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2011年9月30日

試作・クルミストラップ

尾瀬沼の登山や稲刈りで、取水場管理を休止していたため、4日ぶりに手入れをする。
取水場には上流から流れてきた大量のゴミに混じって、クルミが溜まって取水口をふさいでいたので、これを分別して除去する。自然の恵みクルミ59個をゲット。
断水していた水場は、水が飛び出し活気が戻る。
取り立てのクルミを次回の(10/5日)自然体験メニュ−に取り込むため、思いついたのが、クルミのストラップづくり。
早速.ヒ−トンを購入してクルミに穴を開け、そこにヒ−トンを埋め込み、楮のひもを取り付けてみる。試作ながら結構様になる作品!!
自然の物で作れるので、当日児童等全員に自分の力でこのストラップを作ってもらう予定。
 先日の新聞に小矢部・桜町遺跡JOMONパ−クでツリ-ハウス完成野記事が掲載されていた。私のツリ−ハウスによく似ている。
そのわけは、先般「桜町石斧の会」がじっくり研修して行かれた成果のようだ。
完成おめでとう!! 
 今日、送付されてきた土地改良新聞に先般受賞した工学会の環境賞の記事が掲載されていた。読み返して、しばし受賞当時を回想する。








投稿者:ながさきat 20:13 | 日記 | コメント(0)

2011年9月29日

古代米稲刈り

有機肥料で育てている古代米が、先の台風と雨で半分くらい倒れたので、芽が出ない先に稲刈りをする。
苗作りの失敗で、田植えが1ヶ月遅れで生育に課題があったが、むしろ背丈が伸びて穂の付き具合が良かったものの、風と雨で倒してしまい残念。
朝から手作業で刈りだし、昼までにはすべて束ねる。昨日の山登りの疲れもあって、足腰、手首が痛み出す。隣では、コンバインが3反歩の稲刈りを1時間余り終了。
このギャップに手伝いのかあちゃん、ブツブツ・・・・
 午後、準備してあった稲架木5本を田んぼに埋め込み、竹で稲架4段を設置する。
気温が30度近くになっていたが、風が涼しく稲架づくりは、2時間余りで完成。
早速束ねた稲束を稲架掛けする。手伝いしていた子どもの頃を思い出しながら、赤とんぼの歌を口ずさむ。昔は貧しかったが、心が豊かだった気がする。
私の古代米作りは、両親が自然の中でコメ作りをしていた頃を回想でき、米づくりの原風景を残すと共に、本物の「米」を子ども等に食べさすことだ。
天日干し後、足踏みの脱穀機で脱穀。ゴミを風で飛ばして籾にした後、籾すり。まだまだ作業が続くが、これが又楽しみだ。






投稿者:ながさきat 19:48 | 日記 | コメント(1)

2011年9月28日

燧・至仏山登頂

100名山に挑戦している米国人ダグ氏を、今回尾瀬ヶ原を囲んでそびえている名峰燧ケ岳至仏山を2泊3日で案内する。
本州最大の尾瀬は山の紅葉はまだ早かったが、湿原の神秘的な美しさに圧倒され感動した。
 計画では、初日至仏山に登る予定だったが、下山道が登り専用道になっていて、下山禁止。情報不足でした。
予定を変更して、燧ケ岳へ登る為、当日は尾瀬を横切って東電小屋に移動のみ。
翌日、早朝出発し、先の豪雨で荒れた登山道を四苦八苦しながら79番目の燧ケ岳に登頂。
頂上にいた数名の登山客から祝福をいただく。ダグ氏大満足。
下山して尾瀬ヶ原を再び横断。湿原を楽しむ。至仏山荘に泊まって28日、朝6時登山開始。標高差850mのうち2/3が木製の階段で整備され、その段数3000以上、歩幅が合わずすごく疲れる。全線手厚い整備に自然保護の難しさが見れた。
午前9時、80番目の至仏山に登頂。互いに握手して祝福する。下界の尾瀬湿原を一望。
 下山途中、こんな厳しい登山道を5〜6歳の幼稚園児60名が這いつくばるようにして登ってきたのには、驚いた。園長さんにこの登山訓練を聞いてさらに驚いた。ぞうきん掛けだそうだ。
 下山して次の81番目の苗場山への出発地へ送り届ける。明日は一人で苗場山へ登山。
久しぶりの登山に、足がガタガタ、筋肉痛で歩くのがしんどい!!












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投稿者:ながさきat 20:09 | 日記 | コメント(0)

2011年9月25日

ロ−カルサミット参加

9/23日から始まった、第4回ロ−カルサミットin南砺・2011に、昨日第6分科会の「次代を担う子どもたちの育成」にパネリストとして参加した。
このロ−カルサミット、従来の人間中心の成長至上主義から自然との共生・循環に立脚した価値観への転換を共有しようと旧利賀村で開催された。
 昨日、分科会に先立ち、キ−スピ−チが瞑想の郷で行われ、森は海の恋人の畠山重篤、麦の家の山崎隆、祈りと共同体の内山節氏等が講演した。
新たな発想に出会い、様々な考え方のあることを、再認識する。
夜の懇親会では、逢う人みんな友達になり、利賀の郷土料理をたっぷり頂き、腹一杯の酒を飲んでまさに天国に登った気持ちになりました。旧知の知人とも多数出会い満足でした。

9/24日
富山空港でダグ氏を迎え家に帰宅。
明日から挑戦する100名山のうちの、79,80番目になる、群馬県の至仏山(2228m)、福島県の燧ケ岳(2356m)を登る目的で来県。明日からこの山を案内する予定。
日程は、25日朝出発して午後、至仏山に登頂して、尾瀬の山小屋に宿泊。
26日は、午前中に燧ケ岳に登頂して尾瀬沼の長藏小屋の宿泊。
27日は下山して次の苗場山に登るため、新潟県の和田小屋まで送り、単独で帰宅。、






投稿者:ながさきat 18:08 | 日記 | コメント(0)

2011年9月23日

林道寸断

昨日の雨で、林道が土砂で覆われ、車が通れ無い状態になっていた。
管理者の町に通報しても、すぐには対応してくれないので、家に戻ってスコップと鍬を持ち出し、凸凹に堆積した土砂を平らに均す。
延長10m余りを整備するのに90分の重労働。他にヘドロの処理に90分。動物たちがエサを待っているので中止出来ず、とりあえず通行できる状態にする。
 夢創塾は想定どうり、水源の取水口は流されて全滅。まだ谷川の水量が多く、仮設的に半分の4本のみでイワナとカモ、トイレ、水場の水を確保。
ヤギが水場が断水のため、広場にある水たまりの水を飲んでいた。その、水たまりに逆さヤギが映っている珍しい光景が見られた。欲を言えば、3匹のヤギが勢揃いして水溜まり立ち、逆さに映れば、6匹の映像になったのに!!

9/22
環境賞祝賀会
夢創塾の塾員等十数名が、先に農業農村工学会から受賞した、環境賞を富山の桜木町で祝ってくれた。
20年に及ぶ夢創塾の活動や、NHKの取材時、紙漉の即興指導員になり緊張したこと等数々の抱腹転倒のエピソ−ドを語りながら、愉快な懇親会になった。・・楽しかった!!
仲間の絆、すばらしい仲間に感謝と乾杯!!




投稿者:ながさきat 19:36 | 日記 | コメント(0)

2011年9月21日

横殴りの雨

朝から台風の影響で、谷川は増水し取水口すべてが破壊された。
先日まで渇水に悩まされていたのが嘘のようだ。明日雨がやむのを待って復旧予定。その間、イワナの池には水が導水されず。気温が下がっているので、酸素不足にはならないだろう。頑張ってもらいたい。
 合掌の小屋、下から吹き上げる雨に板葺きの屋根は、継ぎ合わせ目から逆流して、いたるところから雨漏りが発生した。
バケツや、鍋を雨漏りが落ちる場所に置いて、雨の処理に明け暮れる。4〜50年前の我が家もこんな雨漏りがしていたことを思い出す。
来年あたり、屋根の葺き替えが必要だ。今度はトタンで葺く予定。
 古代米が半分ほど倒れてしまった。自然の成り行きにあきらめするしか無い。
倒れたため収穫は減るが、昨年度の在庫があって、来年も人気がある古代米おにぎりはOK
古代米稲刈りは9月の終わりか、10月の始め。天日干しでおいしい米を作るぞ−・・。




投稿者:ながさきat 20:05 | 日記 | コメント(0)

2011年9月20日

自然体験・新聞掲載

昨日、子育て支援サ−クル「はぐくみ」と交流のある「まめてっぽう」のメンバ−親子40組80人が参加した、夢創塾での野外活動記事が、北日本新聞に掲載されていた。
新聞を見た仲間が、「森の幼稚園長」様がんばっていますね−と激励の励まし!!
 企画した代表の中村さんや交流仲間の市村代表からも、子育てに最高の環境で、大人も遊びに夢中になるなど、すごく楽しかった旨メ−ルが届いていた。
好評だったのは、ボランテアスッタフの大楠、鍛冶、上澤等のもてなしによるもので、ありがたいことです。彼らに感謝。
 これも、5年前から早月加積幼稚園を迎え「森の幼稚園」を実施したたまもの。
今回の企画結果をさらに反省して、次回につなげたい。


投稿者:ながさきat 20:05 | 日記 | コメント(1)

2011年9月19日

大繁盛・森の幼稚園

周辺地域が雨なのに、夢創塾広場は午後3時頃まで朝から雨無し。
雨を覚悟していた「森の幼稚園」活動、親子で参加した80名は、元気はつらつで昼の時間も忘れるくらい自然体験に熱中していた。
驚いたのは、急坂道をロ−プたよりに、2〜3歳児等も含め、全員がツリ−ハウスに登ってきたことです。1本のロ−プに少なくとも30名が繋がっていました。
ビックリ仰天!!想定外の行動にロ-プの強度が気になりましたが、OKでした。
ツリ−ハウスでは、児童等のヤ−ホ−が連呼され、にわかに夢創塾広場が活気づく。
又、中に設置してあるハンモックに乗って夢心地を楽しむ。
大人も児童も楽しんだのが、空中遊泳!!快心の笑顔が絶えなかった。
親子共々楽しいと大好評。行列が絶えなかった。
川遊びも児童等には大好評。沢ガニを6匹もゲットした児童がいた。
帰り際、露天風呂の足湯に浸かっていたはずが、何故か着衣したまま、全身お湯に浸かり入浴していました。1人が入ってしまうと、続々と入浴し、風呂場は大繁盛。
雨が降り出したので順次帰宅していったが、楽しかった、おもしろかった等親子さん達から感謝の言葉をたくさん頂き、さらに生き甲斐を感じた。






投稿者:ながさきat 19:17 | 日記 | コメント(2)

2011年9月18日

谷川渇水

猛暑続きで谷川の水が、毎秒10リッタ−を切ってしまった。
取水口からは、イワナの水槽や鴨池に半分の5リッタ−を導水。トイレと水場に3リッタ−、残りは本川に住んでいる沢ガニやカエル達の水として下流へ放水する。
冬の渇水期より谷川の流量が減少した。併せて水温が上昇してイワナの動きが鈍くなった。
少ない水の管理も大変で、自分勝手ながら、一雨ほしくなる。
予報では夕方、雨が降る予測だったが、ハズレ。残念??
 明日行われる「森の幼稚園」、雨だったら水が濁るので、事前に和紙の水槽と、露天風呂に水を運び込む。塩づくりの炭火による海水処理、出来具合が今少し少なかったが、明日の朝までには2kg位を期待する。

 隣の田んぼが稲刈りを始めた。3反歩の面積を1時間で終了。明後日にはお米になるそうだ。それに比べ、私の古代米田、田植えが1ヶ月遅れでようやく稲穂が少し垂れ始めた。
この調子では、9月の終わりに稲刈りが出来るかも?
再来週からアメリカのダグ氏が来日して、残っている、日本の100名山への挑戦(の9梱22峯)が始まるので、その合間を縫っての稲刈り。すべてが手作業、「米」の字由来の88工程、楽しんで仕上げるのみ!!日米共同作業でコメ作りも!!・・
富山式グリ−ン・ツ−リズムの体験!!




投稿者:ながさきat 18:34 | 日記 | コメント(0)

2011年9月17日

ツリ−ハウス点検

7年前に創った第1号のツリ−ハウスを点検する。
本体は、雨漏り無し、床のたわみ無し、桁を立木に固定しているロ−プの破損1箇所発見、これを10mmのロ−プで縛り治す。
ハウスに登る階段、力を込めて踏み込んだら、最上段部の板1枚を踏み落とす。早速補修。点検して良かった!!
手製のハンモックが壊れていたので、ロ−プで編み直す。乗りごこちOK。
 先般、山中に切り開いた焼き畑に、赤カブとダイコンを播種したところ、直後に雨があって畑中に芽を出していたが、先週の猛暑で大半が枯れて跡形も無くなってしまった。
今日、雨が降っていたので、再度播種する。今度は雨が続くので、立派に育ってくれることを祈る。引き続き村の畑にも、第2弾のカブやダイコンを播種する。
 林道沿いに秋の花、ハギが咲き始めた。小さい花だが、集団で咲いているので綺麗だ!
カマキリも花の上で1日中、生きるため獲物を待ち受けている。すごい忍耐力に感動。






投稿者:ながさきat 19:25 | 日記 | コメント(0)

2011年9月16日

森の幼稚園part2

花炭窯の天井表面温度が、29度で常温に戻る。
これで、いつでも炭出しが出来る状態になった。今回、研修生Kさんが挑戦したコシヒカリの稲穂、茅、ネコジャラ等は、事前処理に高度な技が必要。この「お花炭」、最低でも半分は成功したいものだ。早く炭出しをして、結果を確かめたい。
 19日に予定している、森の幼稚園。当所は10人そこそこだったが、昨日、親子で70〜80人に増えたがよろしくとのこと。
親子共々、自然体験を楽しみたいそうだ。当日、雨模様も考えられ、雨天でも出来る体験メニュ−の点検と準備を進める。
そのひとつが、塩づくり。40リッタ−の海水を炭火で煮詰める。明日も引き続き煮詰める
和紙づくりの準備もOK。露天風呂のかまどに薪を詰めて着火あるのみ。
谷川にはいって、カニなどいるか点検。5匹を確認。広場の屋根であるブル−シ−トの点検等暑いのに大変でした。
 途中、北日本ナチュラリスト同好会のメンバ−2人が来て、10/23日に行う体験研修会の打ち合わせを行う。和紙づくり、竹筆づくり等だが、人数は未定。
 午後、先般成功したレ-二ア山麓1周について、新川コミュニテイ放送の取材を受ける。
改めて、成功の感動を回想してしゃべり続けた。10月に放映する予定。








投稿者:ながさきat 19:29 | 日記 | コメント(0)

2011年9月15日

猛暑の秋

今日も真夏日で山仕事はつらい。
山を登っただけで息切れ、汗だく。不調なチェンソ−のエンジンをかけるだけで、又汗だく!!杉丸太の玉切り作業をしていたが、杉の表面に食い込んでいた石を切り、おまけにチェ−ンが外れるなど、作業ははかどらず。猛暑で集中力が欠けているようだ。作業中断。
 広場の桜の木は、すでに紅葉が始まり、先端は葉が落下して丸坊主。猛暑の精だ。
栗は好天に恵まれ、「イガ」から実が飛び出し収穫の真っ最中。栗ご飯で秋を楽しもう!!
花イチジクも好天に恵まれ、毎日10個ぐらいを収穫。近頃、カラスは他に食べ物があるのか、盗食しない様になった。
ホオズキも赤く色づき、秋を感じさせている。周辺の草むらには、イナゴや、バッタ−、コウロギ等秋の虫が暑いのにもかかわらず、うごめいていた。
動植物、猛暑であってもみんな季節を感じ、生き延びるため、世代交代の為の準備に突入
したようだ。






投稿者:ながさきat 18:15 | 日記 | コメント(0)

2011年9月14日

谷間に甲高い歓喜!!

元気な早月加積幼稚園児30名と保護者数名が、バスでやってきた。
出迎えの一番は、3匹の山羊たち。下車した園児等は、早速ヤギ達とスキンシップ。
しばらくは興奮冷めやらず。
2班に分け、森の幼稚園メニュ−を体験。1班は、カモのエサやりから始め、山中でクルミを拾い、広場に戻って水洗い。帰り全員に3個を分配、大喜び!!
大ブランコに乗り、おもしろいと歓喜の声が谷間にこだまする。隣のハンモックでゆりかご体験。最後はツリ−ハウスに登って、2班のメニュ−体験に移動。
2班は、環境窯のコウモリを見学。逆さまにぶら下がっている姿に驚きのまなざし。
続いて草原のテントに入ってキャンプ気分を満喫??続いて山中にあるツリ−ハウスに登り
下界を眺め、全員大声でヤッホ−を連発。久しぶりにやまびこが聞こえた。
昼飯の後、川遊びと、足湯を楽しみ、山羊たちと一緒に記念撮影をして帰っていった。
天候に恵まれ、暑かったけれど、児童等は満足したようだ。来年も又来てください!!










投稿者:ながさきat 19:24 | 日記 | コメント(0)

2011年9月13日

「森の幼稚園」準備

明日に迫った、早月加積幼稚園の自然体験遠足に備え、「森の幼稚園」体験メニュ−の準備を行った。
広場の高台では、チョト休憩が出来る、テントを設営。児童等には、草むらの中での隠れ家で、メルヘンの世界創出!!
ツリ−ハウスを掃除して、室内に手製のハンモックを設定。乗り心地を点検。OK。
例年、児童等は当該ハンモックに乗りたいとけんかが始まる始末。大人気のひとつ。
 炭窯の中を見学するため、環境窯をのぞいてみたら、コウモり5匹が天井にぶら下がって休憩中。児童等はコウモリを見てどう感じることだろう。楽しみだ。
 ほんもののハンモックを林間部に設置する。設置には多数の綱が張り巡らされ、乗り心地もきわめて良好。しかし、乗るときちょっと高いので手助けが必要。
クルミ林に続く林道を草刈りをする。クルミの木の下には、すでに実が落下していて20個ほど採集。明日、児童等にくるみを拾い体験の予定。
他に谷川での水遊び場点検、、空中遊泳施設下の草刈りと点検、休憩小屋の掃除、トイレ周辺の草刈りと水の点検を夕方までに終了。
「森の幼稚園」成功間違いなし!!






投稿者:ながさきat 19:32 | 日記 | コメント(0)

2011年9月12日

秋の気配

秋の到来と共に、水場には、色鮮やかなツリガネ草やブル−の露草が咲き乱れ、蜜を求めて、大小様々なチョウチョウや虫たちが飛び回っており、牧歌的情景が見られる様になった。
しかし、飛来する虫たちを狙って、ジョロ−グモが巣を張り、中央で待機して獲物を待ち構えていた。自然界の営みは弱肉強食の世界、その自然の法則を垣間見る。 赤とんぼが合体してハネム−ン飛行を楽しんでいた。これをねたんで、シオカラトンボが空中体当たりを果敢に挑んでいたが、失敗ばかり!!一方、オニヤンマは、飛行機のごとく堂々とした飛行で、夢創塾広場を巡回していた。その飛行にほれぼれするほど、恰好がよく大好きだ。
みら−れTVに、「県山岳連盟メンバ−がレ−二ア山の砦を踏破」と題して、北日本新聞社の勝田支局長が、踏破写真を提示しながら一周195kmを、2年にわたって挑み、成功したことと併せて、一昨年17年間かけて聖なる山16座を日本人初登頂した解説が放映された。
踏破成功して2週間経過、サプライズ的な当該放映に、再び成功の感動を覚え大満足。   みら−れTVさんありがとう。







投稿者:ながさきat 19:30 | 日記 | コメント(0)

2011年9月11日

管理日記

早朝4時、窯の様子を見る。煙が白から薄い空色に変化しつつある。
排煙の心良い香りが漂う物の、窯止めに少し早い。せっかく来たので、密閉用の粘土に水を加えて、練り込む。
 再度7時に来て、花炭窯の空気口、排煙口を粘土で密閉。その後、灰を水に溶かした水溶液を、窯の割れ目、焚き口の亀裂部に等にまんべんなくコ−テングして完全密封する。
着火して20時間で炭焼き完了。窯木が乾燥していて早まったようだ。
 その後、行者ニンニク畑の草刈り、隣の山地で「つくばね」採集。
クルミを手作りの特殊タモで採集。房なりのクルミなどを取ってタモの威力に満足。
クルミの木から直接採取25個、谷川でひらった数、19個、県道林道でひらったのが15個併せて59個。今週と来週に来る「森の幼稚園」体験、父兄も含め総勢120名にクルミの森の恵みを提供したい。
 昼から、先日漂白した楮を叩いてほぐし、ミキサ−に入れて攪拌、どろどろのパルぷに仕上げる。乾燥材料で1,2kgがようやく紙が漉ける状態になる。
10月9日、自然体験に来る福島県の児童達に、思う存分自分紙を作ってもらいたい。
 残暑で、作業が厳しかったが夢創塾の管理は日々怠りなくするしかなし。




投稿者:ながさきat 19:59 | 日記 | コメント(0)

2011年9月10日

お花炭挑戦

今年初めての「お花炭」づくりに挑戦。
老朽化した花炭窯の調子点検と、花炭を焼く技の確認の他、研修生Kさんに花炭を創る技と知恵を早朝から伝承する。
花炭の材料は、コシヒカリ、古代米の稲穂、ネコジャラ、茅の他野ブドウで、4種600本3セットにまとめ窯に設置、Kさんと窯木500kg程度建込み、焚き口を整備して、午前中に着火する。
夕方まで窯を暖めるため薪を焚き続け、排温が110度を超えたので、空気穴を除いて焚き口を閉鎖する。窯の中では熱分解が始まり、煙も勢いよく舞い上がって順調のようだ。
 暑いのに、窯の火の管理、大変でした。Kさんもご苦労さんでした。
しかし、この苦労、必ずや稲穂、野ブドウの「お花炭」が成功することでしょう。






投稿者:ながさきat 19:32 | 日記 | コメント(0)

2011年9月9日

田舎暮らしの取材

午前中、日本で唯一の田舎暮らし月刊誌「田舎暮らしの本」の取材を受ける。
テ−マは、若者達に田舎暮らしの魅力発信
自然の中で炭焼き体験、それも季節の花や麦、稲穂をそのままの姿で炭化する「お花炭」づくり。額装して永久に飾れる炭の工芸品づくり。当塾にしかない体験メニュ−!!
 海水を持ち込んでの天然塩づくり。
スロ−ライフだけれど、塩づくりのプロセス体験は、物づくりの礎になりかつ、ミネラル一杯の甘い本物の塩味を認識、味の基準を体で覚える体験メニュ−!!
記者に塩の味を確認してもらう。・・・甘い塩に驚く。
 楮の処理する事から始まる和紙づくり
和紙づくりの準備から始め、自分で和紙を漉き乾燥させて完成。
この和紙に竹で創った竹筆で、墨絵を描き、茅を編んで創ったすだれに飾って、飾り物作品づくりのメニュ−。和紙を創ることだけでなく、それを生活に活用出来るまでの体験刃好評
 林間では、空中遊泳、長大ブランコ、ツリ−ハウスづくり、巣箱やフクロウ等木工体験が自分の創造で創れる楽しみを伝える。
 そのほか様々なヒアリングのあと、夢創塾小屋や水場等で、撮影をして終了。
当該野記事、暮れ前に掲載されるようだ。

帰り、林道で散乱していたクルミ30個あまりをひらう。
水場でひらった15個と併せ今日、45個をゲット。自然の恵みに感謝。






投稿者:ながさきat 20:02 | 日記 | コメント(0)

2011年9月8日

お祝い・紅白の芽!!

4日前、山の中腹で雑木を伐採、刈り払いをして100平方メ−トル余りの畑を開墾、赤カブとダイコンを播種した後、九州に出向き環境賞を受賞。
昨日帰り、4日ぶりに山中の畑を見回ったところ、赤カブとダイコンの初々しい双葉の芽が大空に向かって「バンザ−イ」をしていました。??
自分勝手に、紅白の芽が受賞のお祝いをしてくれていると思い、かわいい双葉の芽にありがとうと声をかけてやる。聞こえただろうか??
 それにしても畑全体まんべんなく、発芽していて安堵する。
課題は肥料不足。落ち葉の土がある物の、焼いた灰とヤギの糞では、新土で地力不足かも?
対策として、油かすと米ぬかを各5kgを準備し、等高線上に沿って散布する。
こん後は、生育状況を見ながら追肥を施肥、併せて、木酢やにがり溶液を散布して、害虫や病原菌に対応したい。
 有機肥料、木酢、にがりで育てた天然のカブやダイコン、収穫し、天然塩で加工した漬け物など、本物の味をを仲間に届けたい。


投稿者:ながさきat 21:31 | 日記 | コメント(0)

2011年9月7日

環境賞受賞

9月6日、九州大学で行われた平成23年度 農業農村工学会大会において、社会法人
農業農村工学会から、夢創塾が環境賞と、記念楯、副賞の金一封を頂いた。
業績は、環境教育を通じた農山村の活性化の啓蒙と、グリ−ン・ツ−リズムの普及への貢献
 振り返れば、平成6年6月6日から始めた、児童等に田舎暮らし体験で、自然との関わりを、体で覚えてほしいとの思いで創りだした夢創塾、地域の人たちの支援や、熱心な塾員に助けられ、今は都市間交流の場として提供できるまでになり、その地域貢献が受賞したようだ。受賞は、70歳になっても励みになって嬉しいものだ。
懇親会では、かつっての上司(農林水産省幹部)から祝福を受け、久しぶりの対話に心が弾む。又、全国の学会員十数名からユニ−クな活動に関心があり、交流の申し込みをうける。富山のPR、夢創塾のブログを紹介して交流の輪を広げたい。
 それにしても学会という大学、研究所などの専門性の高い自然科学の学問にあって、児童等の環境教育、地域の活性化活動が受賞出来たことに大感謝。
これからも頑張れか!! 






投稿者:ながさきat 19:14 | 日記 | コメント(1)

2011年9月5日

環境賞・授与式出席

平成23年度農業農村工学学会賞の環境賞授与式に今日から、7日まで九州大学へ出張。
受賞業績:環境教育を通じた農山村の活性化の啓発とグリ−ン・ツ−リズムの普及への貢献学会賞授与式は、平成23年9月6日(火)九州大学 創立50周年記念講堂において、農業農村工学学会大会講演会の開会式に引き続き行われる。
 賞を頂くのは平成19年総務大臣表彰以来の表彰。
70歳の記念になったが、これからも頑張れとのメッセ−イジか!!
懇親会で、富山のPR、とやまグリ−ン・ツ−リズム、自然体験学校夢創塾の情報発信をしたい。 

投稿者:ながさきat 10:07 | 日記 | コメント(2)

2011年9月4日

山中に畑

大地山登山道沿いの暖傾斜地を、チェンソ−や草刈り機で雑木などを伐採、刈払して、
100平方メ−トル程の畑を造成した。
昨年夢創塾広場に接続して焼畑を作り、赤かぶ、ダイコンを栽培したが、ヤギに盗食され収穫出来なかったことを反省し、今年度は、ヤギが登ってこない高所を選定。
しかし、当該場所に行くには、標高差70mの急坂を道具、肥料などを担がねばならず、平地に比較して4〜5倍の労力が必要。
でも山中の畑で作る平村の原種赤カブは、他にないおいしい優れものの味。労力関係なし。
夕方までに、肥料となるヤギの糞や炭の粉を散布しながら鍬で耕した後、赤カブを播種。
幸いなことに、小雨が降り出し、発芽に好条件。
明日から九州大学で行われる、農業土木部門での環境賞受賞に出席し、14日に帰る頃には赤カブが受賞の祝福を祝って、双葉の芽を出ていることだろう。
 雑木の中に「つくばね」がたくさんあり、これを採集し輪切りの台に人顔を描く。
ガヤの実もたくさんあって、収穫が楽しみだ。






投稿者:ながさきat 19:37 | 日記 | コメント(0)

2011年9月3日

食欲の秋

夢創塾に住むヤギ、アイガモ、イワナたちは、一足先に秋の味覚を楽しんでいるようだ。
ヤギは、先月播種したソバの実はもちろん、そばの茎までも食べてしまい壊滅状態。
楽しみにしていたソバ打ちが出来なくなる。おまけに大事にしていた、白いカボチャまでも食い荒らしてしまった。 怒ってみたが後の祭り。山羊たちの腹は両側にふくれパンクしそう!!
 アイガモ達、草むらに入って、イナゴ、バッタ−、コオロギなど秋の虫を漁りまくる。
エサとしている「おから」や「つぶし麦」を余すほどで、草原に大量の昆虫が住み着いているようだ。虫を食べて近頃急に体形が膨らんだようだ。
 イワナたち、与えるエサに飛びついていつも争奪戦。50〜60cmに成長した巨大イワナの闘いをくまなく観賞出来る。大きいにもかかわらずその敏捷さがすばらしい。
 私は、谷川に流れてきたクルミ10個を炭火であぶり、釘で実を掻き出し香ばしい新クルミを食べる。自然の恵みに感謝。今年も谷川に流れてくる「くるみ」拾いが楽しみだ。目標500個。

午前中、白炭の窯木づくり。
大きな柿の木を玉切りして、半割する。木質が硬くチェンソ−がはじき返されるほど。
暑い中4玉を処理。汗が目に入って焦点定まらず、しばしば中断。水を飲む分又汗に!!
 昼からは、漂白した楮の選別作業。
半分以上がまだ皮が茶色でがっかり。再度水にさらして漂白を計る。
福島の子ども達のために頑張ろう。








投稿者:ながさきat 19:27 | 日記 | コメント(0)

2011年9月2日

台風対策

大型で強い台風12号の接近に備え、板や釘を打って各小屋のドアや窓の補強を行った。
特に一番高い、合掌小屋の2階大窓は、大きな隙間が在り、多数のパッキンを使って固定する共に、ガムテ−プで目張りをする。
 鴨池や、水場の導水パイプは、ひもで縛り、洪水になっても流出しない様に処理する。
ブル−シ−トの仮設テントは、新たにロ−プを4本張って強風に対応する。
悔いが残らない台風対策に明け暮れたが、夢創塾管理も大変だ!!
 午後、昨日から「NPO法人グリ−ンツ−リズムとやま」の事務局長に就任した、氷見の矢方氏を、朝日町やなないろKAN、郷インあさひの関係者に挨拶回りした後、夢創塾を案内。小屋に入って概要説明の後、諸施設の機能を説明。
花炭、白炭、料理、黒炭等様々な炭が焼ける、4箇の炭窯に感動。
水洗トイレと炭による汚物処理機能を見て下水道の原点を発見!!
水車がまわり、鴨池の満水、豊富な水場の水に、氷見との大きな違いを指摘、うらやましい
長大ブランコ、空中遊泳,ツリ−ハウス、空中遊具に他に無い「売り」と称賛してもらう。
 後日、グリ−ンツ−リズム関係者等と当塾で懇親会を約束。
より一層のG・Tの展開と人の絆、結束を固めたい。






投稿者:ながさきat 19:16 | 日記 | コメント(0)

2011年9月1日

原種・赤カブ播種

今春、平村に昔から栽培されている原種・赤カブの種を採集し、今日2畝に播種した。
改良された赤カブト違い、色は深紅、味は甘みがあって歯触りはシャキシャキ。
生でかじれる優れもの。春先、雪の中から掘り出して食したところ、さらに甘く一変にこの原種・赤カブにぞっこん惚れする。
それを今年も食したく、午前中に植え込む。

投稿者:ながさきat 19:07 | 日記 | コメント(0)

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