業だが、一番大事な作業。今までの訓練でいつもこのような時間で終えることが出来る。
 空気穴、10cm×7cmをセットして終了。
窯の火入れ成功。久しぶりの充実感。






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2008年8月28日

今日も大忙し

先日から乾燥していた茅が少しばかり、枯れたので、これを裏返しして万弁に乾燥するよう干し直す。2.3本取り出し、表皮を取り除いてみると、茎は緑の色鮮やかに着色している。狙ったと通りの鮮やかな自然の色合い。
この材料を使って、市振の児童達が茅編みをするのだが、今からできあがりが楽しみだ。しかも、この茅編み完成品に、自分で漉きあげた和紙を飾り付け、その紙に書く揮毫も自分の竹筆で書き上げた自筆であれば思い出や感動、一生残るかもしれない。
こんなシナリオを描いて、市振小学校の児童を受け入れてみたい。
まだ1週間の余裕がある、満点以上の効果を狙い、さらに物語の工夫を重ねて見よう。                          試行錯誤ながら、こんな準備が楽しく、私の生き甲斐だ。
後日、結果を報告してみたい。
 隣の樫の木に巻き付いていた「ヤマイモ」のツルに通称「がごじょ」
=「ムカゴ」が鈴なりになっていた。大きい物で直径1、5cmぐらい
もう少し、太らして収穫だ。
 午前中は砺波で、会社の株主総会があり、これに出席する。
昼から農協や林業、漁業関係者に全国G、T大会の案内書と、後援要請を持ち回りする。
みんな快く、全面的に了解をいただく。ありがとうです。
 夕方、日本山岳会で先ほど登った「Mt・ベ−カ−」の登頂報告を富山の会場で、川村君とスライドを見ながら説明をする。
今年登れなかったMtグレ−シャ−ピ−クは、聖なる山16座目の最後の山、来年挑戦する事を宣言する。
 引き続き、山の仲間と飲み放題のビ−ルをたらふく飲む。
久しぶりの富山の飲み屋、若いお隣の元気さに青年時代を回春?する。
帰り、JR内で寝ていたら、全く知らないおばちゃんが泊駅近くになって、声をかけてくださった。乗り越す寸前、大助かり。感謝。
・・・眠いけど!!忘れぬうちに記録が必要と書きとどめる。  

投稿者:ながさきat 23:22 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月27日

バリの空芯菜

今年6月、バリに炭焼き指導にいった折り、友人からいただいた空芯菜の種100粒を、夢創塾の畑に植え込んだところ、ほどんどが芽を出し、暑さを過ぎたお盆過ぎから急激に生育する。背丈が40cm以上になり、それ以上はツルのようになって上空へ伸びようとしている。
 もしかしたら、この「空芯菜」なる物、ツル状になって生長する
植物なのかもしれない。全くどんな野菜なのか無知でした。
 早速、今度の休みに竹で「テ」を作り、ツルが巻き付けるように手助けをする必要が出てきた。
  
数日前から、調理の仕方も解らぬまま、柔らかい葉や茎をおひたしにしたり、ゴマ和えや油炒めにして試食を重ねる。
その結果、肉類や魚介類と良く合う事が解った。茎が空洞でシャキツ
とした食感が特徴。
特に、ニンニクと豚肉、塩で炒めた簡単な料理は、彩りもよいし、おかずの一品になる。
思い出せば、キンブル村で食べた食材がこの野菜でした。
ただし、彼らの味付けが、このほかに様々なスパイス(辛い、苦い
甘い)を入れ、油でこってり炒める物だから、食材が生かされてない料理に思えたが、日常のおかずだそうで、食文化の違いを感じた。

今日、調べてみました。
空心菜は中国南部、東南アジアではポプラ−な野菜だそうで、クセやアクがなく(ほんの少しばかりノメリ気がある)食べやすい。
カルシュウムやビタミンA,Cが豊富で、茎や葉も食べれる。
名前のとおり空洞の茎を食べる。
栽培していながら、今まで名前も知らず。しかし、覚えやすい名前だ。

古代米が穂首を垂れ始めた。しかしその中に、戻り穂がぼちぼち混じっている。白米だ。そのほかに今になって元気よく穂が出てきた株もある。当該の古代米は、まだ種の固定がなっていないようだ。
刈り取り時まで、戻り穂などを選別引き抜きする必要がある。




投稿者:ながさきat 19:51 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月26日

朝飯前の茅刈り

 昨晩、新潟県の市振小学校から9月4日〜5日にかけ、当地で宿泊学習する計画だが、体験プログラムにある「茅編み体験」用の茅が市振で用意できないが、どうしようかと、相談の電話が来た。
 当方で用意するしかない。

 早朝、林道沿いに茂っている、茅200本ほど鎌で切り取り、これをトラックに積み込み、環境窯の作業広場に入れて乾燥をはかる。
 山羊がきてこれを食べないように、柵を施し自然乾燥。10日もあれば相当乾燥することだろう。茅編みの材料はこれで確保。

早朝といいながら、茅刈りで全身汗ビショリ。児童達のためなら我慢。

 4年前に大学の先生らと共同で執筆したグリ−ンツ−リズムの本「グリ−ンライフ」の印税が入金された。相当数売れたらしい。
 忘れた頃、教科書分と共に年に2〜3回あるので、うれしい限りである。
 又、当該本の執筆時、文書が書けなく、相当焦りながら、こんな苦しい事二度と引き受ける物でないと、こりごりでいたが、入金があるたび当時を懐かしく思う。・・印税なんて想像にもつかなかった収入に、今は大満足。
 併せて新聞社からも子供新聞記事の原稿料が届いていた。
 ありがたい事です。

投稿者:ながさきat 22:26 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月25日

新聞二題

 昨日、昼から山羊のえさになる牧草を、桜町の田んぼで刈り取った。
 背丈が60cmくらいで、トウモロコシに良く似た(名前わからず)みずみずしい牧草でした。
 刈り取った牧草をトラックに満タンに積み込み、山羊小屋に持って行ったが、あまりにも多くて、収納出来ず、他の小屋にストック。
 機械刈り、集積、運搬、積み込み、収納運搬全部力仕事ばかり。
 疲れて、朝の早起きがつらかった。まぶたが開閉せず足下ふらふら?
二日酔い・・も考えられる。・・

 そんな焦点の定まらない寝ぼけ眼で、北日本新聞をめくっていると、
見つけました。
 「きんたろう倶楽部が主催の、9月15日敬老の日に開催される森と人」シンポジュウムの広告。・・・私の名前が出ていました!! (リンク先にはPDFでパンフレットがあります)

 基調講演は東大名誉教授 養老 孟司氏
シンポジュウム 養老 孟司氏×長崎 喜一氏×森 雅志氏×西頭 徳三氏・・森と人は仲良しだったはず。・・

 こんな偉い人たちと、話せるなんてなんと光栄なことだろう。
何を話し、何を訴えようか?考えていたら、ぼけてた頭がシャッキとした。・・・うまく語ろうとしてもだめだ。
 日頃語っている「びるだん語」で話せばいいこと。県人でも解るかな−
 
 夕方、友人から朝日新聞にバリの炭焼きの事が、大きく報道されているとの電話をもらい、早速、朝日の朝刊を買いにコンビニにゆく。
 「炭焼きバリで光放つ」の大見出しで、バリでの炭焼き指導の様子や商品化の取り組み、来年には、さらに高度な「お花炭」の技術指導も行う計画などが記載されていた。
 その目的は、日本の炭焼きの技がバリで普及し、貧しい集落の新たな収入源に育ってもらう事である。 島の人たちと心が通じ合ったことが大きな財産になった。






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2008年8月24日

秋の気配・クルミ拾い

林道沿い、ススキが穂を出していっぺんに秋らしくなってきた。
連日の雨で、谷川の水量も増え、水車や鴨池に導水している水量も毎秒
5リッタ−以上の為、水車は高速で回転し、水しぶきを直径以上に飛ばし続けている。これがまた、力強く感じられ、来客の目を釘付けにしている。
富山方面からきた、絵手紙用の和紙作り熟年女性軍団も、当該の水車を見て、各自自分のふるさとを思い出して語りあっていた。
ただし、こんなに高速回転の水車は初めて!!しかも発電している事にびっくり。昔の水車概念との違いにワイワイガヤガヤ。!!
 各、施設を見て回ったところで、目的の和紙作りを合掌小屋で各自が自分紙を作る。初めてのため、漉き方がうまくゆかず、やり直しが相当続く。子供達なら飲み込みが早く、即応が早いが、・・・焦らずじっくりの手ほどきで、みんな予想以上の出来映え。           みんな満足で感謝される。ありがとうと合掌。
 池に導水している、大量の水に混じって、クルミが流れてくるようになった。昨晩の内に十数個がとれた。
例年、これから、雨が降るごとに流れてつくが、1昨年は2000個余り拾った。これらは、みそかんぱのクルミ味噌にしたり、児童にストラップ作りに使うなど、教材に大事な素材である。
これからは、朝の水源整備とクルミ拾いが日課になる。
 
北日本新聞のわくわく週間子供新聞に連載の「森と遊ぼう」に水車の写真と共に、水車にまつわる記事が掲載される。
子供達と切り倒した間伐材で作った水車や小屋は、一生の思い出。




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2008年8月23日

竹筆作り

朝から富山県婦人会の青少年育成委員8名が、夢創塾において、自然体験を通して健全な青少年の育成や、生きる力をどのような伝えているか?その結果はいかほどか? を現地視察にこられた。
 炭焼き、紙漉、森作り、ピザ作りなど様々な自然体験プログラム
は一貫して物作りのプロセスを大事にすると共に、自分自身に役立つ活用を目指し、かつ完結型の体験であることを説明する。
和紙作り、苗から育て、これを刈り取り、皮を剥いで処理してパルプ化したあと、紙を漉いて乾燥、出来た和紙は卒業証書台紙にする事で、一生の思い出が出来る事例を紙漉現場で説明。
 炭焼きにしても出来た後、炭の活用を宿題にし、実際、これを実行して、その効果を自分ではかることを試みている事例説明。

体験は細竹を金槌でたたいて、筆作りをみんなで行った。
みんな単純な作業ながら、真剣に取り組む。各自1,2本を即座に作成。
遊びに来ていた児童らも一緒になって筆づくりに挑戦。
出来た竹筆で、紙に今日遊んだ事項を絵にしする。山羊3匹、アイガモ7匹、ツリ−ハウス、空中遊泳などを紙いっぱいに書き込む。
 婦人会の人たちは、大きな杉の板に「夢」と書き込み、下にそれぞれの名前を記載。達筆な文字に恐れ入った。夢創塾のお宝になる代物。
自分で作った筆を記念に持ち帰る。自作お土産である。
 児童らはその後、トンボやチョウチョを捕まえ満足。
お土産に、バ−ドコ−ル、木彫りフクロウをあげると大喜び。
運良く、バ−ドコ−ルをならしていると、なんと上空に小鳥が4,5羽旋回し始め、効果があったと児童達は歓喜の声??
もしかしたら、本当に呼び込んだのかもしれない!! 






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2008年8月22日

上畠ア−ト見学

午前中、利賀瞑想の郷で開催された、「上畠ア−ト08」を見学する。
昨年、第1回のア−トを見て、これをヒントに、今年「びるだんバタバタ茶・水墨画展」を開催したところ、大成功でした。
そんなこともあって、第2回目はどんな展開になっているのだろうかと課題を持って見に行った。
昨年と違って、民家の展示場(主に座敷、居間)に作家の作品が心憎いばかりの配置で飾られていた。作品が生きている感じで感動する。
昨年は作家が主役であったが、今年は作品と民家の展示場が主役に見えた。古民家の活用の一端が見えてきた。
 圧巻は、田中実行委員長のお寺に展示してあった、古川氏の大作、 「狐の嫁入り」を見て立ちすくんでしまった。
空の赤、山並みを黒で描いたその裾野に狐の嫁入り行列が画面全副に描かれている構図。  狐の嫁入り想像をかき立てるに十分な迫力。
 また初めて知った、インスタレ−ションと呼ばれる芸術を見ることが出来た。雑木を8mほど合掌に組んで、途中ネットで覆っているところもある。 ・・・・
広い平地をロ−プで囲み3カ所に流木が積み込まれている。・・・
村にア−トの種をまきましたのスロ−ガン通り、様々な芸術に出会った
楽しい見学でした。










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2008年8月21日

ハンモックが届いた

先般7年ぶりに訪ねてきた横浜の中島氏から、植物の繊維のヒモで作られた本物のハンモックが送られてきた。
ツリ−ハウスに今年、漁網で作った我流のハンモッケと違って、まずはセンスのあるデザインが気にいった。
サイズは幅が65cm、全長が2,8mで、横に引っ張ると1,3mの幅に広がる。
縫い目は菱形で5cm、見た感じ、ハンモッケに入っても安心感が得られる代物。
 送ってくださった中島さんにお礼の電話をしたところ、庭の木で楽しもうとしたところ、まだ木が小さくて上部にセット出来きず、夢創塾の大木なら十分楽しまれるのでないかと思い送ったとのこと。
 今度の週末には子供達がわんさとくるのだが、この本物のハンモッククは好評間違いなし。順番の出来るプログラムだが、乱暴に扱われると困るので、使用規則が必要になるかも?
 大いに楽しんでいる、児童のハンモック体験写真を、送り主の中島さんに後日送ってあげよう。
 この本物のハンモック、常設でなく児童らの自然体験時のみ設置して楽しんでもらおう。
 実は、児童よりも私の方が心浮き浮きしており、晴れた日には樹幹の高いところにセットして、通る風やさわやかな音を聞いて昼寝をしたいものだ。とにかく欲しかった物をいただき、感謝感激。ありがとう!




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2008年8月20日

青鬼氏とイロリ談義

朝日町立ふるさと美術館で開かれている「漫画家12名が描く
ヒトコマ漫画の旅2008」に解説者としてきていた、山根青鬼
さんが、午前中、1時間あまり見学にきた。
 案内人が、子供達に自然の恵みを教材とした自然体験学校を開設している、ちょっと変わった仙人もどきの人と、すべて手作りの施設を紹介したかったそうだ。
 夢創塾小屋に入り、イロリを囲んでバタバタ茶を飲みながら、森作りに始まり、炭焼きや和紙作りなどの自然体験プログラムの主旨と活動内容について説明。
すべての事案について関心を持って聞いていただき、現場も丹念に見ていただいた。 対話だ出来てありがたい事でした。
そのうち特に関心を持って感動されたことが、3つありました。
その1、お花炭を初めて見てびっくり・・・東京で展覧会でも?
その2、炭窯での料理にこんな発想どで教わった?・・独創すごい!!
その3,牧歌的なロケ−ション・・水車、山羊、かも、窯田舎暮らし!
 最後に、みんなに夢を創れる場所の提供と、活動を通して、社会への貢献を今後も続けてくださいと、コメントをいただく。
自分磨きでもあり、健康である限り、続ける決意。

午後、朝日町役場で全国G、T大会大第一分会の打ち合わせを行う。
大会や分科会の把握をしてもらうため、幹事会を25日の午後行うことで部屋の予約を完了。
その後、郷インあさひGTの柳沢に立ち寄り会議出席の要請。
バタバタ茶や、水墨画そして、夢創塾を舞台に行われる第一分科会を成功裏に納める為、実のある会議にしたいものだ。



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2008年8月19日

バリ炭継承者

昨日からバリ島に炭窯を導入した井岡女史がやってきた。
目的の一つに、竹炭を入れたバリ石けんを作るため、竹炭のミル化方法の研修。
その1つ、ミンチに2〜3回かけ、これを綿袋に入れて揺さぶり、集塵機でこれを収集する方法。粒度を計測できないが、相当細かなさらさらした粉になる。
ただし、工程ごとに巻き上がる炭塵に閉口。かつ効率が非常に悪い。
いかにバリで作業をするにしても、作業環境が悪く、推奨する方法でない。さしあたって実験的にミル化をはかり、試作炭石けん作りにはOK
その2、富山県工業技術センタ−で教わった、簡単な粉砕装置として、
ポットミルを紹介してもらい、この装置を稼働して粉砕の実験を体験。
原理は、丸い鉄の筒に大小の鉄玉(5mm〜15mm)を入れ、同時に炭の粒を投入して蓋をしたのち、回転している2本のシャフトの上に置くだけで、当該の筒が回転し、中に入っている鉄玉で粉砕、時間の経過と共に、炭の粒がミル化するとのこと。
粒度を5ミクロンから10ミクロンまで可能だそうだ。
これくらいにすれば、石けんでも、エステの原料にも最高と井岡女史大喜び。
ただし、粉砕量にもよるが、価格は10数万円だそうだ。
 他に、炭のア−トの実際を黒部の鉄工所で見学。
竹の枝や、野菜、花などの花炭作りについて持論を聞く。
何でもすべて炭に出来ることがわかって、参考になったと大喜び。
 課題としていた4mもの長い竹炭の作り方も、1,5mの炭を継ぎ足せば出来ることを確認。
問題は接続箇所の方法だけで、節の部分で行えば可能との結論に達した。も
この方法を今回の竹炭作りで試み、それをバリに伝えたい。

投稿者:ながさきat 20:28 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月17日

クズの花・満開

林道を行き交いしていると、季節の花の香りに気持ちが癒される。
先日までは細かい白色の固まりで咲いていた「くさ木」は、甘酸っぱい香りを周辺200m余りに渡り漂っていた。毛嫌いしている「くさい木」にもかかわらず、香りはいいものだ。
花には蜜があるのだろう、蜂やチョウチョの他大型のアリまでが、花に群がっていた。
 お盆に入ってから林道沿いの香りが変わってきた。道沿いに蔓延しているクズの花が一斉に咲き出した。色は、赤紫で咲き始めて2日目にはもう散ってしまうが、房が長いので1週間以上次々に咲いている。
花に近づいて香りをかぐと、香水のごとくさわやかな藤色の?におい。大好きです。先日も、足湯にたっぷり入れて香りと藤色を楽しんだ。
藤色は何となく高貴な感覚をにおわせていて、お母さん方には大好評。
まさに里山からの送りのもでした。
 昨年の今頃、神奈川県の山仲間がきたとき、このクズの花を天ぷらにして試食してもらったところ、珍しく珍味だと限りなく食べていった事を思い出す。
ついでに、この花の房をゆでて「おひたし」藤色を食べてもらったが、旬の味だとこれも好評でした。
その連中が来週中に訪問したい旨メ−ルが入っていた。また同じ料理でもてなし!!それまでクズの花が咲いているだろうか?
 





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2008年8月16日

窯木・建て込み完了

お盆の16日は地獄の釜も休むといわれていえる今日、天候が雨もようなため、ひさしぶりに環境窯に準備してあった窯木を1日がかりで建て込む。
外は雨で、訪問者もなく窯木の建て込みに専念でき、久しぶりに充実感に浸る。
しかし、蒸し暑い環境窯の中は、暗く、天井が低いため、作業環境は劣悪?
今回、細い真竹(直径2〜4cm)を炭にしようと210本を建て込む。他に長さ10cm幅2〜3cmに割った(先般修学旅行にきた猿投台中学生が割った竹)竹2500個をトタンの器に入れ、一番きれいに焼ける場所に設置する。
1日ゆっくり楽しんで?建て込んだ後、2時間かけ、焚き口をレンガで整備する。
納得ゆく焚き口ができたので、早速火入れをしてみる。
即、煙突からモクモクと煙が舞い上がる。地獄の窯が休みだけど、環境窯は活動開始。  
実は、4時過ぎ、窯木の建て込みを終えたが、先日からの雨で、窯木が雨に打たれてそれを窯に入れたので、窯の中は蒸し風呂状態。
こんなに窯の中の湿度が多いと窯が劣化するので、早速、火をたいて窯木の乾燥をする為、少しばかりの火入れをする。
夜中に1度薪を投入してみよう。そうすれば完全に窯木が乾燥して最良の竹炭、黒炭が出来るハズ。
 バリの炭の活用について、18日井岡さんが炭の研修に来県。小川温泉に泊まって、先に旅行したお母さん達とも写真の交換などをして懇親する計画。
19日には県の工業試験所にて竹炭のミル化体験をする予定。
ミル化して、バリ竹炭石けんおよび、エステ用に活用する計画。
いよいよ、バリの炭が製品になるようで、指導した結果が見えてきた。
私の竹炭もよいものが出来そうな予感がする、お盆の休日でした。










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2008年8月15日

夢創塾の昆虫たち

夕方、富山から2家族9名がやってきた。
一番「オロロ」が飛び交ういやな時間帯なのに、そんなことはお構いなく2台の自動車から子供達も降りてきたので、私の方が驚いた。
幸い、みんな長ズボンをはいていたので少しは安心したが、半袖の先の手が気になる。その心配を吹き飛ばしてくれたのが、今までみたことのない長距離飛ぶジェット噴射の殺虫剤でした。
周辺にまき散らすとオロロも退散、効果てきめんでした。
しばらくして、子供達は各自大きなタモを振り回して虫取りに夢中。動き回っているのでオロロがいるものの、食われる児童がいない様子。よかった。
 30分あまりの間に、オニヤンマ、シオカラトンボ、赤とんぼ、コウロギ、  イナゴ、コウロギ、チョウチョなど捕獲して大喜び。
期待していた、カブトムシはとれず、ガックリした様子でしたが他のものが捕獲できて満足したようだ。
 一方、上ってきた軽自動車が途中、鋭角な浮き石や転石で、タイヤが破損していることがわかり、一緒になってタイヤ交換をする。私の性でないが、責任を感じる。近頃、夢創塾の上流で電線の張り替え工事をしているため、大型トラックが頻繁に通り、林道の表面を荒らしているのが気になっていたところだ。
1週間前にも同じようにタイヤの破損があり、毎日朝の内に20〜30個除石しているが、管理が行き届かない様子。
 こんな折、朝日町から林道の1部を舗装するとの通知が舞い込んだ。
工事現場は、道荒れが一番ひどい場所が対処になっていて大助かり。
お盆に大きなプレゼントをもらう。朝日町さんありがとう。


お客さん 満員ですよ

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2008年8月14日

アイガモ行方不明?

明け方、強烈な稲光と体に響く大音響の雷の後、大粒の雨が降り出した。
久しぶりの雨で野菜には恵みの雨と喜んでいたが、あまりにものドシャブリに、前の用水路があふれる1歩手前まで増水。
8時を過ぎても空の真っ黒い雲は垂れ下がっていて、晴れる気配が見えず。その為
地元の子供らが計画していた、夢創塾での流しソ−メン行事を取りやめにする。
 9時過ぎ、雨も小降りになったので、取水口の整備をするため、夢創塾にいって、驚いた。池に導水していたパイプは谷川の増水で吹っ飛び、池の水は減水状態。その為かアイガモ軍団は池のそばに全く見あたらず。
杉林、谷川周辺までもくまなく探したが、いる気配なし。一瞬、昨年、三方コンクリ−ト水路内で遊んでいた21匹のカモたちが、突然の増水で全部小川の本川に押し流された事故を思い出し、再発かと不安になる。
確認するため、小雨の中、雑草をかき分け、小川の合流点にいって探したが見あたらない。昨年の事例からすると1/3程度が生存(捕獲できなかった。)しているはず。・・流された気配なしが結論。
 遠出するはずがないと思ったが、念のため、夢創塾の上流200m付近の草地までいったら、私の心配に関係なく、集団で虫を追いまくっていました。安堵する。
たぶん、大雨で地面が水浸しになっていたので、水上にいるのと同じ状態から、こんなに遠くまできたのだろう。カモたちにすれば新天地でたくさんの虫にありつけて満足なのか、元気に飛び回っていた。
 これから、雨の時、カモ軍団はまた新たな遠出を試みることだろう。
地面が熱いとき、あの広い足が焼けるのか、池の周辺に居着いているので、安心。
カモの管理も大変です。






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2008年8月13日

窯木入れ

早朝、暑くない内、環境窯に窯木を50本搬入する。
はじめこそ暑くなかったが、搬入が進むにつれ汗で全身ビショリ。
1本の窯木はおおむね15kg。朝飯前に13mの距離を700kg運搬したことになる。大きな窯なのでこれだけ建て込んでも詰まったようには見えない。
この後、竹炭を作るため、200本ほど建て込むのだが、その準備が間に合わず、明日にでも所定の長さに切断する予定。
 昨日子供記者がきて塩作りを体験したが、続いてきた中学生に夢創塾の経緯や体験プログラムを説明していたため、作った塩をそのまま放置していたので、3匹の山羊がこれをみんな舐めてしまった。
丹精込めて作った塩、にがりを分離して子供らに成果品として与えたかったが、できなくなる。残念。
 アイガモが25匹になっていた。昨日も1匹、狐にやられた模様。
こうも毎日襲われると鴨池を金網で囲まなければならないことになる。2.3日様子を見て作業に取りかかろう。
今は自由に、草原を駆け巡って昆虫や草を食べているが、囲むとえさやりが1日2回必要になる。これが大変で野放飼育。しかしリスクが今のところ多すぎる。

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2008年8月12日

子供記者取材

朝から北日本新聞社が応募した小学生の子供記者3人が、夢創塾での活動内容を取材にきた。
夢創塾を作った背景から、4個の炭窯を作ることになった経緯と窯の特徴を各炭窯ごとに説明して回る。
当該の窯を作ったことによって、昨年、インドネシアのバリ島で炭窯作りを指導。
現地の地域が少しでも活性化が図れることを願って、今年も6月、炭の焼き方を指導してきた事を説明。たかが炭焼きだけれど、優れた当地の炭焼きの技や、技術を海外に展開できたほか、炭の活用を現地の人たちに伝授。
また、夢創塾での森作りの方法と森の働き、間伐材の必要性や枝打ちの重要性を森に入って実際をみる。
ほかに、海水を炭窯の排熱の熱源で水を蒸発しての塩作りを体験。
初めての塩作りに歓声を上げていた。今日の塩作りは温度調整がよかったのか、できあがりが最高。真っ白い塩が30gできた。
最後に和紙作りも体験。すでに体験済みでみんなうまく作る。

朝日中学校1年生6名が昼から自転車でやってきた。
朝日町の名所探検と称し、夢創塾の活動内容や思想など小学生とは少し違った見方でヒヤリングしていった。
6人がそれぞれ課題を事前に書き出していたので、質問の連続。返答に戸惑う意外な質問に当該者をたたえる。さすが中学生と感動。児童らに教わる。
取材を終えた後、ブランコやアスレチックで遊んで帰る。
みんな生き生きと輝いて帰って行った。彼らに私も元気をもらった。







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2008年8月11日

渇水状況

近頃雨もなく、猛暑続きで柿の木谷の水が日増しに細くなってきた。
昨日は、毎秒2,0リッタ−余り流れていたが、今日は1.8リッタ−と減少。
取水口が7カ所ある内、昨日は4カ所取水していたが、今日は水源の減少で、3カ所しか取水できなくなった。
結果、水洗トイレの水は断水にして、イワナやアイガモが住む水槽、池に優先して水を引き込む。この水量1日では150トン。ドラム菅にして75本分に相当。
観察してみるとまだ水量に余裕があるので、当分はこの生き物たち、大丈夫。
 尚、取水後、谷川は崖下からわき出た水で枯れなかったので、カジカや、小さなオタマジャクシが活動していた。当該のわき水が涸れないことを山の神に祈る。
 一方、赤いもは益々大きな葉っぱを次々と広げ猛暑の中、水分を蒸発している。
そのため、夕方には、水不足で葉っぱが元気をなくし、水をくださいとSOS。
イワナ池に放水している水を100mのホ−スで赤いも畑に導水。
とたんに、葉っぱが元気を取り戻し、シャッキ−とする。ありがとうの合図か?

明日からまた子供達が自然体験に、キャンプにくるが、水の対応が当面の課題だ。
しかし、これが自然の生業、、まさに水との戦いをどのようにするか?
実践で乗り切ることが次ぎへのステップだ。みんなで考えてみよう。

投稿者:ながさきat 20:44 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月10日

炭だし完了

春に焼き上げた環境窯の残りの炭を窯から全部出した。
炭が10kgが入る袋を18個作り、ほかに炭の粉15kg入りを3個作る。窯の中は全くの無風状態のうえ、蒸し暑く、かつ、炭の粉が舞い上がっているのでマスク越しの呼吸は、地獄の1丁目?ほど苦しい。
窯の中を空にして整備しておかないと、お盆に計画している炭焼きができないので、暑いのを承知で作業をした。
丸1日を費やしたが、炭の粉塵で顔は真っ黒、もちろん全身汗だくな衣服に、炭の粉が付着して黒装束。こんな汚い作業好きでないとやれない。次々に訪れた知人、異様な格好に噴き出す人、多々あって当方が戸惑う。自分の顔がどんな炭メイクになっているか予想もできず。ごめん

畑の隅に自生しているホオズキがこの暑さできれいに色づき始めてきた。鮮明な赤みの強い柿色は夕日の太陽に似ているようだ。
少し離れて、植えてもいないのに(昨年植えたその種が自生した)どんどん成長したミニトマトが、先週あたりから、鈴なりになり始めた。
これもホオズキに似て赤色が基調、熟すると真っ赤になり暑い夏には食欲をそそる代物。
水場にこれを冷やし、一服時にこれをかじる。
すごく甘くて歯ごたえがあるが、欠点は、皮が硬いこと。
本来、皮は柔らかいハズだが、栽培方法に問題か?あるいは昨年の当該トマトが交配時の元にもどってしまったからだろうか?

合鴨の1匹が、首に大けがを負っていた。みればすごく重傷、水中にやっと浮いている様子。かわいそうだが手当をしても助けられる方策なし。このままにしていると、カラスに襲撃されるので、ダンボ−ルに隔離。林間の涼しいところにおいたが、まもなく絶命。
この傷からして、たぶん狐にやられたのだろう。数も2匹ほど少ない。
今後もこんなことが続くようであれば、池をネットで囲むしかない。
またまた悩みの種が増える。自然との闘いだ!!









投稿者:ながさきat 19:46 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月9日

親子が自然体験

舟橋村から親子で自然体験にやってきた。
小学生18名とお母さん方9名。中型バスで来たが、県道から夢創塾に通ずる林道に乗り入れたとたん、危険ですと運転手に通告され、引率者から1,5kmを徒歩でくるとの電話が入る。
すでに気温30度あまり。いかに自然体験でも登りの林道は、日差しが強く、低学年も多いので、私のトラックと、多賀さんの自動車で迎えに出向く。
 夢創塾広場に着いたとたん、運良く3匹の山羊がみんなを出迎える。
児童たち全員がこの山羊達に釘付け。角や首、背中や腹をおそるおそる触り、歓喜があちこちで聞こる。
母親達も児童に混じってテンションUP。・・みんなの集合がままならず。
2班に分けて活動開始。高学年の1班は、竹筆作りに始まり、林間アスレチック、続いて全員木登り、これを終えて、空中遊泳を昼過ぎまで体験。すべてが初体験、児童の喜びは体全体に輝いて見えた。
 低学年の2班は、和紙作り、ブランコ、ブラブラロ−プ遊び、ピザづくり、ソ−メンゆでの手伝いなど盛りたくさんの体験。
お母さん方も2班に混じって様々な自然体験。児童よりも大人の方々が大いに楽しんでいた。みんな大満足。よかった。
 みんなでピザをおいしくいただき、その後、流しソ−メンを炎天下のしたで腹いっぱい食べる。
窯焼きピザも流しソ−メンも初めてとあって、思い出の残る体験でしたと感謝の言葉をいただく。里山の自然を満喫していったようだ。満足。

富大生のKさんが、グリ−ンツ−リズムについての聞き取りにやってきた。夢創塾の経緯から現在に至る活動内容、グリ−ンツ−と絡めたプログラムづくりや内容、PR方法、集客方策などのほか、今後のグリ−ンツのあり方など、質問に対応する。
卒業論文の資料集めだそうだが、がんばってほしいものだ。




投稿者:ながさきat 22:19 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月8日

バタバタ茶天日干し

先月の10日にお茶の葉を刈り取り、これを茹でて室に仕込み、1月の間、十分に発酵させたので(温度が上昇するので5日に1回切り返す)
今日、自治会館の駐車場広場でお茶を天日で乾燥させた。
米丘先生の指導のもと、500kg余りの未だ水分がたっぷり含んだ発酵茶は、8名の仕事人によって何回となく掻きまざされ、夕方にはおおむね乾燥した。
しかし未だ完璧といえず、明日にでも再度乾燥して完成品の出来上がり。
かって、私も林の田んぼ跡に栽培していたお茶の木からは、生葉で
100kgを採集してお茶を作ったものだが、3年前の豪雪でお茶の木が雪の重みで折れ、全滅。
以来、10年間以上続いた自前のお茶づくりは終わり、今は朝日町の茶畑から茶葉をもらい受け、村中の共同作業でお茶づくり。
この出来上がった茶葉で、来年も里山のもてなしが出来そうだ。

赤イモ(里芋)が順調に成長し続けている。ビックリするほど大きな葉(長さ80cm、横幅50cm)が、出現し始めた。
これからも益々大きな葉が上空に向かって成長し、背丈が2m以上になる。かってKNBの山ちゃんが、コウモリ傘代わりに使ったこともある代物。
この小芋を取ってズイキにして食べる。柔らかすぎたが初物は美味しかった。ビ−ルのつまみに最高。酎ハイにはそれ以上に合ったつまみ。

昼から、環境窯の窯木をトラックで運搬。200本、3トン余りを窯の前に並べる。事前に2トン準備済みなので併せて、5トン。
お盆に火入れをしたいと思っているが、そんな余裕が有るか未定。
準備だけはOK。いつでも火入れ可能。








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2008年8月7日

古代米・スズメ被害

8月に入って古代米の籾に実が入り始め、まっすぐ立っていた稲穂が、朝紫色に変化すると共に少し傾き出した。
先日、穂先の籾を取って殻を剥きとり、未だ柔らかい紫色の玄米を噛んで見たところ、チョッピリ甘い感じでした。
稲穂全体の籾が膨らんでいることから、米ぬか肥料、木酢管理、十分な水、太陽のおかげで今年も豊作と予測する。  
 夕方、田回りして驚いた。
田んぼのぐろ(端)のわらが数十本途中で折れ、稲穂が下向きになっているのに愕然とする。田んぼを回って被害本数を数えてみると、今日1日でおおむね260本。こんな調子で荒らされると豊作も?
犯行はスズメ。3年間こんな被害に悩まされ続けている。
このまま食べ続けられるのもシャクだし、明日にでもあまり効果が期待できないが、糸を張り巡らそう。
昨年も糸を縦横矛盾に張り巡らしたが、始めこそ効果が有るものも、そのうち糸の密度が少ない田んぼのど真ん中当たりを、集中して襲うため結果として被害は一緒。
隣のコシヒカリが実り出すまで被害が継続するので、それまで我慢するしかなし。
それまで古代米はスズメのエサ場。スズメとの共生とあきらめるしかナシ。 

投稿者:ながさきat 20:15 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月6日

紅葉の樫倉山?

夢創塾の西側に、かってお寺があったと言われる樫倉山が近頃の猛暑で山全体に茶色の斑点が目立つようになる。
まるで秋の紅葉が始まったかの山容に、異様な違和感を感じる。
山の木を枯らしているのは、言わずとしれた「カシナガキクイムシ」
昨年、樫倉山には、頂上付近に3〜40本の被害を目視していたが、今年は裾野までも枯れているのが見受けられ、その数、おおむね500本余り。
一部には細い尾根筋全部が枯れて壊滅状態。尾根の高いところに生えていたナラの木が、虫にとっては格好の着地点だったのどろうか?
この調子で山の木を枯らして行くと楢の木が全滅するかも?
このことで、山の崩壊が始まり、植生が変わり、動物や昆虫類に変化が起こることだろう。
現に、昨年まで、蜂蜜を木に塗っておけばいつでも採れた、カブトムシやクワガタが全然とれず、どうしていなくなったんだろうと疑問ばかり
 夢創塾の水源になっている鍋倉山、頂上付近はブナ林なので当該地域二は枯れている様子はない。
しかし、中腹にはざ−と数えて、100本位枯れている様子。
流域面積50ha在るが、これが10倍の1000本ぐらいの被害になると、水源にも影響が出る可能性があり、心配だ。
県西部では虫の被害が収束し始めたと聞いているが、当所も2〜3年後に収束してくれることを願うものだ。
なお、福光ではこの枯れた木を炭にして資源の活用を図っているが、当所は木を切って搬出する道路もなければ、枯れ木までに行く手だてが無く全く手がつけられない状態。その為虫も無制限に広がっている。
行政も状況把握ばかりで具体的な処置未だ示されず。




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2008年8月5日

襲来・ウンカ

早朝なのに異常に蒸し暑い中、アイガモにキャベツの葉や、刈り取った草、古米を投げつけていると、半袖から露出している腕がチクチクするのに気ずく。
もしかしたらウンカと思いながら、このチクチクを無視して、谷からの取水管理作業も続行。
この頃から、両腕が得体の知れないかゆみに襲われる。
少し遅れ、この時点で、20数カ所、ウンカに刺されたことを自覚する。
腕を掻くと益々かゆみが増し、かゆみが全身に広がってゆく様子。
そのかゆみ、耐えきれぬ不愉快な気分。処置方法は?
小川温泉につかるしか方法なし。
すぐにトラックに飛び乗って小川温泉に行き、露天風呂につかる。
なおも、熱い源泉に腕をさらすこと10分余り、スッキリかゆみが消えむしろサワサワな気分になる。
この世に味わうことのないあの不愉快なかゆみから解放された事で、地獄から天国の気分。
まずは温泉の効用に感謝。温泉に融けている様々なミネラルがウンカの毒を解毒してくれたのだろう。
 切り傷や、あせも、皮膚病に効く温泉が地元にあることで、本当に大助かり。
それにしても、細かいウンカ、体調2〜3mmの虫は朝の寝ぼけた体を
大群で襲う戦略に完敗でした。
今後は長袖を着てウンカ対策。朝夕の出没時は作業を控えるのが一番。
これからは、オロロ、アブ、ハチ、の虫たちと対峙。大変だ!!

投稿者:ながさきat 20:46 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月4日

暑気払いにバタバタ茶会

朝から雨で、畑仕事も出来ず、隣の家が元気を取り戻すために、伝統のバタバタ茶会をこっそり開いた。
通常は、当該家庭の身内の命日にのみお茶会をするのだが、昨日まで暑くてヘバヘバになったので休養をかねてとなり近所のみで開催。
訳あってバタバタ茶会の写真が必要になり、急遽この茶会をデジカメに記録。
途中話を聞いたりお茶を飲んだり、お茶請けを戴いたり、久しぶりに私も元気をもらった。
やはり、バタバタ茶は心が和む。お茶会万歳!!






投稿者:ながさきat 21:45 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

カモ群団・林間散策!!

昨日放したアイガモ群団は、早速餌探しに隣の杉林に入り込み、柔らかい腐植土をクチバシでほじくり返していた。
何せ、33羽がほじくりつつき回るものだから、耕したような地面になる。昨日まで田んぼの泥をかき回していたものだから、その習性が当地でも発揮されたのだろう。
慌てて、殺気を感じたバッタやイナゴ、コウロギ等が飛び交うが、これを又、百発百中、上手にクチバシで補足していた。
生きるための補食とは言いながら、そのお手並みに恐れ入った。
もっとも、害虫を捕ってくれる、この習性があるからこそ、アイガモ農法が成り立っている。鳥で稲作を確立した人に、エ−ルを送りたい。
 その後群団は、広い草むらに移動し、昨夜から降った雨の水たまりで行水や、草の根をほじくりこれを食べていた。
又、林間よりも虫類が多く、飛び出した虫は片っ端から補食されていた。合鴨群団の突然の襲来に虫は全滅状態。
虫で食が足らないので、柔らかい草を片っ端からついばんでいた。
 準備していた古米を群団の中に投げ入れると、驚くと共に、即これらの米を瞬く間に平らげてしまった。相当腹が減っているようだ。
さらに、大きくなりすぎて食えなくなった、キュウリ10本を、細かく切って与えると、争って食べ尽くした。
観察していると、食べたのでなく、飲み込んだ様子。        歯がないから当たり前。胃ですべて消化するようだ。
 何せ、アイガモは大食漢。再びス−パ−でキャベツの葉や、大根葉をあさりに行かねば、カモ群団の食料不足に陥る。
近頃恥ずかしさがなくなって、平気で野菜くずが集められるようになる。店内で、ジロジロ見る人がいなくなったように思える。
これも年のせいだろうか?

投稿者:ながさきat 21:31 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月3日

にぎわう!!アイガモ33羽

夕方、朝日町東草の寺崎さんからアイガモ33羽を貰い受け、夢創塾の鴨池に放すと、運搬途中熱かったせいもあるが、みんな一斉に潜ったり、羽根ををバタバタさせて、うれしさいっぱいの様子でした。
在来の2羽は多数の新若カモに驚き、一時は池の隅っこに立ち往生し、キョロキョロしていたのが印象的でした。
 1時間あまり水中で遊んだ後、池の縁に上がり、羽根の手入れ。
寂しかった夢創塾に、久しぶりの賑わいを、アイガモタチが持ってきてくれた。これからエサやりがたいへんだけど、子供らにはカモとふれあうことが出来て、思い出になる事だろう。

朝から東草野の児童達20名と、お母さん達18名が当所に来て、里山の散策、林間でのアスレチック遊びの他、木登りや空中游泳を楽しんだ。
 昼には、自分たちで作ったピザや流しソ−メンをたらふく食べて、暑い夏を楽しんだ。子供達は平気だったが、お母さん達は熱い太陽にさらされて大変だっただろう。デジタル温度計で直射日光でさらされている地面を計測したら、なんと52度、日陰は34度でした。
こんな暑い中、彼らに1日中つきあっている理由は・・・・?

彼らが帰っていった後、後始末をして帰ろうとしていたら、2人の若い女性が見学に訪れる。無視するわけにも行かないし、ブランコ乗りを進めると、これがバカ受け、長時間楽しむ。それならと、さらに、空中游泳を進めると是非乗りたいとの要望。怖いこと知らずの、ちょっと変わった女性達。
スタ−ト場の乗り場で、安全ベルトのハ−ネスを女性に装着し、力強く押し出すと重みもあって勢いよく滑車が回り、一気に終点に到達。
感想はメチャ面白く顔で風を切り、バンジ−ジャンプ以上とこれまた大受け。
調子に乗って、ツリ−ハウスを案内。ここではハンモックに入って一時夢の空中散歩。ブラリと来てこんなに楽しい思い出が出来、ハッピ−
 私も若い娘に出会って元気が蘇る。私もハッピ−!!








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2008年8月2日

皇寿桜・からのメッセ−ジ

川風が吹き抜けるものの、猛暑での桜の木に巻き付いたフジのツル切りは、二度としたくないきつい作業。
周りの草は3mあまりに成長し、その草に巻き付いたクズのツルは、 111本、全ての皇寿桜に外回りから巻き付いていた。        又、各々の幹周辺から伸びたすごい太いフジに巻き付かれ、外回りからのツルとで、桜の葉っぱが全く見えないほど、フジの葉で覆われ、藤の葉コ−テング?状態。
桜の木は、太陽が受けられず、葉は落ち、有っても黄化している状態。
枯れる寸前の木も今回5本あまり見受けられた。
これらの桜の木は、フジのツルから逃れる手段はなく、苦しんで必死に助けてくれ!!と叫んでいるが、これが解るのは、植樹した私しだけ。
 かっては、やまびこのじいちゃん達が年2回ほど下刈りしてくれたが、こんなに化けもんのような草やフジずるの海の中では、作業は全く不可能。
 桜の精霊と対話しながら、下刈りをすると、桜の木はイキイキと元気が蘇り、気持ちが晴れ晴れ、汗が全身に噴き出ているが、充実感満点。
きつい作業なれど、一本毎のこの充実感に満足して、午前中に21本終えて、フジツル切り終了。
帰り、先に下刈りを終えた桜の木々は、周りがさっぱりした上、フジの葉が枯れて、葉っぱがツヤツヤの緑を取り戻していた。
幹にハイタッチをして、友好?を確かめる。
幹の「ぬくもり」がありがとうに聞こえた。
来年は、もっと早くフジ切りをするゾ−と皇寿桜の面々大声でに宣言。

投稿者:ながさきat 21:18 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年8月1日

児童の夢創塾新聞

先般あさひ野小学校6年生が、当所に自然体験にきた時の事を、夢創塾新聞で書きとどめてく送ってくれた。
どれを読んでも随所に物作りに対して、感動したこと、困難であったこと、楽しかったこと等が記事になっていて、興味深く楽しく読ませて貰った。
その1編を書きとどめてみた。
その1
 くるみのストラップ
身近な物でストラップが作れます。
クルミでストラップを作りました。
クルミに椿油をぬり、艶を出します。
そしてクルミの先に穴を開け、ヒ−トン
を差し込みます。
次はヒモを三つ編みにしてストラップ
のヒモの部分を作ります。
そして、ストラップのヒモの部分を
作ります。ストラップのヒモにクルミ
を通して出来上がり。
 少し大変だったけど、出来上がりは
とってもかわいくできました。
他のストラップを作ってみたくなりました。
 ダム作りはたいへん!!
ダムを作りました。丸太が入るように巾を
測りました。喜一さんがその分の長さの
丸太を切ってくれました。次はみんなで
協力して丸太を水路にはめ込みました。
その後も、協力して石を丸太の間に挟み
ました。
途中、川の生き物に出会いました。
出来上がるとどんどん水が丸太のテッペン
まで貯まってきました。丸太が流れないように
クサビと言われる三角の木を挟み込み
流れないように工夫しました。
 編集後記
夢創塾には3回行きました。
どれも楽しかったです。今日は川に入ったり
ストラップを作ったりと楽しかったです。
自然で遊ぶのはとても楽しいんです。
他にもモット楽しいロ−プ遊びもありました。
遊んで学べる夢創塾です。
森に遊べは元気が出ます。

投稿者:ながさきat 20:20 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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