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2009年5月31日

15周年の食材調達

夢創塾創立15周年に提供する食材として、蕗とワラビを裏山で採集する。
まずは蕗を4kgほど採集。これを夢創塾小屋に持ち込み、2cmぐらいに裁断して大鍋で3時間ぐらい水煮する。
柔らかくなってから、椎茸や、サンショウの実、ハチミツ等の調味料で味付けした後、醤油で味を決める。1品目OK。
今回隠し味として、油を垂らしたところ、ねっとりした深い味付けが出来、酒のおかずに最適。早速これで、酎ハイを一気に飲み干しました。
 季節外れのワラビは、意外と硬く、大鍋で、通常の倍の時間をかけてゆであげ、灰を投入してアク抜き処理をする。2日後にこれを取り出し、灰を洗浄して冷蔵庫に保存する予定。2品目OK。
6束もあるので、昆布の「さざ波」で味付けして、漬け物を作る計画。

昼から、夢創塾広場に出だした「青ジソ」を取り込み、家の近くの畑に約20本を定植した。夏には青ジソの天ぷらや、炒め物がタップリ食えるのが楽しみだ。
畑の隣に、野ビルが自生していたので3本採集する。酒の肴に持ち帰り、みそを付けて食べたが、アクが強く苦くて辛かった。
その分、元気が出るようだ!!
1日中、小雨の日でした。夕方、田んぼの害虫駆除のため、小川の堤防の草刈りを、滑ったり、転んだりしながら、2時間ほどで終了。
今日は、汗と、雨で濡れる事3回、その都度着替えて体調管理に気を配る。










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2009年5月30日

グリ−ンツ−リズム総会

東京の東洋大学で開催された日本グリ−ンツ−リズムネットワ−ク総会に日帰りで出席した。
昨年、富山大会を開催するに当たり、青木先生にはひとかたならぬ指導をいただいた、お礼を述べる機会であり、又、当時ikkeになった仲間と情報交換が期待出来る他、今年開催される、香川県での情報収集をかね、地酒を持参して上京。
 総会終了後、記念講演として、「都市と地域をつなぐ」〜食と健康は地元素材から〜と題して村上氏が、健康づくりには地元の安全安心な野菜を山ほど食べるのが秘訣と熱弁。
 続いて、パネルデスカッションに入り、「人間福祉へのG・Tリズムの可能性にむけて」をテ−マに、4人のパネリストが各自の持論を展開した。自然の食材にこだわったり、循環社会システムのプログラムを実践するなどの発表オンパレ−ド??
 まとめは、今後のG・Tの方向性として、従来の体験の他、食と健康づくりをキ−ワ−ドに、実施プログラムを作り、人生の生活の中に生かすことでした。
 久しぶりの、研修会、頭が痛くなるほど、知識を詰め込んだが、帰宅してどんなことに感心感動したか、想い出せない始末。       ぼけてきたようだ!!

今日の北日本新聞に、昨日から始まった、魚津で行っている帰農塾の様子が、田植えの写真付きで記載されていた。
今日、魚津での「のろし祭り」にも参加する等、楽しんでもらいたい物だ。






投稿者:ながさきat 22:03 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月29日

山菜祭り

県職現役時の平成6年6月6日に夢創塾を開設して、今年で15周年目を迎える事となり、今まで支援してくださった、様々な人たちを迎え、ささやかながら山菜祭りを開催することにした。
早速、案内文を泥縄式ながら30数名に投函する。急なことでもらった人たちは迷惑すると思ったが、都合がつけば参加してもらい、交流を深めたいものだ。
案内内容
開催日  平成21年6月6日(土)AM10:00〜PM2:00

場所   夢創塾(朝日町柿ノ木谷)

日程   受付      9:00
     開会     10:00
     山菜料理作り 10:30
     昼食会    12:00
     体験コ−ナ− 13:00
     終了     14:00
尚、一般参加、当日飛び入り参加も大いに歓迎。
参加見込みは、夢創塾メンバ−とやまびこの会員の他30名程度と想定している。参加者が多ければ賑やかで楽しい記念日になるだろう。

午前中、上市町で開催された県の植樹祭に出席した。
知事が子供達と記念植樹をしたり、多くの児童達や参加者が斜面にタニウツギや桜などを植樹した後、おいしい熊汁で昼飯をいただいていた。会場には盛りだくさんの出店ブ−スがあって、まさにまつりの雰囲気十分でした。
途中、知事とばったりあって、「元気ですね−」と声かけしてもらい、
しばし談話をしながら握手をいただいた。嬉しくなり、元気が蘇る!!
上市町長さんとも談話が出来、参加した効果抜群でした。
良き日でした。がんばろう!!

TBSから「走れ!ポスマン」の問い合わせがある。
協力依頼の要請。企画書を見てから回答する旨連絡する。 










投稿者:ながさきat 20:30 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2009年5月28日

成功・麦のお花炭!!

朝から花炭窯の炭出しをする。お目当ては、麦の花炭とアザミの花炭。
炭焼きは順調だったし、窯止めのタイミングも、煙の色や、窯の中を覗き、目視で精錬状態を確認したので自信があった。窯止めした後は、しっかり灰水で窯をコ−テングし、窯の中への空気を完全遮断した、。
その結果、窯の天井温度が従来どうりに低下し、6日目には20度まで下がり窯止め成功。・・・                      早く「麦の炭」を見たくて先日から浮き浮きでした。!!
 窯の焚き口を全面オ−プンして窯の中を見ると、間伐材の炭が焚き口付近から、完全な炭になっていた。奥にセットした「麦の炭」成功を確信。はやる心を落ち着かせ、順番に炭を窯内から取り出す。
炭を80kgほど出した後、窯の奥にセットしておいた「花炭」3束を慎重に、丁重に扱って、窯から出した。
 そしてセットを広げてみたところ、麦の炭は思ったとうりの出来映えに大変満足して、嬉しくなる。挑戦し続けて良かった。ついに成功。 心浮き浮きで最良の日になる。大麦400本の内10%程度が折れるなど作品にならないが、そのほとんどが成功したのは、今回が初めて。
 振り返れば、今年4月、バリの井岡さんと花炭づくりをしたが、すべてが灰になってしまう大失態を演じたことで、今回の大成功に繋がる。
格言の「失敗は成功の素」を体験できて、今後の肥やしになる。
 アザミもメチャ良くできていて、額装するのが楽しくなった。
成功した「お花炭」は小屋の中にある、タンスに保管する。      前回からのストック分も入れて、麦は600本近く、冬に行う額入れが楽しみだ。

午後、小杉の社会福祉会館に出向き、保健福祉研修会で、演題、「森で遊ぼう私の夢づくり」について講演をする。
早速、今日大成功した「お花炭」の話と、麦炭を多量に使用した額縁を見てもらう。みんな感動・・・
花炭成功で、今日の講話は立て板に水のごとく、流ちょうであることが自分でもでも自覚できた。 それにしてもみんな居眠りすることなく、誠に感心を持って聞いてくださって、大変ありがたかった。










投稿者:ながさきat 20:25 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月27日

動植物生育状況

昨晩、メスのアイガモが野獣の餌食になったのか、見あたらず。
この1週間で、7羽が犠牲になり、現在11羽になってしまった。対応策が無く放置しているので、まだ当分は補食されることだろう。残念。
尚、かってない短期間での被害原因の1つに、カモたちが夜には池に入らないで、周りの草原で就寝しているので、襲われやすい。
又、余りにも遠くまでエサを漁りに行くので、帰巣時、ヨチヨチ歩きのカモたちは、野獣たちの餌食になる確率は大きい。
従って、カモを池に綴じ込み、周辺を金網で囲み、野外に出られなくするのが唯一の保護対策。その代わり、えさ代が大変で、どちらを選ぶか
当分は保留。
 先日イワナ池に放した、小型のイワナやヤマメの姿が見られず、大きなイワナに補食されたようだ。結局、この池にはこれ以上のイワナを入れても犠牲になるばかりで、これ以上の養殖に疑問が残る。
 カブト虫を養殖しているが、箱の表面の床をほじってみたところ、グロテスクな幼虫がウヨウヨ散らばっていた。後2ヶ月もしないうちに成虫になるので、児童等が喜ぶこと間違いなし。
 赤イモの芽が全部の畝で、一斉にで出した。まだ針のような小さな芽だが、後4ケ月も立てば、お化けのように大きな葉、茎になり、2kg前後の、イモが出来るので、今から待ち遠しい。
 トマト、なすの苗が順調に根付き、花まで咲き始めた。
ワキ芽を摘んだり、支柱を立てて、これに這わせる様に整備する。今後は害虫との対決です。自然農法で育てているので、もっぱら木酢を使って、農薬の代用としている。本物なので、良く効きます。
 古代米田では苗の先端が茶褐色になっており少し心配だ。
肥料不足なのか、害虫(ウンカ)の仕業なのか、よくわからず。
さしあたり、木酢を2リッタ−散布する。元気を取り戻してくれることを期待する。
 以上諸々の、生育状況です。

投稿者:ながさきat 23:20 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月26日

あさひ野小からの手紙

先般(5/20日)当塾へ自然体験学習にきた、あさひ野小学校三年生全員からお礼の手紙が届いた。
当日、麦の炭づくりをしていたので、その炭窯の高温状態を覗き穴から観察してもらった。メラメラの炎を見て驚き、感動してジ−と見とれる児童も数人いた。日常、火を見る機会が少なくなったせいだろうか?
 水車を水で廻したことが、児童等には大変興味があったようだ。
感想文には半分の児童が、関心があり、水の力を発見したようだ。
 圧倒的に多かったのが、杉の皮むき作業、ずいぶん楽しんだようだ。
次回来たら又皮むきしようと、積極派もいて頼もしい。
 ツリ−ハウスの眺めの良いのに、大感動。アスレチックやブランコ、まだまだ遊びたかったと、次回に体験したい旨、希望を書いていた!!
児童等の手紙3通
・今日は大変お世話になりました。僕は、小学生じゃない時に遊びに行きました。木の皮むきがたのしかったです。最後に4mぐらいの皮をむいてうれしかったです。
海水の塩、いつも食べている塩と味がちがって、甘かったです。自由時間になりヤギにヨモギをやりました。又、いつか行きたいと思います。
・今日、最初に見た家、あんなすごい家を作るなんてビックリしました。水車の所では、あんな水車が重いのに、水なら回るということがわかりました。それに炭焼きの所では、あつさが400度近くなのにすごく驚きました。もう一つの炭窯では、炭を運び出す体験をしました。
それに、ピザ焼き窯の所では、海水の塩をいただき、おいしかったです。木の皮むきでは、3人でむいた皮の長さが新記録を出し、うれしかったです。
木の上のハウスに行きました。すごく高かったです。あんなすごい  ハウスを作るなんて、とてもすごいなと思いました。それに手すりも階段も、とてもじょうぶでした。・・・以下省略
 *こんな調子でお礼の内容が記されており、35人分を2回読みました。読んでいると、当時、児童の楽しんでいた面影が想い出される。

午前中、東京富山県人会連合会常任理事の大久保氏以下4名が、訪ねてきた。夢創塾小屋で自然体験メニュ−や、15年間の経過などを話しながら対話を楽しむ。
昼には、当地で取れたワラビ、蕗、ヨシナ、三つ葉等とみそかんぱを炭火であぶって食べる。田舎丸出しの食事??でしたが、みんな感動してくださる。こんなもてなしもいいのでないか??
来年縁あらば、東京で記念講演してくださいとの要請。OK!!

*NHKから活動の取材要請。後日活動計画書の提出。
*県OB会(農政関係)から7/2pm講演要請。OK       *新聞社から取材内容の校正要請。OK
*NPO・とやまG・Tリズムの監査立ち会い。

投稿者:ながさきat 20:17 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月25日

びるだん塾の記録

先般、5/15日〜17日にかけて開催された、とやま帰農塾「びるだん塾」に、水墨画展示の会場整備や、竹筆づくり等を支援してもらった、新川振興センタ−の三枝君から、当時の活動状況の記録表をいただいた。
 写真入りで、見やすく、田舎体験への取り組みが、一見して解る編集に感心する。当日私は、準備や活動進行で、記録も抜けがちだったので、当時を回想するのに大変役立った。








投稿者:ながさきat 20:05 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月24日

新入り・イワナ・ヤマメ

早朝から、新川森林組合のO氏が小川の上流で釣り上げた、15〜25 cmのイワナ5匹を持ち込み、イワナ池に放す。大きく育って欲しものだ。聞くところによると、先日も3匹放したとの談話。ありがたい事です。その後、再び、夢創塾小屋真下の小川に降りて、ヤマメ5匹をほんの30分で釣り上げ、再度イワナ池に放す。元々住んでいるイワナが20匹。
合計で33匹になったが、気になることは、入れた小さなイワナや、ヤマメが大きなイワナに補食されないか、心配だ。共食いのイワナの世界が課題です。

大型水車のボルト締めなど、緩んだ箇所の修繕を、河村氏と1時間余りかけて行う。直前、回転時に少し音がしたのだが、締め直した後は全く音無。修繕完璧。
 丸太をチェンソ−を使って、水車を廻すための木樋を午前中に、1本つくる。今回は、木樋の底を、ノミで削り取る。結構時間を要した。
しかし、仕上がりはチェンソ−で整形するよりきれいになる。

26日に訪ねてくる、東京の山崎、大家庄会の食材を調達する。ワラビ6束、蕗6束を早速茹でて、当日に備える。
里山の季節の食べ物が一番のもてなしか??そう思って用意。

北日本新聞の子供新聞欄に、先般あさひ野小学校六年生と作業した、木材の運搬模様が、詳細に記載されていた。
書き始めてもう16回目。次回はバタバタ茶に絡む記事を書いてみよう。
夕方、数名が、木材搬出現場を訪ねてきた。運び出された、丸太が木の樋になっているのを見て、感動して帰った。
この樋で、水車を廻し、電気を起こし、光で蛾をあつめ、イワナの餌にする事を、説明。








投稿者:ながさきat 18:51 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月23日

ギョウジャニンニク管理

ギョウジャニンニクの花が咲き出した。
草も取らず放置していたので、一部が雑草に負けて見えなくなってしまった。半日かけ、鎌と草刈機で4箇所の草を刈り取る。大仕事でした。
しかし、嬉しいことに、土手下の斜面に、何と45株以上の自生しているギョウジャニンニクを発見。しかも大きく生長していて花も5個付けていた。群生地になる可能性有り。楽しくなる。周辺を草刈りする。
 下山途中、山道に、5〜6本のギンレイソウが咲き始めていた。
通常より早いのは、先日からの夏のような暑さの性だろうか?
隣に、実生のドングリが新葉を2枚付けて、懸命に生きようとしていた。
当地ではごく自然に、世代交代がこのようにして繰り返されている。
 朴の木の花が当地にも咲き始め、草刈りしていても、甘い香りが漂っていた。自然の香りのすがすがしいこと!!草刈り作業をしていたが、気分爽快。
余りにも香りがよいので、木に登って花を採集。
花に近づき、本物の香りを幾度となく嗅ぐ、遊びに来た友達にも強制的?にすばらしい香りを嗅いでもらう。

合鴨の数4匹足りず。池の周りに、相当の羽毛が散乱していた。
野獣の餌食になったようだ。池に入っていないところを襲われたらしい。残念だけど、対応策無し。自分で身を守るしかない。鴨よガンバレ!

大地山登山客が12名、夕方全員登頂して下山。
頂上には雪が全く無いとのこと。登山道も雑木が茂ってきて、登りにくくなってきたとの情報。道刈りが必要だが、今は忙しく出来ない。














投稿者:ながさきat 20:27 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月22日

動物たちの食べ物事情

朝の見回り時、林道の途中、食いちぎられた朴の花が20個ほど路上に、散乱していた。その為、花の蜜と、朴の木の甘い香りが、周辺に充満し、さわやかな空間帯を通ることが出来た。
林道沿いに茂っている朴の木からの落下物。例年、この時期になると、猿たちが、好んで食べる花なのだが、その乱暴な食べ方に腹立ちする。
朴の木の枝の先端に登り、花を全部食べるのでなく、もてあそび、捨てる行動を楽しんでいる様子。人間から見れば、不可解な行動。??
山の至る所に朴の花が咲き始めた。猿たちの楽園だ。

古代米田が水浸し。昨晩降った雨で、用水量が増え、その水が田んぼに流れ込んだのが原因。畦から水があふれ、隣の畑までも水浸し状態。
喜んでいたのは、殿様カエルとアマガエル数匹。
農薬、化学肥料なしの古代米田んぼが気に入ったらしい。
多くのカエルが住み着いてくれることで、ウンカや虫を食べてくれるので、苗は元気に育ってくれることだろう。自然農法の原点。

カモたちに餌を与えたが、全部食べることなく、広場の草付きへ移動していった。そこで草むらに潜んでいる虫を競って、ついばんでいた。
与える麦よりも、自然の虫や、草がおいしいようだ。
ちょっと目を離した隙に、食べ残した餌を求めて、カラスが2羽舞い降り、食べ始める。油断も隙も出来ない食べ物への争奪。
カラスを見るだけで腹立ちするのに、横取りするのを見て怒り心頭。小屋に密かに入り、ロッケット花火3連発をセットし、点火。
1発目は、カラスへの軌道は全く外れ、大事なカモ軍団の中に落下して最後は爆発。カモ達パニック似陥る。
2発目は飛び上がったカラスの行く手で空中爆発。少しは驚いたが、全くひるむことなしに、飛び去ってしまった。
3発目は導線の途中で、火が消えてしまい、不発。カモ騒動効果なし。

富山大学の学生から、泊ナタのヒアリングを電話で受けた。
実際使った手応えや、爪が出来た経緯を現場で見ないと、研究がまとめれないので訪問する事にする。約束時間、6/3日pm1,0とする。

投稿者:ながさきat 22:46 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月21日

成功確信・花炭窯

夕方、花炭窯の天井温度を計測した所、53度で、昨日から72度も低下し、順調に経過していることが判明。大麦のお花炭が確実に出来ていることを確信する。このまま天井の温度が低下し続ければ、5日後には窯を開いて、大麦の炭を出す事が出来る。
狙った、夢である、玉虫色の「毛」が出来ていることを願って、今からドキドキ、ワクワク。たかが麦の炭なれど、私にすれば大事な宝物!!
 山羊が、料理窯の焚き口を角で突いて壊してしまった。
その為、入り口が広くなったので、ここから窯の中に入った模様。
何故こんな穴の中に入るのか、不明だが、日本古来から生息している芝ヤギの習性!!
暑かったので、涼を求めて、穴に入り込んだのだろうか?
 環境窯の焚き口が、昨日児童等と炭出しをしたので、オ−プンにしておいたところ、窯の中に出入りした形跡が、足跡と、体毛の白い毛の散乱で、確認する。
2箇所で、窯の中に入られたが、窯の内側が壊れていたなったので、一安心。それにしても予期せぬ、山羊たちの行動に、今後は、焚き口に木の柵をして出入りできなくする予定。

里芋が3株、2cmほどの小さな芽を出し始めた。今後はこの生長ぶり、作業や管理等を収穫まで、記録する事にする。その後は料理編で紹介。

投稿者:ながさきat 19:23 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月20日

あさひ野小自然学習などの写真






















投稿者:ながさきat 20:18 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

今日の出来事

1・大麦の花炭をつくるため、昨日から窯の温度管理を、徹夜で行った.
その甲斐あって、11時頃には炭化が完了したといわれている「アオ」の煙が立ち上がり、窯内の温度を測ったところ、700度前後。
素早く、排煙口と空気穴を閉塞。その後、灰汁を焚き口の全面に塗りつけて完全密閉する。窯止め終了。成功を期待し、熱い環境窯に祈る。
2・あさひ野小学校三年生35名が、自然学習をするため、当塾をおとずれた .炭焼きの話や、水車を水で廻す体験の他、杉の皮むきやツリ−ハウスに登る等、初めての事ながら興味津々で、感動と共に、学習やロ−プ遊びを楽しんでいた。
アスレチック等で、尻餅をついた人もいたが、みんな元気で遊び回っていたので、児童からパワ−をもらい、満足した。
3・昼から「バタバタ茶」の取材に,チュ−リップTVから3人,当塾を訪ねてきた.茶会はバタバタ茶愛好会のメンバ−7人がイロリを囲んで、談話しているところや、女子アナがお茶の試飲をする所など、多彩な内容で撮影していった。収録後、びるだんに入って、集落模様の案内や、向かいの山から集落全体を撮影する場所の誘導を行う。
県外に、珍しいバタバタ茶の紹介をするそうだ。出来上がったら、DVDをもらうことにする。
4・大型水車が変なうなりを出すので、止めて点検したところ、ボルトが1本抜けていた。
ネジが緩んで、脱落した模様。抜けたボルトをひらって、はめ込んだが、穴が合わずボルトが通らず?修繕に少し時間がかかりそうだ。
5・山崎の谷口氏が、窯に使うための土を持参してきた。
少し腐り粘土系で見た目は良質とはいえず。これを次回の炭窯で団子状にして、焼いて見てから結果を出そう。つかえることを期待したい物だ。
*夕方、窯の表面温度を計測したところ、125度で、前回と同じ温度。
明日、80度前後に、低下すれば、成功間違いなし。これも期待する。

投稿者:ながさきat 18:38 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月19日

5回目の花炭挑戦

大麦の花炭をつくるため、朝から準備して昼頃、窯に点火。
暑いにも関わらず、火をドンドコ焚いて加熱したところ、4時過ぎには排温が82度まで上昇し、窯の中で、熱分解が始まる。
この時点で、加熱をやめ、焚き口を締めて、空気穴の開閉管理に移行する。これから明日の朝まで、3時間毎、温度管理を、この空気穴で調節する作業が続く。酒を飲んだら、いつも失敗するので、梅酒にした。
 今回は大麦400本、アザミの花15本、野イチゴの新芽20本を仕込んだが、玉虫色のついた最高の大麦炭を狙って細工してみた。結果が楽しみ
 
 明日チュ−リップTVが、バタバタ茶の取材に来るので、お茶受け用の山菜を採りに、途中山に入る。、ふきとわらび、よしなを採集。
窯の隣で茹で、蕗は皮を剥き、ワラビは熱湯につけて炭を投入。よしなは茹でて袋に入れて保存。茶会は山菜料理。

裏山で小鳥を捕まえる。手でつかんだ途端、くちばしで突かれ、小指をかまれた。痛いくらい。写真を撮って放してやる。
それにしても攻撃的な鳥にビックリ。名前がわからず後日調べよう。














投稿者:ながさきat 19:52 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月18日

被害いろいろ!!

夢創塾の朝の見回りで、積み上げて大きな箱が、昨夜の突風と激しい雨に絶えきれず、周辺に散らばっていた。覆っていたブル−シ−ト2枚は、跡形もなしに吹っ飛んでしまい紛失。探しても無し。あきらめる。
 合掌小屋に入ってみると、奥の北側に雨漏りが見られ、二階に上がってその場所を特定しようと屋根板を見上げたところ、直径5cmほどの穴を発見。室内から空が見える状態。その穴から雨水が垂れ落ちていた。
穴を開けた犯人は、キツツキ。2年前にも同様な被害にあったので特定できる。これからもこんな被害が出てくる事は、想定できるが、対策無し。被害大。
 夕方のみずまわり時、先日「びるだん塾」の塾生に田植えしてもらった古代米苗の本数が、少し多いのに気づく。
田んぼに入って本数を確認したところ、何と10本〜13本で、通状の3〜
4倍の本数。3本で植えて欲しいと要請していたのに、全く無視された我流植え。素人に植えさせた結果で、あきらめるしか無し。
対応として、明日、補植で無くその反対の、苗抜きをする予定。
かって今まで、やったことのない、無駄な農作業を体験してみよう。
指導できなかった事に、自分に腹立ちする。
 情けない気持ちで、古代米田を100mほど離れたとたん、タイミング良く、カモ2羽が飛来してきて着水するのを目撃。
植えた苗についている籾殻等を、ついばんでいる様子が、遠くから見えた。・・カモが私の代わりに、苗を引き抜いている??大違い。
片っ端から、苗を引き抜いているようだが、追い払う気も起こらず、自然に任せる。 明日はどうしても植え替えが必要になった。
今日は、様々な被害と遭遇した日でした。

明日4回目の麦の炭化に挑戦する予定。
今晩の内に、大麦を400本余り調達して明日に備える。
成熟した麦なので、今までに無いしゃきっとした麦炭に仕上げたい。

 

投稿者:ながさきat 20:28 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月17日

文化の郷びるだん塾終了

15日から始まった「びるだん塾」、最終日の今日、朝から昨日、各自が漉きあげたびるだん和紙を、私が作った手製の乾燥機にかけ、自分紙を仕上げた。サイズはよこ43、たて25cm厚さ0、1mmの卒業台紙と同様。出来上がるたび、みんな歓声。
 出来上がった和紙に、富山市からきていただいた、水墨画の講師西野先生に指導してもらい、4名の塾員は、思い思いの風景や、花などを描き、大満足でした。
出来上がった水墨画は、先生の修正、手伝いもあって、ビックリするほどの作品に仕上がり、「びるだん塾」の修了証になりました。
 昼は、夢創塾特性のピザやみそかんぱ、タラ汁をたらふく食べながら、反省会や、課題、西野先生との懇談をタップリ行う。
 みんな、びるだんの、生活文化や、水墨画に見る芸術、里山の生業の技に触れ、里山生活の背景を垣間見る等、いたく感動、感心して帰って行った。今後も、時々訪ねたいと、リップサ−ビス多々有り。!!

午後、遅く山崎の谷口氏を訪ねる。近くで、炭窯を作りたいので、現場を見た後、自宅に入り、仲間3人と炭窯づくりの検討会をする。
老人パワ−で地域興しを兼ねた企画に、賛成すると共に、窯づくりの指導を申し出る。窯が出来上がるまで、またまた、忙しくなる日々が続くようだ。地域興しにがんばろう。!!
返り、エビ、ゲンギョウ、はたはた魚をお土産にいただき、夕食に、おいしくいただく。炭が、魚に変身。うまかった!!












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2009年5月16日

帰農塾の写真 続き












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田舎暮らし体験・びるだん塾

昨日から、都市住民が農業などの田舎暮らしを体験する「とやま帰農塾」の第一回目が、びるだんで始まった。
石川県からも参加があって、60台の女性達4名。2泊3日の日程で、当地区に伝わる、バタバタ茶会に参加しながら、自治会館で岩崎巴人、長崎漠人、谷口山郷等の水墨画を、ふるさと美術館学芸員の島さんの解説で観賞した。その後、長崎漠人、長崎、助之蒸宅を訪ね、秘蔵の作品を鑑賞。
16日は、朝から古代米の田植えを、裸足で行った。足の裏が、ヌルヌルするなど、土の感触を体感した。結構楽しく作業を行う。田植えは祭りだ!!終わって、夢創塾広場で、今日の食料になる、ワラビや、蕗を大量に採集。処理して夕食においしく食べる。
 昼からは、明日行う、水墨画練習の和紙を各自2枚漉く。併せて、この紙に書き入れる、竹筆を各自3〜4本丁寧に作る。
この筆を使って、杉板に記念記名を記して今日の田舎体験を終了。
夜は小川温泉で交流会に参加して大いに語り合い、参加者とは「一家」になる。古代米を毎月観察に来るとか??










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2009年5月14日

あさひ野小学校からの手紙

12日に当方で、枝打ちや、木の運搬など、林業体験をしていったあさひ野小学校六年生全員から、手紙が届いていた。
お世話になったお礼と、ノコギリを使って、始めて生の杉の木を切る体験は、不安ながらも楽しかったと、ほとんどの児童が記述していた。
又、丸太をロ−プで曳いて運搬したが、大変疲れたものの、何となくすがすがしい気持ちになれた他、すごくリラックスなど、森の効用を肌で感じていったようだ。
尚、自分たちで摘んだヨゴミを、ダンゴにして食べたのがおいしかったと、ベタ褒めでした。ありがとう!!
手紙を2点紹介。
・長崎さん、今回の活動のお世話ありがとうございました。
活動1回目で私は枝打ちを始めて行いました。ノコギリで生きている木を切るのが始めて。しかも、すごく長いノコギリで切るのはちょっと不安だったけれど、とても良い体験になりました。
森の中に長時間いてすごくリラックス出来真下。よもぎ餅も、働いた後だったので、一層おいしく感じました。
第一回だけでいろんな事を学べて、すごく楽しかったです。次の活動もお願いします。
・先日は夢創塾でいろいろな体験をさせてくださってありがとうございました。木はあんなに水を含んでいるなんて知りませんでした。
木も生長するためには、必要なんだな−といゆことが解りました。
運搬している木の上に載ることの難しさを体験しました。
この体験で、木の秘密が少し解りました。本当にありがとうございました。
*こんなたよりを読んでいると、益々児童等に元気をもらって、挑戦の意欲が出てくる。六年生の皆さんに感謝感激!!

投稿者:ながさきat 20:31 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月13日

自然体験・新聞に掲載

昨日、あさひ野小学校の6年生23人が夢創塾にきて、山仕事などに挑戦しながら、人の暮らしと森の関わりについて、学習していった記事が、みんなで力を合わせ、木を曳いている写真入りで、掲載されていた。
 新聞記事を見た、職場や、仲間から、いよいよ自然体験学習がスタ−トし、大変でしょうとねぎらいの言葉をいただく。
言葉以上に、昨日から準備や進行、安全対策に大変でした。
しかし、こんなに大きく記載されて、そんな苦労が一変に吹っ飛ぶ。
これから毎月、課題を持って自然体験学習を楽しみながら、実行してゆきたい。










投稿者:ながさきat 21:18 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月12日

枝打ち初体験・あさひの小学校

今年もあさひ野小学校六年生が、年間八回シリ−ズで行う自然体験の最初に行う、間伐作業体験にやってきた。
間伐や枝打ちをして環境の整備をすることで、元気な杉林が育て、大量の二酸化炭素を吸収して、地球の温暖化防止に役立つ事を学習する。
最初、裏山の杉林に登り、児童等は、杉の枝を長い柄のついたノコギリで、切り落としていたが、立っているのも困難な急斜面での作業に、四苦八苦の様子。けれども、枝を切り終えたとたん笑顔が見られ、初体験に満足していた。
次に、朝の内に切り倒しておいた、杉の木2本の枝を、各自一本ずつ、手ノコで切り落とす。ノコギリの使い方、効用を体験する。
みんな真剣に取り組んでくれたので、瞬く間に丸太に変身する。
みんなで切り口の年輪を観察。30年生でした。私が37歳の時に、親父と植えた杉の木です。当時の様子を少しばかり想い出す。
この丸太を長さ4mに玉切り、2本作る。次に、平地まで運搬するため、切り口に「かん」を打ちつけ、これにロ−プをセットして、児童等が曳いた。途中、ロ−プが切れてビックリ!!
生木なので相当重い。推定300kg以上の重量。みんな疲れた。私も疲れた。2本目は、重量が半分程度なので、遊びとして、一人が運搬木に載って木出しをチョッピリ楽しむ。
平地に運搬した木を、へらで皮むきをする。杉に水が回っていて、簡単に皮がむけた。児童等はこれも初体験で作業を楽しむ。
 丸太をチェンソ−で切り抜いて、木樋を作る実演を披露。盛大な拍手をいただく。うまく出来て良かった。先日からの練習のたまもの!!
 終了まぎは、母ちゃんが作った、よもぎダンゴを食べて終了。
今回も、新川地域振興センタ−の支援をいただき、森づくり体験は大成功でした。林政の皆さんありがとう!!







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投稿者:ながさきat 20:27 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月11日

「風の道」森づくり

明日、あさひ野小学校6年生がやってきて、杉の木や雑木を切って育てる恒例の「風の道」森づくり作業をするので、その準備を、山羊や
カモ、イワナに餌もやらず、朝の内に行う。
雑木を切るノコギリやナタ、鎌の点検、作業場所の確認、杉丸太を搬出するための道具と安全対策、丸太の皮むき等の作業体験手順などをメモする。
 今回のメ−ンは、昨年間伐して玉切った4m余りの杉材を、切り口に打ち込んだ「かん」とロ−プを使って、児童等が山から引きずり出す作業で、引っ張る人とブレ−キをかける力のバランスが要請される。
チ−ムワ−クがポイントで、今年の6年生はうまく出来るだろうか、今からワクワクする。
搬出された丸太は、水車に谷から導水する為の、木樋を作る予定。
作業が楽しめる、天気になってくれることを願う。
 会社から帰って、昨日植え込んだ夏野菜に、タップリ水を補給。夏のように、暑かったにもかかわらず、萎れている苗全く無し。安心!!
新潟県からもらってきた古代米の苗6箱にも、タップリ水を補給。
帰農塾での田植えまで、5日もあるが、このまま納屋に出し入れし、枯れないように管理したい。

投稿者:ながさきat 20:34 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月10日

農林業で健康体操!!

朝一番の作業は、古代米田の代掻きから始まる。骨董的な耕耘機ではあるが、タップリ水を張った田んぼを、1時間余り耕すと、耕土はドロドロに撹拌され、顔まで泥を付けながら代掻き終了。即、イブリで田面を水平に調整して一服前にすべて終了。16日帰農塾で田植え。
 昼飯まで2時間あったので、夢創塾に行って、水車を廻す木の樋を作るため、山から間伐材を15本平地に搬出する。
なれないので、全身汗びっしょり。しかし思った通りのコ−スを滑らしたときは、パチンコで当たった以上に快感を感じた。
3本ほど、木樋づくりに最適な素材を見つける。後日、当該間伐材を使い、再度、チェンソ−で木樋づくりに挑戦しよう。
 昼から、キュウリ、ナス、トマト、ピ−マンを植え付ける。
先日、マルチで覆った畝づくりが終了していたので、植え込み作業はスム−スに進行。終了後は、タップリ水を与える。夏野菜はこれでOK。
 終了後、花炭窯の炭を袋詰めする。昨日は「お花炭」が成功したので嬉しく、すべてを放置したままでした。
炭の量は70kg。結構硬くて、良質炭でした。売り物になる代物!!
 料理窯に窯木を充填。16日に帰農塾生の昼飯熱源準備、     これでOK。釜飯と、ピザづくり、今年初の料理窯可動。窯に向かって成功を祈願する。
 あちこち移動しながら、良く動きました。メタボ対策として、健康体操をしているつもり。??

やまびこの会員が、朝から張り切って窯木を建て込み、昼前、窯に火を入れてしまった。いつもにない、スピ−ドで作業を終了。
そのわけ、昼から広場で大懇親会が始まる。肴は、イワナ、イノシシ、熊の炭火焼き。最高に贅沢な里山の食文化。

今日も大地山への登山客がきた。
新潟県から、2パ−テイ。朝早く、上越市高田からきた、ハイキング倶楽部10名は、山羊たちに出迎えられ、登りはじめの急坂を元気よく登っていった。
下山して再び、山羊たちと対話?して帰って行った。登頂したのか聞けなかった。残念。












投稿者:ながさきat 18:49 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月9日

ついに成功!!麦の花炭

昨日、炭窯の天井温度が平常値に戻ったので、朝から花炭窯を開く。
窯の手前の炭化状況を見たとたん、「麦の花炭」成功を確信。
早速、窯の中に潜り込んで、柳の炭をルンルン気分で取り出す。
70%程度炭出ししたところ、セットしてあった麦の束が、完全に炭化し、無傷の形で、出てきた。ようやく4回目で成功。心が弾む!!
宝物扱いで、小屋に持ち込み、20本余りを取り出し、品定めをする。
今回、麦のヒゲの縮れが少なく、形はOK、少し柔らかく感じたが、素材が若かったようだ。
ただし、穂が玉虫色に出来上がっているので、最高級の出来上がり。
手に取りながらじっくり眺め、成功した充実感にどっぷり浸る。
成功した麦炭の束を、タンスに納める。後日、額装して炭の工芸品に仕立てる予定。夢創塾の管理費用の原資にめどが立った。万歳!!

 赤イモと里芋を、畝づくりが準備してあった、夢創塾の畑等に、今年も大きくなってくれと願いを込めながら、丁寧に植え込む。
赤イモは私の年齢に合わせて67個、里芋は妻の年に合わせ64個の他、予備として各10個を畑の隅に埋め込む。補殖に使う予定。
 種芋の重量、10〜15gだが、秋には1500〜2000gの赤イモが実る。山羊の糞や堆肥で、概ね200倍の食べ物が出来るが、自然の偉大な力に感謝感激。ありがとうにつきる。

さらに「しなりがある」麦の花炭を作るため、刈り取り前の時期を狙って、5回目の花炭挑戦を決意。
その準備として、昼から窯木を1トン余りを、チェンソ−を使って調整。トラックで2回窯の前に運搬。準備OK。花炭成功で、疲れたけれど、さらなる夢づくりで、心地のよかった今日でした。










投稿者:ながさきat 22:55 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月8日

花炭窯密封成功?

今年に入って4回目になる、麦の炭づくり(お花炭)窯の天井温度が、今朝5日目、22度に低下し、通常の温度になった。
5/4日、窯止めした時点で、天井の温度が125度でしたが、次の日の朝には、55度。3日目には35度、4日目には25度と順調に下がって、麦の炭化を確信する。
今回も、窯の焚き口に、水で溶かした灰をタップリ塗りつけて、完全密封を試みたのが成功したらしい。往年の感が戻って安心した。
 今まで、いつでも出来ると自信を持っていたが、今年、2回の失敗は
本当にいい薬になった。初心に返る大切さを身をもって感じた。
窯を開けてみないと、麦が成功したか確認出来ないが、今からワクワク真っ黒いピンピンの麦の穂に出会えるような気がする。       炭の宝物似出会いたい物だ!!5/10日に開く予定。期待しよう。

昨日からの霧雨で、2回目のワラビが出だした。ほんの1時間ほどで、太くて長い良質なワラビ3kgを採集。
会社に行く前、慌てて取ったので、茅原で3〜4回滑って、尻餅をつく。情けない行動、昨日の飲み過ぎがたたったのか、雨で滑りやすかったのか定かでなし。
しかも、制動するため、素手で捕まったのが、とげが一杯の茨の木!!
手のひらに5箇所もとげが刺さり、現場で2箇所、爪で取り除いたが、3箇所は相当深く入り込み、家に帰り、針で掘り出す。
痛かった!!夕方になっても腫れていて、熱もあった。 手袋をしなかった事に悔いが残った。反省!!

投稿者:ながさきat 20:33 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月7日

古代米・田植え祭り

恒例にしている、新潟県での古代米田植え祭りに妻と参加した。
今年も、昼どきに食べる「おつゆ」の具を、朝6時に魚津まで出向き、取れたてのカワハギ5kgを購入、田植えの現場に持ち込む。
鍋、マキ、ミソなど料理器具一式を持ち込み、昼飯時に併せ、野外で50人分を作る。2〜3杯を平らげ、すごくおいしいと大好評。
昨年のアンコウ鍋以上にうまかったとの感想。来年も期待される。!!
 田植えに集まった人たち、報道関係者はもちろん、俳優さん、都会の人や隣村の農家、親戚など様々な面々。
午前中に、15ア−ルをみんなで手植えする。半数の人は、始めて田植えを体験する。当所はぎこちなかったが、終了時分には結構みんな上手に植えて作業終了。
疲れたようだったが、古代米おにぎりと、かわはぎのおつゆで元気を取り戻した。田植え祭り、天候に恵まれ、無事終了。??
 ただ気になるのは、私から見れは、バチャバチャに植えてあるので、後日、植え直しが大変だろうと、推測する。

打ち上げは、川魚と山菜の郷土料理を肴に、飲んでしゃべって多いに懇親を深める。
当地にない太いゼンマイ、コゴミゼンマイの白和え、ギボウシのおひたし、始めて食するアケビの新芽、特大のコシアブラてんぷら、香りの塩焼き鮎など食べきれない量がだされ、返りに余りをたらふくもらってきた。家に帰っても再度食味する。
古代米を作っていた縁で、新潟の人たちと「いっけ」=一家になって交流できる事は、今後の、生き甲斐であり楽しみでもある。
















投稿者:ながさきat 20:14 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月6日

小屋群整備

連休最終日は、今後、活動拠点となる夢創塾の小屋を順次整備する。
最初は、展示小屋の冬囲いを取り除き、がらくた物が無造作に積まれていた物を、廃棄処分するなどして、人が5〜6人入れる空間を確保する。
併せて、当塾の炭の工芸品、竹細工、茅編み製品、輪切りの飾り台などを展示する。
終了後、ツリ−ハウスの雪囲いであるネットを外し、中央で屋根を支えていた丸太を取り除く。床は、冬の間、野鳥がねぐらにしていたため、糞だらけ。丁寧にゴミや排泄物を取り除き、仕上げに、クレオソ−トを塗ってリフォ−ム完成。
相変わらず、この高いところから眺める、新緑の道口山はすばらしい。
登る階段が少し緩んでいるのが気に掛かる。締め直しが必要のようだ。
 合掌小屋も、昨年の暮れに和紙づくりをした後、利用していないので、越冬用物資がびっしり詰まったまま。
整理整頓して、従来の空間を夕方まで確保。これで、来週、あさひ野小学校の児童が「風の道森づくり」にきても、ナタ、ノコギリも準備したので受け入れOK。
 魚津から赤イモの種を100個ほど持ってきてもらった。
すごく小さいが、6ヶ月後にはビックリするほど大きな赤イモに生長
(1,5kg前後)するのが楽しみだ。今週の九日にみんな植え込む予定。他に上市の里芋20個も植え込む予定。

順一さんに天然ワサビをもらう。早速サシミに付けて食べたら、味が違った感覚。残ったわさびを、わさび味噌にし、これをご飯にかけて食べる。辛さとにおいが、鼻の奥からツ−ンと頭にきて、涙となる。
久しぶり本物のわさびを味わい、里山暮らしの充実感にしたる。

びるだん出身の家族が昼ころ当塾の見学にやってきた。
毎日当方のブログを読んでいるとのこと。季節の移り変わりや、お花の開花状況がわかり、見るほどに、故郷を思い出しているとのこと。
感謝感激です。ご丁寧に、大きなおはぎをもらった。
これをおいしく平らげ、昼飯代わりとした。ありがとう。
 びるだんの子供達3人が林間のアスレチクで1時間余りあそんでいった。さすが山の子達、余りにも元気がいっぱいなので、けがを心配したが、全くそんな気配なし。わんぱく坊主どもに乾杯。






投稿者:ながさきat 20:07 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月5日

ナメコ植菌

昨年の暮れから準備していた、ナメコの原木30本に朝からナメコの菌を植え付けた。原木の種類は、直径30〜35cmの大きな柳や、楢の木、クルミの三種類。時期が少し遅れ気味だったが、1000個の菌種を午前中に終了。作業途中、千葉県からテレビの銭金で見た自給自足生活にあこがれてわざわざ訪ねてきた人がいた。
 丁寧に夢創塾での田舎暮らしのプログラムを説明する。次回は子供らを連れてじっくり体験したい旨、予約する。

昼から、杉の枝打ちを5本した後、畑の畝にマルチを設置。全部で、八畝を夕方まで終了。
これで、夏野菜や、里芋、赤イモが植えれる準備が終了した。
途中、昨日茹でたワラビを天日干ししていたので、これをもみ上げながら、乾燥する。夕方には概ね干し上がり、600gの製品だ出来た。
従来どうり、生の1/10重量になった。
冬の食料確保第一号。次はウドの塩付け。タップリつけ込もう。

山羊や、合鴨、ブランコに乗ってあそぶ「森のようちえん」に3組の幼児達が遊びに来た。楽しそうにあそんでいった。










投稿者:ながさきat 20:10 | 日記 | コメント(0)

2009年5月4日

見学者で賑い!!

今後、夢創塾で田舎暮らしを体験するため、その準備の農作業等を朝から精出していたが、全く予約なしで7組のグル−プが入れ替わり立ち替わりで、見学や事前下見に訪れた。新聞、テレビなどで知ったので、東京、千葉、名古屋、県西部からわざわざ訪ねてきた人たち。
それぞれの訪れた人たちには、炭焼きや紙漉、郷土食などの体験プログラム内容と、その狙いや効果について、概要を説明。
農作業、ワラビ干し、古代米田の畦塗り、花炭窯の密閉作業等やらねばならぬ仕事が山ほどあって、ガイドもしながらてんてこ舞いの一日でした。
最後、暗くなるまでがんばって、畑の畝を4列作ってようやく終了したが、疲れて、腕の力がなくなる。足もけいれんを起こしてしまった。
少しオ−バ−ワ−クであることが、小便の色でも確認出来た。
明日は子供の日ならぬ、私の休養日にしたいものだ。

林道沿いに、藤の花が咲き始める。香りが少しばかり漂って、気分良し。隣には、田植えを告げるタニウツギが咲き始めた。この花の根本にある、蜜を子供のころ吸った覚えがある。花を取って吸ってみたが、まだ咲き始めで、甘さがほどんどなかった。残念。
タムシバも白い花ビラを平面的に広げ、一斉に咲き始めた。白色はこの時期、新緑の葉とのコントラストが良く目の保養になる。
日陰にこっそり、姫シャクが咲いていた。数が少ないので発見したときは、感動。色が青色系で癒される。
今、林道沿いは、花街道。歩くに限る。
















投稿者:ながさきat 20:31 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年5月3日

4回目・花炭づくり

今年に入って4回目の花炭づくりに朝、4時から行動開始。
花炭の対象とした、大麦をグリ−ンみず穂の田んぼで500本余り刈り取る。これを夢創塾に持ち込み、新聞紙に挟み込み、さらに厚板で保護した後、窯木の間に設置する。2時間余りかけて、窯木を充填した後、午前中、窯に火入れをする。順調に窯の温度が上昇して、5時過ぎには排温温度が82度に上昇したので、焚き口を閉塞する。
5×10cmの空気穴だけオ−プンにして、炭化を進行させる。
たぶん、明日の朝までには、炭化が終了することだろう。
今回の麦、穂がしっかりしていたので、ひげがきちんと出来上がることを期待する。
 火の番をしている合間を縫って、周辺でワラビを採集。
概ね6kgと多かったので、これを窯の前で茹で、明日から天日で干し保存食にする予定。ゼンマイの代用にするつもり。
裏山は、今がワラビの最盛期。新たにワラビの宝庫を発見。

午前中、孫達2人が夢創塾に来て、自然体験して大喜び。
林間でのハンモック体験、ワラビ取り、炭入れ、ブランコに空中遊泳、昼飯には流しソ−メンをたらふく食べる。
カモや山羊とも遊び、まだまだ滞在したい様子だったが、昼から、福島へ帰って行った。一変に、寂しくなる。7時過ぎ家についたと電話有り

やまびこ窯、朝からじいちゃん達が張り切って、白炭の窯出しをし、昼前に終了する。窯から出た直後の炭の温度は560度。この熱さにも関わらず、耐えて作業する、やまびこ会員は、実に元気な人たちだ!!

見学者が4組、炭出しや、火入れ、林間アスレチックをじっくり見ていった。次回、孫を連れてきたいので、予約をしてする人有り。
















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2009年5月2日

猿投台中学修学旅行打ち合わせ

愛知県豊田市にある猿投台中学校が恒例にしている修学旅行の事前調査に、担当の先生等5人が自家用車で来た。
4年前から続けている修学旅行、だいぶなれてきたが、35名がくるので、これから準備が大変だ。林業作業のプログラムや、森での遊び、みそかんぱづくり、ボランテア人の要請、これから計画的に準備しよう。
午前中に夢創塾での打ち合わせ終了。昼飯は、ソ−メンをみんなで作ってたらふく食べる。天気が良く、朝日岳がスッキリ見え、ロケ−ション抜群にみんな大満足。
 昼から農業体験場のクリ−ンみず穂に行って、農業作業や、昼食、トラクタ−乗車などについのプログラムを再確認。
昼飯場のお寺にもお邪魔して、住職さんとも打ち合わせる。
来るのを待っているとの暖かい言葉をいただく。
 その後、宮崎に行って、漁業体験のプログラムを区長の口岩さん等3人と綿密に打ち合わせ。
宮崎地区あげての歓迎を準備しているとのこと。嬉しい限りです。
先生方、みんな感動。
山に、野に海にみんな楽しんで、自然に感動してもらいたいものだ。

 入善からきた中年のグル−プ3人が、炭窯づくりについて、現場でヒアリングを受ける。
自然農法をするために、炭づくりから始めたいとのこと。
志を同じにする人たちに、丁寧に理論と準備、作り方を図を書いて教える。すぐに取りかかる予定とか!!がんばって欲しい。

夕方古代米田に炭粉とユウキ肥料をまいて、代掻きを行う。
田んぼにいた、雨蛙が、慌てて、川に逃げ込んだ。一緒にいたアカガエルも草むらに姿を消した。危険を感じたらしい。
しかし、すぐさま「ゲロゲロ」草むらで泣き叫んでいた。耕耘機操作でヘバヘバ汗だくなとき、この田舎の声に心が和む。

息子夫婦が子供達と福島からやってきた。
一変に賑やかになる。孫達に囲まれて、おいしい酎ハイをたらふく飲む。孫達はかわいい!!






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2009年5月1日

てんてこ舞いの朝

朝刊も読まず、出社前に夢創塾の見回りと、餌やりにいったが、アイガモ集団が池の周辺で見あたらず。もちろん広場にもいる気配なし。
かって柿の木谷の上流500m地点まで、遠征していたところにいってみてもいない。最後に、自動車で、小川ダム周辺まで探しに行く途中、
タマゴ2個を見つける。ひらって触ってみるとまだぬくもりが感じられた。近くにいると確信し、「ガア−ガア−」大声を出してみる。
反応があって、藪からぞろぞろ出てきた。池からなんと800mの距離。即、池まで追い返す。世話のかかるアイガモ達だ。
 追い返す時、山裾に大量のワラビを発見。餌をやった後、引き返してワラビ取り。大量に取れて満足。カモ達に感謝。

6時過ぎ、富山市から中年の女性達4名が、大地山に登るため当所に到着。早いのにビックリ。楽しくて寝ていられなかったとのこと。登山道の状況を教え、元気な女性軍に「がんばって−」と声援を送る。

昨日注文のあった、木酢の瓶詰めを行う。50リッタ−と大量なので、2リッタ−びん25本を大急ぎで調達。慌てる物だから、こぼれるロスが通常の10倍ぐらい?その量2リッタ−余り??率にして4%多い!

昨日から炭焼きが始まった、やまびこ窯の木酢がバケツに一杯になりこぼれている。じいちゃん達が見回りに来るのが8時過ぎ。もったいないので、タンクに10リッタ−余りを移し替える。

朝の2時間で半日分の作業を終了。満足!!ひらったカモの卵焼きを食べ、元気をつけ、高速に乗って100km先の本社に直行。朝礼参加。
晩には、結納にもらったかまぼこと、高級地酒で、しっかり酔っぱらった。近頃飲み会が続き、腹が出っ張ってきて、メタボ気味になったようだ!!メタボにならないようにしなくては・・・・・。

投稿者:ながさきat 23:03 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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