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2008年11月30日

掛け軸台紙作り!!

12月4日、あさひ野小学校6年生が、卒業記念に制作する掛け軸用の台紙作りに全員が来るので、その準備を朝から行う。
あいにくの雪模様ながら、紙漉船の整備と150リッタ−の水の運搬、トロロアオイの試験絞り、漉きあげた和紙の脱水装置の組み立て、を午前中に完了。
午後、気温0度、水温5,6度のブルブル震える条件の中、早速、試しの紙漉を行う。
作業を行う上で、一番応えたたのが、トロロアオイ絞り。5度前後の冷たい水の中にある,トロロアオイ袋を素手でもみまくり、ねばりを絞り出す作業。手先の感覚が麻痺する寸前。絞り出したドロドロ・ネバネバの液は、(当該液はコウゾウの繊維をつなぐノリの役目をする)手の甲羅につきまとい、冷たさが残っている代物。
あまりにも冷たいので、火鉢にかけ沸騰しているお湯にチョッコト、手をいれても熱さを即、感じなかった。
 練習用に、2時間あまりかけて、35枚の和紙を漉いてみる。
やはり今年初めてなので、パルプ材とトロロアオイの調合がうまく行かず、10枚ぐらいは、気泡が入ったり、均一な厚さにならず、水やトロロアオイ、パルプ材で微調整する。それ以降は感を取り戻し、順調に25枚を漉きあげる。
終了後、、ジャッキを使った手製の脱水機に,これをセットして徐々に締め上げ作業に入る。
最終締め上げは3日後、5mmのワイヤ−が切れる寸前まできつき締めて脱水を完了。
その後は、一枚ずつ(紙の厚さ概ね0,1mm前後)剥がし、蒸気乾燥機にかけてできあがり。
 寒い日の水しょうばいは、骨まで冷えてくる。
児童等が来る日、暖かくなって欲しいモノだ。






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2008年11月29日

再びヒラタケ発見

久しぶりに、朝から窯木の整備と建て込み準備を行う。
柳やニセアカシアが主で、生木のため直径15cmぐらいの窯木でも
10kg〜15kgの重量があって、汗して運搬する。。
200本程運んだので、概ね3トン近くを持ち込んだことになる。
久しぶりの快晴に、朝日岳の雪化粧を観察したり、ちょくちょく一服しながらの作業、今年、もう一回環境窯で炭焼きをしたく、チョトがんばってみた。
しかしまだ3トン近くの窯木調達が必要。天候次第だが、がんばってみよう。

一服時、山に入ってヒラタケを探す。
ありました!!香りがプンプンするまだ若い本当にうまそうなヒラタケ。周辺で3箇所出ていましたが、少し小さめなため、明日にでも採集出来そうだ。
明日は椎茸、ナメコ、ヒラタケの煮込みを腹いっぱい食べられる。
途中、落ち葉の山道をカサカサ音を立てながら登り、秋の終わりを足もとで感ずる。3cmほどつもった落ち葉道、フカフカと柔らかく気分最高。目当ての天然ヒラタケも発見できて、良き日でした。

夢創塾小屋の隣で新たなイルミネ−ションを取り付ける。
従来に比べて多彩な光の他、発光ダイオ−ド数も倍になって、光の競演が闇の中の山の中でひときわ目立つ。
小川温泉客が楽しんでくれるだろう。!!










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2008年11月28日

間伐材で額縁づくり

あさひ野小学校の6年生全員が、5月に自分たちが切り倒した間伐材を活用して、卒業証書を飾る額縁作りに挑戦した。
あらかじめ、額の部材を振興センタ−の酒井さんが、準備してくださって、組み立てるだけの作業ながら、3時間あまりを費やしたけれど、全員の額縁完成とは行かなかった。バラバラに分解した数は相当あった。
原因は、額縁ができあがったトタン、うれしくてこれを振り回していることの他、ベニヤ版、アクリル板、ダンボ−ル版を額に無理やんこ押し込むので、せっかく固めた四隅が剥離し、バラバラになった額縁も多々あった。これを私を始めスッタフ,先生方が必死になって修復。
子供らに「ありがとう」と感謝されうれしい限りです。
未完成ながら、児童等は世界に一つの自分の額に大変感動していた。
放課後にじっくり時間をかけて、作品を完成させてもらいたいものだ。
 昼飯はランチル−ムで全児童と、一緒にだべりながらいただく。
おいしかった。

昼から、五箇庄小学校に出向いて、額縁作りの予定日を先生方と打ち合わせる。12月11日を予定し、前日にメ−ンの縁材だけを接着させておくことにする。 
額縁がバラバラになる今日の反省から、生まれた作業システム。
これなら完全な額縁が出来る。








投稿者:ながさきat 17:26 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

久しぶりの香林坊

昨日は10年ぶりに逢った、かっての上司を囲み、十数年ぶりに香林坊界隈の小料理屋でじっくり懇談した。
 10年前、彼は夢創塾に来ててチョットだけ(半日)作業を手伝い、後は丸太小屋に入って、イワナの串焼き、骨酒、を肴に、イロリ談議。 帰り際、小さな板切れに名前を記載し、小屋に吊す。
これが後日、NHKで放映された新日本紀行番組の夢創塾物語である「やまびこの郷に技集う」の中で、いろんな方々が訪れ、手伝って小屋が出来ました、そのワンカットが3秒余り、名前がアップで放映された。
 こんな事等をを回想して今日の始まりまでであちこち徘徊する。
金沢香林坊の夜は若者がいっぱい。久しぶりに元気がよみがえる。

投稿者:ながさきat 06:36 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

カモは大食漢

昨日夕方、エサとしてカモ池に投げ込んだ10kgあまりのダイコン葉
2日間分は十分に有るだろうと目論んでいたが、朝行ってみてビックリ池に全くは葉っぱが有りませんでした。
一夜の内に、20羽のカモ達が食べて尽くしてしまったのです。
一羽当たりに計算してみると500gを食べたことになる。恐ろしい程の大食感に、今後の飼育材料調達(干し草)の再構築を図る必要に直面する。今後もエサをタップリ与えるか、カモの間引きをし、数を半分くらいに絞ったエサの調達をするか、選択の時に来たようだ。
現在は、近所の人たちが沢山のダイコン葉や、ハクサイのクズを沢山持ち込んでくださるので、エサには不足していないが、今後持ち込みの見込みが無いので大変です。
今日は金沢で呑んで宿泊。

投稿者:ながさきat 00:00 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月26日

準備開始・掛け軸台紙

あさひ野小学校6年生が卒業記念に作る、掛け軸用の台紙作りが始まった。
その準備として、昼から紙の原料である、コウゾウとこれを砕く平らな御影石と木槌の他、より細かくパルプ化するための大型ミキサ−を、学校に持ち込む。
 この準備のために昨日から、コウゾウのキズとりや漂白作業を冷たい谷水(6,5度)を使って今日の午前中まで行いどうにか終了。   ぎりぎり間に合って良かった。
 6年生全員が理科室に集合した後、持ち込んだコウゾウの処理方法を全員に伝え、一斉に作業開始。最初は、長いコウゾウを2〜3cmに手でほぐすすごく単純な作業を行う。
柔らかく煮詰めたので、簡単に手で引きちぎれるが、これを少し束にすると,バカ力を出しても全く切れないコウゾウ独特の繊維。
だから用紙との違いを実体験する。強い紙の秘密を知る。!!
 ほぐしたコウゾウを平たい御影石の上に平らに置き、これを木槌でまんべんなく叩きほぐす。薄い紙状に2〜3回広げた後、これを150g程度に分割して、ミキサ−で2分間撹拌してパルプ化する。
これら一連の作業を、無駄なく効率良く行う方法を班別に行ってみる事を指示。はじめはみんな戸惑ったが、要領が解ってきて、作業を楽しむ
 水の補給係、時間を計る係、パルプ化した成果品を保存する係、等々各自が役割分担をして、コンビネ−ション良く流れ作業を体験する。
もしかして、彼らが、社会に出たときこの体験を思い出してくれることがあるかも。?
 1時間あまりの作業でパルプ化は、全体の1/4未満と思われるが、
12月4日紙漉なので,その前日まで出来ればOK。

夕方、入善のむつみ園からトロロアオイを収穫したが、根腐れが多く商品にならないとの連絡が入る。
とにかく明日現物を見て、判断しよう。八尾(桂樹舎)にはもってゆけない代物のようだ。5年連続持ち込んでいたのに残念!!










投稿者:ながさきat 19:46 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月25日

水の研修・郡上八幡

黒部市水資源協議会の委員として、岐阜県の郡上八幡で、水による街づくりをたっぷり研修してきた。
街中は古風ながら、こざっぱりした道路整備や石張,石積の水路網整備がなされ、小休憩場や水飲み場も木や石の自然素材で作られていて心が和むところでした。
有名な「いがわ小径」には鯉の遊泳が見られ、川底には大きな石が据え付けられ、自然な小川に見えました。
管理が大変だろうと,イワナの飼育を想いながら、よくぞここまで出来るモノと感心した。地域全体で取り組んでいないと出来ないことだ。
 水路の途中には,昔の「バッタリ」が設置されて今も稼働していたのが懐かしかった。夢創塾でもこれから作ってみようと参考にした。
又所々に、丸太を切り抜いた水槽があり、風流をととおり越した、暖かさのある器に見えた。これも当所でこれから作って展示しよう。
 変わった発見として、貸し自電車場があり、時間300円1日   1500円のシステムは大変参考になる。
今日も多くの観光客が来ていたが、一度は見ておくべきすばらしい景観でした。

NPO法人G・Tとやまが主管の「富山帰農塾大家庄塾舎」が昨日終了したことに伴い、北日本新聞にその活動状況が掲載されていた。
みその仕込み主婦が手ほどきの標題で、塾生が一生懸命味噌作りの様子が写真に出ていました。PRが出来て良かった。


投稿者:ながさきat 20:35 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月24日

ナチュラリスイトと懇談

ナチュラリスト十数名が当地で自然体験研修。
和紙作りの他、ナメコや椎茸、ヒラタケを採集し、これをピザの具にして料理窯で焼いて食べる。
各自、釜飯作りにも挑戦し,久方ぶりに炭火によるおいしい混ぜご飯を
腹いっぱい食べる。
味噌汁も取れたてのナメコや椎茸を鍋一杯入れた熱々汁。おいしかったのと寒かったので、大鍋がカラッポ。うまいと賞賛されて、満足。
 小屋に入ってバタバタ茶を飲みながら、自然体験談を交わす。
イロリが懐かしいとか、久しぶりに見る炭火に子供のころを回想した等の他、水洗トイレの原点に出会い、心が和み感動したなど,皆さんは、日常の生活に無かった新たな発見をして、満足の様だった。

途中、朝日の帰農塾に参加していた東京の渡辺さんが、NPO・G・Tとやま事務局長の本田さんと,当所にこられた。
手作りの丸太小屋、ツリ−ハウス、4個の炭窯などの小屋群施設や、山羊、かも,イワナを見学。
自然体験プログラム内容や、環境教育活動の概要をヒアリング。
彼女、今回の帰農塾をきっかけに、朝日で、老人医療にかかるボランテア活動を行いたい意向を聞いて、支援を約束。
まずは、空きやを町に相談して、該当物件の探索?

みんな帰った後、ナメコを妻と2人でバケツに一杯採集。
即、炭火で暖かくなっている夢創塾小屋で,ナメコのゴミ処理を行う。
今日のナメコは大きいにもかかわらず、ゴミが少なく、1時間あまりで処理完了。しかし、相変わらずナメコは冷たく、手先がしまいには感覚が薄れた。これから当分こんな作業が断続的に続くが、うまいナメコをたらふく食べるためには、我慢、我慢!!






投稿者:ながさきat 18:27 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月23日

子供新聞「森で遊ぶ」が掲載

今日の北日本本新聞の、子供新聞に、森で遊ぶ11回目が掲載されていた、。
カシナガノキクイムシについて私の考え方、活用や内容について語る。

投稿者:ながさきat 23:05 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

大地山情報


昨日から合掌小屋の横に駐車していた、乗用車が今日の朝になっても駐車にあって、大地山に登った人が事故に遭ったのでないかと、心配していた。
 遭難と最悪な事態になったとき、どうすればよいか、携帯電話で警察に連絡する手段を確認する。
 そんなことを考えていたら、11時頃、3人の下山者に出会う。
聞けば、魚津岳友のメンバ−が大地山に入って、1泊2日の予定で、冬山訓練をしてきた様子。頂上は、今年雪が多く、優に70cmを超えている様子す。
 
相変わらず、ナメコの採集に手間がかかる。最盛期に入った模様。
夢創塾広場の整備を行う。散在している窯木を集結する。
昼から、明日の氷見女性軍団受け入れ準備に明け暮れる。
中学の児童等14人当地で遊んで行く。


投稿者:ながさきat 21:55 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月22日

寒波到来でナメコ発生

先日から寒さの到来で、数カ所のナメコが生育し、その第一弾が昨日採集、第2弾は昨日の残りもの3kgを連チャンで採集。
友人の農家に持参したら、白菜15個、大根5本をいただく。    結果として今回も物物交換の世界となった。これも又楽し!!
ついでに、畑に捨てられている白菜、キャベツの葉を布袋4個(概ね
30kg)に詰め込み、夢創塾に運んで,山羊とアイガモのエサにする。エサとして4日分を確保。
久しぶりの沢山な葉っぱに、山羊やアイガモは大喜び。先を争って食べていた。
 昨日、沢山もらった甘柿を、山羊に1/4に割って与えたら、なんと、好んで食べるのにビックリ。
15個ほどを瞬く内に平らげる。ここ数日、野外の草も雪で覆われ、ろくなエサにありついていない様子。よほど腹ぺこだったんだろう。
 山回りをしたら、天然のヒラタケと椎茸が少しばかり見つかった。
まだ少し小さいので2日後ぐらいに採集予定。

午前中は、朝日町立あさひ野超学校 創立10周年記念行事に出席。
南保小学校も統合して4年を経過。父兄が統合に反対していたのをとりまとめた、当時を回想する。
南保の児童が極端に、少なくなっている状態から、結果として良かったように想われる。
 記念演奏会を聞く。
演奏者は朝日中学校吹奏楽部44名の女性徒。
互いに違う音色が一体となって聞こえるリズムに、自然と体が動き出していました。音の力に感動すると共に、演奏から元気をもらった。










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2008年11月21日

再びナメコがリンゴに!!

先日から、雪模様の中で育った最上級のナメコを、早朝、手が凍りそうになりながら3kg程採集。
母ちゃんが、寒く処理するのが面倒で、大半を知り合いの魚津のリンゴ園へ持参。
新鮮でもあり、何よりもうまそうな本物のナメコ。気に入ってもらい、なんと、取り立ての光太郎リンゴ一箱の他、フジリンゴをたくさんいただく。
晩にリンゴ料理を食べナメコに感謝?この後の連休に自然体験に来る児童等に、リンゴを分け与えてあげよう。
 先日もナメコがサツマイモ交換され、今もおいしいサツマイモの料理をいただいている。
物物交換で私は等価以上のモノをいつもいただいている。      みんなに感謝。

先日研修に来た三重県桑名市議会 新志会の一野さんから視察のお礼状が届いた。
併せて、視察報告として、倉本市議さん等のブログを送ってもらう。
当方の活動内容が参考になったようで、うれしく思う。
 又、入善保育会からも、先般の講演に対して、礼状が届いていた。 次回は現地で自然体験をしたい旨要望が記してあった。
先生方が体験して、楽しさや効果を確かめてもらいたいものだ。


投稿者:ながさきat 20:04 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月20日

雪の中・三国町より見学

 朝起きてみると、心配した降雪量7cm余りで、意外と少なく、見学を予定している福井県の三国湊魅力づくりPJメンバ−の来訪に支障がないことに安堵する。
 11時前に到着して、手作りの建物の他4個の炭窯の作り方や炭作りの管理方法、塩作りなどをを、昼飯を挟みながら詳しく研修。
 三国町にも膨大な松枯れやゴミ投棄で荒れる里山の景観、環境をボランテアの力に因って、よりよい地域にしてゆきたいため、NPO法人を立ち上げ、昨年から活動を開始。
夢創塾での自然体験プログラムや考え方を参考に、今後の活動に生かしたいとのこと。地域想いのそうそうたるメンバ−4人は、見学というよりも、猛勉強の熱心さに共感を得る。
 来年あたり、炭窯を作りたいようだが、要請あらば、支援に出向いてよし。炭仲間が出来れば、その炭で三国の海をきれいに出来る。
そうなれば、魚がおいしくいただける。!!

三国のメンバ−が来る前に、寒いのをチャンスと「スズメバチ」の巣の解体を試みる。
地面の中にある巣穴周辺を草刈りして、穴を覗くと、ハチは驚いてゾクゾクと這い出してきた。寒いため(気温0度)すぐには飛び立たないので、最初、大きな鎌で一匹ずつこれを退治する。
しかし、そのうち一斉に這い出してきたので、これを退治できず、危険を感じ巣穴から撤退。
ハチは寒いにもかかわらず、巣の上空を元気なく飛び回る。
その数、50匹余り。このままにして放置すると他人に迷惑すると思い、持っていた、ちりとりで、近づいてくるハチを片っ端から、叩き落とす。30分あまりでその大半(50匹)を退治。
我ながら超人的成果に満足。
三国のメンバ−が帰った後サイド巣穴の様子を見る。
巣をつついて壊すと、やはりハチが出てきました。今度は、叩く道具を用意したので,慌てることなく、ハチを退治。その数40匹程度。
 巣を壊してみると、その中に大きな幼虫が入っていました。
初めて見るデブ−としたその姿に、驚異を感じた。
巣の大きさが地面の中に入り込んでいるので、全容不明。
いずれにしても今の内に退治しておかないと来年が危険だ。












投稿者:ながさきat 20:24 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月19日

初雪と記念講演

今日の朝は、樫倉山や、道口山に初雪が見られ、白と紅葉のコントラスト景観が、すばらしかった。
どんな絵画にも見れない自然の造形に感心する。
 気温2度、みぞれの中、畑でひらって来たダイコン葉やチャベツの葉を、カモや山羊に餌を与える。昨日から雨模様で、エサを自前で取れず
腹ぺこなので、その食べっぷりにビックリ。つい、明日の分まで与えてしまう。
山羊には、野菜くずだけでは足りないので、特別に、古代米の稲わらを、オシギリで3cmぐらいの長さに切断して、与える。
 夕方には、夢創塾に5cmほどの積雪を見る。近頃にない早い初雪。
雪が降っても、明日、訪問予定の福井県,三国湊魅力づくりPJの皆さんが予定どうり到着出来る事を念願する。
県外の皆さんへのもてなしは、雪で相当寒いことが予測されるので、腕によりをかけた、釜飯やこけ料理を作り、イロリの周りで飯を食べながらの懇談を予定。
 
北日本新聞に先日、高岡市で開催された、第8回NIE研究発表会の会場で、私が「里山を守り、森と遊ぼう」と題して、記念講演した内容が顔写真入りで掲載されていた。
「自然の恵みは循環している」事を子供達に知ってもらいたい。
それを体験を通して身につけて欲しい。
子供は学び大人に成長し、大人は童心に返って、子供になれる場所にしたい。云々が記事になっていた。




投稿者:ながさきat 23:42 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月18日

炭窯研修・桑名市議団来訪

朝9時に、三重県桑名市から市議4名と,里山の竹を生業としている山岸氏の5名が,夢創塾での活動や取り組み内容の他、竹炭、飾り炭の製法などについて訪ねてきた。
東海北陸道が開通ししたことで、簡単に日帰り出来る、便利な娑婆になったものだ。
 桑名市では竹林が繁茂して、森林が荒廃し続けているので、その活用方法の一端として、竹炭を作り始めたが、今後,竹炭の啓蒙と普及を一層広める為、4個の炭窯を順次回って、特徴と製品特性、販売ル−トなどのノウハウを意見交換をして互いに研修する。
 後半、夢創塾小屋に入って、イロリにあたりながら、バタバタ茶を飲み、新川センタ−の酒井さん等も交えて、炭についての様々な情報交換を行う。
その中で、炭を建材に混ぜてタイルや、壁にした製品の解説をいただき勉強になった。課題だった、炭の建材化、バリの奈ちゃんに伝達したいが、今一つ、見てもいないので、詳しく解らず、情報だけ伝えよう。
 炭粉を投入して、土壌改良を試験的にしたいので,来春、譲って欲しい旨要請があった。
口約束だが、格安で(kg当たり100円)了解。在庫量1000kg概ね1ヘクタ−ル分。次回はユックリ訪問したい旨約束して、昼頃に帰っていった。

河川管理のため、小川の河川敷に生えていた、柳などの木が、業者によって1,5mに切断され、トラックで運ばれてきた。従来と違い枝などがきれいに処理されており、すぐに窯木になる代物。総重量にして5トン近い量。
一窯分が調達できた事になる。これを炭にして、河川浄化に活用すればまさに循環システムの構築になる。
県、当局が環境整備として取り組みする事を希望する。       担当者に提起してみよう。




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2008年11月17日

発見!!落ち葉、大滝、C字峡

夢創塾広場に植えられた、山桜も紅葉が終わり、木の周辺に落ち始めた。しかし、落ち葉でありながらあまりにも鮮やかな、色彩に感動し、これをひらって、岩や丸太テ−ブルに飾り付けて、野外ア−トを楽しむ。
しばし、自然の色彩の美しさに見とれる。
やはり、自然は偉大な芸術家だ。

昨日、久しぶりに小川の支流、相の又谷に入って,今年最後の紅葉を満喫してきた。
林道が3年前から見ると2kmも延長され、今まで見れなかった景観を見ることが出来満足。
途中、水量が少量ながら、糸を引いたように落下している、50m以上の落差がある滝を発見。
スゴイ景観につきる。紅葉に生えていた。
もう一つ、谷底が、V字でなく、C字型で上部がひさし状になっているすごく奇妙な谷を発見。
今まで見たことのない形状の谷。
観光のスポットになるかも。










投稿者:ながさきat 21:40 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月16日

秋のコケ、アサツキ(?)採集

雨が昨晩から降ったトタン、2箇所で直径2〜4mmぐらいの微小ナメコが、群生して一斉に出だした。その為、黒っぽい原木が茶色に変色。
本格的なナメコシ−ズンに突入!!5〜8日で採集可能。
しかし、うれしいと共に、寒いのに採集作業、取った後の石突き、ゴミ取り処理、煮詰めて保存食作りをしなくてはならず、そんな作業を考えるとおっくうになる。友達に、送ってあげれば作業が無くなって、ラクチンなのだが、送る作業が面倒!!・・・贅沢な悩みです!!
 天候が良すぎ、水分不足で生育が停滞していたナメコが,この雨で
いっぺんに元気を取り戻し、最盛期に入る。
早速バケツに1っぱい取り、返りにヒラタケをあちこち探して拾い集める。
実は、大事に育てて、手のひら大になったヒラタケを、猿が食べもしないのに、原木から引きちぎって周辺にばらまいた様子。それを腹が立つがもったいないので拾った次第。
猿に完敗。情けない!!
 椎茸もボチボチ出だした。厚みが少ないが結構形の良いモノがあった。今晩の酒の肴に、10個ほど採集。コケずくしの夕食だ。
 夢創塾の農場に、春一番に出てくるアサツキが、ヨレヨレながら10cm以上伸び、周辺が青々としてた。
これを掘って一束分家に持ち帰り、薬味に使う。小さな玉は味噌をつけて試食。春の味と変わらず。秋なのにもう春の味を先取りする。
先日も谷川沿いで、1cmあまりの小さなフキノトウを採集したが、
温暖化の影響か?元々春に備えた準備の形態なのか?です。










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2008年11月15日

うまい!!天然ナメコ汁

日本山岳会のメンバ−7名が、朝から「きのこ山行」の為、当所に集合。すぐさま、張り切って大地山の登山コ−スを,コケを求めて出発。
 一本松平まで登り、11時前に下山をしてきたが、収穫ゼロ。
近頃雨が降らないので、すべてのコケ類が出ていない状態。残念。
こんな事が解っていたので、今日の朝、事前に下見して出ていることが解っていた、林の奥山に行ってナメコ1kgあまりを採集、彼らが採集してこなくても食べられるよう、準備を完了しておいた。
 下山と同時に、ナメコのゴミや石突きをみんなで取り除き、大鍋で早速ナメコ汁を作る。併せて、焼き肉料理を同時進行。
野外テ−ブルで、ビ−ルや酒でのどを潤わせながら、雪化粧の朝日岳、
紅葉真っ盛りの道口山を借景に山談義で盛り上がる。
 時同じに、予約ナシの飛び入り婦人部隊2組が、当所を見学に来て、
夢創塾小屋で、バタバタ茶を飲みながらじっくり一服。
(遠路はるばる来られたので、当方が招き入れる)
彼女らが帰るころに、ナメコ汁ができあがり。せっかくの出会い、日本山岳会のメンバ−とナメコ汁を共にする。
味も良し、雰囲気も最高、会話が弾んで共に元気が蘇る。
 尚、楽しかった記念に?彼女らに、制作中の「フクロウ」を贈呈。
福と夢が来ることを願って、フクロウの裏にサインをする。

昼から、入善町保育会に出向いて講演。演題は「子供達が遊びたくなるような環境作り」
夢創塾で行っている森や水、山を利用した遊びのプログラム内容や、里山の生業の技、知恵で生きる力の体験プログラム、本物の味を伝える食文化の伝承などについて、体験時のエピソ−ドを交えながら、時間オ−バ−で話す。
 会場からは、話を聞いたので来年は,体験に行きたいとの要望。OK






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2008年11月14日

クズのツル切り

小春日が続いて、林道沿いの皇寿桜は紅葉も終わり、色づいた葉っぱが
ほとんど落ちてしまい、すっかり冬支度モ−ドになった。
しかし、今まで見えなかった、桜の木に巻き付いている、緑の葉をつけたクズが,くっきり見えてきた。
今年は、春夏2回、6日間かけて葛葉のツル切りを行ったにもかかわらず、その後、しつこく三度目も、桜の木に巻き付いて、生育を阻害していた。クズの生命力にただ驚くばかりだ。
 恒例の、朝飯前に、当該の葛葉ツル切り作業を1時間ばかりダッシュして行う。15本を終了。残り25本明日以降切り払う予定。
気温6度ながら、汗だく。作業して気分爽快。
そのまま、小川温泉に直行。朝風呂で汗を流し、紅葉を眺めて鋭気を養う。
朝飯は天然のとろろ汁をご飯にぶっかけ、ナメコ汁とズイキで自然の味を堪能。

NPO法人三国湊魅力づくりの代表者から、夢創塾の見学要請のメ−ルが届いていた。
三国町の、自然保護や環境整備を行うため、ボランテアの人や交流人口を増やして地域の活性化を図りたい旨の研修のようだ。
そのヒントが夢創塾にないか、わざわざ遠方から訪問予定。
期待に添えるよう精一杯バタバタ茶でもてなししながらがんばろう。

投稿者:ながさきat 22:16 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月13日

ナメコがリンゴに!!

寒くなると共に、ナネコが出だした。
朝、気温6度、寒気に気が引き締まり、その勢いでバケツに一杯のナメコを採集。家では捌ききれないので、朝の内に、いつもお世話になっている知人友人にあげる。
朝どれで、新鮮さ抜群。みんな大喜び。ついでに自然農法で作った大玉サイズの赤イモも配る。出しゃばって、二品の一番おいしく食べる料理の仕方を伝言。・・朝飯前に、宅急便作業の終了でさわやか気分!1
 夕方、会社から帰ってきて見たら、家に、様々な品物があるのにビックリ。ナメコとイモが物物交換されて、我が家に帰ってきたそうだ。
まずは二種類のリンゴ25個ずつで50個が箱一杯に盛られていた。
そして、海の幸なる旬のフクラギが2匹。
他に、さわし柿20個と、おはぎ1パック、白菜3個。
こんなに気を遣ってもらうと、ナメコをあげた人たちに迷惑をかけたような気がする。・・・しかし快くいただいてみんなに感謝しよう。
夢創塾は相変わらず物々交換で暮らしてゆける、金のいらない桃源郷。

原始体験や、田舎暮らしのもてなしで、近頃県外の訪問者が頻繁に来るようになった。
先日、三重県、福井県から予約があり、来週連日、自然体験や森作りのプログラムをヒヤリングして、地域振興の参考にしたい旨要請があった。遠方からの来客、当方で蓄積した環境教育や自然保護教育などのノウハウエキスもたっぷり伝承しよう。
先週は福井の小浜市から,滋賀の木戸からと25名あまりが訪問。
宣伝無しだが、良く訪ねてくるモノだ。そしてバタバタ茶などでサラとした「もてなし」に感動してもらえることに生き甲斐??
しかも、自分流の生き方ながら、それを真剣に聞いてくださる皆さんに、うれしく元気な源になっている。
交流の舞台作りが、今、開花し始めているようだ。!!

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2008年11月12日

やまびこ窯から煙り

紅葉真っ盛りの中、久しぶりにじいちゃん達のやまびこの窯から煙が出た。
先日から、孟宗竹を運び込み,今回初めて竹だけの炭づくりに挑戦。
尚、窯木の大部分は丸い青竹だが、併せて割った竹(長さ12cm×幅5cm)50枚を詰め込んだ一斗缶5個、竹の根っこ2個、竹細工 10点、パイナップル2個などを窯に詰め込み、炭化に挑戦。
じいちゃん達も従来の燃料としての炭から、ようやく脱湿,脱臭材や観賞用炭作りを開始する。
 ただ懸念されることは、切り倒したなりの生竹ないので、竹に油が残留していることから、竹炭になっても表面がデコボコにならないか心配だ。ベテランの炭焼きさんたちだから,そこは焼き方、匠の技でカバ−
することだろう。
結果を見て,彼らから学ぼう。

昨日窯止めした環境窯の天井温度は,朝には昨日より40度近く下がって75度前後になる。そして晩にはさらに20度下がって,55度
まで低下。
密閉がうまく処理されている証拠。広範囲にわたり、相当大きな割れ目が出来ていたが、隙間処理は完璧。我ながら自信がついて、自分をほめる?。これも今までの作業の積み重ねに他ならぬ。体験こそ勉強だ!!
尚、昨日、最大10mmもあった割れ目の幅も4mmまで縮小したが、今晩帰り際、残念なことに,幅3mm、10cmの長さで、この部分から熱気がかげろうのように舞い上がっていた。(懐中電気で照らして発見)
早速、灰をまぶして封鎖。もっとも、このまま冷却すれば、自然に天井が縮まって密閉状態になるハズ。

天井の放熱を利用した、「ズイキ」乾燥は大成功。
完成した品物を計量してみたら、2,1kg。生重量の1/20でした。・・木は1/5,草は1/10,赤イモズイキは1/20でした。


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2008年11月11日

窯止完了

環境窯の煙の色が、紫から空色に変わりそのうち無色になって、炭化が予定通り午前中に終了した。
早速、煙突をレンガと赤土で塞ぎ、続いて焚き口の空気穴を粘土で閉塞する。
その後、灰を水に溶かして、焚き口をこの溶液で塗りつぶす。
窯内を完全密封するための昔からの知恵。
灰は収縮しないので割れ目が出来ず、密閉材料とすれ抜群な代物。
 相当乾燥していた窯木ながら、木酢は概ね50リッタ−で良質なモノが取れた。在庫量が100リッタ−を割ったので、少しは安心。
 今回の炭焼きで、課題が見つかった。
窯の天井の温度が120度まで上がると,縦に一本焚き口の天井に亀裂が見られた。今まで無かった割れ方(幅3mmから10mm)。
しかも、ア−チ部の根本にも亀裂が見られる。少し割れ方が異常に感じる。空気口、排煙口を全開し、急激に温度を上げたため、天井が膨張して亀裂が発生したのだろう。
冷却すれば元に戻るのが常で、ビックリはしたけど、時間が経てば、元の窯の天井に戻ることだろう。
冷却に1週間を要し、それ以降暇を見て、11月いっぱいに炭だしを終了したいものだ。

昼から小型でしたが、「ヤマイモ」3本を裏山で掘り出す。
相変わらずイモ堀は重労働。汗、びっしょりになって収穫を楽しむ?

林道の脇で、早朝、イノシシが泥浴びをした跡を発見。
まるで耕耘機で耕した以上に,土がこね回されていた。
大きな足跡もくっきり残っており、相当の大物イノシシらしい。
いよいよ、ヤマイモがイノシシに食べられて、我々にあたらなくなる日が近づいたようだ。今の内に,ヤマイモをたくさん食べておこう。








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2008年11月10日

快調・高速炭化

昨夜7時に炭化し始めた環境窯が、24時間経った今、驚く程早い速度で炭化している。
朝の点検時には、排煙温度が65度で、,窯の天井温度は87度。
順調に炭化が進んでいたので、空気口は少し開き気味だが、そのままにして、排煙口を少し絞る。炭化終了の予測を明日の夕方に推定して管理する。
 しかし、晩に点検に行ったところ、排煙温度が165度で、天井の温度は115度、しかも、木酢の出方が微量、炭化のピ−クを過ぎ、この調子で進むと明日の早朝が、窯止めのタイミングになる。
すごいスピ−ドで炭化が進行中。従来にない形態。窯木の乾燥が原因。
 窯の熱を利用して乾燥させていた、赤イモの茎は、70%程度乾燥していて、明日までには概ね乾燥完了。乾燥重量で3kg出来れば成功だ。

 皇寿サクラの紅葉した葉が、舗装された路面にびっしり落ち込み、カラフルな色道を自動車で走ると、カサカサと快い音と共に、葉っぱが舞い上がる情景に遭遇して、朝から気分爽快でした。
それが晩には、冷たい雨の中、落ち葉が路面にべったりくっついて滑りやすい状況にあった。
試しに、急ブレ−キを試みたところ案の序、スリップ。スピ−ド禁止。

投稿者:ながさきat 20:31 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年11月9日

火入れ・なが−い1日!!

環境窯に火入れをするため、、朝7時、燃焼室にマキを入れて着火。
最初、順調にマキが燃焼していたが、途中、柳の腐りかけた丸太を燃料に使ったときから、火力が低下して煙の温度上昇が鈍くなる。
 しかし、他に変わるマキは調達できず、窯の木を熱分解させるための、火の管理が長引くことを覚悟する。
通常、3時頃には排煙温度が80度以上になるのに、今回はまだ65度余り
夕方から会合が在るので慌てた。
6時過ぎにようやく排煙温度が83度になって焚き口を粘土で止める。
雨が降り出した9時過ぎにようやく、空気穴の調整と、煙突の1/2絞りを完了。これで、どうにか熱分解工程に入った模様。
実に14時間を費やし、今までに無い窯の不調。原因はマキにあり。

窯の火を管理している途中、裏山でジネンジョウを掘る。
傾斜面で、掘りやすいと思ったが、首が長く(40cm)その分土中に深くイモが伸びているので、カナテコ(鉄筋棒)まで持ち出し、90cm以上掘って、やっと一本目を掘る。
成果、長さ55cm、重量650g 普通サイズでした。
夕食にトロロいもご飯を食べる。本物はうまい。明日の元気の源だ!!
来週、山仲間がコケ狩りに来るが,コケよりジネンジョウの方が確実に収穫出来て楽しいのに!!・・提案してみよう。

水車小屋のてっぺんを板で固め、雨が入らないようにする。
ようやくトタン張り屋根も完了して、周辺をかたづける。
併せて、水車小屋のサイドをパネルで囲いをする。冬支度開始。

赤イモの茎を乾燥して保存食にするため、これの皮を剥いて細かく刻み縄で絡めて環境窯の天井上に吊す。
窯の熱利用で、一気に乾燥させることが可能。遊び心でこんな事をしていると実に楽しい。充実感一杯だ!!






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2008年11月8日

イモ堀・大収穫

残っていた赤イモを午後から掘り出した。
2畝ながら、生育が良く、地下へ根が張り込んでいて,掘り出し作業は重労働。今回一番大きいイモは直径20cm、この親芋に小芋(直径3〜5cm)が25個がついて,総重量4,3kgスゴイ収穫。
今回締めて、親芋38個、小芋はダンボ−ル箱に3杯で総重量120kg
先日の収穫と併せて250kg大豊作である。
作業途中、4組12人が訪ねてきたので、各人に親芋1個と小芋20個ほどを
あげる。みんな大喜びでした。
 茎も切り出し、これを家に持ち帰り大好きなズイキを作って酒の肴にする。残りは皮を剥いて、これを明日天日干し出来るように、縄で編み込もう。皮を剥いた結果、両手はズイキのアクで手のひら真っ黒。
 先日天日干ししておいた茎が、そろそろできあがりかけていたので取り込もうと、干し場に行ったところ、なんと山羊に食われてしまった。
生では食わないが、乾燥するとエサになるとは知らなかった。残念。
 
ついでに古代米田の隣なりに植えていた里芋を掘り出す。
赤イモと違い、1株にまるまる太った小芋が6〜7個収穫でき15株で100個近い、うまそうな里芋を掘り出した。種芋が上市産で品質保証付ききの代物。種が良ければ当然イモもいいのが取れるハズ。
早速、みそしるの具にして食べる。ねと−とした粘り気があって食感抜群。おいしかった。次はおでんだ!!

昨日、高岡で講演したことが北日本新聞のNIE記事の関連の中で掲載されていた。
尚、11月19日の北日本新聞に講演主旨が、NIEでの研究発表会の内容と共に掲載される模様。








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2008年11月7日

里山を守り森と遊ぼう

高岡市立芳野中学校で行われた、第18回NIE研究発表会会場で、夕方、標記の演題で講演を行った。
主催が富山県NIE委員会と北日本新聞社で教育関係者150名あまりが参加している中、夢創塾で行っている、自然体験プログラムの内容と狙い実施効果、田舎暮らしで生きる力の醸成方策、木を切って育てる森作り、本物の食文化伝承状況云々を1時間余りに渡り、エピソ−ド等を織り交ぜながら話す。
先生方にはそんなハラハラするような体験プログラムに、少しハチャメチャに思われただろうと推測するが、児童が輝いて挑戦している姿に,私はズレる事はない。

三重県桑名市から来週夢創塾を見学したい旨、電話とfaxで要請があった。竹炭の作り方、塾の運営、組織、資金云々のヒアリング。
昨年も三重県の他地区から訪問してきたが、そのときは花炭作りの秘伝の要請。
東海北陸高速道が出来、便利になったことで、夢創塾まで影響した?
まずはバタバタ茶でもてなしを!!
炭の仲間が増えることで、益々元気が蘇るようだ。待ちどしい!!


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2008年11月6日

先生方・見学・感動

高・退・協議会のH氏から、先日夢創塾の見学研修会要請があり、午前中、2時間あまり各施設の活用内容や、自然体験のプログラム,里山暮らしの技や知恵の伝承方法などの,概要説明をする。
 コスモスを炭化してこれを額装、炭の工芸品作りの挑戦。!!
 料理窯で釜飯、ピザ,焼き芋、塩作りをしていることにビックリ!!
 作った炭、和紙、塩を組み合わせて木炭電池作り。感動!!
 自然な3R(リデユ−ス・リユ−ス・リサイクル)の取り組み!!
 山羊、アイガモ、イワナの飼育を通して生きる力の教育実践!!
 切って育てる森作りと素材の活用に感動。水車、額縁等!!
秋晴れで,気温も高く周辺の紅葉を満喫しながら、じっくり見学。
最後、小屋に入って名物・バタバタ茶を各自が点て、自家製の塩を少し入れて飲み干す。味が良いので何杯もおかわり。
ここで、補足話をたっぷりお茶を飲みながら話す。
楽しいところなので再度お邪魔したいとの要望。私がいなくても勝手にどうぞ−と宣言。
 
昼頃の気温、24度。暖かくなったとたん,小さな黄色いチョウチョ(名前?)が10匹余りが、わずかに咲いている野菊に群がっていた。
あまりにも鮮やかな黄色なので捕まえようとこれを追ったが,予測とは違う方向に逃げ惑うので、素手では捕まえることが出来なかった。
だいぶ運動神経が鈍っていることを自覚する。
もっとも、老人が今時チョウチョウを、追いかけ回していることが、様にならず。
 アカトンボも珍しく、数匹秋の空を飛び回っていたが、例年よりも極端に個体数が少なくなったようだ。しかもまだ本当のあかね色になっていない。生育も遅れているのだろうか?
 今日のスズメバチは活発な活動で10m以内には近寄れなかった。
スゴイ数(30〜40匹)が出入れ口から発進、帰巣していてその羽根の音が不気味に聞こえ、恐怖を感ずる。退治したいけれど危険なので、
寒くなって,自然死するのを待つしかない。






投稿者:ながさきat 19:55 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月5日

フクロウ作り

午後、あさひ野小学校サイエンス倶楽部に行って、小枝を利用したフクロウ作りを指導する。
山のミズナラがカシナガキクイムシに食われ、立ち枯れしたので、その枝を取ってきて、活用した。
10人のクラブ員各自は、所定の長さに(2〜3cm)枝を切り、これを万力で彫刻しやすいように固定してから、目や胸の部分を彫刻する。
児童等は彫刻刀をを片手に、一応は時間内にみんな終了。
仕上げに,目を書き入れ、各自のフクロウ作りが無事終える。
 フクロウは幸せをもたらしてくれると、言い伝えられ、児童等に幸あらんことを祈る。
枝は、乾燥が不十分であったので、皮がむけやすく、失敗が1/3を超えた。
予備の木片で、再度トライした児童等は,少し時間オ−バをしたが、どうにか間に合った。児童等は大変喜んでいて満足。
 時間があれば,竹筆作りを教えたかったが、そんな時間が取れなかった。残念!!

次回は6年生に卒業証書台紙作りと、額縁作りが11月末に計画されている。

滋賀県の幼稚園児がおじいちゃんに連れられて、山羊と合鴨を見学に来た。野放しの動物たちに歓喜の叫び!!
よほど動物が好きなんだろう、天気も良かったせいか、2時間あまりたっぷり遊んでいった。気に入って帰ることをだだこねていた。
 
久しぶりの秋晴れ空。紅葉が夢創塾まで降りてきた。一面秋の気配。
空には色とりどりの落ち葉が舞い上がっていた。
昨日収穫した、赤イモのズイキを皮を剥いて天日干しする。
今回も3連を作る。概ね15kgのズイキは乾燥したら1kgあまりの予定。おつゆの具に煮染めに最高。大好物。






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2008年11月4日

林道・快適走行

夢創塾に通ずるアクセス林道の急勾配部舗装が先日完成した。
全延長1200mの内、路面が河原以上にデコボコだった500mがアスファルトで整備され、朝夕のエサやりは快適走行ができ、気分爽快だ。
今までは,路面の転石を毎日、自動車を左手で片手運転しながら、右手でこれを拾い、投げ捨てて、路面整備??をしていたが、そんな危ない作業が無くなって本当に助かる。
 1車線だけど、路方の白線が引かれ、急カ−ブ地点はガ−ドレ−ルが設置され、安全対策が施されているほか、曲線部が木柱で誘導指標になっている。しかも、警笛、スピ−ド減速標識が所々に設置され、従来の林道とは雲泥の差がありあり。タイヤ損傷を気にしなくても良くなったのが一番の効果!!
おまけに要望していた,大型バス方向転換所の整備も行ってもらった。
早速、先日この場所で2台の大型バスが方向転換して無事帰って行った。
 ただ、舗装されたことで、先日もドライブ方々チョット見に来た人々が,急に増えた。温泉への途中、返りのついでの見学、来た人にすれば
いつでも炭焼き、紙漉、アスレチック、バタバタ茶等体験ができると思ってくるので,ほどほど閉口する。
林道整備されたことで予想はしていたが、想定以上。
うれしい事ながら、対応に悩みが出てきた。そのうち夢創塾に常駐が必要になってくる日も近いようだ。
地域活性化を図る上でも、山びこのじいちゃんたちとも,話し込んでみよう。

投稿者:ながさきat 20:21 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月3日

寒くなってナメコ出だす

夢創塾のナメコもボチボチ出始めた。
採集時期を逸し、少し遅すぎたナメコを大量に取って、友達にあげる。
味は、そんなに変わらないが、ヌルヌル感が少し落ちる。
 林のナメコは順調に生育し、今日が採集に一番の時期。
じっくり楽しんで収穫の喜びをかみしめる。
軸も太く、形も最良。
早速、夕食にナメコ汁で秋の味覚を味わう。
煮詰めて、これを肴に一杯飲む。イモの収穫とナメコの収穫に感謝。








投稿者:ながさきat 21:10 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

赤イモの日

晴れていたので朝から、自慢の巨大赤イモ堀を行った。
あまりにも大きな株(イモ)なので、スコップで周りを掘り起こさないと,収穫できない代物。茎を引いても微動だにしない。
根気よく午前中2畝を掘り起こす。昼からもがんばって1畝を収穫。
締めて収穫量は、親玉50個、小イモ約700個で総重量150kg。
今年も豊作である。連作障害全く無し。むしろ増収である。
これも炭と木酢の効果だ。
 ズイキを15kgばかり、茎を皮を剥ぎ,これを細かく裂いてわら縄で編み上げる。先般も3連ほど作ったが、今回も3連作る。冬の食料保存。
残り2畝後日収穫しよう。
 先日の南保みずほ祭に提供した古代米がゆが好評だったと,Yさんから電話があった。
大鍋3個のおかゆが全く無くなって,鍋だけ帰っていたので、内心ホ−とした。古代米がおいしかったと、夕方相づちをうってくれた人があった。出品して良かった。

途中、あさひ野小学校で行う出前授業の教材を調達した。
今回は、竹馬作りを各自が行い、これに乗って何歩進めるかを、競ってみよう。自分で作るなんて、たぶん初めての体験だろう。
自分で遊ぶ道具作りにトライだ。

投稿者:ながさきat 20:26 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月2日

甥の結婚式

東京で甥の結婚式があり、昨日から夫婦で出席した。
新郎のU君は小学校高学年時何度か夢創塾に来て、石の採集や、虫取り、スキ−,雪遊び等自然体験を楽しんでいたので、前日会って話し込んだ時、当時を回想し大変懐かしがっていた。
そんな影響もあったのか、?その後スノ−ボ−ドが趣味となり、このスノ−ボ−ドが縁で結ばれたとか!!
偶然の出会い、運命のすばらしさに万歳。
 ひさしぶり、神殿での厳かな結婚式は、二人の門出を祝う節目として
重々しくかつ、古来からの伝統文化に直に触れてみて感動した。
 披露宴で初めて、すてきな新婦に「おめでとう」と声かけする!!
第一声がなんと、2年前にTVで全国放映された「銭金・びんぼう暮らし」を楽しく見せてもらいました。
行ってみたいです!!のリップサ−ビスにいやはやビックリ仰天。
素性がバレてより親密な親戚の絆を杯で交わす。
 披露宴に出されるホテル自慢の鯛やステ−キはおいしく、すべて平らげ、進められるワインやビ−ルもたらふく飲み、お二人の門出を満腹で祝う。
 華やかだったのは,新婦の友人たち。その服装たるや、防寒等実用的なんてあり得ない、ファッションショウ−さながらのいで立ち。
蛭谷の山里で、猿軍団をみている私には、彼女ら全員天女に見え、
カルチャ−ショックと共に、東京の流行、時代の最先端を垣間見た。
 自然の中にいては縁遠い事でしたが、こんな世界が在る機会に恵まれ私もハッピ−?でした。
お二人に幸あらんことを願う。

投稿者:ながさきat 22:40 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月1日

古代米おかゆ

明日行われる、南保地区の第1回みずほ祭に、自然農法で育てた古代米の「おかゆ」をみんなに食べてもらうため、古代米3上升余りを3時間かけて手作りする。
火力がとろ火にもかかわらず、後半は、焦げ付くので、3個の大鍋を順次
かき回さねばならず、てんてこ舞い。
隠し味に、自家製の塩を入れ込み,食べやすくした。
できあがったおかゆを試食したところ、塩味抜群でOK。
しかし、相変わらず,皮の部分が口に残る。この皮まで柔らかくするには,圧力釜でないとダメらしい。今回のように大量に作るときは,時間を倍程かければ解消できるかも。?
  
雨と寒さがやってきたので、ナメコがボチボチで出した。あと2〜3日すると採集可能な原木を1本見つける。
隣には椎茸も出始めた。猿たちに荒らされないよう、ネットを周辺に張り巡らす。

結婚式に出席するため今日から明日まで東京滞在。


投稿者:ながさきat 09:04 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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