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2012年3月31日

春をいただく

谷川沿いの雪が溶けたとたん、フキノトウやアザミ、ヨモギが芽を吹き出した。
晩の酒の肴分だけ採集。
テンプラにして春の旬をたらふくいただく。アザミの香りが最高でした。
 夕方、雨が上がったので、まだ1mもある畑の雪をスコップで除雪。
堅くて重い雪を放り投げる作業、重労働で厳しい。
赤カブを掘り出そうとしたが、場所がわからず失敗。明日があるさ!






投稿者:ながさきat 19:33 | 日記 | コメント(0)

2012年3月30日

春の気配・夢創塾

夢創塾小屋の雪もだいぶ溶け出し、入り口は土が見えだしてきた。
山麓部も杉林を中心に地面が露出し、緑のシダ類が目に付くようになる。
鉢植えしたギョージャニンニクも春をまって元気な芽を吹き出してきた。
2年前、小屋の空き地に植えた雪割れ草、手入れをしなかったので、消滅したと思っていたのに、鮮やかに咲いた花を見つけ、大いに感動する。今年からまめに管理をしよう。
気温も20度と上昇、確実に春が近いことを感じる。
 樫の木周辺も雪が溶け出した。
驚いたことに、小柄な樫の実が地面にビッシリ散らばっていた。その範囲がおおむね、15平方メートル。落ちている密度を測るため10cm×10cmの範囲で数を計測。
平均して13個。1個の重量1g強。
従って、落下している樫の実は2万個、重量にして20kg弱。樫は5本、実の重量は
100kg、出没しだしたイノシシ、猿たちの格好のえさになるようだ。






投稿者:ながさきat 19:19 | 日記 | コメント(0)

2012年3月29日

桜の手入れ

先日までは桜の木の雪折れ処理を終了したが、今日は天狗巣病の枝を、柄の長さ4mの枝打ちノコギリで切り落とした。
作業は、長い柄のため柄が歪み、ノコギリの刃が浮いてしまうほか、切り落とす枝が揺れるので、切断するのが至難の業。
真上を見上げての作業で首が痛くなり、木屑が降るし、ほどほどいやになった。
昼過ぎまで35本を切り落として力尽きる。残ったが次回。
 昼からは、表皮未処理のコウゾの皮を剥ぐ。
卒業証書台紙やく20枚分。
ポカポカ陽気の中、雪上でビールを飲みながら、朝日岳を眺め、どうにか夕方までに終了。






投稿者:ながさきat 17:58 | 日記 | コメント(0)

2012年3月28日

食彩あさひ訪問

10月、アフリカ青年研修事業の研修プログラムの1カ所に組み入れた、農産物加工施設「食彩あさひ」を訪ね、施設の概要や加工体験プログラム、加工品などについて、代表の弓野氏から聞き取りをする。
その結果、研修生には豆やお米で、ポン菓子やせんべいづくり体験の実施。
次いで、これらの商品が隣にあるなないろKANで販売されている様子を見学してもらと共に、地元農産物の販売や朝市で、地域の活性化が図られているシステムを研修。
併せて、あさひ特産のバタバタ茶会を開催し、茅葺きの縄文小屋小屋生活から現代生活にいたる歴史、文化を説明。
 早急にこれらのポイントをとりまとめて、研修の資料いに仕上げたい。厳しいが挑戦。
現地研修プログラムは13カ所、5月までにはすべてとりまとめたい物だ。

雪道を担いで運搬した炭が、岐阜県朝日村で開催された第2回全国地域再生サミットin高山市で使われ、大変暖かかったとお礼の伝言と写真が、関係者から送られてきた。
夢創塾の白炭が人の役い立って何よりでした。熱い絆が伝わって光栄です。







あさひ野小学校 六年生夢創塾レポート その6,7です。以上で全部です。




投稿者:ながさきat 19:58 | 日記 | コメント(0)

2012年3月27日

桜の枝・処理

昨日の寒さとは一変して穏やかな日差しに、残っていた雪害桜の枝処理を行った。
併せて天狗巣病に冒されている枝を桜の木に登って切り取る。1本に最大8カ所切り取る。
平均して4カ所程度。処理後の桜の木はスッキリしすごく楽そう。
 今年は雪折れがすごく多かった。枝に雪が大量に積もって耐えきれなかったらしい。
下枝は積もった雪に埋もれ、その状態で締まって下方に沈下し、枝をへし折ってしまう。
そのメカニズムが、夢創塾広場のブナの木に見られた。
 作業途中、またしてもカモシカが、雪解の斜面に出てきて見合い。
私の動きに合わせてカモシカの顔も動くのがおもしろい。動く物に興味があるらしい。
 ついにイノシシがジネンジョウを掘り出した。暮れに箸をたてマーキングしていた代物。
見事な穴掘りに感心するやら、憎しみやら何か複雑な気持ち。
今年もイノシシが大暴れしそうだ。








投稿者:ながさきat 19:44 | 日記 | コメント(0)

2012年3月26日

今日の出来事

朝、視界を遮るような雪降りに、あきらめと失望を持ちながら、晴れない気持ちでエサやりを行う。夢創塾広場は新雪30cm。また雪解けが2日ほど遅れそうだ。
帰りの自動車に乗ったが、寒く小川温泉で朝湯。いい湯〜で心身ともスッキリ。
 グリーンツーリズム事務所に出向き、スタッフとアフリカ研修にかかる準備の打ち合わせを午前中いっぱい行う。まだまだ序の口の準備。
 昼からは魚津市で新川森林組合の総代会に出席。
今年度から理事として森林組合の事業運営に携わることになる。元気な組合にしたい物だ。
 総会終了後、黒部市の高本宅で黒部・宇奈月温泉観光局の米田氏等とグリーンツーリズムについて意見交換を行う。
今後も引き続き、地区を設定してワークショップを実施する旨申し合わせる。
米田氏の知識&実行力、観光プロデューサーとしてのキャリア、スゴイと思いました。
 締めは、飲む前に小川温泉に浸ってたっぷり汗を流し、体調を整え、今日の終了。

あさひ野小学校 夢創塾レポートその3と4です。



投稿者:ながさきat 19:46 | 日記 | コメント(0)

2012年3月25日

フクロウづくり

朝から雷を伴った猛吹雪の中、2匹目のフクロウの鳴き声が、風の音に負けず笹原山麓から聞こえてきた。
私の耳がよいのか、フクロウの鳴き声が大声なのか?この声は向かいの内谷山まで届いているようだ。早くよき伴良が見つかることを願う。
 外の仕事が出来ず、合掌小屋に入って特性の木彫りのフクロウを彫り込む。
材料のリョウブを3cm前後に切断した後、面取り、その後本体の目を彫り、胸元部を彫り込んで終了。丸い彫刻刀一本で出来るのが特徴。
夕方まで、フクロウの鼻の部品30個と、本体20体を彫り込んで終了。
後日、目玉を書き入れ、鼻を付ければできあがり。
6月行われる、親子自然体験のお土産に配布予定。


投稿者:ながさきat 22:00 | 日記 | コメント(0)

あさひ野小学校 夢創塾レポート

六年生の発表のうち10人分です。続きは明日以降




投稿者:ながさきat 21:53 | 日記 | コメント(0)

2012年3月24日

雪解け

朝から雨模様。
エサやりをするため、カッパを着込んで増水した小川を慎重に横断。水深30cm、流速も1mを越え渡渉限界。これ以上の増水時は、危険で林道ルートに変更すること。
谷川も増水し、導水管が流失。元に戻して取水手当をする。夕方には再びパイプが流失。
谷側沿いの雪が解け、ワサビやフキノトウ、アザミの新芽が出てきた。
採集しアイガモの卵でまぶしたテンプラは、酒の肴に最高。
雨のおかげでちょっぴり春の香りをいただきました。

投稿者:ながさきat 18:40 | 日記 | コメント(0)

2012年3月23日

日米岳連交流20周年

平成5年、富山県山岳連盟の登山隊団長として渡米し、マザマス山岳会と合同でセント・ヘレンズ(2550m)に登ったことを契機に友好締結を結ぶ。以来北米聖山16座の登頂を目指し、平成21年に、年最後のグレイシャーピーク(3212m)登頂に成功。
その後レーニア山麓200kmを2年掛けて踏破。
今年が交流20周年にあたり、先日からマザマス山岳会のダグ氏に記念登山について問い合わせをしていたところ、5通りのすばらしい登山計画が届いた。
仲間と検討した結果、フット山のテインバーライントレイルのトレキングに決定。
体力が勝負の踏破から、ゆったり山麓からフッド山を眺め、森林帯の散策を楽しみたい。
期日は7/5日から7/12日までの予定。


大きな地図で見る


投稿者:ながさきat 19:30 | 日記 | コメント(0)

2012年3月22日

被害&災害

朝、アイガモが猛禽類のノスリに襲われているところを目撃。
ビックリしている私を、ノスリは睨みつけたが、敵わぬとみてアイガモを離して鍋倉山方面へ飛び立っていった。これまで2回こんな光景を目撃しているが、1年ぶり。
被害に遭ったアイガモは、頭と羽の付け根がえぐられ重傷でしたが、自力で池に入り岩陰に避難。かわいそうだが、手当も出来ずそのまま放置。再度襲われないことを祈る。
 環境窯の除雪を先日に続き行う。積雪深1,2m。
しかし、残念なことに窯の天井が落ちていることが判明する。
覆っていたシートが窯の壁に沿って40cm程陥没、底に水がたまっていた。
今年の雪害最大の被害。炭窯の「主」を失ってしまった。非常にショック!!
雪解けを待って再構築の手立てを考えよう。
ことしは、人生最後の炭窯づくり挑戦だ。


投稿者:ながさきat 19:09 | 日記 | コメント(0)

2012年3月21日

カモシカ出迎え

真冬に逆戻り、昨日からの降雪量15cm。
クルミの木やネコヤナギに雪が付着し、まるで水墨画の世界。
桜の木にも雪が付き、雪桜が久しぶりに満開。しかし、太陽が出ると共に散ってしまった。
新雪を踏んで見回り中、先日出合った見覚えのあるカモシカが、警戒しながら近寄ってきた。こんな事あり!!うれしくなって自分も近づいたら、距離8mぐらいで方向を変え上流へゆったり移動して行った。残念。立ち止まって移動しなければよかった。
見回りの帰り、土砂崩れで林道の開通が見込め無いので、合掌小屋に保存してあるトラックのタイヤを担いで駐車場まで運搬。2往復挑戦。残り2本は明日運搬。
炭2俵(20kg)よりおもく、雪道で潜り大変でした。
これでタイヤ交換が出来そう。もうー雪が降らないことを祈る。






投稿者:ながさきat 18:47 | 日記 | コメント(0)

2012年3月20日

雪折れ桜

今年の大雪で林道沿いの皇寿桜は、幹が裂け、枝が折れるなど被害甚大。
この処理を1日中雪上で行う。都合のよいことに、積雪深1,2mもあるので、枝切りにはハシゴいらず。その為、枝の切り落とし作業は順調に進み、残り30本を残すのみ。
 ついでに天狗巣病にかかっていた枝を、木登りして切除する。
長靴、雨合羽装備での木登りなので、慎重に対応。
しかし、久しぶりの木登り、落ちても下は雪なので気分爽快。てっぺんにある天狗巣の枝も
切り取りに成功。多い木では8本もの枝を切り取りする。
 太い枝は炭にするため窯木に加工。30本あまりを調達。
花芽は家に持ち帰り、花瓶に入れて咲かせる予定。切り落とした桜の木の供養。

帰り際、合掌小屋を覆っている屋根雪を除雪する。
この屋根雪、雨で解け寒さで凍り、スコップが壊れるほど堅かった。重くて作業は大変。
1/3ほどを除雪して第一段階を終了。




投稿者:ながさきat 19:39 | 日記 | コメント(0)

2012年3月19日

山麓散策

早朝時、猛吹雪でエサやりを断念。
午後、晴れ間を縫って再度エサやりを行う。昨日まで小川の川原は一面積雪で覆われていたが、洪水で雪が流失し全面的に川底が現れていた。川底を徒歩。
一番危険な雪道が無くなってラッキー!
エサやりの後、山麓を散策。
雪解けした崖下には、早くもキバナイチゴの花芽が膨らんでいた。
隣には雪解け水をたっぷり吸い込んだ、毛玉のようなコケの群生を見つける。
黄緑色がはつらつと輝き、命の塊のようだ。見ていたら元気をもらったようだ。
崖の境界に生えている楢の根元には、大きなフジが巻き付き、幹を締め付けている。
締められながらも耐えて生きている楢の木に、がんばれよと手を当ててねぎらう?
雪が解けたら、森のギャングならぬフジを切って楢の木を助けよう。
これも「切って育てる森づくり」。
楢の木の命を守るために。






投稿者:ながさきat 19:58 | 日記 | コメント(0)

2012年3月18日

回想・佐藤先生

東京で行われた佐藤先生の葬儀に参列。
みためし会員を初めとして、先生に教わった面々にみ守られ、極楽浄土に旅だって行かれた。
思えば先生の信念、現場の地形、歴史、背景にたって事象を「見て試す」=みためし、それを追試して立証する現場主義でした。
又、今も心に刻まれているのが、自然への畏敬です。
人は自然を納めることは出来ないが、自然とつきあうことが出来る。
その為には、自然を探求し、敬い、恐れをなして自然の本質を現場で学ぶ事。
このことが、夢創塾の活動の原点。いい先生に出会いました。
ご冥福をお祈りする。      
                            合掌


投稿者:ながさきat 19:43 | 日記 | コメント(0)

2012年3月17日

融雪進行

朝から雨。
大楠氏が除雪に駆けつけてくれたが、雨がやまず作業は中止。
代わりに谷側に逃げ込んだ、アイガモの救出を手伝ってもらい、短時間で終了。大助かり!
 昼過ぎまで、イロリを囲んで山の話あれこれの雑談にふける。
雪道の途中、雨で融雪が進んだ箇所に、萌葱色をした初々しいふきのとうとネコヤナギが雨にも負けず輝いていた。だんだん春が近づいていることを実感する。
 明日、農大恩師佐藤先生の葬儀に参列するため、早朝の出発。
その為、夕方、小川が増水していたが慎重に渡って、明日の分のエサを山羊とアイガモに与える。・・・そんなこととは知らず、明日のエサに群がっていた。
明日は空腹に耐えてくれ。






投稿者:ながさきat 19:32 | 日記 | コメント(0)

2012年3月16日

変身・足長おじさん

今朝は、雪の表面がクラストして。どこを歩いても潜らない通称「しんまい」になった。
自由に雪原を歩ける楽しみは、春を待つ私に最高のプレゼント。
なんとそのほかに、朝の太陽が私の全身を雪原に投影して、足長おじさんに変身していた。
雪原に投影された影の身長は15m以上。かってない私の巨大影の自分に驚く。
しんまいと太陽が織りなす一瞬の影のアートに、早起きは三文の得を実感。
 他に、山に入ると体が洗われた感じで、体調が元気を取り戻す。いいことずくめ。
気温の上昇と共に、谷間の窪に雪解けの雨水が、タレ始めた。、
順調に春が近づいていることを実感する。がんばろう!! 



投稿者:ながさきat 23:18 | 日記 | コメント(0)

2012年3月15日

盗食カラス

寒かったので、少し遅い朝の見回り時、有るハズがない雪道にタマゴ2個。
カラスがアイガモ池から盗み出し、雪道の足跡の窪みに置いて、殻を割って「中身」を飲み込んだようだ。
例年タマゴを取られて、慣れてはいるが、殻のタマゴをみるにつけ腹がたち頭にくる。
カラスは高級食材で満足も、私はストレスが貯まりそう。
かって、池の周りに産卵場を作ったが、まったく無視され、水中の中や池の周りで、ところ構わず歩きながら産み落としてしまう。そのため、採卵出来ずカラスの格好のえさ。
当該のアイガモ、カモとアヒルのF1なるが故、抱卵もせず、ましてや子育ても全くだめ?
こんなアイガモ生態、飼育して初めてわかった。
 
 屋根雪が溶け、潰れることが無くなったので、戸の隙間から傾いた休憩小屋に入ってみる。支柱は谷側に大きく傾き、窓ガラスは割れ、窓枠も相当歪み危険状態。
大きな建物だけに、引いて直る見込みも無く、修復に頭が痛む。
時がたつにつれ何とかなるだろう・・・ケセラセラだ!!






投稿者:ながさきat 19:42 | 日記 | コメント(0)

2012年3月13日

冬逆戻り

朝の気温1度。昨日から降った雪は35cm。この降雪で既存の雪道は消滅。
潜りながらも新雪をかき分け、久しぶりに汗をかきながら夢創塾広場に登り、動物たちのエサやりをする。
先日まで「春一番」の風が吹き、もうすぐ春・・・と思っていたのに、吹雪が舞う真冬の情景にうんざり。これも春を迎えるためのセレモニーか?
 雪さらしのコウゾが新雪に埋まってしまった。
掘り返して再度雪上に再度さらせばよいのだが、吹雪が強く吹き飛ばされないよう、そのままにしておく。
 積雪量は今回の積雪にもかかわらず、看板の天端を40cm以下になって1,6m。
暖かくなる来週後半には1mを下ってほしい物だ。






投稿者:ながさきat 18:17 | 日記 | コメント(0)

2012年3月12日

帰農塾ポスター

NPO法人グリーンツーリズムとやまが、「くらしたい国、とやま」で田舎暮らし体験を募集する「帰農塾」ポスターとパンフレットができあがる。
今年は、各塾長と著名な助っ人が先生、富山ならではの自然と歴史、農業と食文化を体験できる道場の開設とする。道場なので自分磨きが必要!・・・
夢創塾でも6/15日から17日の2泊3日で学芸員の飯田氏を迎え「びるだん塾」を開講。森の王国 自然人になりきろうをテーマに、塩づくり、和紙づくり、トウフづくり等に挑戦。又、立山の氷でバタバタ茶を飲み、ロマンがよみがえる雪の説法、立山に氷河?の話を聞く予定。他に炭焼き、花炭づくり、山菜料理教室も有り。
募集人員が15名まで。興味のある方参加してしてください。
申込先は上記NPO法人グリーンツーリズムとやまor当該ブログまで。
なお、他に9カ所の体験塾があります。逐次募集内容を記載したい。






投稿者:ながさきat 19:49 | 日記 | コメント(0)

2012年3月11日

渦巻き発生

小川に雪溶け水が流れ込み増水。
貯まった水が、渦を巻きながら細い管になって吸い込まれ、川底に消えていた。
久しぶりに渦巻きを見て興奮。渦の中心に小さな棒きれを投げ込むと、高速回転しながら川底に消えていった。
子どものころはこの現象がなぜ起きるのか、不思議でならなかった。子どもに回帰。
 谷川の水も、増水で周辺に散らばり、太陽に当たってまるで宝石のよう。
増水で流れてきた「ワサビ」は細かったが、自然からの恵みと思いいだだく。
湯ドウフにはおいしかったが、ホタルイカには少し辛すぎ、涙まで出た。
 今年初めてフクロウの鳴き声を聞いた。
鳥たちも春が来たことを喜んでいるようだ。
 雪解けで小屋群の損傷程度がわかってきた。
8棟が壊れており、内修復不可なのは2棟、傾いているのが3棟、屋根の損傷3棟。
春から普請工事が一杯。老骨にムチ打ってがんばろう。






投稿者:ながさきat 17:54 | 日記 | コメント(0)

2012年3月10日

再度落下・雪原踏み抜き

朝の見回り、川原の雪原が不安定なことを認識しながら、慎重に歩いていたが、2回落下してしまった。深さが80〜100cmだったので大事には至らなかったが、不安が一杯。
川底から溶けているので雪の表面から全くわからない。困った物だ。
早く溶けてくれることを祈る。
 アイカモが久しぶりに池の土手に2個のタマゴを産卵してくれた。
以前にも産卵したようだが、カラスに食べられ殻だけが残っていた。
朝、早かったので、まだカラスの飛来がなく、タマゴが無事、私の物になった。
今後はカラスとのタマゴ争奪戦が始まる。寝ぼけてはいられなくなる。
 先日からアフリカの青年達を招聘する企画案づくりに奔走。
ようやく素案ができあがる。これをたたき台として来週末を目途に仕上げたい。






投稿者:ながさきat 19:04 | 日記 | コメント(0)

2012年3月9日

感動・感謝の集い

あさひ野小学校6年生主催による「感謝の集い」に、夢創塾から私と上澤、絹恵と行ってきた。
会場には昨年の暮れ、夢創塾で漉いた自分紙に、各自思い思いの言葉が揮毫され、立派な掛け軸になって展示されていた。この学校ならではの卒業記念作品に感無量。感動しました。
 集いには、入学してからの6年間を振り返った寸劇や、中学生になったらの抱負宣言の他
心に響くすばらしい合唱を聴かせてもらった。
コーヒやお茶のサービス、手作りのクレープをいただき至福のひとときに大満足。
もらった卒業文集「絆」は私の宝物です。






投稿者:ながさきat 19:30 | 日記 | コメント(0)

2012年3月8日

クラストを歩く

今年初めて積雪の表面が堅くなり、雪上を自由に歩ける通称「しんまい」になった。
長靴が潜らないので、ルンルン気分で歩いていたところ、いきなり片足が雪の溝に落ち込みその弾みで上半身が横倒しになり、溝にはまる。一瞬の出来事に、天国から地獄の境地。
片方の手に持っていた、ストックで何とか支点を確保して這い上がる。
こんな時に限って手袋を着装しておらず、冷たいのにまいった。
まさに油断大敵。観察してみると、川原の所々にクレパスならぬ雪の割れ目が数カ所見られた。帰りは慎重に割れ目を避けて、無事通行。
 水辺や雪の割れ目からネコ柳が芽を吹き、今が盛り。
雪原に変わってまぶしい銀色の粒が川原一面に輝いていた。
出がけに穴に落ちて痛い目に遭ったが、帰りはネコ柳で癒やされ春が近い事を感じた。
 岳人仲間の山田氏からいただいたスイセンが雪解けと同時に芽を出した。
どんな花が咲くのか楽しみ。追跡して伝えよう。






投稿者:ながさきat 19:44 | 日記 | コメント(0)

2012年3月7日

通行不能・川原の雪道

融雪で小川の流量が毎秒30トン以上になり、雪道の底を流れ出し、溶けて雪道が寸断される。流量が多いのと、雪道の底が空洞になっているので通行出来ず、急遽戻って雪の林道をカンジキを装着して夢創塾へ向かう。
途中、崖崩れが2カ所あり、重機でないと取り除き不可。町に要請予定。
林道沿いの皇寿桜、20本余りが雪の重みで幹が裂け、見るも無残な姿にショック。
順調に育てて来たのに!愚痴ってもしょがない。自然の力を受け入れるしかなし。
終点近く、猿集団が栗の木に巻き付いているフジの実を、鞘を開いて食べていた。
雪の上に落ちていた鞘の数100個ほど。中には実(タネ)が付いている鞘もあった。
 林道歩き、少し潜るので65分もかかる。
かんじきウオーキング、周辺を散策しました。おかげで二日酔いがすっかり解消。






投稿者:ながさきat 18:30 | 日記 | コメント(0)

2012年3月6日

積雪2メーターを切る

暖かい雨のおかげで、夢創塾広場の積雪深は2mを切った。
看板の上部や、取り付けたフクロウがおおむね見えだし、ようやく当地に春の気配が見えてきた。
屋根雪も10棟あまりが全くなくなり、残すは4棟のみ。自然に溶けるのを待つしか無し。
 谷川の上流も融雪が進み、カモの逃亡防止用仕切り柵まで水位上昇。
そのため、3系統あったカモ池の取水口がゴミでつまり断水状態。
一本は通水したが、2本は途中にゴミが詰まって修復できず。後日対応。
 山羊が私の足跡をたどって、カモ池まで遠征。
途中、足跡から外れ、3〜40cm潜りながらも、よく頑張った物だ。
かもたちのエサが目当てのようだ。
 私もわかんを付けなかったので、往復に2〜30回潜ってしまった。
雪が長靴に入るし、疲れました。
 北日本ナチラリスト同好会から平成23年度の「会報」をいただいた。
その中には、10/23日に当地を訪れ、自然や田舎暮らし体験を楽しんだ「夢創塾入塾体験記」が、6ページにもわたり、学んだことなど詳細に記載されていました。
記録をいただけて感謝です。






投稿者:ながさきat 19:07 | 日記 | コメント(0)

2012年3月5日

土遊野(どゆうの)見学

食の自給からエネルギーの自給に挑戦している富山市の「土遊野」へ行ってきました。
有畜複合循環型農業や、谷川の水を生かした水車発電施設、その電気を家屋に使う他
電気自動車に活用している実態を見学する。
この農場を営む橋本順子さんは、平飼い養鶏の有機肥料を田畑に投入して有機栽培を行い、
藁やくず米を養鶏のエサにする等、循環型農業システムを実践しておられた。
特に目を引いたのは、直径4mの上掛け水車で電気を起こし、バッテリーに充電していることでした。
自家発電の電気は、照明はもちろん、野菜や卵を配達に使う電気自動車まで供えてありました。なんとエネルギーの自給まで、完成していることに、ただただ驚きでした。
山にある物を循環させることで、楽しい暮らしが出来る事を学びました。






投稿者:ながさきat 20:04 | 日記 | コメント(0)

2012年3月4日

楮・雪さらし

天候も安定してきたので、昨年の暮れ、あさひ野小学校6年生が剥いたコウゾの皮を、自然の力で漂白するため、雪の上に広げて太陽にさらした。
1週間もすれば白くなり、来年度6年生の掛け軸台紙の原材料ができあがる。
コウゾ重量3kgぐらい、準備の第一段階にめどが立った。

かんじきを履いて春探しの山麓踏査。
雪が多く、今年の春は遅れそう。
対岸の谷筋ではナダレが頻繁に発生し、気味の悪い低い爆音が谷間に響き渡っていた。
途中、崖下に昼寝をしていた幼いカモシカに遭遇。
カモシカと目を合わせながらゆっくり近づき、2mまでの接近に成功。
逃げようとせず、しきりに周辺の雑木に自分のにおいをこすりつけていた。
これ以上近寄るなとのスグナルのようだ。角が6〜7cmのかわいい顔をじっくり観察。
撮影した後、目と目で再会を約束し、別れを惜しむ。
私が見えなくなるまで見続けていた。友達になってくれたようだ!




投稿者:ながさきat 19:58 | 日記 | コメント(0)

2012年3月3日

70日ぶりの太陽

昨年の暮れから降り続いた雪で、すっぽり山羊小屋が埋まっていたが、雪が締まり溶け出したので、やっと光が小屋の中に入るようになった。(積雪2,3m)
 これを機会に、山羊たちが太陽に当たれるよう入り口の除雪を行い、畳5枚ほどの広場を創る。作業中、あおが小屋から出入りし、感謝を込め?盛んに頭でスキンシップ。
広場を踏み固めたとたん、3匹が競って小屋から出てきて太陽の下でひなたぼっこ。
優しい顔になり、70日ぶりの太陽にストレスも和らいだようだ。
 炭焼き小屋の「はぶ切り」がようやく終了。これ以上小屋の傾きが進行しないだろう。
今後この傾きの修正が、壊すことも含め一番の課題。
 水辺のネコヤマギが一気に膨らみ始めた。
20本ほど採集し、魚津の友人にあげる。豚肉のブロックをいただき、自然の恵みに感謝。




投稿者:ながさきat 19:49 | 日記 | コメント(0)

2012年3月2日

押繪立びな展

県民会館で開催されていた「押繪立ひな展」を見てきました。
古着や端布の模様を上手に使い、平面的だがおひな様を豪華に仕立ててある技に感心。
押繪なので屏風にもなり、シンプルで和室の飾り物によさそう。
新しい感覚を楽しむ。
 広報「あさひ」3月号に、1月24日行われた「厳冬の小川探検」の記事が掲載されていました。児童等が小川の源流で水温調査をしている写真を見て、寒かった当時を回想する。
気温1度、水温2度まさに厳冬の小川探検でした。
 みらーれTVにも厳冬の小川探検が先週から放映され、今週は夢創塾のオンパレード?
追悼 岩崎巴人展に出品したバタバタ茶の墨絵も、みらーれTVで紹介されている。




投稿者:ながさきat 19:33 | 日記 | コメント(0)

2012年3月1日

信州飯山で研修

あさひふるさと体験推進協議会が主催した、ふるさと体験教育旅行の現地視察研修に、長野県飯山市へ行ってきた。
対応していただいた「みゆき野子ども交流推進協議会」は、体験型学習旅行についてすでに20年前から取り組んでおり、児童の受け入れについては自然体験教室だけでも年間8千人以上で、その実績に驚き、様々なことを学びました。






投稿者:ながさきat 18:52 | 日記 | コメント(0)

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