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2007年7月31日

エコバッグとか

 塾長臨時代行です。毎日何か書くのってたいへんデスね。
 このまえ、エコバッグに殺到とかやっていましたが、「レジ袋はいらないから一切使わない」だけでは本当に「ちきゅうにやさしい」のでしょうか。
 むかしのレジ袋は「ビニル袋」でポリ塩化ビニルで出来ていたのですか、とっくのむかしに「ポリ袋」ポリエチレン製になっています。
 焼却炉への攻撃性は低いですし、怪しげな可塑剤も格段に少ないんですよ。
 そういえば熱量がひくい炭酸カルシウム入りのゴミ袋ってダイオキシン対策で強化された現在の焼却炉には意味がなく、単に破れやすくて無駄に高いだけなのですが。

 さて、塩ビもポリエチレンも石油(原油)を重油・軽油・ガソリン・ナフサと分留したものから作るのですが、ナフサ経由のプラスチックスだけを減らすわけにはいかないのですよ。ほかの燃料系油の需要が変わらないのですから。
 余ったらナフサの在庫を抱えているのも意味がないので燃やしちゃうんですよ。
 そもそも昔はナフサの使い道がなかったのでガンガン燃やしていたのですが。
 同じ話で、ディーゼルはアレだから減らせ、ガソリンはアレだからバイオエタノールに置きかえれ、だけでは大局の炭素循環に配慮したことにならないのですよ。
 毎回言っているようにレジ袋の削減によってどれだけの二酸化炭素の削減になるかを定量的に評価して、それによって何にどんな影響が出るかの本当のところを知っていないと「ちきゅうにやさしい行動を行ったいい気分」になるだけですよ。
 燃料系の油消費を種別にバランスよく減らすにはどうすればいいって?ネットで何でも調べられるじゃないですか。(2ちゃんならググれ!といわれておわりですヨ)

 義務教育のうちに
ライフサイクルコスト(LCC) と
ライフサイクルアセスメント(LCA)
の概念をじっくりすり込むことが本当の教育再生であり美しい国づくりにつながるんですけどね。役所が変な芸人集めて委員会やるのはなんというか、バーカバーカ

投稿者:ながさきat 23:25 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月30日

さかなをたべるとあたまがよくなる

 塾長臨時代行です。
 TBSの報道特集でちょうど地球温暖化で海水への二酸化炭素へのとけ込みが減ってきている。さかなの捕れ方が変わってきている。異常だ!
ってやっていましたが、海洋深層流のことは無視ですかそうですか。深層流の沸きだし箇所はちょっとしたことで変わるし、二酸化炭素分圧の局所的・全球的な話もしないといけませんヨ。
 あと、海中の二酸化炭素濃度が増えると海水が酸性に向かい、珊瑚などの骨格が溶け出して大変なことになる!と、大学の先生がコメントしていましたが、化学の知識がちょっとでもある人なら全くのウソであることがすぐわかりますよ。アルカリ食品を食べると血液がアルカリ性になって健康だ、みたいな。だったらカビキラーでも飲んどけ。これだからテレビはアブナイ。

 さて、さかなの捕れ方が変わってきている原因の一つとして鯨が増えていることがあげられています。
ミンククジラが増えていて、何が起きているかというのはネットで探せばいっぱい出てくるので調べてもらうとして
・クジラはとにかくよく食べる。まさしく鯨飲。はっきりわかるほど生態系に影響がでる。
・国際捕鯨員会は捕鯨科学分会の意見を完全無視して「かわいそうだから(日本は)クジラ捕るな」と言っている。トクをするのはグリーンピース
ということも知った上で、さかなの取り巻く環境のはなしをしないといけませんよ。

 ところで、マグロの目玉にはDHAがたっぷりでたべるとあたまがよくなる! ってことはマグロはさぞかし頭がいいのでしょうね。

でわでわ

投稿者:ながさきat 01:43 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月29日

正しいデータでウソをつく

塾長臨時代行デス。
昨日書いた温室効果ガスの比率とかペットボトルの回生率は個別では正しいデータなのに大局としては間違った結論へともっていかれた例です。
同じような話で農水省がこの前出した食料自給率で富山のデータは
カロリーベース 72%
金額ベース   75%

全国平均がカロリーベースで40%であるのに対してなんと優秀な。
さて、内訳を高い順から並べるとまず一番はコメで
コメ 270% ・・・ 100%を超えたデータになんの意味が・・・

自給率というのは常時の長短期の経営戦略に用いられるのはもちろん、災害・戦争などの有事に物流インフラが機能しない時に対しての戦略基礎データとなるべきなのにこんな統計を出していては意味がない!

そもそもモノカルチャーの耐障害性が低いことは歴史が十分証明しているのに自給率だけではそれが見えてこないのです(内訳はほとんど表に出てこない)

テレビや新聞をだらだら見ている人間には説明の必要がないということでバカにしているのだろうか。まあ、知ろうともしないのでしょうけど。

コメだけでは栄養失調になるので、蛋白・脂質源として豆もいいのだけれど、日本人は魚を食べるのに慣れている。富山では定置網を置くだけである程度獲れて楽です。
日本の国土の面積は世界で59番目ですが、排他的経済水域(EEZ)でいうと6位であり、狭い土地で農業に力を入れるか、水産物のほうに力を入れるかのバランスは問題となります。

さて、お魚さんはなにを食べているのでしょう。
大きい魚 → 小さい魚 → 動物プランクトン → 植物プランクトン
植物プランクトンは海中で豊富な水・ミネラル・二酸化炭素・太陽エネルギーを確保できます。が、陸水経由での栄養分が豊富だとさらにたくさん発生し、よい漁場を形成します。
陸水経由の栄養は主に腐葉土から来ますし、豊かな森がもたらしてくれるモノなのです。

さて、今回の結論は
健全な食糧自給率を目指すには、正確で適切な情報提供と豊かな森作りも必要なのだ。
です。
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投稿者:ながさきat 00:22 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月28日

オレゴン便り

念願のMt・ジェファソン(2787m)に24日に登頂に成功しました。
なんと午前1時に出発して午後1時、12時間かけてオレゴンきっての最難間である
山に登らせてもらいました。ダグさんたちのサポ−トなしでは絶対登れない山です。
テントに着いたのは午後6時で、まさにヘトヘトで食欲もないほど疲れました。
25日〜27日までジェリ−宅で休養。そして今日明日とダグ宅で休養。
28日Mt・シャクサンへ出発します。


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投稿者:ながさきat 11:16 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年7月27日

地球にやさしい本当の活動とはなんなのか

塾長代行です。世間の話題など
本屋さんへいくと、アルゴアの妙にでかい本「不都合な真実」が平積みになってました。あれって読みにくくないかい?
驚愕の環境破壊写真(局地的な)がいっぱいのっていて
1.地球温暖化が進んでいる。
2.1の原因は経済活動に伴う二酸化炭素の排出増加が原因である。
3.2の状態がこのままだと、ちきゅうはほろぶ。

テレビや新聞で上記映画版や似たような記事をガンガンながしておっかならがせています。
ちなみに上記123のうち正解なのは1だけですが、これって誰が得するの?

もうひとつ平積みの本がありまして、「 環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
サイズも値段も手頃なのでこんどの週末にでも是非読んでいただきたい。
内容に大げさというかかなりの演出が入ってますが、できる学者先生の学会の発表会っていかにウケるかをめざしているのでそれと同じですよ。

温室効果ガスの97%が水蒸気というのもおもしろい話デスね。リンク先を穴が開くぐらいじっくり読んでください。

今日は二酸化炭素をガンガン出してもいいですよ。というエントリではないですよ。
みんなに環境問題を教え、考えさせるには正しい・間違いの両方の主張を聞き(最近は二元論ですまない案件が多いのですが)いろんな情報を集め、知り、理解する手段をおしえる、きわめて純粋な技術論の討論も必要なのですよ。
 そんなことで、インターネットというインフラは、電話・ラジオ・テレビにつぐ技術革新であり、このままでは滅びそうな人類に劇的に質的な変化をもたらす発明なのでした。
 まあ、一番「ちきゅうにやさしい」のは人類が滅ぶことですが(ぉ

投稿者:ながさきat 08:58 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月24日

林業グループコンクール記事


投稿者:ながさきat 22:31 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

おこめ

塾長臨時代行です。
早くも書くネタがなくなったので、ブログ紹介したり。
大桃美代子ブログ 半農への道
書き始められたばかりのようですが。



古代米での絵描きいろいろ

はばたん



波濤


作り方解説



有名な虎


仕事の中にも遊びを盛り込むセンスが必要ですな。(まねっこじゃだめだぉ)

投稿者:ながさきat 21:32 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年7月23日

コメントとか

ブログのメンテをやっていて今気づいたのですが
塾長は付いたコメントに対してメイルで返事していました。
当然返信文は電子の海の彼方へ・・・
サルベージしてコメント付けておきました。
あと、ここのブログのプログラム上
コメントしても反映されずポスト後再読込が必要です。ご注意ください。

投稿者:ながさきat 20:28 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

ひまネタ

長期出張中なので不定期でひまネタ書きます。
5月の銭形金太郎のOA(抜粋)です。
下のウインド中央または左下の再生ボタンを押して見てください。

前半


後半

投稿者:ながさきat 06:47 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月21日

今日から渡米

アメリカの太平洋側に横たわる3500kmのカスケ−ド山脈。ここに3000m級の聖なる山が16座有りこれを毎年登り続けて14年、現在は11座を登頂。今年は2座に挑戦。Mt・ジェファソン,Mt・シャクサンです。
ワシントン州の東北部に在って、2000m位から氷の山です。
共に3泊4日で山麓からキャンプ用具とザイルなど登山用具を担いで全て徒歩です。
しんどいですが挑戦してきます。
帰国後、報告いたします。
今日アメリカに行っても7月21日の朝です。ぼけます。

投稿者:ながさきat 06:29 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月20日

夢創塾の雨

昨日、水車の板材を井桁に組み、最上部をシ−トで覆い雨が降っても端に雨がかからないようにひさしを出しておいた。今日の雨でどんな結果になるか観察。20cm余りひさしを出してあるので、端は全く雨がかからず効果抜群。残念なことにシ−トに穴が開いていたのでそこから水漏れ。修理する。OK。
 里芋畑の雑草を鎌で刈る。5列を90分かけてて終了。雨のため、全身泥だらけ。本来ならば、こんな雨の日は草むしりは不適だ。しかし明日から渡米するので仕方無しの作業。やまびこの米岡が忠告していった。畑仕事は晴れた日にするもんじゃ−。!!
 午前中、朝日町土地改良区の理事会に出席。いろいろ合併の件で意見の交換をした。
雨が多いので夏の渇水は避けられそうだと理事長から報告有り。
 鴨池の水の手当を2系列にする。一方が詰まっても他の一本が通水するのでOK。
谷川の水は今のところ十分にある。夏枯れしないようだ。
*この文章を書いていたら突然可燃から無くなり、改めて今日のブログを書いて終了したら、今度は突然前の文書が画面に出現。どうなっているのか全く解らず??
 

投稿者:ながさきat 22:30 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

忙しかった日でした

明日渡米するので夢創塾の仕事を1日中行った。朝は鴨池の取水源カ所を2系列にセット。パイプが詰まっていたのでこの掃除が大変でした。
 カモ小屋を解体する。雨の中1人で天井から順次壊す。8年間雑な作りにもかかわらず、1昨年の2,5mの積雪にも絶えがんばってくれたもんだ。
 里芋畑の草取りを1時間あまりかけて終了。汗と雨で体中びしょ濡れ!!
畑仕事は晴れた日に決まっているのだが時間が無く、せっぱ詰まって一生懸命やりました。その甲斐あってイモ畑はスッキリした環境に変身した。これからはスクスク伸びてくれるだろう。アメリカから帰ったら、相当伸びていることだろう。
 朝に夕方、日に2回のトレニングが今日で最後。5月から初め、自転車では1日に約く10kmの坂道を往復。雨の日は走ったり、早足で5kmを1時間以内で往復。
この訓練時間、1日に2時間は優に費やした。ト−タルで100時間ぐらい。
これでばてたら、もう年だと自覚しよう。途中のカワラナデシコがなぐさめてくれた。
 夕方、ようやく明日の渡米準備に取りかかる。まずは持参する物のリストUP。
足りないテブクロ、スパッツ、おみやげを買い出しに行く。
パッキングが終わったのは10時。慌てて詰め込んだので足りない物があるかも!!
 午前中は朝日土地改良区の理事会に出席。合併に絡む検討会が長引く。
 五箇庄小学校に8月5日の登山教室のチラシを持参。内容を副校長に説明する。
 米丘正一サンにイワナの水源管理を依頼する。快く了解して貰う。これで安心。
 水源への道を草刈り。2週間前に刈ったのにもう足下が見えないくらいに雑草が生  長。生命力の強いのにあきれる。私もこの雑草のようにアメリカでガンバロウ。!!



 

投稿者:ながさきat 22:19 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月19日

バリ島の土・試し焼き

バリ島の土を炭窯に使えるか夢創塾で米丘名人に試し焼きを要請した。土はサラサラの細かい粒子で水を入れてこねると少しは粘りけが有るが粘質にほど遠い。
そこで、試し焼きを3ケ−スに分けて行ってみた。
1・土に水だけを混ぜて練った後火で30分ほど焼いた。
 結果・土の固まり悪くすぐボロボロの状態。・・このままでは天井が危険。
2・土にセメント1/3を混ぜて練り込み火で焼く。(重量比)
 結果・土は固まっていたが、半分に割ってみると中はややボロボロ気味。
    土が多少改良されているが剪断力にまだ不安。
3・土にセメント1/2を混ぜて練り込み火で焼いた。
 結果・土は硬くなっていた。割愛は簡単に出来、剪断力やはり不足気味。
    セメントを多く混入しても特段強度がUPしない。
結論・セメントを混入しても強度は特段UPしないが、さらに煉瓦クズなどを混入して   ヒビワレ防止を図ればかろうじて使えると思う。
課題として・村では煉瓦を製造しているので、その土であれば「天井の土」として心配   無用でなかろうか。
     ・または天井も煉瓦で積めばOKなのだが積む自信無し。
詳しくは当該結果をふまえながら再度萩原氏と連絡を取って段取りを考えてみよう。
 ・夕方、水車の板材を井桁方式に積み替えた。12段36枚。天井にシ−ト張る。
 ・火の用心まわりの写真撮影を行う。万華鏡の風間さん来田ので「夜回り」の原稿  を渡す。蛭谷の火の用心物語を書いてみた。
 ・林道沿いに変わったイチゴが鈴なりになっていた。食べてみたら熊イチゴに似た  味でした。 自然の恵みは美味しい。みんな取って食べた。



投稿者:ながさきat 20:34 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2007年7月18日

水車材露天乾燥

今後、雨の日が少ないと見て賃引きした水車材を乾燥するため足場に立てかける。
昼からは柴田と新村氏によって新たに足場を組み直して、材を立てかけた。
これでOKかと思いや、製材所の南茂氏が、その方法では必ず「ひより」かつ割れるとの助言。せっかく板を立てて整備したが彼の指導により、違う場所で横に積み直しをすることにした。渡米前にこれを完了したい物だ。
 魚津から老人会がバタバタ茶を飲みに来られた。柴田が対応。引き続き小屋の周辺を整備して貰う。
 いきいき長寿会の橋本氏が9月頃20名ほどの体験ツア−を企画したいがその日程の調整に来る。結果、9月11日を予定。体験内容は紙漉、竹割り、バタバタ茶会等。
 向かいの湧氏、今日もくろマムシ2匹を上流で捕獲。休憩小屋の隣の草藪にも2匹いるとのこと。捕獲しておかないと危険なため、湧氏に捕獲要請をお願いする。
 晩には入善で町民講座の講演をする。演題は「自然が先生」で日々変化する自然にどう対応しているか?不便な事が物事を考えさせてくれる原点云々・・・自然の循環を児童が体験で学習している等今の夢創塾が出来るまでを時系列を追って話す。
 ダグさんから昨日伝言した7/21日ORNW0006便での渡米の件了解のメ−ル入っていた。新潟の地震で富山は大丈夫かと気遣った伝言有り。被害無しの返信する
 プリモの杉山さんからバリ島での窯づくりについて日程調整をしたい旨の電話が有った。内容はお盆過ぎから9月5日頃までの内で荻原さんと調整をして欲しいとの要請。尚、出入りの飛行機費用がかさむため、回数を最小限にしたいのでその点もこ考慮願うとの事。要はいかに早く完成させるかです。しかも完璧な窯を!!
大変難しい課題ですが、考えれば何とかなるでしょう。 

投稿者:ながさきat 23:13 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月17日

バリ島テンプル村で炭窯

早朝、会社に行く前に先に視察に行った道島の荻原さん宅へバリ島の状況を聞きに行った。窯を作る場所はギャニヤ−ル県で島のほぼ中央の山中で、人口1100人、農業暮らしで自給自足の生活ながら、椰子やマンゴウなど果物が豊富。ただ、写真で見る限り田んぼはだんだん畑、田お越しも牛で行っているところを見ると昭和20年代の様子。
家屋もお客を泊めれる状態で無い様子。従って宿泊は1時間ほど町に下ってホテルに泊まる計画とか。そのホテルも3,4人しか泊まれないとか?
 窯づくりは試験的に小さなサイズで始めて見ることにし、現地に指示を出して準備をするよう要請してきたそうだ。土は2kgほど持参してきたのでこれを早急に焼いて試験してみよう。土質は砂系でサラサラしているが、水を混ぜてこね出してみないと粘性が解らず、明日にでも練って、その判定を米丘氏にして貰おう。
当地は石が無いのでその代用としてレンガを使用することにした。レンガであれば窯の建設相当スピ−ド−UP出来ると思われる。但し、現地の出役者の労働意識がどのくらい有るのか未知数で行程も?。
 次回現地に行けば3週間以内で完成させないと私も荻原さんもそれ以上滞在出来ない。そこで2人で行ったり来たりのロ−テ−ションを組んでいつも誰かが現地に滞在して窯づくりに携わっている方法を採れば完成出来る可能性が有り。
 それにしても炭窯の普及を図るには現地の人が作る手順や、炭づくりの原理、管理の技をどのように体験して覚え、身に着けてくれるかが課題だ。
 その為にはすばらしい炭が出来る窯を作ることが絶対条件だ!!

バリ田んぼ


バリ土


バリ煉瓦

投稿者:ながさきat 20:20 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月16日

三重より花炭研修

三重県桑名市の員弁川用水土地改良区の理事、寺尾、岩谷両氏がお花炭について作り方や作品を見に来られた。土地改良区は「水土里ネットタケルHN」のもと、古代米を使ったセンベイを作ったり、ガヤの実入りあられ等を作り、地域の活性化を図っているが、さらに新しい展開を求めて先般「花炭づくり」をするため、電気窯を購入してただいま試験運転中。暗中模索の中、作り方にヒントが無いか、温度管理方法、本物のお花炭の鑑賞等をヒアリングとデジカメで納めてゆかれた。 帰りぎは、工業窯で花炭を焼いている村井鉄鋼に立ち寄り、ここでも様々な作品を見せて貰う。
私の土窯と違って、打油を燃焼して作るので、電気窯操作に良く似ていると思われる。
展示作品は、実家とメルシ−の特設舞台で見せて貰う。新たな炭の世界を発見して帰られたことでしょう。次回はお花炭焼き実体験に是非参加して貰いたい物だ。
 水車の設置カ所及び小屋場の雑木伐採や草刈りをして整地のための準備を終了する。
水車はイワナ池の隣に作り、シャフトに併せて小屋を造る。小屋には臼と水車の動力によって上下するきねを設置して炭。古代米、ワラ打ちなどの作業が出来るように計画中。整地はお盆前に行い、基礎はお盆に完成。順次水車の制作・・・忙しい!!
 夕方、荒戸谷沿いに5kmを50分で歩く。途中、ネジリ花120本以上が群生している草原で一部を撮影する。川沿いのためか夢創塾よりも2週間はおそく花盛り。
 昨日トマトにネットを覆い被せて万事OKと思いきや、今度はタヌキに網を潜られ、色ついたトマトを5個も食べられる。にっくきはタヌキ、潜らないようにするには!!
 茨城県から今年定年を迎えるが、夢創塾に就職させてもらえないかとの電話要請有り。田舎暮らしの体験をしたいのなら解るが、就職はNO!!デス。






投稿者:ながさきat 20:18 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年7月15日

林道草刈り

恒例、夏の草刈りが朝から村中で行われた。宮総代である私の担当はお宮様の周辺、一人で草刈り機を使って山の急斜面を1時間あまりで刈り取った。いつもなら4,5人で行っていたが用水路沿線に植えた桜の手入れが手薄なことから、その方面に、出役して男性当方1人になってしまった。伸び放題の草は境内を薄暗くしていたが、刈り取った所、スッキリした広場に変身すると共に威風堂々のお宮さんが冴えてきた。
一方、夢創塾に通ずる林道は、やまびこの会員4名で行われたが、私と名越氏によって2/3程終了しているにもかかわらず、夕方夢創塾へ行ってみたら桜の木側が手つかず。該当の場所は当然行われているだろうと思っていたのにショック!!明日にでも補足刈り取りをしないと林道がかわいそうだ?
 久しぶりに大型のアゲハを広場で見つける。木くずが放置してある場所に飛来し、着地するまもなく細長い吸管で、地面に突き刺さるカ所を盛んに探してた。突き刺れば羽を広げて動かない状態になる。土中のミネラル系水分を吸っているのだろうか?この間70〜90秒。シャッタチャンス、そ−と近づきデジカメで3枚撮る。
 山側にオタニにんじんが赤い実を付けていた。この根が朝鮮人参と同一成分があると言われ、かって競って採集し、焼酎づけにして飲食したが、効果の程は?でした。
 そばに、紫式部の花が枝の先端から咲き始めていた。花はきれいでないが、紫色の実は小粒だが色に気品があって暮れにはいつも大きな枝毎、広場に飾っている。
 台風4号が接近するとの予報で、あさひ野小学校6年親子自然体験を中止したが、予報が外れてほとんど台風の影響無し。残念でしたが10月頃の休みに代替で行いたいとPTAさんからの要請有り。
 カラス対策のネットを2カ所張る。これで美味しいトマトが食べられる。



投稿者:ながさきat 16:53 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年7月14日

炭焼き交流

高岡市の西広谷集落から自治会長原田氏他13名が夢創塾の4種類の炭窯と炭の利活用について研修にきた。西谷は平成14年、40年ぶりに炭焼きを復活させ従来の燃料としての炭焼きをしているが、新たな炭の活用方法を模索中。最初に作った花炭窯、胴長なのでみんな興味深く見ていた。白炭窯、本物の窯に感心していた。料理窯、料理が出来かつ塩からニガリまで作れる窯に感動。環境窯、窯の構造をじっくり観察。炭の利活用の範囲の広さにビックリ。時代の先取りに感心。折しもネギ栽培者が炭の粉を購入に来ていて、その効用をみんなに熱っぽく語る。みんな炭粉そんなに効果があるの??
炭に特定した研修は今年に入って初めて。課題を持って熱心に研修している皆さんに久方ぶりに合って今後も交流を続けたいと思った。特に女性の方が熱心でした。    
今回夢創塾での講話や体験研修で得たことが多々有り、今後の活動に生かしたいとの事でした。
 有限会社プリモ井岡さんからバリ島の炭窯に係る調査概要がメ−ルできた。
土の材料は現地調達可能。石は無いがレンガで代用。設計図は概念図出制作。土は荻原さんが持参。場所は親戚の傾斜地に決定。次回渡バリは9月上旬。
海外へ炭焼きの技を伝える準備が出来た。次回は現地に行って窯づくり!!どこまで出来るかは資材の調達具合にかかる。その準備を進める為の計画が必要だ。今後、井岡さんとその点要検討。
 古代米、日照不足で葉が伸びすぎ状態。背丈90cmに近い状態。株から1本引き脱いで幼穂確認。5mmほどに成長していた。これから2週間程で穂になって出てくるのだが、茎を丈夫に育てたく、天候の早い回復を願うばかりだ。
 木酢が何故か今日15本売れる。野菜の病気予防に使う為、連作障害防止の為。
私もトマト、なす、キュウリに散布しよう。

西広谷の場所はここデス。


ちなみにバリ島は南半球デスよ。




投稿者:ながさきat 19:14 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月13日

カラス・トマトを食い荒らす!!

春から丹誠込めて育てたトマトが4日前から色つき始め、朝収穫しようと畑に行ってみたら5個の大きなトマトが、ヘタだけを残してみんな食べられていた。初なりのトマトだけに余計悔しい。隣の青いトマトまでくちばしで突いてある。
これだけではなかった。なすびまでも食べないのに2,3カ所ずつ突いた跡があってキズ物になっていた。明らかにカラスのいたずらである。
対応は完全にネットで覆う方法しか無し。明日にでもその作業に取りかかろう。
 里芋が長雨で成長著しい。5葉目が出だしており大きい里芋は35cmに伸びている。しかし、100株の内10株は成長が止まっているような状態。引き抜いでみると、5個は種芋が腐敗していて根がほどんど無しの状態。後の5株はモグラかネズミに食べられた様子。・・今回、空中、地下から被害を受けたが、次は地上からのタヌキやハクビシンとの戦いになる予感がする。彼らが畑につくと、網など食いちぎるなどして想像以上のワルサをしでかす。・・・頭痛の種です。・・・
 水車の材木を運んだが、雨の為シ−トで部材を覆っている。早い内に乾燥の為の建て込み処理をする必要がある。児童等が来たとき、板材運搬の手伝いをお願いしてみよう。板を乾燥した後は、全面カンナ処理をしていよいよ部材づくりに入る。お盆頃をめどに準備を進めてみよう。
 台風が明後日来るようだ。あさひ野小学校が自然体験に来る予定だが、台風の影響が懸念されるので明日協議してその結果を夕方伝言する旨。
 

投稿者:ながさきat 22:12 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月12日

大桃さん古代米田視察!!

今年度から古代米づくりに挑戦した大桃さんがお父さんと一緒に私の古代米田を見学に来た。自分の作っている稲茎3本を持参して私のイネと比較してみる。私の茎より太く、背丈も長くかつ幼穂が3mmほど確認出来た。明らかに彼女のイネが元気に育っている様子。田植えは私より1週間早いのでこの調子では7月下旬には出穂することだろう。今後の管理として元気で健全な稲作りのため、木酢液を出穂前に2回ほど散布。
稲の様子を見て倒伏が懸念されれば、再度グリ−ンタフの散布が必要。
但し、今回、持ち込まれた茎を見る限り順調に生育しており、その内「茅」のような茎になると推測され倒伏しないと思われる。
古代米は早稲種で登塾した後、粒が落下し易いので早刈りが必要。その見極めが積算温度、出穂してから950度以上が必要で有ることを伝える。猛暑であれば9月の中旬前に刈り取り可能。
尚、落穂が他に流失しないよう排水口の網当てや火炎放射機による焼き払い等の対応が必要。又、早生なのでスズメ等の鳥害が著しく田んぼの周りはテグス糸などを張って防鳥する必要有り。
 夢創塾でバタバタ茶を飲食しながら夢創塾の活動などを説明。野外に出て4個の炭窯、13棟の手作り小屋群、林間アスレチックなどを見学。いろいろと会話が弾んだ。
それにしても有名な大桃さんに来て貰って光栄でした。ちゃっかり名札にサインをして貰いました。しっかり天井に貼り付けしよう。!!
 桜の木が大量に搬入されてきた。これで又炭の原木がストックされたのでやまびこのお年寄りが元気を取り戻し、窯木づくりの準備に取りかかることだろう。
私も少し窯木をちょうだいして良質な炭を作ってみよう。



投稿者:ながさきat 21:47 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月11日

新潟県の児童・交流会

新潟県の市振と根知小学校児童との交流会が小雨のふる中、夢創塾で行われた。
今までは、1年に1回お互いの学校訪問しての交流だったが、今年は様々な自然体験が出来る夢創塾を舞台に、自然の中で活動することにより、自然を大切にする気持ちや危険事項に対する対応、自分のことは自分で守る自立の力を養うためにやってきた。
 朝、N会社の中型バスで来たのだが、運転手が道が悪いとクレ−ムをつけ、途中から小型バスでのピストン輸送。その為開始式は1時間遅れ。バス会社の都合で行事が遅れるのは疑義有り。今まで中型バスなら常に当所まで来ているが、文句を聞いたことがない。新潟からわざわざ来ているのに滞在時間が少なくなり、和紙づくりを断念した児童がいたので特別腹が立った。
 児童等は小雨の降る中、ヤギと戯れたり、タ−ザンロ−プに乗ったり、ツリ−ハウスに登ったりと休む間もなく動き回っていた。今日の体験メニュ−は、和紙づくり、クルミのストラップづくり、弓で矢を飛ばす弓矢大会、定番のみそかんぱづくりとピザづくりで各班毎にロ−テ−ションを組んで行われた。児童等は全てが初体険、楽しく、面白くて最高と感動していた。こんな言葉を聞くと感激します。広場に久しぶりの賑やかしい元気が蘇りスッタフも私も児童等の笑顔から元気を貰った。
 北日本放送と北日本新聞社の取材を受ける。夕方北日本放送でタ−ザンロ−プや弓矢練習など自然体験活動がほんのんちょっと放映された。
 支援してくださった人は総勢9名。ご苦労様でした。





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2007年7月10日

水車素材搬入

6月下旬に杉の丸太材8本(15石)を南茂製材所に運び込み、水車制作に必要な部材に製材して貰う。今日、グリ−ンみず穂の運搬車が手配できたので、夢創塾広場まで運んで貰う。まだ、生木に等しく今後はこの部材をいかに早く乾燥して加工が出来るようにするかが今後のポイントだ。
いずれにしても、水車の部材が調達されたことから、本格的な製作準備に入ろう。
 林道の中間付近で山側が200mあまりに渡り草刈りが行われていた。
草刈りをしてくださった方は、先般当塾で富山未来塾の研修会に参加しておられた、名越さんでした。本当にありがとうです。
 おまけに、名越氏から高価な草刈り機の刃一枚を貰う。明日にでも刃を替えて残りの林道沿いの雑草を刈り払いしよう。重ねて刃に対してもありがとう。・・・です。
 晩、明日の準備の買い出しに行ってくる。新潟県の市振、根知小学校の交流会が明日夢創塾で計画されている。大雨が降らないことを願って東の空と朝日岳に祈る。
KNBが取材に来たい旨連絡有り。事前に交流内容のヒアリングを受ける。
材料費が相当かかったのでボツになると大損。少々の雨でも交流会を大いに盛り上げて楽しんで貰おう。  明日もがんばるぞ−!!


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2007年7月9日

イワナ&コイ

先週からイワナの池に谷水を毎秒3リッツタ−余りを注入していたところ、近頃エサの食いつきがすごく活発になった。1回のエサ100g(5分かけて投入)を全く残さず食べ尽くしてしまう大食漢。しかも大きなイワナ十数匹が(目測だが1尺以上)エサの取り合いから水槽の表面が波打ってしまう有様。まさに圧巻です。
大きくても動きが敏捷で水中での確認は困難だが、、エサを投入したときは警戒心が薄れエサに群がってくるので一瞬だが一匹ごと見ることが出来る。魚体の色も茶色系から青系があり、斑点色も黒系から茶色系まで様々な色を確認できた。当初、25匹ほど水槽に入れたが、アオサギ等に喰われて今は15匹ぐらい。暮れまでこの調子で育てるとイワナが大きすぎて食味が落ちそうだ!お盆ぐらいに一度試食を試みよう。
 夕方、トレ−ニングで小川ダムまで行ったついでに湖面を見たら黒コイが水面に丸太のように浮かんでいたのを発見。あまりにも多いので数えてみたら100m×50mの水面に約200匹。ダム全体で5000匹以上はいるだろう。
遠くにアオサギが2匹、岸辺に飾り物の様にたっていた。1日中あの格好で魚を待ち続けいたようだ。
 トマトが1つ色好き始めた。なすもぼちぼちなり出した。あぶって食べたら相変わらず美味しかった。朝の取りたてで甘い味。キュウリはちょと一服成りを潜めている。
古代米は追肥の有機ペレットが効きだして葉の色が濃い緑色になり始める。倒れるのを防ぐためグリ−ンタフを散布した。株数は概ね30株一本一本が太く、かつ硬い茎なので、倒れる事は昨年の経験から無いだろうと確信している。、
7月の下旬から穂が出始めることだろう。古代米にがんばってと呼びかけをした。
きっと、願いを聞き取ってくれていることだろう。

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2007年7月8日

草刈りはかどらず!!

全国翡翠ビ−チボ−ル大会決勝ト−ナ−メント戦の1回戦で岩手県の鉄瓶60号チ−ムに完敗。かってない無惨な敗退。平均年齢67歳チ−ムでは往年の強さが発揮できず60歳そこそこのチ−ムにはもう歯がたたないのかもしれない。これからは競技よりもお遊びと体力づくりを目的に「いいちこ」は末永い交流の場にしたい。
 午前中、草刈り機で料理窯周辺やトイレの道、休憩小屋の広場の雑草を刈る。雨が多かったため、雑草はどこも伸び放題。少々ヤギが食べてはくれているが、焼け石に水。
入善の新村氏も午前中からあじさい畑の雑草を鎌で刈り取ってくださる。あじさいが冴えて見えるようになった。ありがとう!!
 午後、林道の草刈りをするため、準備をしていたところ、入善から先日講演を聴いたので現場を見学させて欲しいと、無肥料、無農薬農業を実践している青木氏が尋ねてきた。実は先般、舟川の山崎氏から自然農法の青木氏のことを聞いて1度は尋ねたいと思っていたところだったので渡りに舟でした。
夢創塾の活動プログラムや会場をつぶさに見学して「自然人」そのものです!
いたく感動して貰う。子供2人は山羊と戯れるやら、タ−ザンロ−プに乗る等遊びに夢中でした。話題も自然農法、食育、健康、自然の循環、保全と多岐に渡り青木夫妻と話し込む。徹底した自然農法故、雑草との戦いが一番の課題のようだ。
それにしても当該農法で9俵が収穫出来るなんて嘘のような本当の実績。植えている品種は農林48号とか。現在2haを作付けしているが健康米として生産が追っつかない状態。植え付けできる田んぼの要請も受ける。・・・久々の意気投合者との長話で夕方まで話し込む。
 彼らが帰った後、慌てて草刈りを始めた途端、あさひ野小学校や殿町児童クラブの関係者が後日、当地で行われる自然体験行事についてうち合わせに来る。
各プログラム内容と活動場所を説明した後現場を案内する。
 草刈り作業全く出来ず。・・・暗くなってイワナにエサもやれず。・・・!!

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2007年7月7日

林道草刈り

朝からヒスイカップ全国ビ−チボ−ル大会に参加して2勝1敗、従って明日の決勝リ−グは、2位グル−プでの戦いになる。終わってすぐに夢創塾に通ずる林道の草刈りを行う。200mを刈りはらう。先日と合わせて500mを終了。残り700m。
途中、小さなピンクの花を付けたねじり花の群生地を見つけ、写真に納める。皇寿桜の周辺はクズが絡み合っているため、刈り払いには難儀した。アメリカに行く前に残りの桜に絡んでいるクズを刈り払わねばならない。大変な仕事がまだ残っている。
 先日支援を申し出た入善の新村氏が 私がいなかったにもかかわらず、夢創塾小屋周辺の草むしりを自発的にしておられた。本当になじめな方にビックリです。
 そこで、今月、11日と15日に小学生を相手に自然体験活動をするのでよろしかったら参加してみてはどうかと要請をする。彼自信に体験することを進めた。OK。
 あさひ野小学校6年生から先日、雨の中での森づくりの一環として活動した、間伐作業と森の中での「風の道」づくり、クルミを使ったストラップづくり等に対する感想文が送られてきた。原稿用紙に2、3枚びっしり書き込まれた感想文をみんな読み終えるのに2時間あまりを要した。読むほどに今回、雨にもかかわらず、自然に触れたことを誇りとしていることに、私が感動しました。雨で、批判的な内容もある物と覚悟はしていたがそれは全く無し。雨でも出来ること、しなくてはならぬ事を事前に児童に伝えたことが効を奏したかも。・・・・!!要は児童に納得行く説明の必要性を確認した。
 感動した感想文の一端を記す。
・山登りは滑って、転んで大変だったが、面白かった。
・自然の中での遊びはテレビやゲ−ムより何十倍も面白かったのでまたきたい。
・こんなすばらしい夢創塾を全国に広げてほしいと思いました。
・とても坂があ怖かったが、自分たちで山道を造るなんてすごいと思いました。
・切った木をフクロウなどの置物や遊び道具にに加工するなど「すごい」と思いまし た。
・木を切り下まで運んだが怖かった。でも、運び終えた後、とても達成感を感じまし た。
・森を切ることが良くないことだと思っていたが、実は本当の森づくりは木を切るこ とで元気な森が作られることが解りました。
・45人の感想文、読むほどに感動する文があり、全部宝物だ!!




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2007年7月6日

今日も森づくり

朝から晴天の中、昨日のあさひ野小学校に続いて五箇庄小学校6年生が同じル−トを今回は道の整備作業をしながら巡回した。整備中に伐った小さな木は、夢創塾広場に持ち込み後日、ストラップやフクロウの原木に使用する予定。
今回校長先生にも参加を頂き自然体験プログラムの一端を体験して貰った。
晴れているにもかかわらず、児童等は転んで泥だらけになっていましたが、元気いっぱいで安心した。昨日は濡れて寒くふるえていたが、今日は暑くて汗ビショリ。水を呑んだり、衣服のドロを洗うなど各自で思い思いの処置を笑顔で行っていた。天気次第で気分がこんなにも違う物か??
後半は、クルミでのストラップづくり。材料がふんだんに有ったので、自由に制作させていたら、奇抜な物やシンプルなものが出来上がり、各自の個性が作品に表れているような気がした。作り方を習得したので各自が様々な素材を使って家庭で作れるだろう。
 午後、桃李小学校PTA主催の講演会で「感動の舞台づくり」〜子供から生き甲斐を学ぶ〜を演題として1時間あまりベルダン弁で話しまくる。最後に今年来た児童達の感想文を5、6通読もうと思っていたが時間切れでOUT。
その後、40分余り児童等と「里山を考える」身近な生き物から学ぶをト−ク。
・自然は「心」のふるさと。自然に学ぶことがたくさんあることを伝えたつもり。
夕方イワナにエサを与えたが、朝抜いたので空腹だったのだろうか?水面にエサが落ちると同時に3匹が水面上に飛び出しエサを漁った。今までに無いエサの喰いぶり。
 中部圏での林業研究グル−プ団体の活動発表会が石川県で昨日開催され、夢創塾から柴田氏が昨年の五箇庄小学校の活動をまとめて発表した結果、最優秀賞に輝いたと本人から報告を受ける。狙っていたが現実になって最高に嬉しかった。
今度は来年2月にある全国大会でも1位を狙ってガンバロウ。!!
その結果で関係者と祝杯だ!!2月が待ち遠しい。






投稿者:ながさきat 20:15 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月5日

伐って育てる森づくり

雨の中、午前中、あさひ野小学校6年生43名が森づくり作業を行った。最初の作業は杉林に入って間伐作業と、下草、雑木を切る。間伐材は3mに切断し、両端にロ−プを蒔いて山から平地までみんなで引っ張り出す。年輪が45年を経ていたが直径は30cm。同じ年輪ながら隣の木は直径50cm。この木を元気に育てるために間伐。
 広場に集積された6本の間伐材は、卒業証書を入れる額縁の資材にするため、後日製材し乾燥させて額づくりに使う予定。
杉の根本や端しっぽは環境窯で炭にして土壌改良材に使い、木酢は農薬代わりに使う予定。間伐材を全て使いきる完結型システムを児童等と共に体験し、体で覚えて貰おう。
 次に全員で森を散策するための、道づくり作業を行い、杉林と雑木林の中を1kmに渡り新道を作った。雨の中で作業は大変でしたが、みんなでやれば作業もはかどり、時間内に完成。!! 今後はこの新道を使って自然探検を大いに試みよう。
 最後に、クルミを使ったストラップづくりをして、森づくり体験を終了。雨の中本当にご苦労さんでした。雨も又体験になったことだろう。濡れたらどう対処するかの体験になったsことだろう。
 昼から古代米田のまわりの草刈りとグリ−ンタフを散布する。背丈も70cm位に成長していた。色も追肥が効いて濃い緑だ。元気に育っている。
 林で梅を収穫。大粒の玉6kg。梅酒にして呑む予定。
長雨でエサが無かったのか、サル軍団が美味くない熊イチゴを食る。その糞がイチゴの種ばっかりなのに驚いた。イチゴはサルによって種がばらまいていることを勉強した。明日は五箇庄小学校の自然体験。もう3日も続く!!・・・?、





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2007年7月4日

ヤギの調査・

市振小学校1,2年生9名が、9月からヤギを飼育するため、ヤギ小屋の作り方や、エサ箱、水飲み場、遊び場、そして好きなエサの他、糞の掃除の仕方等、各自が様々な課題を持って尋ねてきました。事前に手紙で質問事項が6項目ほどあったのを加えると17項目の質問があり、その熱心さに感心した。
今年、冬の自然体験に係る感想文は感動きわまる文章でしたが、今回も低学年にもかかわらず活発な発言に驚いた。地域で作る教育環境が抜群だ。
こんな野外授業を北陸農政局長他1名が熱心に見学してゆかれた。わざわざ当地に来てもらえるなんて全く夢のような心境。児童等に係りきりだったもんだからろくな対応が出来ず大変失礼をした。 ・・・記念に児童等と写真を撮った。
 ヤギの調査もほどほどに、児童等はツリ−ハウスに登ったり、タ−ザンロ−プに載ったりとずいぶん楽しく遊んで行った。
途中、母ちゃんが作った団子をおやつにしてみんなで美味しく食べる。ヤギもおこぼれをいただいていた。短時間でのヤギ調査でしたがみんな満足の様子。
校長先生から後で団子までいただいてありがとうと電話があった。母ちゃんに伝える。
 朝一番、大きなアマガエルが玄関で私を待っていた。捕まえて田んぼに放す。虫を取ってくださいとカエルに言い聞かせたが、解ってくれただろうか?
 早朝から前が見えないほど雑草が生い茂っている林道の草を機械で刈る。背丈が2mまでに成長しているタカバやヨシを刈り取ったことで、見通しが良くなり運転もし易くなった。しかし、1時間あまり草刈り機を振り回していたら両手がしびれてきた。
限界を感じて朝の草刈りを終わり、夕方再び草刈りを続行。
300m程完了。次回に残りを刈り取ろう。






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2007年7月3日

霧の夢創塾

朝から霧の発生で視界不良。しかし、霧の動きが速く晴れ間もあり、一瞬であるが朝日岳が見えたり、向かいの道口山や樫倉山が突如として出現するなど見え隠れが繰り返された1日でした。特に夕方には霧が標高200メ−タ−ラインまで下がり夢創塾は乳白色の中にあって、異様な雰囲気でした。ヤギやカモまでがシ−ンとして活気を無くしていた。雑草にタップリと露が付いていて歩くだけでびしょ濡れ。
 こんな中、朝のトレ−ニングは、登り7%勾配の県道を1800m全力で走る。
しかし、後半足がもたつき、呼吸が非常に苦しくなる。昨日の飲み疲れの精だろうか?
帰路は大幅の足取りで一気に1800mを下る。膝の調子を確かめながら、ジグザグに下り「膝の鍛錬」を行う。膝に異常なし。足に自信を持つ。
 夕方、自転車で2回目の訓練を行う。すでに20日訓練した甲斐があってほとんど汗を掻かなくなった。体の改造が進行したせいだろう。
 今後も休まず残り20日を悔いのない訓練でアメリカの聖なる山ジェファ−ソン、シャスタ−山に再度挑戦し、成功を目指そう。
 プリモの井岡さんからバリ島で今回調査する項目及び内容について問い合わせのメ−ルが届いていた。
炭窯のポイントは「土」の性質にあり、焼いてバラバラになるか、固まった状態になるかで窯の出来が違う。粘土系でありながらサラサラしている土が最適。
2っつ目のポイントは積み込む石の性質。硬ければ割れるのでOUT。
3っつ目は天井のア−チ型枠づくり。形が悪いと天井落下。
4っつ目は煙突の位置取り。呑み口を相当下げないと足炭が増える。
まずは「土」「石」が窯に適切かが一番の課題だ。

投稿者:ながさきat 23:04 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月2日

日照不足事象

長雨続きと日照不足で、夢創塾にも様々な支障が出てきた。
1・大雨が降るたび谷川の増水で水源の取水口が破壊され、その都度冷たい水の中で石積などの整備作業が必要になった。結構時間を要し、朝の忙しいときに大変です。
2・朝、小川温泉の露天風呂まで自転車での往復トレ−ニングが、雨であるときはタイヤから出る「とばしり」でウエア−が背中までも真っ黒になるので出来ず、トンネルなどでの走り込み。体力が付くようだけどトンネルの中では気分が優れない。
3・夢創塾広場はもちろん、里芋畑、林道の両サイドは雑草が伸び放題で草刈り、私1人では追っつかない状態。さしあたって里芋の畝の草を1時間かけて除草。広場は草刈り機で1時間要所だけ刈り取る。林道の両サイドを草刈り機で刈りたいが時間無し。
4・おそなりの熊イチゴが赤く色ずんで来たが、日照不足でその味、まずいのをとうりこして苦い味。たわわに色ずんでいるが、鳥も、サルも味を知っているのか食べない。
5・トマトの茎が元気よく伸び、花も咲くが、実が付かない。花が咲く朝にいつも大雨で授粉がうまくいかない様子。大きなカサでもさしてやりたい気持ち。
6・梅がたわわになっているが、落下する実が多く収穫出来る量が心配だ。梅干しと
大量の梅酒づくりを目論んでいるがこの調子では1斗程か?
7・水車の製材が完了したが、雨で運搬できず晴れ間をまっている状態。今週中、夢創塾に運びたい。いよいよ水車の製造だ!
8・トラノオが咲き出した。風に揺られる尾っぽのようで好きな雑草。
9・古代米田背丈が伸びて65cm。倒れる可能性有りでグリ−ンタフを散布しよう10・全ての小屋群が長雨でカビぽい。早く晴れて欲しいものだ。
11・山羊が雨でエサ不足。?雨のため外に出られず空腹気味。ストレス気味。



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2007年7月1日

バリ島に炭焼き窯を!!

朝から南保みずほ館へ備品の引っ越しを開始。晴れていて順調に大量の荷物が運搬出来た。私は当該作業を途中から抜けだし、神戸から尋ねてくる商社プリモの社長や取締役を受け入れる準備をする。訪問主旨はバリ島に炭窯を作る為のうち合わせ。すでに第1回のバリ島現地調査は7月8日〜12日に決定しているが、私はこの間に行事が2件設定されており断念、婦中の萩原さんに事前調査をお願いすることにする。
 今後の大まかな作業工程は、2回目は、資材がおおむね調達されている時期をみはらかって現地に行き、側壁を仕上げ、3回目は天井のア−チ状型枠を仕上げて天井作り。
長くは滞在できないので、いかに短期間の内に要所を仕上げるかが最大の課題だ。
これから具体的に作業手順を練って現地の人たちと一緒になって窯を作ろう。そうしないと窯づくりの技が伝承出来ない。
それにしても海外に炭窯を伝えるなんて夢にも思ってみなかった事が、プリモ社を通じてバリ島の村から是非炭窯をづくりを教えて欲しいとの要請があり、支援することにする。大変忙しい年になりそうだ。
 村は標高600m位で植生が豊富。竹はもちろん雑木もたくさんあるようだ。一番の課題は土の性質。萩原にこの事を詳細に調べて貰おう。

投稿者:ながさきat 20:34 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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