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2010年10月30日

自然体験中止

今日計画されていた自然体験が、台風14号の接近により、高岡の関係者よりキャンセルがあり、中止となった。夢創塾の支援関係者,報道関係者などににその旨を案内する。残念。
そんな中でも、河村君や、報道のM氏が来て炭火を囲んで夢創塾物語を語り合う。
 会話中、以前M氏に話した、相ノ又谷の支流に「幻の長滝」があることに話が弾み、急遽、3人でその長滝を視察する事になる。合羽を着込み、トラックで林道を上り、途中崖崩れの手前で車を止め、徒歩で長滝の見える箇所まで行く。相変わらず、落ち口が見えるが、下部は見えず幻想的な滝だ。雨で水量が多く、真っ白い飛沫軌道は、周りの紅葉した山肌に映えていた。この光景に、2人共、長滝に挑戦したい気持ちが高まり、来月の天候の良いときに挑戦することを計画する。紅葉の最盛期に出来れば滝に挑戦したい。
 本流の川底を30〜50m高い絶壁の林道上から3〜4カ所観察する。
狭窄な谷で、水流はS,L、V字に奔走し,瀞が連続してまれに見る峡谷。眺めるのも怖いくらいの峡谷に2人は感動。滝も良いが本流の秘境はすばらしいと絶賛。
 どうしても晴れた日に、紅葉と滝と峡谷を取材したいとのこと。案内の要請OK。
先日、挑戦して成功したので、今度は秘境の滝、峡谷をテレビで紹介したい。

長崎莫人氏から10枚の色紙を頂いた。
11/6,7日に開催されるバタバタ茶会&水墨画展に展示したい。
そんな中、「菩薩頭部」、「早月尾根」、「段々畑」等見ているだけで,心が温まる。
絵の力のすごさに改めて学ぶ。・・・自然の感動、絵による感動、様々に学ぶ!!

投稿者:ながさきat 20:20 | 日記 | コメント(0)

2010年10月29日

準備完了・自然体験メニュ-

明日、高岡から50名近くの児童等が、自然体験にやってくる。
先般から、メニュ-と時間の確認や、班編制と体験ロ-テ−ション内容、熊の出没状況など、事前に詳細な打ち合わせを2回行う。担当者が余りにも熱心なので、昨日から児童全員に最高に楽しんでもらおうと、事前準備に丸1日たっぷり掛けた。
今回、新たに椎茸菌の打ち込みを急遽メニュ-に入れる。雨が降っても作業が出来るように、シ-トを張って万善を期す。
又、参加者は低学年が多く、竹筆づくりは危険が伴うため、弓矢遊びに変更。
その為、全員が弓矢遊びに興ずる事が出来るよう、弓を10丁、茅の矢50本を作る。
試射していると、だんだん子どもに返って楽しくなり、15本余りを山や小川に打ち込む。性能は、最大飛距離40m。高さは15m位。結構「茅の矢」ながら威力があることに驚き。児童等がみだりに打ち込むと危険なため、明日は山向かって射る予定。
 雨対策として、やまびこのいろり広場をシ-トで覆う。25畳の広場が出来、中央の炭火で暖が取れ、食事の準備もこれでOK。
 作業途中、相変わらずヘクサンボが飛来し、体に所構わず止まってうざくらしい!!
山羊のエサとしているリンゴに,スズメハチが群がり、蜜を吸っていたが、頻繁に出入りするので、ノコギリでこれを打撃して退治する。その数11匹。まだまだいる・・・
夕方、台風の影響か樫倉山の空を真っ赤な夕日に染った。まれに見る夕焼け!!
わずか5分ほどで消えたが、すばらしいロケ-ションに感動。










投稿者:ながさきat 19:13 | 日記 | コメント(0)

2010年10月28日

椎茸菌・打ち込み

朝から雨模様で、気温10前後の寒い日でした。
そんな中、合掌小屋前にブル-シ-トを張り出し、雨対策をした後、先般から集積してあった原木を運び込み、椎茸の菌を研修生に手伝ってもらいながら、700コマ、原木25本を仕上げる。
途中、ナメコの生育状況把握にきた人や、魚津から栗の木10本余りを持ち込み、椎茸菌の打ち込み要請の他、立山町から炭窯の見学、飾り炭の要請、行者ニンニクの畑見学など、諸々の用事??を作って、立ち話にやってきた。・・・こんな寒い日なのに!!
 集積した原木が未だ40本近くあるので、椎茸菌(1000個入り)を購入。
夕方、要請された栗の木に菌を打ち込み作業完了。

焼き畑の赤カブと、ダイコンを間引きし、洗った後、これを細かく刻み自家製自然塩であさ漬けを作る。ダイコン葉の中に紅色の赤かぶは食欲をそそぎ、家に帰って試食する。
まさに自然食、さくさくと歯触り良く、味も甘い感じ。
試食が酒の肴になって、酒も漬け物も大いに進んだ。おかげで、体の中から暖かくなって、ホットな気分。寒いときはお酒に限る。




投稿者:ながさきat 19:27 | 日記 | コメント(0)

2010年10月27日

光った!!木炭電池

午後、あさひ野小学校の科学クラブ(14名)に出向いて、木炭電池づくりや、ペルチエ素子による熱発電の実験を児童等と共に、楽しんだ。
 特に木炭電池づくりは、昨日から練習、今日の午前中も材料の最終調整をした甲斐があって、5グル-プが作った完成品は、みんな青い淡い色のライトが点灯して成功。
上手に作ったグル-プは、1,35ボルトの起電があり、LEDライトがまぶしかった。
みんな大歓声でしばらく興奮状態。私までも成功に感動。
 次に、お湯とぺルチエ素子を使った発電の他、モ-タ-のプロペラを回転させ電気が起きていることを確認する。光ったり、プロペラの回転に、児童等はおどろき,当該の装置に見入っていた.理屈を解説しても解らないので、人工衛星の電源が宇宙と船内との温度差で起電している装置と同一であることを伝える。・・納得したようだ??
 続いて、息を吹き付けて、プロペラを回し、起電する発電装置で、各自が起電力量を競う。たいていの児童は0,5〜0,7ボルトでしたが、1人がなんと2,38ボルトで大奮闘。電気王として栄誉をたたえる。・・・こんな遊びが児童等に大受け!!
 児童等の感想
炭、白い版(ペルチエ)、息で電気が起きるなんて驚きでした。
身近にある材料で電気が起きるなんてすばらしいことです。
電気に大変興味を持った。・・・等でした。

今日の朝、温度5度。冬並みに震え上がる。
負釣山の頂上は雪模様。越峠も雪。朝日岳はもちろん真っ白。初冠雪。
寒かったが、相変わらずナメコが出てこれを採集。指の先まで冷える。
寒いとナメコはヌメリが多くおいしいが、ごみ取りが大変。茹でて冷凍保存。
11/6,7日の水墨画展でナメコ汁のもてなし材料。












投稿者:ながさきat 17:44 | 日記 | コメント(0)

2010年10月26日

紙漉準備・出前授業

先日から乾燥楮を煮て漂白した原材料を、あさひ野小学校に持ち込み、6年生全員で、卒業記念に揮毫する和紙の準備を行った。
準備作業は、まずは楮のキズ除去、次に楮を手で2〜3cmの長さにちぎり、野球ボ-ル位の玉にし、これを御影石の版の上に乗せ、小さな「木ね」で叩いて繊維をほぐす。
このほぐした材料を200g毎に計測して、大型ミキサ-でさらに細かくほぐし、パルプ化する。これで和紙の「元」10kgができあがり、後は来月、夢創塾で各自が紙漉して乾燥すれば、待望の和紙が出来る。
 児童等は手分けして各工程に全員で取り込んだところ、2時間余りで揮毫台紙70枚分のパルプ化に成功。併せて紙が出来るまでの一部を体験し、物作りのプロセスを学んでもらった。児童等は世界に一枚の自分紙が出来る事を楽しんでいた。

夕方、大雨と共にすごく冷え込んだ。
小川温泉では4,5度、お風呂でじっくり暖まる。
この寒さでは、越峠付近まで雪が降りてきているようで、明日の朝には初雪が見れることだろう。紅葉より早く雪が来たようだ!!


投稿者:ながさきat 21:58 | 日記 | コメント(0)

2010年10月25日

熱発電試作

「森の発電所」の一環として、料理窯の天井部に蓄熱した熱を電気エネルぎギ−として取り出し、豆電球を光らせ、超小型モ-タ-を回転させてみた 。熱を使って電気が出来た!!
この電気を起こす素材は、ペルチエ素子。本来は電気で温度を制御(冷却)する素材だが、この逆作用を利用したのが、今回の熱発電。もしかしたら、次世代のエネルぎギ−になるかも??
この素材1個あたり温度差80度でピ-ク電圧は0,65V。1個でも小さなLED電球が結構明るく窯の天井に輝いていた。
モ-タ-もプロペラがゆっくりながら、ちゃんと回っていた。試作した10個連結の熱発電機、15個のLED電球を灯し成功。
子どもに返って、様々な実験??を繰り返し電気を楽しむ。

昼から、山の中腹にある杉の間伐材を、林道脇まで、まくって下ろす。
集材場所で、窯に入るよう1,2mに切断。重い材で1本40kg。トラックに乗せるのが大変。30本700kgを積んで窯まで運搬。ト-タルで2,5トン。窯の半分がこれで埋まる。残りは柳の木で充当する予定。
後日、窯に火を入れ、暖かい窯の前でうたた寝をしたいものだ。










投稿者:ながさきat 19:08 | 日記 | コメント(0)

2010年10月24日

モズとネコ

昨日は、午前中ナメコを4,5kgを採集。
即刻、石突きを取り除き、大鍋でこれを一挙に煮詰め、ナメコ汁を作る。
味は美味!!袋詰めして保存食用に冷凍する。連日のナメコ収穫で冷凍庫は満タン。
 昼から、富山市で開催された、富山県左官事業協同組合の秋期研修会で表題「夢創塾物語」を講演した。
炭づくりから塩作り、バリ島での炭窯づくりの展開、古代米作りからタレントの大桃氏との交流、和紙づくりが、小学校や美容学校の卒業証書台紙になって日本に1枚しかない記念紙になっていることなど、90分にわたりからりまくる!!
後談だが、話のテンポが速く、次、何が出てくるのかと居眠りできなかったと好評を得る?
夜の懇親会にも出席。大いに組合員と酒を飲み交わす。次の日まで・・・

10/24日
朝からお寺の報恩講に出席し、朝日町の門徒さん達の受付経理を行う。120名余りの門徒さんのお参りがあって、一時てんてこ舞いの忙しさ。
冷水を飲みながら無事事務処理を終えて安堵する。
 昼から高岡のスイミングクラブスタッフと自然体験のメニュ-等打ち合わせ。準備OK。
昨日取り損ねたナメコを採集し、道中に実っていた秋イチゴをつまみ食いする。
味は甘酸っぱいが、つぶつぶの種があって、後味が今少し?
 家に帰って、居間に入ったトタン、ネコが雀より大きいモズ(鳥)を捕まえてきた。
室内でもてあそんでいたので、これを取り上げ外に放そうと取りあげたところ、このモズ
左手の人差し指を鋭いクチバシで一撃、なんと3〜4mm食い込む傷を覆う。
痛いことこの上なし。鮮血が飛び出す。写真を撮るまではと我慢。モズも逃れようと必死
。2回もつつかれ、その痛さに耐えきれず手を放しまったが、ネコを怨んで八つ当たり。










投稿者:ながさきat 19:33 | 日記 | コメント(0)

2010年10月22日

雑用日記

朝から、昨日に引き続き、楮を煮る。前回も2日間かかったので夕方まで覚悟する。
それにしても、1,5kgの乾燥楮、柔らかくするため、薪100本120kgを必要とし改めて、和紙づくりは燃料がポイントであることを学ぶ。人件費も大変!!
夕方にはようやく「とぼとぼ」の柔らかい皮になる。釜から取り出し、水にさらして脱色を
図る。
 火の管理をしながら、焼き畑の赤カブ、ダイコンを間引きして、大好きな漬け物を自家塩で作る。まさに自然食そのもの。夕食時にこれをたらふく食べる。
 山のナメコも出てきて困るくらい。バケツ1っぱい5kgを採集。
家で処理出来ないので、山友達5人に配る。夕食に間に合うと、みんな大喜び。
ナメコの隣に紫色のアザミの花が、鮮やかに咲いて目の保養になる。自然の美術品に感動。
 白炭を利用した木炭電池づくりに挑戦する。
木炭に和紙を巻き付け、それをアルミ箔で覆って本体完成。アルミ箔と木炭に銅板をはめ込み、+−電極をセットして木炭電池完成。チビ電球を電極につないで試運転。明かりが付いた!!成功。・・自信を得たので、全部で20個は作りたい。
 炭をもらったお礼にと、さわし柿50個あまりを頂いた。柿は好きだが多すぎて!!
1日中、柿を食って過ごしたが、うまかったので飽きなかった。味覚の秋だ!!有り難う








投稿者:ながさきat 19:44 | 日記 | コメント(0)

2010年10月21日

和紙づくり準備

朝から、あさひ野小学校6年生が卒業記念に、座名を揮毫する和紙の準備を始めた。
昨年収穫した1,5kgの乾燥楮を大鍋に入れ、木灰と共にぐつぐつ煮る。
吹きこぼれないように中火にして夕方まで煮詰めるも、柔らかさが足りず、明日再度煮詰めることにした。この楮煮、準備に一番時間を費やす厄介者。しかし、手抜きは和紙の品質を低下させるため、焦らず時の経過を待つのみ。
 火の番をしなから、温度差で電気が起きる「ペルチエ発電」の水タンクや熱伝導装置の部品を銅板加工する。切ったり曲げたりするのに結構時間を要した。1セット終了したが、残り1セット後日。その後はハンダ付けが待っている。
 作業途中、写真家の三宅 岳氏が訪ねてきて、お花炭窯、白炭窯等4カ所の炭窯を撮影。
炭窯、炭に詳しく全国の炭談義を聞かせてもらった。学識のある方に出会えて良かった。
 又、気分転換に、木炭電池の原材料になる、白炭を長さ15cmに金ノコで切断。
28本を調達。これで、発電の元が出来たので、来週にでも木炭電池の制作開始だ!!
 友人に、ナメコをあげたら、粋の良いわさびを5本持ってきてくれた。
早速、2本を擦って味噌に混ぜ込み、わさび味噌を造る。
つまみ食いをしてみたら、鼻にツ-ンと刺激的な香りで目から涙!!わさびの入れすぎ。
夕食時、ご飯に付けて食べたら、香りからさ本物。うまくて飯が進んだ。
 ナメコが最盛期。今晩の雨で、一気に大きくなりそうだ。採集と始末に頭が痛い。
贅沢な悩みに悩んでいる近頃です。














投稿者:ながさきat 19:00 | 日記 | コメント(0)

2010年10月20日

挑戦・幻の滝・成功!!

昨年2回も挑戦して失敗した、相ノ又谷にある長滝に、今年も挑戦するため、猟師だった正信氏(80歳)に現場付近まで同伴してもらい、絶壁の谷底に降りるル-トを教えてもらう。
記憶を取り戻すのに時間を要したが、降り口が解り、本川の徒渉箇所など具体的な岩の特長などを聞かせてもらい、未知の川底の様子を把握、登山の技をもって成功を確信した。
 午後、昼飯もそこそこに、ザイル、カラビナ、下降器、安全ベルトなど登山道具をザックに詰め込み、林道から教わった大原の谷を慎重に降りる。岩山で急傾斜、雑木が生えている物の、危険地帯。ザイルの使用を覚悟していたが、使わずじまい。
ル-ト選定が良かったのだろう。
本川川底は思った以上に急勾配で、長滝まで大きな瀞の連続。太ももまで浸かっての徒渉4回、岩のへつり2回。水は冷たかったが目の前の長滝(落差40m、水量0,2トン、大半が飛散でそれはすばらしい。)に見せられて、全く気にならず。
本川の川底遡行距離、600m、30分余りで長滝地点に到着。
幻の滝(下流から当該の滝がほんの2〜3カ所でしかみれないし、ゆけない滝)3度目の挑戦で成功。単独で心細かったが、成功したことで今季の紅葉時に滝の情報を発信したい。
 その後、本川の魚止めの瀞を観察。落差6m水量1,5トン、瀞の広さ70平方メ-トル
幻の滝に劣らぬ迫力満点の瀞。大きなイワナがうようよ生息しているようだ。
来年は当所で、イワナを釣って楽しもう。














投稿者:ながさきat 18:41 | 日記 | コメント(0)

2010年10月19日

農業用水を育む集い

黒部市宇奈月国際会館「セレネ」で開催された、とやま農業用水を育む集い2010in黒部川に、午前の講演を聞くため妻と参加した。
最初にくろべ水の少年団が発表した「郷土の水環境を調べる」は、黒部川の上流・中流・下流の水質や水生生物等の調査結果を元に、きれいな川に認定、きちっとした調査結果と判定に感動した。的確な指導にあったった関係者や吉田科学館等に拍手を送りたい。
この水の少年団、私が黒部市に出向した時、時の荻野市長のもと緑の少年団に対抗して結成した想い出のクラブ。今年で、19年目を迎え、団員も延べ700人を越えたと聞き感動。
 後半の、記念講演「農業用水と環境について」大桃美代子氏が、中越地震を魚沼の実家で体験してから、復興と被災地の情報発信の為に自分で出来る事は何だろうと考えた結果、米所で古代米を作ることを決意し、全く農の初心者が、試行錯誤の中、有機肥料、無農薬での米作り奮闘記とエピソ-ドを交えながら、農と水、地域の連帯、情報の発信等の必要性を拝聴。農の原点を回帰する。
 午後、講演が終わった大桃氏を夢創塾にほんのちょっとばかり案内。
児童たちに自然体験させているメニュ-の話や、塩作り、水車やツリ-ハウス施設等の見学した後、裏山に登って、今が盛りのナメコを自ら採取。感激!!
お土産に朝どれの「モタセ」と共に持ち帰ってもらう。
ひさしぶりの再会に母ちゃんも、私も元気が蘇る。今後も古代米を通して交流を続けたい。




投稿者:ながさきat 18:49 | 日記 | コメント(0)

2010年10月18日

出た・・ナメコ!!

一昨年植え込んだナメコが続々と出始めた。
家の裏にある原木には、ナメコとモタセが同時に出てきた。ナメコ原木に昔から住み着いているモタセの菌が繁殖したようだ。ナメコが少し遠慮して出ているようだ。
2本の木でナメコ、モタセ2,5kgを収穫。大きなナメコは炭火で焼いて食べる。これが又おいしい。モタセはミヨウガと共に味噌汁。とろ−としてこれまた最高。キノコの大様!!
 夢創塾の山にもナメコが出てきた。驚いたことに、直径40cm長さ90cmの大木に1cmくらいのナメコがびっしり隙間無く出てきた。他の原木3〜4本にも、直径3〜4mm位の米粒サイズナメコが出てきて、原木の表面が赤茶色に見えた。
原木が29本以上あるので、これから一斉に出ると、収穫が大変。自然塩で保存して越冬用に貯蔵する予定。
 今年もナメコの植菌をするため、クルミの木を山から調達して、再来年に備えることにする。
椎茸の原木はすでに100本調達済み。ナメコ原木は20本程度現場調達。

16、17日の両日、葬儀に宮城県の仙台市へ自家用車で行ってきた。往復概ね1000kmで、ちょっと疲れたが、高速料金が1000円で大助かり。移動は土日に限る事を実感。
今まで聞いたことのない、「死」に対するお坊さんの説経に感動。さすが伊達政宗に使えた由緒あるお寺の高僧。食事会で懇談、すばらしい出会いに感謝でした。

投稿者:ながさきat 18:16 | 日記 | コメント(0)

2010年10月17日

あさひ野小からの便り

先般、私が小学校5年生の時、47戸を焼失した「蛭谷の大火」体験談を、あさひ野小学校6年生に語ってきたところ、今日、その感想文が届いていた。
文面から児童等は火災について相当関心があったらしく、火の怖さを知り学んだようだ。
その感想文記
・私は蛭谷の火災の話を聞き、改めて火の恐ろしさを感じました。
その大火災は子どもの何気ない火遊びが原因だと知って、体が震えるほどぞっくとしました。
しかし、私の周りの子どもたちは、未だ火の怖さを知らないと思うから、私もこの火災の話を出来るだけ伝えたいと思うし、忘れずにこれからの人生に生かせていけたらいいなと思いました。

・僕は蛭谷の火災の話を聞いて、火災はこわいな−と思いました。
120戸のうち47戸が火災に遭うのはすごいことだと思いました。
火災に遭うと、食べ物、衣服、寝る場所、お金が無くなり、生活が出来なくなることを想像して
怖くなりました。改めて、火災の怖いことを、話を聞いて学びました。
貴重な体験談有り難うございました。

・私は、火は怖いものだと解っていたけれど、話を聞いてもっと火が怖いと思いました。
又、火遊びは子どもだけで絶対してはいけないと思います。
理由は、火遊びをすると、火事になるかもしれないし、火事になったら、いろんな人たちに
mうぃわくがかかるし、自分も困るからです。

*このような心に響く感想文が多々あり、体験談が有意義だったようだ!!、

投稿者:ながさきat 22:57 | 日記 | コメント(0)

2010年10月15日

実りの秋

今日は、蛭谷の秋祭り。早朝から、村の関係者が奉納する榊を夢創塾の裏山へ取りに行く。
10本余り採集して、形を整え、短冊の和紙を付け、お宮さんに持参して奉納準備完了。
尚、榊を取りに行く途中、雑木林に「もたせ」、杉の古株に白いヒラタケ、ナメコの原木に旬のナメコが出そろっていた。実りの秋を肌で感じる。早速キノコ狩りをする。
 秋祭りの神事に、夢創塾は天然塩と古代米を奉納する。神主大喜び。私は自然に感謝!!
榊の奉納時、神に健康でいれることを祈る。それが現代仙人への入り口。頑張ろう!!
神社からの帰り、途中でおいしそうなイチジクを失敬、隣のザクロ、もう少し採取が早いようだ。
柿やゆず、熟するためにはもう少し時間が必要のようだ。
 ナメコ&ヒラタケ、量が多すぎ食べきれず、先般フクラギ5匹をもらった仲間にお裾分け。
香り、色よく粋の良い旬のキノコに大感激。喜んでもらい有り難うでした。

投稿者:ながさきat 19:33 | 日記 | コメント(0)

2010年10月14日

お茶会繁盛記

おふくろの月命日と、退職記念、北日本TVの取材をかねて、家でバタバタ茶会を開いた。
近所のばあちゃんや仲間に声かけしたところ、十数名に参加してもらい、ひさしぶりに賑やかが蘇り、茶会が盛り上がる。途中、漫才師の「おばん」とその相棒が茶会に加わり、茶を飲み、郷土料理を食しながらうまさを褒めちぎり、だじゃれや落ち等、軽快テンポな口上で茶会は抱腹転倒の場に大変身。参加者は大満足。
 おふくろが好きだった賑やかさが戻って、供養になる。2人に感謝。
昼に、半殺しの「かいもつ」=おはぎを芸人の2人に全部作ってもらう。経験が肥やしと、汗だくで一生懸命作ってくださる。参加者2人に感謝して頂く。
 この放送、10/20PM6時過ぎor11/1PM6頃?の予定とか??




投稿者:ながさきat 22:20 | 日記 | コメント(0)

2010年10月13日

茶会準備

放送局のNデレクタ−から、明日「おふくろの味&バタバタ茶会」の取材要請を受け、その準備をする。
早速、焼き畑で栽培しているダイコンと赤カブを間引きして、おふくろが作ってくれた生の茎を細かく裁断して漬けた「あさ漬け」と、茹でて柔らかくして漬けた「ヤタロウ漬け」を作る。味は少々濃いめだが昔の味、OK!!
赤いものズイキを採集し、酢と調味料のダシで調理する。コリコリしたほどよい堅さにできあがり昔の味にほど近い。酢の物が好きなので、味は確かだ!!
 藪に入ってナメコを採集。ゴミを取り除いてこれを鍋一杯に入れ「ごった煮」を作る。
長年作ってきているので、この味は昔から不変。これはいつ食べても最高の味!!
夢創塾で4品調達。実家に帰って、囲炉裏づくりとと茶道具の点検。
その後、厚揚げを主体としたの煮染めやベッコウ、ゼンマイなどの山菜料理を、母ちゃんと一緒に作る。結構長時間を要する。
最後に、昼飯用の「半殺し」かいもつ=おはぎ用のお米を洗浄してすべて準備終了。
腕によりを掛けて作ったおふくろの味パレ-ド。茶会の人たち喜んでくださる??








投稿者:ながさきat 22:21 | 日記 | コメント(0)

2010年10月12日

虫たちの楽園広場

秋に入り、夢創塾広場の雑草は花盛り。
この花の蜜を求めて、数多くの日本ミツバチが飛び交い、小型ながら白や黄色、茶色のチョウチョも乱舞。その数30匹余りを確認する。特に8割を占める黄色い蝶は、色が鮮やかで雑草地を明るくしている感じ。草原にたたずんでいる様で、心が浮き浮き。
一方、草の中はコオロギ、バッタ-、いなごが静かにうごめいていた。
アイガモたちが毎日エサとして昆虫を漁っているにもかかわらず、数が多いのにビックリ!
 上空には日増しに赤とんぼが飛び交い、小屋前で、見える範囲でカウントして見ると、大まかではあるが、20匹以上。先週は7〜8匹だったので、3倍以上に飛来した。
かっての牧歌的な情景が当地に残っていて、夕焼け時、赤とんぼの歌を口ずさむ。
 薪割りしていたら、楢の木から「カミキリムシ」の幼虫が這い出してきた。突然の太陽光にまぶしそう?元の穴に頭を入れてやると、2分ほどで姿を隠してしまった。
古老たちによると、昔の炭焼き時、この幼虫をあぶって食べたが、イナゴよりもおいしかったそうだ。未開発国の食べ物かと思いきや、身近なお年寄りたちが経験した蛋白源食糧事情に驚きでした。
 相変わらず、今日も無数の「ヘクサンボ」が山から飛来。小屋群に群がり、隙間に繰り込み越冬準備。自動車にもへばりつき、隙間を探して動き回っている。どうして侵入してくるのか、車内に5〜6匹!!・・・も-いやだ!!












投稿者:ながさきat 19:46 | 日記 | コメント(0)

2010年10月11日

椎茸原木「まくり」で搬出

山の中腹で切り出した椎茸原木30本余りを、地形の窪地を利用して「まくり」出す。
窪地には根曲がり竹が生えており、原木が滑りやすく、斜距離50mを一気に林道まで
転がり込む原木が7本もあった。押し出し地点から林道に到達する原木が確認でき、パチンコで大当たりした以上に興奮する。順次、途中で止まっていた木を下方へまくりだし午前中に終了する。
急傾斜での原木「まくり」足場が悪かったが、以外とスム-スに搬出でき、山の遊びとして大いに楽しむ。気持ちがすっきり、うまくいって快感を覚える。!!
 途中、若いミズ楢が大きな「ドングリの実」を付けていた。
当地、大きな老齢木のほとんどがカシナガキクイムシにむしばまれ枯れてしまい、実が無くなってしまったが、若い木が実を付けている事に少しは安心した。
自然の世代交代がすでに始まっていることを発見。

夢創塾は今、無数に及ぶ「ヘクサンボ」の襲来を受けている。
小屋と言わず、自動車、人に飛んできてへばりつき、隙間に入り込む。もう虫地獄??
自然が豊かな場所の証明と言われているが、これほどまで多量に飛来すると、気がめいる。




投稿者:ながさきat 20:04 | 日記 | コメント(0)

2010年10月10日

ひさしぶり・イヌワシ飛来

近頃見かけなかったイヌワシを、夕方、樫倉山上空で発見。
相変わらず上昇気流に乗って優雅に旋回している姿は、王者の風格。一服しながらじっくり飛来軌道を目で追おう。その内、急降下して100m先の打谷山頂上の枯れ木に止まり大休止。2年前からイヌワシに出会っているが、木に止まるのは初めて見る光景。      慌てて双眼鏡で観察。鋭い眼は私も射る様な目付き、先の尖ったクチバシはにわとりやアイガモの比でない、足の爪はこれまた鋭利な刃物のよう!!
何よりも野生の精悍さに圧倒された。いつも上空3〜400mのイヌワシしか見ていなかったので、近くで見て感激する。

今日も朝から塩作り。帰宅寸前、海水を蒸発させる火力が弱まったので、炭を補給しようと蓋を開けてみたら、鍋の表面に、薄い透明な塩の結晶が張り付いていた。
それが全体に張り付くと同時に、隅からから沈み、3〜4秒で全体が沈下してしまった。
同時にすぐ塩の結晶が表面で結合し始め、再び200秒前後で全体に張り付き、沈下。
この繰り返しで塩が作られ工程を興味深く観察。朝まで4kg前後の塩が出来る予定。

山羊たちが,焼き畑のダイコンや赤カブを盗食し出したので、侵入防止のため、竹で柵を作る。低いと飛び越えて侵入するので、横の竹を2段で設置。これでOK?

先日から調達していた、椎茸の原木を合掌小屋に運搬。概ね60本だが、今後40本を調達して100本を目指したい。
菌打ちは10月末。裏山に運んで「ほだ木」をじっくり養成しよう。再来年の椎茸の収穫が楽しみだ!!






投稿者:ながさきat 19:11 | 日記 | コメント(0)

2010年10月9日

雨の中・山周り

雨の中、山の急斜面で、楢の木を玉切っていたが、合羽を着ているので動作が緩慢になり,しかも全身汗でびしょ濡れ、その上、地面が濡れて滑るので危険を感じ1時間余りで休止。
整理中、生木があったので、これを椎茸の原木にする。30本を調達。
 伐採機械を小屋に収納した後、山に入って焼き畑のダイコン、赤カブの草取りを行い、
引き続き傾斜地の行者二ン二ンク畑で、繁茂したワラビを刈り取る。
後は、袋をもって霧がたちこもる森の中を「コケ」を求めてさまよう。
未だ早いのか、杉の「かたは」=杉モタセの出具合が悪い。大好きな「モタセ」も少なく、山を一回りしてやっと、夕食分を確保。  味噌汁にして秋の旬をいただく。
 焼き畑の菜を選ってきて,これをおひたしにして酒の肴にする。うまかった!!
今日は早々と、夢創塾を引き上げ、雨で冷えた体を小川温泉で温め鋭気を養う。








投稿者:ながさきat 20:24 | 日記 | コメント(0)

2010年10月8日

南砺からの訪問

南砺市から夢創塾のツリ-ハウスや水車、合掌小屋等15棟の小屋群見学と、この施設に伴う、和紙や塩作りの他、ピザづくり、炭のア-ト、林間アスレチック等の体験方法などを解説する。
16年間掛けて作った手作りの施設、隙間だらけで少し傾いている柱もあるが、いたく感動してもらう。やる気があれば何でも出来る事を,この小屋群から発信したい。
小屋でバタバタ茶を飲みながら、自然体験の様々なメニュ-や狙いを語る。
 ひるどき、みんなと、びるだんのバタバタ茶伝承館に立ち寄り、ばあちゃん達がたてたお茶を腹一杯飲み、ナスの漬け物やなんばん煮付けのお茶請けをおいしく頂く。
バタバタ茶会は田舎のサロン場、会話が弾み,満足なひるどきでした。

昼から田んぼの、稲架を取り壊し、稲架木と竹を保管場に運び,雨対策をする。
隣の畑で、びるだん固有のなんばんが、赤や黄色に色づき収穫時が近い。辛いが煮て食べると最高の味。ご飯に,酒の肴に絶品。いつも独り占めにしている。
ついでに、赤カブを選って今日の味噌汁にする。新鮮でおいしかった。有機肥料、無農薬の菜っ葉は元気が出る。当分この菜っ葉が、先日から頂いた魚と共に食卓を飾る。
白い「カタハ」が出始めた。いよいよキノコのシ-ズン。ひたすら探し求めて、歩き回ろう








投稿者:ながさきat 18:03 | 日記 | コメント(0)

2010年10月7日

古代米脱穀

昼から、稲架掛け天日干した古代米を脱穀する。
助手がいなく、夕方まで一人で作業。収穫量は籾受領で55kg。例年の10%減。
夏の猛暑が原因?今年も有機農業で無農薬の古代米を生産。
来年も、当塾での行事ごと,古代米おにぎりとしてみんなに振る舞ってあげよう。
自然食でおいしさ最高です。!!

今日も、炭や塩をあげた面々から、白菜の苗20本、サツマイモ10kg、フクラギ5匹、
なすの漬け物30個1袋。
夕食に魚は刺身、焼き魚は酒の肴、柔らかいナスの漬け物はおかず。今日の夕食は古代米の収穫もあって、自然に感謝し、みんなのおかげに合掌です。




投稿者:ながさきat 20:26 | 日記 | コメント(0)

2010年10月6日

小さな秋探し

秋探し、最初は、山の斜面に立てかけていたナメコの原木に、早生のナメコを発見。
暮れに出るナメコに比べ成長が早く、色も艶も今ひとつだが、ぬめりがあっておいしそうだ。2〜3日後に採集予定。
 このナメコ原木を覆っていたのがガヤの木。鈴なりになっていたガヤの実が、今朝、猿たちに食べられてしまった.未だ実らぬ前に表皮を?ぎ、実だけを取って食べたようだ。
山の実が(ブナ、ドングリの実)極端に少なく,手当たり次第、食べ尽くしている様子。
 同じく、斜面に生えているサンショウの実も,色は今ひとつながら、秋の色が見え始めた。周辺はサンショウの香りが漂い、香木出あることを確認する。
一緒に共生している「タムシバ」の真っ赤な粒は、遠方からも発見出来、秋の到来を肌で感じた。この実もいずれ猿たちに食い荒らされることだろう。
このタムシバに巻き付いていたアケビのツルに、たった1個だけ未だみどり色の実を付けてぶら下がっていた。本来ならば、一房に4〜5個が付いているのだが,お粗末1個のみ!!
 藪にはコンペイト草が一面に咲き誇る。小さな花ながら色に変化があって美しい。
尚、正面に見える朝日岳の高山植物は,近頃の寒さで完全に枯れ、茶色に遠望出来る。
赤とんぼも山から下ってきて、次第に増え始めた。トンボが秋を運んできたようだ。

昨日実施した、4回目の「風のみち」森づくりが北日本新聞に、「弓矢作りに挑戦」の表題で、記載されていた。写真は自分で作った弓で矢を射る寸前のもの。
体験した山からの楢の木運搬、塩作り,ブランコ遊びなどが紹介されていた。
児童等の活動情報が発信出来て良かった。、
















投稿者:ながさきat 18:40 | 日記 | コメント(0)

2010年10月5日

弓矢づくり大好評

二学期が始まり、当塾で、あさひ野小学校6年生の「風の道」森づくりが行われた。
今日のテ-マは、「リサイクル」。いらなくなった竹やカシナガイキクイムシに犯されたミズ楢の再利用体験。
廃竹はしなりのあるのを利用して、弓の本体を作り、これにシュロ縄を張って弦にして弓の完成。児童等は自分の弓が作れると大張り切り。
しかし、経験不足で縄を結ぶことが出来ず、手助けしての完成に今日的な課題が見えた。
矢は、楮の木部でこれも通常は捨てる物だが、これを適当な長さに切断して活用。
弓も矢も完成したところで、全員が矢を射って飛距離の競争を行う。
初めて自分で作った弓矢で、楽しく遊べた道具に、児童全員が虜になったようだ。良かった
 枯れたミズ楢を、全員で山から運び出す。重い木もあったのに、男子生徒達は頑張って窯まで運搬してくれる。30本300kgを搬入。これで私の作業が2時間ほど徳をする。
これを炭にし,この炭で塩作りの燃料にする予定。
このことを実証するため、炭火で塩作りをしている場所に移動し、全員で塩水を煮詰めた釜
から塩を取り出す。これを叩いて塩揉もみし、二ガリを絞り出す。
 最後に,森の中で自由に遊ぶ。空中遊泳、ブランコ、木登り、弓矢射的等思いっきり自然の中で飛び回り森の大切さを学ぶ。

不要な20kgの炭の粉が、ふくらぎ1匹、いか2杯、鰹2匹と物々交換された。
夕食に食べきれないくらいの魚の量。一部は冷凍にして保存食に。
他に、大福餅、柿やすぐりダイコンを持ち込んできてくださる。塩が返品・・物々交換
様々な人との出会いは、元気の源。夢創塾のおかげ、感謝です。










投稿者:ながさきat 20:20 | 日記 | コメント(0)

2010年10月4日

野獣被害・にわとり壊滅

先日からニワトリがだんだんいなくなり、ついに今日の朝、2羽になってしまった.
襲ったと考えられるには、イタチ、テン,狐等で、いずれかのファミリ-だろう。
一晩に3匹もいなくなってショック!!イタチ、テンが侵入しないよう小屋の内側に金網を張っておいたが、効果なし。・・・10年前も「ウコッケイ」でこれと同様な被害を受けていたのに、又も失敗。
 しかし、アイガモ達は全く被害なし。何故にニワトリだけが、被害に遭うのか疑問?
せっかく立派な小屋を作って、長く飼育しようと張り切っていたのに残念。
生き残った2匹、大事にして見守りたい。

雨の中、昨日に引き続き、キクイ虫被害を受けた楢の木を玉切る。今日は主に、薪用に長さ45cm前後で切断。その数、おおよそ100玉。太い楢の木なのだが、今日のチェンソ-
は切れ味が良く、時間の過ぎるのも忘れるくらい、楽しかった。まさに生き甲斐を感じた。

夕方、明日、「風の道」森づくりに来るあさひ野小学校6年生達の、弓矢づくり、キクイムシの楢の木運搬や、塩作り、林間アスレチックの器具を慎重に点検する。安全第一!!
2学期に入って最初の自然体験。新聞社、ラジオの取材申し込みあり!!
ひさしぶりに児童等の歓喜が、小さな谷間にこだますることだろう。

投稿者:ながさきat 22:25 | 日記 | コメント(0)

2010年10月3日

窯木&椎茸原木づくり

カシナガイキクイムシの被害を受けて、先日伐採したミズ楢を、枯れていた部分は炭にするため窯木に、未だ生木野部分は椎茸の原木に玉切る。ひさしぶりにチェンソ-を使い、たっぷり心良い汗をかく。
窯木は約50本、椎茸原木は20本、薪の原木30玉を調達。未だ未処理部が2倍以上あり整理のため、半日以上の作業が必要。すごく大きな大木であった事が整理して解った。
ほとんど活用されない「被害木」を、炭や椎茸、暖房材にするときには,人力の重労働が伴う事を再確認。損得を考えると、こんな事和出来ない!!好きだからこそ出来る!!
伐採した被害木15本。当分はこの処理に集中しよう。

昼の時間に、高岡のスイミングスク−ル職員2名が来て、10/30日に実施する生徒達の自然体験について、体験メニュ-や昼食、行動スケジュ-ルを打ち合わせる。
併せて、水中ならぬ空中遊泳や木登り、野外ボ-リング等を体験。満足で好感度でした。

今日の新聞に、当塾で取り込んでいる、温度差発電の記事が掲載されていた。
富山高専が開発し、うなずきで実験をしている様子が写真入りで紹介されていたが、すでに当塾は2年前から小川温泉を利用して実験を継続中である。
現在は,炭窯の天井熱と谷川の冷水を利用して発電中。夜の作業にこの光を活用している。
今後、さらに装置を整備して温度差発電を充実させたい。






投稿者:ながさきat 19:22 | 日記 | コメント(1)

2010年10月2日

女性教室大繁盛

晴天の中、黒部市民カレッジ・女性教室現地研修会が、当塾で行われた。
研修生19名の他公民館職員3名の22名が参加。
和紙づくりをした後、竹筆制作、ワイワイ,ガヤガヤ、なれない鉈を使い小竹の先端を割愛
する時だけはみんな真剣な顔つき。トンカチで筆部にするところは,陽気な会話ながら丁寧に叩き、みんな上出来な出来映え。さすが女性達、根気よく叩き続けるので、すばらしい筆ができあがる。
この竹筆で、記念にメッセ-ジを紙に書きとどめる。感動、貴重な体験、楽しかった等思い思いの書があって、ひさしぶりにみんな子どもに回帰したようだ。
昼は特性のピザ。今回の具はナメコ、マイタケ、シメジがメ-ンで味も良く、大好評。
他に、古代米のおかゆを、自家製の天然塩で味付けして提供。初めての食感に興味しんしん
アントシアニン等体に良い成分が含まれている事を知り、お変わりもあって、好評。
 昼からは、全員一斉に炭のア-トづくりに挑戦。
台座を作り、めいめい楢炭をいける。流儀なしのフリ-な「炭ア-ト展」が広場で開かれた。
20点余りを飾ると、それは壮観でした。・・・来年から本格的な「炭ア-ト展」を開催!
途中、野外ボ-りング大会を行い、優勝者、飛び賞の11位に炭1俵を贈呈。盛り上がる。
帰り際、足湯につかって、疲れを取り、大満足で帰って行った。私も満足!!

途中、賞品の炭を取りに環境窯に入ったところ、突然、コウモリ2匹が頭上をすり抜けて外に出て行った。思っても見なかった珍事に、ビックリ??!!
外に出てみると、コウモリは炭小屋の天井にぶら下がって休憩?これをデじカメに納める。
珍客に驚きながらも、ひさしぶりに見るコウモリに感動する。










投稿者:ながさきat 19:12 | 日記 | コメント(0)

2010年10月1日

炭ア−ト試作

今日は朝から、明日、当塾で開催される黒部市公民館主催の「市民カレッジ」・女性教室:現地研修会の準備を行った。
 せっかく来るのだから、野人になって楽しく過ごしてもらいたく、定番の紙漉体験&竹筆づくりの材料の準備等は午前中に終了。もちろん、ピザ窯や露天風呂(足湯)の燃料は設定済み。これで午前中の体験は時間的な余裕もあって、林間アスレチックも楽しめる予定。
 課題は、午後の部の炭飾りア-トづくり。
まずは炭をア-とするための器作り。一番簡単な竹筒(直径12〜15cm、長さ10
cm)を10個づくり、早速、棒炭2〜3本(長さ15〜30cm)をいけてみる。
大きな竹筒のため重く、結構長い炭でも安定感があり、想定以上に感度OK?いける!!
 2番目に、丸太の輪切り(直径15〜25cm、厚さ4cm)を15個あまりを作り、周りをナタで面取りをする。
この、輪切りの丸太を器に変身するため、その1、丸太の側面を杉皮で包み込み、これを縄で縛って一種の筒に仕上げた。杉皮の文様が素朴で結構受ける。
その2,丸太の外側の年輪に沿って、小さな竹串(16〜20本)を打ち込み、隙間を埋めるため、ワラ縄で編み上げ、器とする。
これらに、竹筒と同様炭を飾ってみる。直径が大きいだけあって、大型の炭がいけられるので、黒い光沢の魅力がすばらしい。
これらを玄関口等に飾っておけば、消臭、脱臭、−イオンの恩恵が常時得られ、快適生活が
出来るぞ!!
試作品を展示して、明日みんなに思い思いの作品を作ってもらいたい物だ。

昼から隣の松原家に行って、岩崎巴人画伯の水墨画30点余りを見せてもらい、写真に納める。虎、カッパ、ムササビ、ナマズ、樫倉山など昭和26年前後に描いた力強い水墨画に圧倒された。この中から10点余り、11/6,7日に開催される「びるだんア-トと水墨画展」に出品してもらえることを確認。・・・ハッピ-!!芸術の秋日よりでした。










投稿者:ながさきat 19:42 | 日記 | コメント(0)

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