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2009年3月31日

修繕・花炭窯

今回失敗した花炭窯の内部を点検したところ、予想以上に幅広い亀裂箇所が3箇所見つかる。
亀裂幅、親指が入る1,5cmぐらいから1cmあまり。長さは20〜
30cmの他、周辺の土が欠落して、大きなへこみになっていた。
こんな内部の亀裂状況では、内部のガス漏れ、外部からの空気の流入は当然明らか。先般の花炭づくり失敗も、この亀裂からの空気流入が原因の1つにあげられる。
14年間使い続け、100回ぐらいの使用。老朽化しており、作り直したいが、暇がなく、修理しながらだましだまし使っている。
 修繕用の「青粘土」1kgを丁寧に練り込み、半日、窯に潜りこんで、天井の亀裂箇所に粘土を埋め込む。
亀裂の穴に、粘土を親指で丹念に詰め込み、細竹でさらに押し込み、亀裂を塞いだ。右の親指、おしまいには疲れて、感覚がマヒする。
天井ばかり向いていたので、首が筋肉痛を起こす。修繕作業は疲れる。
 昼過ぎには、修繕が終了。これで、空気漏れが無くなる事だろう。
 
昼から、窯木の準備を行い、返りに茅編み用の茅を2束〔200本)刈り取る。その周辺で、アサツキ、ふきのとう、アザミを採集し、酢の物と天ぷらにして食卓に飾る。旬の物はおいしい。長生きするようだ!!
 
やまびこの連中も昨日から窯に木を建て込み、夕方には終了し、試運転用に、2時間ばかり「くったき」=「火を燃やすこと」をして準備OK
窯木が3回分あるので、白炭にするそうだ。
じいちゃん達も、元気でがんばっている。賑わいが戻ってきた。












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2009年3月30日

いのちのバトンタッチ

新川森林組合の総会後、映画「おくりびと」の原作「納棺夫日記」で話題の人、青木新問氏の記念講演を聴く。
演題は「いのちのバトンタッチ」
内容は、著書「納棺夫日記」を執筆するまでの、波瀾万丈な自分史の中で、生業としての納棺夫を誇りに持って「死」と向き合う、ひたすらな姿に感動。体験から発見した人間の尊厳、様々な出会いで今日がある自分を淡々と語り、そのすべてに「ありがとう」の感謝が込められていた。                              尚、家族、特に子供達が「死」に立ち会う体験こそ、命の大切さが実感でき、いわゆるいのちのバトンタッチが出来ると、語られたことに感銘した。・・・自然体験しかり!!

富山にも桜が開花したと、夕方のニュ−スで知った。昨年より4日早く咲いたそうだ。夢創塾の桜は、まだ蕾が少しふくらんだ程度。
山桜が今が満開で、これが散るころ皇寿桜は満開。遅くとも3日、4日頃か?通常は私の誕生日16日に咲いて、祝ってくれるのだが、今年は葉桜で祝福してくれるらしい。ありがとう!! ありがとう!!
昨年3回も藤蔓を刈り払いし、管理したので、桜の木も元気いっぱい。
その桜111本の元気をもらって、私もやる気いっぱい。ありがとう。

投稿者:ながさきat 20:35 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月29日

お花炭づくり・失敗

今月18日、19日と2日間に渡り、バリの井岡さん等と、炭焼き合宿して挑戦した「お花炭」づくり、夕方、窯を開いて見たら、窯の中が  ほどんどが灰になり、真っ白。大失敗。
窯止め時、天井がかって経験したことのない、異常なほど高温になっていたので、心配していた「灰」になっていることが、現実に起こってしまった。
原因は、煙の色と、窯の密閉時が合致していなかったようだ。結論は、密閉時が遅すぎたことにつきる。10年前の試行錯誤時に戻ってしまった。15年間炭焼きして、炭でなく灰になったのはこれで5回目。
良質な花炭作品を作ろうと、意識的に2時間ほど高温状態に置いたことが、裏目に出た。本当に残念。井岡、竹内両名にお詫びをしなくては!!
・・・失敗したから、次回は成功目指して挑戦あるのみ。

先日砕いて作った炭粉100kgを、トラックで新潟のU地まで、吹雪の中運搬する。当地を出発したときは晴天でしたが、長岡周辺の高速道路は積雪3〜5cmで除雪車が稼働していた。
路面はシャ−ベット状で危なく、ゆっくり走行。通常の倍程時間を要した。返りは路面に雪なしで、快適に走行。1日係の仕事でした。

早朝、富山の越志山の会員4名が、大地登山にきた。大好きなお酒をいただく。ありがとう!
来週10数名が登るため、ル−トや積雪状態の事前調査。新雪が多く、ラッセルのため、今日は登頂が出来なかったと、4時過ぎ下山して帰宅する。来週は、天候も安定するようなので、登頂出来る事だろう。




投稿者:ながさきat 18:53 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月28日

季節外れの大雪

昨日からの降雪で、咲き始めた花が雪に覆われ寒そう。
しかしこの雪にもめげず、雪椿、スイセン、みつまた、かんざし、桜が凛として寒さに耐えていた。生きる力がみなぎっているようす。
雪景色を写真で見る。









投稿者:ながさきat 20:18 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月27日

白一色の世界!!

先日まで、南の方面で、桜前線情報が報道されるに伴い、当地も皇寿桜の蕾がふくらみ始め、開花を待ち望んでいたが、昨日からの雪、今日の雪ですっかり縮んでしまったようだ。
 4日前、笹原山で、山桜の満開を見て、春を先取りしたが、今日は寒い真冬の世界に逆戻り。周辺すべてが白一色、色のない風景は、殺伐としてすごく寒い感じがする。つい一週間前は、夏日、今日は3度前後。
 今思ってみると、つくづく炭焼き合宿が、今週でなかったことに、運が良かったと思った。
雪の中での作業は、寒さの地獄であり、寒さに弱い彼女は、当地にとどまること自体が苦痛になったハズ。
その、花炭窯を密閉して一週間が経過。ようやく窯の天井温度が15度前後に低下する。気温が相当低いにもかかわらず、まだ常温に戻れきれない状態に、少し不安を感じる。
 最悪の場合は、窯の中の炭が全部「ほこって」灰になっている可能性もある。7年前と4年前にすべてが灰になり、大失敗の経験がある。
窯の中が、今日の雪景色と同様、灰で真っ白な世界。そんなとき、頭の中が、一瞬真っ白になる。
その灰を取り出すときは、頭の毛まで真っ白になる。
 ・・そんなことを想定せず、真っ黒い花びらの花炭が、成功していることを願って、近日中に窯を開いて見よう。
白い世界から、黒の「花炭」の世界を見つけるぞ−。

投稿者:ながさきat 20:28 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月26日

寒の戻り

昨日からの雪で、夢創塾広場は、積雪8cm。朝の気温−3,2度。
鴨池の半分が氷が張っていて、狭い水面で、鴨たちがひしめき合っていた。こんな様子から、明け方は相当冷え込んだ様子。
 植え込んだ桜の木には、ベタ雪だった為、枝の先端まで雪が着雪して
雪の花が満開。そのうち、太陽の光を浴び、今年最高に輝いた雪桜を見る。しばし、寒さを忘れ、自然の芸術に魅入る。
雑木が多い向かいの樫倉山、青松が点々と生えている隣の道口山、白と黒との水墨画そっくりのロケ−ションに、感動。
昨日まで、春の息吹を全身で感じ、ウキウキしていたのに、この雪で、いっぺんに身が引き締まる。

山羊たちが、雪で食べる草が不足すると思い、干し草を大量に与える。
しかし、野外の草がおいしいのか、干し草に群がらず。
雪に埋まって、青葉が食べられないことを、認知していないようだ?

 せっかく伸び出した「ギョウジャニンニク」がこの雪で押しつぶされていないか?心配で、4,5箇所、素手で雪をかいてみたところ、折れてはいなかった。新芽なのに意外と雪にきついのに、安心。
山の畑の5000株もこの様子からは、大丈夫のようだ。
 残念なのは、アサツキが10cm以上に伸びていたので、雪に押され中折れしながら、うもれてしまった。自然回復に期待する。
 
返り、積雪がある急坂を、ノ−マルタイヤで慎重に運転して帰宅。
先日冬タイヤを替えたばかりで、まさかの、この寒の戻りに、マイッタ

投稿者:ながさきat 20:26 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月25日

要請あれこれ

お茶の先生から茶会用の花炭or竹炭を要請される。
用途は、炭を飾るのでなく、招待された茶人が、待ち時間中、火鉢に入れた当該炭が燃え尽くしてしまい、白い灰が、花形ちor円形で残る課程を見せたい為とか?? 物が無くなる無常観が茶道とどのように繋がるのか、よくわからない?
花炭を燃料?にする発想なんて考えても見なかっただけに、彼の発想に驚いた。朽ちる花を永久に残せる炭にして、命を蘇らせた黒い花を、再び無にする。・・・・???
 花炭は断ったが、竹炭は、ストックがたくさんあるので、竹炭の中にサイズの小さな竹炭を順次はめ込み、これを時間内に、灰になるサイズに切断して使うことを提言。おもしろいアイデアとほめられ、近いうちに様々な、サイズの竹炭を持参することにする。

バリの奈津ちゃんから二つ目の炭窯づくりの要請あり。
需要のめどが立ち、安定した竹炭を供給したい為とか。
7月上旬に渡バリして再度窯づくりに挑戦してみよう。

会社のNさんに、びるだん和紙の超薄紙「典具紙」厚さ0,02mmを
用途の開発、宣伝してもらうため、K君に現物を要請。
A3版サイズ数枚と他の工芸和紙2,3枚を提供してくれる。
どれを見ても、工芸品で、彼を育てたい物だ。

投稿者:ながさきat 19:23 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月24日

春・始動

久しぶりに、チェンソ−を使った、窯木づくりと、風の道、森作りで切り出した杉丸太を「玉切り」するハ−ドな作業に明け暮れる。
環境窯の窯木を1/4程度調達。作業中、樹皮が痛んでいない木を25本あまり選定し、これにナメコの菌を植菌する予定。
 今日、1日で概ね100個の玉切りをする。
次回から、これをオノで割り、五右衛門風呂や炊事、キャンプ時に使用するのだが、体験プログラムに組み込んであり、意外と参加者は、薪割りを楽しんでいる。
チョッピリ疲れた!!久しぶりに、仕事をした満足感で、晩酌も最高。

休憩時に、今年始めて、小川の川原方面からウグイスの鳴き声を聞く。
杉林の東の方向でも、まだ声が小さいが、フクロウが1匹鳴き始めた。
共に聞き慣れた、懐かしい鳴き声に、春の始動が本格化したようだ。

山裾も、負けじと山桜や、雪椿が咲き始め、春めいてきた。
ギョウジャニンニクも集団で、芽を吹き出してきた。これを食するカモシカがいて、排除に今のところ手立て無し。
枯れ草の中にあって、目立つのが、ピンク色のショウジョウバカマの花と、白い可憐な一輪草。群生していた。

畑の雑用物をかたづける。引き続き炭の粉をたっぷり散布。
これから、山羊の糞や落ち葉の有機肥料をたっぷり与え、おいしいことで名物になった、ジャンボな赤イモづくりに5たび挑戦予定。
がんばるぞ−!!












投稿者:ながさきat 19:41 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月23日

大雨被害

昨夜降り続いた大雨によって、林道を横断してる小さな谷が、上流から流し込んだ、落ち葉や小枝、岩石を路面上に散乱させ、車の通行を阻害していた。
スコップとジャリンガでこれを排除しながら、夢創塾についたが、柿ノ木谷から引水している、すべての導水パイプに落ち葉や石が詰まり、
かつ、大水で取水口が流失して、断水状態。
特に、アイガモの池は、水深が10cm程度で、水が無い状態。カモたちは広場の水たまりに、集団移転してギャギャ泣き叫んでいた。
しかも、昨晩、野獣に捕獲されたのか2匹数が足りず、雄雌併せて19匹になっていた。・・・・・・やはり水鳥の住み家は、深水のあるところが最適。残念
 谷川、増水して通常の20倍近い水量。中央に立つと流されるような勢い。こんな中で、最低限の、イワナと鴨池への取水口を、冷たい水の中でかろうじて確保。水量が落ち着く明日にでも、残り5箇所の水源確保を図る予定。
なお、この大雨で、やまびこの郷広場に導水していた、パイプが流され、その残骸も無し。長さにして約40m。補充しなくてはならず被害大。 
 19日に窯止めした、花炭窯の表面温度が、あさ、中央で35度まで低下し、少し安心した。密閉が不十分でない事が証明された。
実は、19日の夕方、窯止めしたとき、表面が、何と165度まで上昇していて、かって経験したことのない高温に不安があった。
2日目の20日の朝も、120度と高温で低下速度が遅いので心配する。
その後、徐々に低下したので、まずは胸をなで下ろしていたところ。
バリから来ての炭焼き合宿、花炭の成果を出したい物だ!!


投稿者:ながさきat 20:29 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月22日

今日のトピックス

北日本新聞に「森とあそぼう」14回目が掲載される。
主題は「里山の春」で夢創塾周辺の動植物の息吹の様子と、山羊たちが山に入っておいしい草を食べ始め、児童達も春の使者「マンサク」を見て春の訪れを感じている写真が載る。
併せて夢創塾も今年の活動準備をしていることを告知する。

地区の防火集会で、消化器を使ってのの防火訓練をする。併せて小型ポンプの放水訓練を行う。私も手順により、操作を試みた。良くできたが、本番時には、落ち着いて操作ができるか未定!!

地区の臨時総会が開催される。その中で、バタバタ茶の館が旧幼稚園跡に建設されることが報告された。管理は朝日町商工会がするとのこと。
この館を利用して、バタバタ茶会&水墨画&お花炭展を開催したい物だ。

昼から、八尾の曳山会館で開催された、越中八尾ふるさとづくりシンポジュウムで、基調講演をする。
演題は、山里文化を生かしたグリ−ンツ−リズム 〜夢創塾の取り組み
1時間に渡り、都市間交流との実践を話す。
終了後、ふるさとづくりのパネルデイスカッションを拝聴。
帰宅は7時過ぎ。

何故か朝からデジカメが作動せず。黄砂がレンズ作動部に入り込んだ様子。新しいカメラが必要になる。これで3台目。










投稿者:ながさきat 20:24 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月21日

解体・雪囲い・小屋群整備

朝からやまびこの郷会員が、小屋の整理や炭焼き窯の準備をする。
併せて、山から切り出した、小楢などの窯木をトラックで搬入する。
いよいよ、彼らも活動開始が始まった。窯木が来たことで、賑わいが戻ってきた。
 午前中は、環境窯、料理窯の雪囲いを解体。料理窯の広場に貯蔵していた山羊の干し草6玉(150kg)を水車小屋に移す。
今年は暖冬で、3月に入ってからは、山羊には通常の半分しか与えなかったため、餌が余ってきた。来年の餌に貯蔵する。
窯の中に、ストックしていたリンゴを取り出した所、痛んでいたのが 50個中3個のみ。味は変わらず、シャキシャキ感もあって、貯蔵成功。おやつに2個平らげる。寄ってきた山羊や鴨にもお裾分けを与える。山羊どもはたくさんもらって大満足。
 環境窯の炭を50kgほど出してみる。できあがり具合は,OK。
この取り出した炭と、昨年の炭100kgを、林道の広場で、トラックによって、「粉炭」に加工する。来週、新潟県のOさん、に持ち込む予定。
この加工に、概ね4時間を要した。しかも、体中炭の粉だらけ。特に顔は真っ黒け!!訪問客がビックリし、一瞬、言葉が詰まっていた。
粉炭、100kgあまりを袋詰めしてトラックに積み込み、運搬準備 OK。29日に運搬予定。
 新潟県からきた登山客、岳人の本を見て初雪に挑戦。6名が隊列を組んで、朝8時に元気よく登っていった。一泊2日の工程なので、じっくり楽しんで欲しいものだ。
県内の登山客6名は、大地山に登頂して、3時から4時頃無事下山し、満足してて帰って行った。登山道を作ったことに、誇りを持った。
  
 春の花が、咲き始める。スミレ、雪椿、かんざし(通称名)
木の芽も噴き出す。朴の木、クロモジ、木イチゴ、皇寿桜、
夢創塾も活動開始。炭焼き、すでに2回。昨年は4月に1回でした。



投稿者:ながさきat 17:31 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月20日

窯止め終了

朝、花炭窯の煙が少し青みがかった色になっていた。
順調に炭化が進行している様子。当該窯は通常24時間で、窯止めできる
そんなことから、窯止めは4時頃と推定する。
夢創塾を見回った後、合宿者2人を小川温泉に迎えに行き、夢創塾で、窯の炭化進行状況や、窯止めに至る作業を現場指導。
昼前、合宿を終え、既存の花炭(猫じゃ)をお土産に、東京、神戸へ帰る。次回、自分でセットした「お花炭」を解体するため、再度合宿する事を約束する。  バリで、花炭を作り、土産物にする日が近いかも??

林道沿いの山桜が、満開になる。清楚で貴賓のある山桜、眺めるだけで、心が和む。例年にない早咲き。
小屋隣の、ミツマタも黄色く蕾がふくらみ、その真下に自生しているギョウジャニンニクも5cmほどに生長してきた。足早に、春が来たようだ。山羊たちも、干し草より、青葉がおいしくらしく、小川の河原に降りたり、山の中腹まで登り、広範囲で餌取りをしている。
益々、メタボな胴回りになってきた。登山客、あまりにも大きな腹にみんなビックリ。
 大楠君等が大地山を登頂してきた。下界は雨模様でしたが、山は、雪が降っていた模様。登山道沿いは桜や、マンサク、イワウチワが満開だったとの報告。雪は鍋倉からあって、輪カンが必要とのこと。
 夕方、三河ナンバ−の車がきた。明日、初雪山に挑戦するため、夢創塾広場で車中泊して、早朝登る計画。コ−ス案内をする。








投稿者:ながさきat 18:46 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

炭焼き合宿・(3/19)

18日晩、バリから井岡、東京から竹内君が、炭焼き合宿に夢創塾にきた。海の幸を肴に盛大に前夜祭。
19日、二日酔いにもかかわらず、気合いを入れて、朝からお花炭づくりの準備を3人で行う。
素材は、咲き出した梅の花と椿、大きくふくらんだ柳、それぞれの枝振りを整え、30cmあまりの長さに切断、これを板などで20本程度挟み、縄でくるんで準備OK。
即刻、2人の助人と窯にこれを建て込み、窯木を入れて11時に火入れを行う。当所、火付きが悪かったが、2時頃から順調に窯の加熱進行が順調に進行。合宿生2人は、一生懸命、加熱作業に従事。
そんな甲斐があって、5時には、排温82度になり、6時までに焚き口を閉塞する。手伝ってもらい、通常1時間かかる当該作業、わずか20分で終了。助手がいるとこんなにも楽なものかと感心する。
 無事、火入れが終了し、小川温泉で、自分たちで採集した、フキノトウ、アザミ、アサツキを天ぷらや酢物にして、ささやかな合宿宴会。
調子に乗って飲み過ぎ、途中、窯の管理を怠る。
それでも、真夜中の11時30分には、風口を半分に締め、窯のコントロ−ルをし、20日夜明け前、3時に再度、見回って、少し風口を締めて窯の燃え方の調整をする。
空模様が闇の中でも、おかしくなっていることが解った。




投稿者:ながさきat 18:00 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月18日

空心菜

大阪の農大同級生Yくんから、空心菜の種が送られてきた。
昨年、バリで炭窯の研修時に彼と出会ったとき、現地で200粒の種をもらい受けた。帰国してすぐさま、畑に植え付けたところ、すべてが芽を出し、サツマイモの蔓の用になって、大繁茂。先端を摘み、茹でて食べたり、炒め物にしておいしくいただいた。
遅くなったが、バリ野土産と、隣近所や親戚に、配って重宝がられた。
後で知ったことだが、ス−パ−や八百屋で、販売されていたことが解った。
 今回、送られてきた種は、昨年の10倍以上。これを全部蒔いたら、市場に集荷しなければならぬほど、収穫が見込める。
半分ほどにして、残りは友人に栽培してもらおう。
  
彼の手紙が添えてあり、4月からセレベス島に渡り,mannglobeの植林をする予定ですと記されていた。
何年間で終了するか未定の仕事だが、やるしかないとの決意に、感心するやら、感動するやら!!
一度、私に出来る事がないか、セレベス島に行ってみたいものだ。

炭焼き合宿するため、井岡、竹内の2名が晩の9時、泊駅に到着。
これを迎えて、小川温泉に宿泊。
前夜祭に、あんこ鍋をたらふく食べて、地酒で懇親。明日のエネルギ−をたっぷりたたえる。明日は、早朝から花炭の材料である、本目の椿を
30本ほど採集し、形を整え、板でカバ−して建て込み、今年最初の花炭づくり。合宿なので、失敗は許されぬ。プレッシャ−がかかる??

投稿者:ながさきat 19:28 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月17日

卒業式=旅立ち

あさひ野小学校の卒業式に参加。
来賓席で卒業証書をもらいに行く、42名の卒業生を一人一人見つめてみた。昨年の4月、森作りに始まって、12月の額縁づくりまで7回あまり、児童達と一緒になって、自然体験や作業をしたことを回想。  思えば、体験を重ねる毎、大人になってゆく姿が見て取れた。
 卒業生の思い出発表会では、夢創塾での和紙づくりや、南保小学校が無くなって寂しかったことなど、様々な出来事、コメントを聞いた。
6年間の思い出を礎に、卒業すると同時に、夢に向かって旅立ちする日でもある。今後、夢創塾での体験が、ちょっとでも人生の足しになることを念じる。卒業おめでとう。

自分で漉いた和紙に、好きな文字を書き、卒業の記念掛け軸にした作品が、教室に展示されていた。
どれもすばらしい字体に、来賓者はもちろん、保護者も感動。
一生の宝物に見えた。筆使いよりも和紙が良かったのかも!!    大満足でした!

昼から、お花炭用の素材である「梅の枝」20本、「ネコヤナギ」30本を小川の河原で調達。
併せて、「茅」を50本ばかり採集。夢創塾広場でこれを25cmの長さに切断、皮を剥いて長さ30cmの「茅編み」を行う。
作業の所要時間を計ってみた。35分かかる。素人では1時間必要。
この編み物に、絵手紙or一輪挿しの花などがお似合い。

晩に、みず穂館で公民館講座が開催された。
講演は私で、演題は「地域の活性化」についてを話す。
















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投稿者:ながさきat 18:11 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月16日

自然体験素案づくり

先週、高岡方面から3件、実施時期が違うが、要請のあった、児童と保護者による自然探検のプログラムと時間配分、可能な実施時期、費用等について、その概要を送った。
 当該団体者からは、よりたくさんの体験メニュ−要望が寄せられたが、時間割で体験するより、2〜3件体験した後は、森や広場で自由に遊ぶのが自然体験ですと説明。・・・?
 昼飯その1、各自で作る、釜飯、ピザと、やまびこの郷ばあちゃん達の作ったトウフのおつゆ。
その2、野外においての流しソ−メンと、自分たちで作るみそかんぱ
(五平餅)
その3、トチ餅作りと笹団子、おしるこにして食す
 
社会的に課題になっている、安全対策、危険管理、雨天対応、熊、イノシシ対応などについて質問があり、従来にない応答が求められた。
当然なことではあるが、それほどまで心配ならば、現地を見て自分で検証してみて欲しい。・・より完成した舞台づくりとPRが必要??

 びるだん和紙を作っていた、伝統工芸士「米岡虎吉」さんの葬儀に参列した。平成8年の春から秋にかけて花炭窯を作った時、天井の作り方や、煙突の位置について親切丁寧に教えてもらい、完成後も、炭の焼き方や、硬炭に焼く「お花炭」の練らし方を教えてもらった。
和紙づくりの秘訣も伝承してもらい、それを今児童等に教えている。
そんなこともあって、今日の私を育ててもらった。ありがとう。
虎吉師匠のご冥福をお祈りする。  合掌。

投稿者:ながさきat 20:06 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月15日

雑用繁盛記

昨日から降った雪の中、朝から魚津のK氏と、椎茸の原木を切り出しに雑木林に入る。晴れているにもかかわらず、木の枝に付着した雪が、落ちてきて、作業がスム−スにはかどらず。
K氏が要望したほだ木10本の他、細めのほだ木5本を調達。夢創塾広場に背負って搬出し、自家用車で自宅に持ち帰った。大きな椎茸が出ることを願う。
 昼頃、黒部から知人が来て、先般見ていった135個の椎茸がなっているほだ木を要望!!
近日開くイベント会場に展示し、途中、お客が当該椎茸を採集して、これを炭焼きで食する素材に使う計画とか!!
いつもお世話になっている輩達、夢創塾で飾っておきたいが、快く貸与。
 井岡さんとの炭焼き合宿準備をする。
その1・窯の焚き口整形の赤土調達。約150kgを山から運搬。
その2・飾り炭の原木調整。格好の良い椿の木を10本余り調達。
その3・お花炭の素材である柳の木を河原で20本採集。
 泊のH氏が、根のついた大量のクレイソンを持参。当地の水辺で栽培してくれとの要請。小川の川辺に行って、30株あまり植え付ける。クレイソンは繁殖力が旺盛、夏頃には周辺蔓延するかも!!
 ギョウジャニンニク、クリスマスロ−ズがついに芽を出してきた。
周辺の枯れ草を取り除いてやる。しかし、山羊に食われる恐れ有り。
途中、ワラビの太い根っこを堀上て、これを潰してみる。トロロアオイのようにドロドロになり、つくねると、ねっばこい餅のようになった。
イノシシが好んで食べる理由がわかった。
 夕方、今後の茅編みプログラムに使うため、河原に降りて茅を刈る。
担ぎ上げてこれを、乾燥するため、合掌の小屋に入れて保管。
修学旅行や児童の合宿に、当該メニュ−が大好評なのだ。
 登山客で、朝から大繁盛。車12台。登山客18名、昨日からの登山客、(2台の自動車)夕方までに、まだ下山せず??合宿か?訓練か?
こんな時、登山届けがあれば、解るのだが!!車内を見ても手がかり無し。天候が良いので、心配すること無し!!










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2009年3月14日

春の吹雪

昨日の強風で、夢創塾の小屋5棟の雪囲いが、破れたり、ズタズタに裂けたりして、効用が無くなっていた。
みすぼらしいので取り除こうと、カッパを着て作業に取り込んだが、今度は雪交じりの猛吹雪。みるみる内に積もり、舞う雪がメガネに付着して、視界最悪。作業を中止。
 そんな折、2台のワゴン車に乗って大地山への登山客が到着。
外で着替え、元気に登山道を隊列組んで登ってゆくのを見送る。
もっとも、3月ですが、山は厳冬期。今年は雪がないので、勝手に春だと思っていることが、従来なら、積雪50cmあまりの雪原なのです。
 山羊小屋を見たら、昨日与えた餌が半分程度残っている。
原因は、干し草を貯蔵している小屋の、雪囲いの破れたところから、山羊どもが入り込み、リンゴと共に、腹いっぱい盗み食いした為。
残留餌があったので、新たな餌は与えず、お預け。

昼から門徒のお寺で今日から開催された、祠堂経会(しどうきょうえ)
にお参りしてきた。親父、お袋、先祖様のお勤めをしてきた。
今日あるも、先祖様の「おかげさま」に改めて感謝。
帰宅して、ご無沙汰していた、仏壇にお参りしてお経を読み上げる。
そんなためか、外は夕方まで雪交じりの悪天候。・・休養日とする。


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2009年3月13日

春の出会い

早朝の巡回時、夢創塾小屋のドアを開いたとたん、体長70cm近くある金色(黄色)の「テン」が、私にビックリして、床から飛び上がって茶棚に登り、窓枠を伝って、天井の通気窓から外に逃走。そのすばしこい早さに、眼がついて行かないほどでした。
先日イロリで焼いて、残しておいた鯵の残りを、失敬していたらしい。
床には、テンの排泄物が置き土産にあり、これを処理する。
 アイガモの餌置き場にいったところ、奥の場所でゴソゴソ音がするので、2mのポ−ルで当該場所を突いていたら、冬毛が抜けきらない、みすぼらしいタネキがノコノコ隙間から出てきた。
慌てて、ポ−ルの先端で、胴体を押しつけたとたん、危険を感知、バカ力でこれをはねのけ、小屋の隙間から外に逃げていった。
畑や、ストックしてある食料にワルサをするので、もっと懲らしめてやりたかった。
 ノスリにすればあまりにも大きな体長で、翼の幅も広い、大型の鳥が、
ゆっくり夢創塾の上空を何回も旋回して、下の様子をうかがっていた。
たぶん、広場を移動していたアイガモを偵察していたようだ。
しつこいので、ロッケット花火を打ち上げたとたん、小川の下方へ飛来していった。それにしても、大きな鳥にビックリした。
 一方、2羽のカワガラスは、相変わらず、谷川をいったり来たり、小石を返して川虫を捕るなど、こまめにエサ探しを続けている。
 春の到来と共に、動物たちが活動を開始した。私も活動開始。

夕方、富山で開催された、N君と語る会に出席。語ることとは別に、
多くの仲間に「わが半生の記」について声かけをいただいた。
改めて、新聞メデアの「情報発信力」に驚き、徹夜して執筆した甲斐があったことを、心から思った。
新聞社から依頼されたことに感謝。

投稿者:ながさきat 22:59 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月12日

お別れパ−テイ−

あさひの小学校の、卒業生お別れパ−テイ−に招待され、昼から母ちゃんと行ってきた。
夢創塾の杉林で、昨年の春から切って育てる、「風の道」森づくりを6年生と一緒に行い、最後には掛け軸の台紙づくりと、額縁づくりを卒業記念に制作し、思い出を、形のある物に残す事が出来た。
その一つ、全児童が自分の漉いた台紙に、好きな漢字を書いた掛け軸を、パ−テイ−会場で見ることが出来た。書き込まれている、夢、絆、友情、努力、・・は、力強く、まとまったきれいな書体で、6年間の想いと、将来への夢を託ている、不思議なパワ−が伝わってきた。
真剣に、一生懸命に書き込んだ事が、その源のようだ!!
 1時間あまりにわたって、会食しながら、みんなでゲ−ムや、中学生への抱負等を聞き、楽しいお別れパ−テイ−を終えた。
思えば、この1年間、児童等の笑顔から元気と、生き甲斐をいただき、充実した年になった。感謝を込めて児童等に「ありがとう」!!

朝はとんでもない猛吹雪?夢創塾の巡回も寒くて、すぐ引き返す。
それが、9時過ぎには、青空になり、気温も上昇して、春のと到来!!
早速、花炭窯の窯木を「花炭」がうまく焼けるよう、50本あまり、薪割りする。併せて、「花炭」を制作するときに保護する板を、15枚津来る。昼の時間、梅、椿、柳の材料を家の周辺で物色する。ありました。

山麓に、山羊がエサを求めて登っていた。そこには、遅咲きのマンサクが咲き誇っていたので、これをへし折って持ち帰る。児童等にプレゼント
フキノトウも広場は終わったが、山の中は今から盛り。採集し、蕗味噌煮して酒の肴にする。炭焼き合宿の為、大半を保存。

新潟のOさんから炭粉の依頼。3月中に運搬計画必要。
炭粉は現在15俵で、概ね200kg。在庫OK。

















投稿者:ながさきat 19:29 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月11日

イワナのエサやり

早朝の気温、−2度、小雪の降る中、いわなにエサを投げ込んだところ、5・6匹が一斉に水面に湧き上がり、エサを飲み込み、すかさず反転して、沈んでゆくエサを再び飲み込む早業を見る。生きる為の見事な技?
こんな餌漁りが出来るのは、先般小川から釣り上げた20cm前後の小型のイワナ。活発に動く分、エサの食いも、在住していた大型イワナの倍以上。動きがおもしろく、ついつい、エサを過分に与えてしまった。
 そんな中、口を開けたままエサを飲み込んでいる、1匹のイワナを見つける。口を閉じれない為、エサが口外に抜け出て、失敗することが多く見られた。顎が外れたのだろうか?エサ取りが悪いのか、他よりもやせている感じ。しかし、必死になって、エサをあさっている泳ぎに感動。
 隣の池から、アイガモが早くエサをくれと大きな声で鳴きさくっている。20匹の鴨首が、イワナのエサやりが終わるまで、私を見つめている。寒いので、エサをいつもの1,5倍を与える。これまた活発に水中に潜って、沈んだエサを我先に食いあさっていた。
潜り方がそれぞれ違っていて、見ているだけでおもしろい。
 山羊には、草が少し生えてきたので、干し草を3割減量。
自分でエサを調達せよと、3匹に言い聞かせる。メイメイ返事をしていた?

環境窯の天井温度が朝で78度、夕方6時には62度、順調に温度が低下している。窯の密閉が完璧。満足。
この調子だと、炭焼き合宿に窯を開けるかも!!

投稿者:ながさきat 19:03 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月10日

窯止め終了

今日の夕方環境窯の窯を密閉する。排温195度。天井125度を計測
少し白い煙が残っていたが、真夜中に止めるのがいやで、早めに粘土で風口と、煙突部を塞ぐ。天井部分の割れ目、7箇所ほど煙が噴出。
この穴を全部塞ぎ、完全密閉の作業終了後、黒部に出て、友達と久しぶりの懇親会。酔っぱらって、帰宅は11時過ぎ。慌ててメ−ルを書く。
 
午前中、お花炭窯の窯木を調達。併せて、木酢60リッタ−を30本の容器に詰め替えて、園芸家の藤田氏に販売。おまけに炭5俵を贈呈。
お礼に、特大のアスパラ20本をいただく。大変うまそう。

昼から、KNBのT&K氏がECOチュ−と行こう!僕ら自然探検隊!
〔仮)企画の打ち合わせに来訪。
期日・6月27日 
企画内容・親子20組40人が事前探検
体験プログラム・和紙づくり 竹筆づくり ・バ−ドコ−ル・薪割り
       ・アスレチック ・釜飯 ・ピザ ・薬草湯・・・
当方で、班編制や、自然体験のロ−テ−ション表を作成してT氏に送ることにする。

3月に掲載する、子供新聞用の「森で遊ぼう」の原稿校正を行う。
写真は、山羊が山に入ってエサ探しと、春を告げるフキノトウ群生、
他に、マンサクの花を担当者にあさって送付しよう。

投稿者:ながさきat 23:21 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月9日

炭焼き進行状況

環境窯に着火してから100時間経過した夕方でも、排煙はまだ白色。
窯木が昨年、暮れに切り出した柳のため、水分をたっぷり含んでいるのが原因。過去の記録を開いてみると、4年前に何と210時間かけて、ようやく窯止めを終了していた。
当時の反省点に、すべて生木の窯木では、木から水がしみ出て窯底に水がたまり、炭化が極端に遅れるので気を付けるよう赤字で記されていた。その為、通常の3倍ほどの時間を要した。
 過去にそんな失敗もあって、今回、1/3の窯木は枯れ木を建て込む。にもかかわらず炭化がユッタリした進行状態。
ただ、排温が昨日と比較すると10度UPの85度で上昇状況にある。
しかも、木酢の水滴落下間隔が長くなってきた。収束時期が近づいてきた様子。明日の朝の観察で、今後の作業手順が推測できるかも?

畑の準備が近づいてきたことに伴い、ハウス園芸者から大量の、木酢の注文。続いてキャベツ栽培者から、これまた大量注文。嬉しい悲鳴!!
今回採集した木酢、150リッタ−じっくり寝かして、次に備えよう。

アサツキが伸びてきたのでこれを採取。酢の物にして春の旬を味わう。
併せて、椎茸も手頃な大きさになっていたので、これを採り、あぶって味わう。初物は寿命がのびるとの言い伝え、食べたとたん元気が出たようだ。・・・酒の精が多いようだ!!

呉西方面から講演依頼が、5月2件、11月2件。だんだん土日がふさがってきた。自分磨き、社会奉仕に、今年も忙しい日が続くようだ。




投稿者:ながさきat 19:49 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月8日

お花炭窯・窯木あつめ

バリ、井岡さんとの炭焼き合宿の為、お花炭窯の窯木を朝から調達。
日中、訪問客が大勢来たけれど、夕方には200本概ね1,5トンの窯木を小屋の中まで運び込む。
今回の花炭は、椿とネコヤナギ、梅の花に挑戦。この作り方を彼女にすべて教える予定。秘伝を伝え、バリで黒い花びらが出来れば、ウブドの観光都市で、お花炭が展示できる。花炭を世界に発信出来るチャンス到来!!今年4回目の渡バリをして、現地で花炭指導を行う計画。

環境窯は順調に炭化が進んでいる模様。排煙温度も78度で、木酢採集も順調。現在まで85リッタ−採集。
天井の温度も68度で低めだが、煙の勢いが良く、もう消えることがない。焚き口を灰でまぶし、炭化が終われば、密閉が即出来るように準備する。すでに着火してから70時間あまり経過しているのだが、夕方時点で、木酢の水滴が落ちる速度は変化なし。排煙の色もまだ乳白色で、後1日ぐらいは、この状態が続くようだ。窯止めは10日か??

夢創塾小屋の整備をしていたら、黒部から3人の友が、新聞掲載終了ご苦労様と激励にきた。そのお祝いに、木製の棚と昔のタンスを持ち込む。嬉しい限り!!これで、小屋の整理が出来る。
昼からも、「半生の記」ご苦労さんと、訪問客がひっきりなし。
反響の大きかったことに、ビックリするやら嬉しいやら!!
家に入っても、毎日楽しんで読ませてもらった云々と、電話があって、
今日、1日ハッピ−な日でした。








投稿者:ながさきat 19:17 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月7日

炭窯で温熱療法

環境窯の炭化が順調に進行中。排煙も通常の75度で勢いも並み。木酢は思ったより、少ない感じ。
窯の表面温度は65度で触ると大変熱い。
窯の表面で、腰の痛いところを暖める。
20分もすると体全体が暖まり、背中の筋肉痛も和らぐ。
そのうち、腰も痛みが和らぎ、動いての痛みが無くなる。
岩盤浴と同じ効用か?
朝1回、夕方1回天井に背中を付け、夕方には完全に痛みが取れた。
炭窯の効用・意外なところで発見。




投稿者:ながさきat 18:37 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月6日

環境窯・自然着火!!

昨日第3回目の窯木乾燥をするため、朝から燃焼室で、中火を夕方まで焚いていた。排煙温度が45度前後だったので、着火しないと思いそのまま放置して、講演に出かけ、懇親会、2次会と・・・
 朝巡回一番に、環境窯から勢いよく煙がたちあがっているのを見てびっくり。昨晩の内に着火してしまった。全く予期しない事態に唖然。
早速、焚き口をレンガと練り土で閉塞。風口を10×10cmに絞る。
 通常は8時間くらい大火を焚いて、ようやく着火するのだが、今回は、2回も乾燥作業をしたので、すでに窯木が乾燥済みだったようだ。
 今回の初窯、19日から始まるバリの井岡さんと、炭焼き合宿のための準備であったのだが、着火してしまい、環境窯では火入れが不可能になる。残念。この失敗から、生木でも、乾燥時間は24時間以内でOK出あることが判明した。これも失敗から学んだ、貴重な体験。
 夕方煙の出具合を確認。順調に窯が熱分解を進行中。木酢も朝から 25リッタ−以上を採集。雨模様のため、採集率が良好だ。
 炭焼き合宿は、お花炭窯で花炭の焼き方を一挙に教えてみよう。
バリで今年中に花炭が発表出来るかも!!














投稿者:ながさきat 19:39 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月5日

水温む

小川の水が少しずつ、増水してきた。雪解けが相当、進行しているらしい。向かいの道口山も、ほとんど雪が見えなくなった。いつもは、4月始めまである雪が、今は全く無し。1月早い雪解け。
小川の水辺は、水も緩んでいつもより、早い春が来ているようだ。
山麓の雪椿が少し、蕾を色づかし、開花時期を待っている。
いよいよ、春本番を誰もが待っている様子。
 庭に、福寿草がン咲き始め、椎茸もで始めた。
旬な椎茸、1本に135個も出そろっている原木を発見。
今まで見たこともない、大量発生!!喜んで良いのか複雑な心境。
花が早い、福寿草を発見し、デジカメに入力、記録する。

第3回目の窯木予備乾燥を朝から始めたが、燃焼室での火の勢いが
弱く、本調子まで2時間あまりを費やした。
排煙の温度は、常温に近く、窯の温度はまだ相当低い。
夕方までじっくり燃焼室で火を燃やす。排煙温度40度までUP。

夕方から、黒東園芸振興会で講演。
懇親会、2次会に出席。大いに語る。久しぶりの飲み会。元気を取り戻す。




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2009年3月4日

バタバタ茶・雑学

先日の新聞に、バタバタ茶を全国に発信する拠点施設として、蛭谷の保育所跡に、バタバタ茶伝承館(仮称)を建設する計画が掲載されていた。
茶葉の加工施設の他、バタバタ茶を実際に味わう、体験コ−ナ−、製造工程の展示コ−ナ−などを設ける予定。
 小学校、保育所、農協、公民館など廃止され、取り壊されてゆく中、
当該伝承館が建設されれば、びるだんバタバタ茶友の会会長とすれば、大変喜ばしいことである。
独特の発酵茶を伝承でき、茶会が開催されれば、都市間交流も見込まれ、村に元気が蘇ること間違いなし。
グリ−ン・ツ−リズムの取り組みも、素材が出来て、大歓迎。

日本のお茶・あれこれ
日本のお茶といえばまずは緑茶。実に色も美しく香りも豊かでおいしい。しかし、緑茶だけではありません。
富山のバタバタ茶、高知の碁石茶、沖縄のぶくぶく茶、
島根のぼてぼて茶、鹿児島の紅茶。日本で作っているお茶は実に様々。
「日常茶飯事」のこと、飲み方も、点て方もいろいろある。
バタバタ茶や碁石茶は発酵させたお茶で、独特の風味がひたしまれている。ぶくぶく茶やぼてぼて茶は、米の煮汁を入れて泡立てたり、ご飯を入れて飲んだり、飲み方に特徴がある。
共通なことは、少量の塩を入れて飲んでいるが、びるだんでは、10年前から高血圧になるとのことで、これをやめている。
お茶にまつわる昔ながらの食文化や、風習、飲み方、作り方、今、地方独特のお茶が見直されて来たようだ。
その意味でも、バタバタ茶伝承館の建設は、的を得ているように思える。
完成が待ち遠しい。




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2009年3月3日

夢創塾の春

今日も朝から2回目の、環境窯に建て込んである窯木の、予備乾燥を行う。火力を中程度に押さえ、昼頃まで火の管理をする。
排煙口から順調に低温の蒸気が排出されていた。これを舐めて見たが、無味無臭。熱分解して排出された木酢とは全く違う。
燃やしている火は、窯木乾燥のみをしている効果が確認できた。
春一番の環境窯は準備万端。ただしもう一回予備乾燥が必要。
*バリの井岡さんから、19日から始まる炭焼き合宿についての問い合わせがメ−ルで届いていた。彼女、炭焼きの技術習得に、意欲満々。
強化合宿プログラムを作成して、より多くの技を伝承するつもり。

周辺の裾野で、春を見つけた。
その一つ、草の葉を芯に、上向きに成長している「つらら」を見つけた。石筍に似たつらら。上から落ちる水滴が付着して、上へ成長したようだ。水源の源流の水が、滝を音を立てて滑り、勢いよく落下していた。
ほとばしる水滴は、まさに春の息吹を感じた。
 競って咲き出した、ふきのとうの集団?群生?を見つける。
周辺にも3,4箇所群生していて、春の近い事を感じた。
隣の木イチゴは、一斉に2〜3葉の芽葉を出し、本格的な春の太陽を待っている様子。雑木が芽を吹く前に、早々と葉が出終わる特技がある。

 元城端町長の岩田さんから、先日掲載された、わが半生の記Dの
内、2000年国体に係る恒久クライミングセンタ−の記述に、丁重なお礼の手紙をいただいた。まさに、恒久施設だったらこそ、優勝できるクライマ−が育ち、世界のクライマ−が集う舞台にもなり、回想しながら今も作ったことに、誇りを持っている。
















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2009年3月2日

夢創塾の囲板・穴だらけ!!

早朝のエサやりを終えて、帰宅しようと広場に戻ったところ、夢創塾の裏側からカンカン・・・と木を叩く甲高い音をキャッチ。      隣の大木で育った内の一匹が、今年も来ている。
聞いたとたん、キツツキの仕業であることが解った。現場を確認しようと、こっそり裏側へ回り込んでみると、垂直の囲い板に両足のつめを食い込ませ、6mmもある板をくちばしで突いて穴を開け、板の内側に潜んでいるカメムシやテントウムシをついばんでいた。
3年前から夢創塾の囲板に潜む昆虫が、エサになっていて、今ではエサ場と化している。直径3cm前後の穴が50個以上に拡大した。
この穴から、外の風がすきま風で入ってくるので、通気性抜群?寒い!
 新たに穴を開けようと移動したとたん、私の気配を感じて慌てて飛び去っていった。キツツキにすれば当所は自分のエリアで、私が部外者?

 返り際、環境窯の煙突から、かすかに白い煙が立ち上がっていることに気づく。昨日、窯木を乾燥するのに、燃焼室で火を焚いていたのだが、その熱が窯に蓄積していて、朝まで蒸気になって放出されていた模様。生の窯木が予備乾燥で順調に進行している様子に満足。
明日にでも再度、予備乾燥のため、火を焚いてみる予定。

投稿者:ながさきat 20:14 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年3月1日

初窯・準備完了

昨日、窯木の建て込みが終了したので、今日は、朝から燃焼室をレンガで組み立てる。その充填剤とする、赤土を事前に練り込む。
この練り込み具合が、燃焼室の出来不出来につながるので、慎重に水加減に気をつけた。地味な作業だが、燃焼室づくり最大のポイント。
じっくりやりながらも、午前中に完成した。
昼から、窯木の水分を抜くため、燃焼室で弱火ながら火を焚く。
しかし、3時過ぎになっても煙突から、煙が排出しない。???
大失敗。煙突の出口をを土で塞いだままでした。煙が出るわけがない。
原因は、煙突を塞いだままの状態で、その上に、土管を乗せあったので、てっきりセットしてある物と勘違いしていた次第。
我ながら、もう−「もうろく」したのでないかと、自信喪失??
煙突を正常にしたとたん、窯の中の煙が一挙に排出され、私は、煙に巻き込まれました。辛くてにがい煙の為、呼吸が困難な上、煙くて目が涙で一杯。周り何にも見えず。慌てて、外に脱出してきれいな空気を腹いっぱい吸う。空気がおいしい!!
ハプニングもありながら、6時過ぎまで燃焼室で、脱水のための加熱を行う。
 途中、陶芸家の住吉さんが、当塾を訪問。
周辺にあった、粘土から、窯づくりの話になり、話が展開して、陶芸の焼き物の話を理詰めで拝聴する。自然派の人で、話し合っている途中から、意気投合する。窯は、滑川の東福寺にあって、ス−パ−農道より1,5km地点にあるとのこと、近いうちに訪ねてみよう。

早朝から初雪山に挑戦したA氏は、大地山からの稜線が、雪が柔らかく
返りが心配なため、途中で引き返して3時過ぎ下山。
今後、初雪山への山行は、かんじきが必要な事を確認。以後、登山者にはその旨、伝達しよう。










投稿者:ながさきat 18:12 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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