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2008年1月31日

山雪・一晩で60cm

昨晩から降り出した雪は、夢創塾で60cm。今期最高の積雪深。腹がつかえて自動車通行不能。予想以上に降り続いた。徒歩でやぎ、かものエサやりを行う。
いよいよ雪道でアメリカのカスケ−ド山脈の聖なる山への、歩行訓練が始まった。
かんじきを付けないので歩きは早いが、膝まで埋まる雪道は歩きにくい。
しかも、ストックが無かったので、体のバランスが不安定でまっすぐには歩けなかった。
途中、柿の木谷付近の小川の河原でカラスが5、6羽集団で、脇目もふらず何かをついばんでいた。思い当たるのは4日前に出会った、口の周りがただれてエサも食えない状態のガリガリにやせた子供のカモシカの行き倒れ。
近づいてみると、やはりカモシカ。深い雪になって動きが出来なくなた様子。   朝方までタヌキや狐等に全身が食いちぎられ、その残りをカラスがあさっていたのです。そんな点からするとカラスは、掃除やさんで益鳥にも見える。

Doug&早苗さんからメ−ルが届いていた。
残っている聖なる山、Mt・グレイシャ−ピ−ク、 Mt・ベイカ−の2座を登る日の予定計画が送られてきた。
7月16日から2週間の計画。最初は3、4日でグレイシャ−ピ−クを登り、後半は5日間の日程が必要なベイカ−を登頂する予定。
計画はすごくハ−ドなスケジュ−ルだが、体を鍛えてガンバロウ。
この2座を登頂すれば聖なる山16座全部制服したことになる。日本人初だ。
今年最大の夢挑戦、やるしかない。


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投稿者:ながさきat 17:38 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月30日

朝日町の観光

昨日朝日町の観光を考える会に出席する。
朝日町に在住する観光関係者9名と、著名な旅行会社のアドバイザ−5名で、朝日町の観光資源を生かした観光客誘致について2時間あまりにわたり議論した。
 考える会から、観光のキ−ワ−ドや、山、里、海を繋ぐメニュ−、組織体制作り
PR方法などの素案が提案され、各自議論を交わした後、各アドバイザ−から提言をもらった。
 実現にはほど遠い理想的な提言から、夢二物語など文化について真剣になって取り組めばお客が見込めるなど、外から見て魅力的な資源が有ることを確認した。
 しかし、当局が作った月ごと地域の行事カレンダ−を作って集客しようとする計画案には、その発想の貧弱さにビックリした。全く町内だけの催しはマスタ−ベ−ションで観光に結びつかない。
 国際化をにらんだ観光を模索している時代にそぐわない。北陸地域にあって朝日町に観光したいインパクトな素材を見つけ物語にしないと注目されないことが解っていないようだ。
 本物の味、文化、生業体験、これを、健康、環境、自然等、社会の課題にのせて物語りを構築し、情報の発信を継続してこそ観光客誘致につながると私は思う。
 
 今日の北日本新聞に昨日行った、五箇庄小学校5年生19名に依る、小川探検隊の記事が写真入りで大きく掲載されていた。
 水の観察を通して自然の循環を児童等に教えている状況がすばらしい文書で書かれていたのに感動。 読んだ私がワクワクしました。さすが文屋さんありがとう。








投稿者:ながさきat 19:20 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月29日

冬の川 探検隊

みぞれの降る中、朝から五箇庄小学校5年生19名を引率して、「雪と水くらしとの関わりを調べる」為、バスで小川温泉に行き、そこから雪上を徒歩で小川の源流に入る。                                 そこで、水の体感水温、測定水温を計測したほか、石を剥ぐって水中生物を観測する。気温4度の中、雪解け水で、水温2度の冷たい水にビックリ。生き物にも感動
雪上では雪の結晶や色をル−ペで観察、感じたことをメモっていた。
 温泉に戻って、温泉の温度を計測。40度のお湯に冷たくなっていた手を浸してみんな満足。その後、このお湯をコ−ヒカップに入れて「スタ−リングエンジン」を乗せると回転板が回り出して、みんなびっくり!!何で回るの??調べる事。
 雪に塩を混ぜて−4度まで低下させ、試験管に入れた水を過冷水にして、衝撃を加えることで一瞬のうちに凍らす実験を行ったが、失敗が多く成功例が3本だけ。冷却時間が少なかった為だろう。次回は十分時間をかけて慎重に実験しよう。
 次、小川ダムに行き、ダムの機能や水面の凍結状態、水の利活用について講釈を聞いた後、児童等は、カモたちの遊泳を見ながら雪玉を投げる等してしばし遊ぶ。
 次いで小川の頭首工で操作橋の上に全員登り、機能や用水の取水口、魚道について魚津農地の担当者が実物と写真で丁寧に説明をする。
初めての用語などにとまどいながらも、児童等は熱心にメモを取っていた。記憶より記録が勝ることを、感想文を書くとき解るだろう。児童等は冷たい雨にも負けずメモ作りに熱心だ。
 途中、山合川に設置してあるラバ−ダムを見て、様々な水の取り入れ方を勉強。
最後に内水面漁業協同組合で養殖しているサケの稚魚や水温を観測して小川の探検を終える。
 小川の水が、日常生活にいかに役だっているか、源流から河口まで水と一緒に下ってその働きを見たり聞いたりしたが、児童等はあまりにも新発見が多すぎて、まとめが大変だろう。後日の感想文が楽しみだ!!

北日本新聞の記事

水の循環楽しく学ぶ 朝日・五箇庄小児童、小川流域を探検











投稿者:ながさきat 19:55 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月28日

バタバタ茶のル−ツ

蛭谷地区に昔から伝わって今も継承されている通称「バタバタ茶」=「黒茶」のル−ツが中国の雲南省だと聞いていたが、今日雑誌を見ていて偶然、ル−ツが雲南省で有ることを確認した。
中国南西部にある雲南省は、ベトナム、ラオス、ミヤンマ−と国境を接し、その山岳地帯にお茶の木の原生林があって、そのお茶の葉を、土中に埋めた竹筒の中で発酵させたり、茹でて茶室で発酵させるなどして、そのまろやかなプ−アル茶を味わっている他、茶葉から作った漬け物を味わっているそうだ。
関心があったのは、お茶の製法が挿絵では解らなかったが、最後の仕上げは、お茶を天日で乾燥している事がバタバタ茶の仕上げと一緒。
 今日本には、発酵茶と呼ばれて飲み続けられているのが、高知県の碁石茶、島根県のブクブク茶、沖縄県の黒茶だがたぶんル−ツはみんな雲南省だろう。
数少ない発酵茶の製法、我が村のバタバタ茶作りを末永く伝承してゆきたいが、バタバタ茶愛好会会長として、後継者がいないのは本当に心細い。
せめて記録を十分に残して置きたい物だ。今年は写真で記録作り。




投稿者:ながさきat 20:04 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年1月27日

第2号・スタ−リングエンジン完成

今日も朝から雪模様。昨日から降った雪で降雪深55cm以上になっていたが、すごく軽い雪だったので(比重0,1)自動車で夢創塾に行った。
飛ばした雪がフロントガラスに当たり全く前方が見えなくなるので、ノロノロ運転。遅いのでノッキングを起こす。だましながらの運転、通常の4倍の時間を要した。山羊にエサを与えた後、冬景色をカメラに納める。おもしろい構図があった。

外は雪模様、帰宅して2台目のスタ−リングエンジン製作に取りかかる。
基幹的なパ−ツは7個。ピストン、ネジ等付属部品は70点余り。
・始めに、シリンダ−を支えるダイアフラムを慎重に組み立てる。
・次にシリンダ−の上部にダイアフラムをネジ止めする。
・続いて、ピストンに当たるデイスプレ−サ−に部品をセットして、シリンダ−に 納める。
・続いて、シリンダ−の下部をアルミ板で止める。密閉がポイント。
・回転板を上部にセットし、プッシュロッド、リンク棒を連結して完成。
・所要時間90分。作りながら不都合な所を修正し、無駄なく作ることが出来た。

早速試運転。コ−ヒカップにお湯を注ぎ、エンジンをカップに乗せて待つこと8秒
ゆったりと回り出し、そのうち1号機よりも速い速度で回り出す。
ちなみにCD版の回転数は、当初1秒間に3,5回30分後は2回弱。
なんとコ−ヒカップ一杯分のお湯で30分間回り続け、単純計算で5万回余り回転していることになる。この温度差によるエネルギ量、実用化すれば夢のエンジンになる。すでに実用化はしているとのことだが、当所でも挑戦して見たいプログラム
 昼の時間、2基のエンジンをコタツの上に置いて作動させ、コ−ヒを飲む。
回転が止るまで何杯も飲んで心を癒し、楽しみ、子供心に回帰して自己満足する。

1/29日、課外授業の小川探検隊に2基で子供らにご披露し、反応を探ろう。












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投稿者:ながさきat 20:04 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月26日

要請事項・・今何故?

夢創塾への林道、新雪35cmだが、かすかに車の轍跡が見えたので新車エスク−ドで乗り込む。柔らかい雪のため、バンバ−で雪を左右に飛ばし難なく広場まで運転する。こんな時のために、車高の高い当該車を選んだ甲斐があった。満足?
 水車が勢いよく回り、カモは池に遊び、山羊は雪が吹き込んだ小屋に3匹寄りあって暖をとり、エサをくれるのを待っていた。いつもと変わらない情景でした。

夢創塾の事を電話で問い合わせしが3件あった。
・水車による発電について、どんな構造なのか、その仕組みを知りたいので現場を 見学させてほしい。自分で作りたいのでその設計図書もほしいとの要請。
 雪で現場は無理、かつ発電装置は凍結するので取りはずしてあり見学AUT。
・水車を作りたいが、費用と日数及び設計図書と作り方を体験できないかの問い合 わせ。
 設計図や作り方を教えてあげるが、体験は出来ない旨伝える。
 私には次の通称「ダイロ」作りが待っているので水車は終了。
・講演依頼が入善から2件あった。3月と4月に各1件ずつ。
 要請日があいていたのでOK。
・呉西地区の各種団体を当地で自然体験ツア−の企画したいが、現地を見学させて ほしい旨、旅行会社の担当者が訪ねてきた。山仲間の紹介で、断るわけには行か ず、雪解けを待って体験メニュ−を自らが体験してみる事にする。
・4/21日(月)呉東地区図書館協会50周年記念時に講演の要請あり。
 当日の午前中空いていたし、67歳になって最初の記念講演になるのでOK。
・2/20PM「学ぼう!ふるさと未来」実践報告会への出席要請。OK。
・2/15PM災害ボランテア研修会への出席要請。OK。
・2/2PM南保地区自治振興会新年懇親会。OK。

投稿者:ながさきat 22:40 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月25日

終日冷やヒヤ

 朝の気温-4.8度。山羊小屋のバケツの飲み水、カチカチに凍って飲水出来ず。
谷川まで行って代わりの水を運搬。
 ついでに水車、鴨池の取水口がゴミで詰まっていたのでこれを素手で除去。指の先端冷たくなってマヒ。老化現象?
 仕事で金沢まで行ったが、路面が凍り付いていて、ヒヤヒヤ運転。県境付近で、舞い上がった雪と猛烈な降雪で視界不良。一瞬見込み運転でドキドキ。怖かった。
 金沢市香林坊地内で車を駐車、コ−トを忘れ、強風で雪が舞う中、背広姿で5分ほど歩いて会場へ行ったが、その寒かったこと、身も心も縮んでしまった。
 帰りの高速道路、相変わら凍っている。パトロ−ル中のパト−カ−の後についてゆっくり安全運転で帰宅。
 遅くかえったので夕食のカレ−は冷え切って硬い。熱いご飯にぶっかけて食べたが味は今ひとつ。暖めればおいしかったのに後の祭りでした。

 部屋の中はスト−ブで暖房しているが、古い家ゆえ、隙間風だらけでいっこうに暖まらない。外気の温度と変わらず外にいるのと一緒といつも妻は口説いている。
 火鉢を持ち出し、炭火で暖房を試みたところ、暖かくはなるが余り品質の良くない私の作った炭なる故、灰が舞い上がり、洗濯物が汚れると、再び口説かれる。?

 冷え冷えするので小川温泉に行く。冷えていた体がいっぺんに温まり、疲れもとれた。ああ−天国だったと気分を良くして、最後にあがるときシャワ−を浴びたら、飛び上がった!!大量の冷水を頭からたっぷり浴びてしまった。お湯が出る物と思い込み、力一杯コックをひねってしまった。・・今日は冷やヒヤの日でした。

 帰りに冷たいチュウハイを買い、寝る前に一気に飲み干し、体の中から暖めた。 

投稿者:ながさきat 22:56 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月24日

温度差で動くスタ−リングエンジン

今日は終日0度以下の気温。降る雪も「あられ」ばかりでゴロゴロしているため、、強風にあおられ煙のように舞い上がって、視界を遮っていた。粒が大きいので、顔面に当たると相当痛みを感じた。
山羊たちもこの寒さで外に出ることもなく、つるしておいた稻ワラをエサ代わりに食べ尽くしていた。頭突きで壊した入り口のドアは半開き。雪が舞い込んでいた。
 
温度差をエネルギ−として取り出したスタ−リングエンジンを動かしてみた。
湯飲みカップにコ−ヒを注ぎ、そのカップの上に温度差エンジンを乗せ、10秒ほどしてから「ホイル」にあたるCD版を手動でチョット回転を与えてやると、
くるくる回り出した。
 コ−ヒ−カップの熱源でシリンダ−内の空気の膨張と収縮を利用して作動する。
火も燃料も使わない不思議なエンジンだが、子供たちに温度差もエネルギ−であることを体験してもらうのには絶好の教材。
1/29日「小川の水雪探検隊」の課外授業の時に、小川温泉のお湯を使ってこのクリ−ンなエンジンを披露てみよう。
子供らには原理を解ってもらうつもりは無い。
「不思議だ」「おもしろそうだ」だけで十分だ。見ただけでそれで良し。




低温側に雪を乗っけると体温でも勢いよく回ります。


バランス取りをしていないのでキコキコ鳴く
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投稿者:ながさきat 20:25 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年1月23日

記念事業あれこれ

今年、夢創塾も6/6日で15周年を迎え、6/7日(土)に広場でみんなで炭焼き和紙づくり記念大会を行い、この節目を持って、既存の小屋群や様々な施設を利活用した新たなソフト活動を展開したい。
そのためには、今まで培ってきた数々のプログラムやノウハウを整理する必要があり、逐次とりまとめてゆきたい。益々忙しくなるがやらねばならぬ。

富山県山岳連盟の60周年記念行事が、7/6日に富山市内で行われる事になり、来賓にアメリカの元マザマス山岳会会長のダッグ氏夫妻を招待。
昨年、口頭で了解を得てあるが今晩電話で再度確認を取ってみよう。
 併せてマザマス山岳会友好交流15周年にあたり当該の式典も計画。
日米親善友好記念登山は富山のシンボル立山に登りたい。
関連して、私の記念登山はカスケ−ド山脈の聖なる山、16座の内、残っている Mtベ−カ−他1座を2週間かけて登るのが今年の目標。
時期は未定ながら、お盆前に達成したい。しかし、マザマスのダッグ氏の都合に寄るので今後日程の調整をしたい。

勤めている会社・上智の50周年式典は4/8日本社で行われる。半世紀に渡り富山の測量設計を手がけ社会資本の整備に貢献したことはスゴイ業績。
これからもお客のニ−ズに答え、社会に奉仕し、信頼されることでさらなる展開が
図られる事だろう。式典は出発点だ!!

 静岡県から昨年北陸中日新聞に大きく掲載されていた夢創塾での活動について問い合わせがあった。特に炭で電気を起こす記事に関心があったようだ。
同じような問い合わせが名古屋市の女性からも2日前あって、当該記事に関心があったことを伺わせる。それにしても今何故?  写真が良かったのでインパクトのあった記事だったのだろう。・・・嬉しいことです。!!

投稿者:ながさきat 19:06 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月22日

今日のアラカルト

朝、新車(スズキ・エスク−ド)で夢創塾に行く途中、林道上で、未だ黒毛の小さなカモシカに出会う。カモシカは、突然の事で逃げることを忘れ、ただ呆然と立ちすくんだまま2分間余り私を見つめていた。よく見ると子供のカモシカとは言いながら、すごく痩せ、口からアワを垂らしている。おそらく口がただれる口蹄病にかかっている模様。エサが食えず、いずれは行き倒れ。自然界は厳しい。山羊に伝染しないよう外に出さないようにしたい。
 その山羊が牧草のエサが足りないのか裏山の杉林に入って、緑色のシダをついばんでいた。天気が良いので周辺をかけずり回っていたが、カモシカと遭遇しないよう願うばかりでした。
 暖かいので合掌の小屋で、少し彫方が上手になったのでフクロウを製作する。
少しがんばって21個を午前中に作った、目を入れるのは気分の良いとき!!
 太陽発電は順調に作動している。昨日は3,3アンペア、今日は午前中で3,2アンペアで夕方までには7アンペアは超えるハズ。
 北日本新聞に来月から連載される子供新聞の記事の校正がメ−ルで入っていた。
写真の確認と、字句の再確認要請があり対応する。
尚、当地区担当の原田支局長が転勤。長い間におせわになった。ありがとう。
 柴田さんがあさひ野小学校で昨日額縁の最終仕上げを行った旨メ−ルが入っていた。これで今年の額縁作りは終わったが、この1年間取り組んできた、風の道森作りの出来事を2月に発表する全国林研大会に生かしてほしいものだ。狙いは日本一
 夕方、五箇庄小学校に行って、冬の小川探検隊の事について打ち合わせをする。
日時は1月29日。AM8,30〜11,30まで。内容は雪と水暮らしとの関わりを調べるもので、小川の源流から河口まで小川の流れに沿って逐次調査を繰り返しながら雪の効用を考える課外授業。これで5年目。継続は大変・・・






投稿者:ながさきat 19:17 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月21日

山羊のえさ作り

大寒の今日の朝は−3.7度で先日より気温がゆるんでいた。そのため、水車に付いている氷も先日に比べて半分くらい。重量が少ない分だけ軽やかに回転していた。少しきしむ音を聞き、水車が飛ばす水滴を見ていると心が和み元気が蘇る。
 
山羊にス−パ−から拾ってきたキャベツの葉2kgを与える。細かく切断して3匹に均等に当たるよう配慮。我先にと競って食べる。
この1週間、牧草と稻ワラだけを与えていたので、大変なご馳走。かまずに飲み込んでいるやつもいる。もっとも反芻動物なのでまずは食べることなんだろう。
今日で牧草の細かく切断したエサが無くなり、新たに牧草の切断作業を1時間行う。切断器具は昔からある「押し切り」。字のごとく切断する対象物を押して切る工具で、これで牧草を3cmぐらいに切断しエサにしている。
牧草の切断方法は、左手に牧草を持ち、刃の上にこれをのせ、右手で押し切りの柄を勢いよく下に押し下げると、牧草が切断される。
こんな単純な牧草、切断作業を1時間連続で行う。寒いどころか、汗をかき、腰が痛み出すなど、朝から作業地獄。その甲斐あって、これで細かく切断した25kgのエサを調達する。1週間分はOK。

小屋にストックして置いたサツマイモが腐り出した。早速家に持ち帰り、天ぷらにして食べる。まだまだ食味は落ちていない。次の行事に児童等に食べてもらおう。併せて里芋も少し腐りかけてきた。やはり芋穴に入れておかないと越冬は難しいようだ。暖冬とは言いながら芋は風邪を引いてしまった。
腐らないうちに芋煮鍋で食べてしまおう。これから毎日芋、芋、芋だ。 

投稿者:ながさきat 19:43 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年1月20日

新雪で雪遊び

朝日町教育委員会主催の雪遊び隊14名がハ−ブ園にやってきた。
担当を夢創塾が行う。早朝から柴田、大楠、伊藤の塾員が手伝いに駆けつけてくれ、大助かり。
遊び内容は、パイプ乗り競技、新雪30m走競技、ソリ乗り競技、極めつけは
トラックにソリを4個連結、4人が乗って300m牽引。南極の雪原を疑似体験。
他にイ−グルづくり、雪タワ−づくりなどを盛り沢山雪で遊ぶ。
積雪量は40cmぐらいで通常の雪遊びは出来なかったが、今期初めて考案したトラック牽引ソリ乗りは大好評。雪が少なかったからこそ出来たプログラム。

 三枚橋地区の新年会で「夢創塾物語」と題して講演を行った。
夢創塾を作る背景から児童を自然体験させることで心も目も輝いてかえり、感想文で五感を磨き夢や自分を発見した、科学者になりたい、炭焼き名人が夢ですなど、感動したことの事例も報告。                        
終了後みんなと懇親会。2次会は古民家を2軒周り屋敷のすごさに驚いた。
都会の人たちとの交流の場に使わせてほしい事を要望。快く引き受けてくださる。
このこと、今日の大ヒット。次回神戸から来る人たちには是非当家を紹介したい。








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2008年1月19日

足跡ウオッチ

快晴だが、今日も冷え込んだ。朝の気温−3,8度。昨夜は非常に軽い綿雪(比重0.05?)が、5cmほどつもる。
こんな状態の時、昨晩活動した野生動物の足跡が鮮明に解るので、一時これを追った。一番目に付くのは、兎の足跡、今年は昨年に比較して特段多い。林道1,5km間で10匹ぐらいの足跡。小川の河原では縦横矛盾にスゴイ足跡。
 これを追って、テンの足跡が転々(テンテン)と続いていたが兎をキャッチした形跡なし。追う物と追われる物との知恵比べが足跡で見られる。
 林道を横断して河原に行ったり来たりしている足跡はカモシカの足跡。爪が二つに分かれているのでイノシシと区別が出来る。林道の垂直護岸10mを一気に下った形跡が有る。無事駆け下りたのだろう、足跡は河原の奥まで続いていた。
 猿の足跡or手跡が4箇所で見られた。なんと、猿の手の皺がくっきりと雪に残っていた。珍しい手跡。降雪が柔らかい雪だった為だろう。
 狐が林道の自動車タイヤ跡を700m歩いた跡があった。脇目もふらず歩いたのは獲物が見つからなかった為だろう。厳しい自然界をかいま見る。
 
昼時に谷川の水源を見に行く。滝から落ちる水量は例年より多め。
飛び散った水滴が「ガヤ」の葉に付着、氷結してツララの集合体になる。これが、太陽の光を浴びて七色に光り、小さな谷間はまさに極楽の世界。写真に納める。

久しぶりに、合掌小屋でフクロウを彫る。がんばって20個。最後に心を込めて目を書き入れたが、この入れ方で表情が変わるので、真剣でした。
 昼は幹ちゃんが持ってきたお餅と原木から採集した椎茸を炭火で焼いてたらふく食べる。炭火は暖房にもなって快い1日でした。

北日本新聞に先に取材のあった、バリの竹炭の記事が掲載されていた。
昨日、3回目の炭を自分たちで焼いたとの連絡があって、成功を喜んでいたところ今日の新聞記事。奈津ちゃも喜んでくれるだろう。  












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2008年1月18日

積雪60cm・気温−4,7度

今冬一番の寒さ。この為、発電水車はしぶきが凍り付いて全体が氷で覆われ、まるでガラスの水車。これはおもしろいと近づいて見ると、光の屈折でキラキラ光りガラスを遙かに超えたダイヤモンド水車でした。水と氷の芸術でした。
 久しぶりに青空が見え、夢創塾の太陽発電は夕方までに、今年最大の9.8アンペアの発電量を記録する。ちなみに昨日は2,7アンペアでした。
この電気を蓄電して、小屋を電飾しているが、まだ赤ランプ警告がないのは起電が消費電力以上に有るからだろう??
 夕方、今日の酒の肴に未だ、寒さで氷っていたシイタケと山の崖に芽を吹いていたフキノトウを採集。炭火であぶって、たっぷり早い春の味を堪能。うまかった。
 山羊たちが、雪の中をエサ探しに鉄塔の山道まで遠征して青葉の榊をあさっていた。エサの量が足りないのだろうか?それとも太陽が出たので散歩方々エサ探しに出たのだろうか?新雪の中を歩くのを初めて発見。驚きでした。
 20日に開催する朝日町の子供雪遊び教室について当局と遊びの内容やスケジュウルを打ち合わせてきた。会場のハ−ブ園は積雪50〜60cmで斜面でのソリ乗りは危険な状態。そのため平坦地での遊びに限られる。雪上リレ−やソリ引き競技の他、トラックでソリを引く雪上ボ−ト乗りなどを実施してみたい。









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2008年1月17日

掲載記事2題

今日の北日本新聞 にいかわ 県東部版で夢創塾が関係した記事が2題掲載されていた。
その1つは、立山町釜ヶ淵小学校で、昨年に引き続き6年生が杉の間伐材で卒業証書用に額縁を手作りしている様子が写真入りで掲載されていた。
これを指導した柴田氏が間伐材を活用することで、森や里山の整備につながりひいては地球温暖化対策にもつながることのコメント有り。
 当該の記事を見て2人の人から額縁づくりについて問い合わせがあった。
1人は額縁を作りたいが、夢創塾で最初から額縁完成まで作り方や工具の使い方も含め教えてもらいたい旨要請される。学校単位で規格の額縁以外は組み立て用の工具がないのでダメですと断る。非常に残念がっておられたが、やむなし。
2人目はX学校から来年新聞記事の様な額縁づくりを取り込みたいがどのような手続きをすれば指導してもらえるか。費用も含めて問い合わせあり。
当方はスタッフ不足のうえこれ以上加工も製作も限度で指導出来ない旨やんわり断る。・・こんな事から想定はしていたが夢創塾の課題が見えてきた。


その2は黒部市の炭焼き窯が初炭出しを行い、窯作りを手伝った村椿小学校の児童等が炭出しを行った記事が大きく掲載されていた。
当該窯は昨年私が指導して作った椿塾窯で暮れには炭焼きの指導も行った想い出の窯、新聞記事を見て地域の振興に少しは役だったと自負して満足する。
隣にもう1つ造りがけ料理窯の完成が早く待たれる。今度は料理の仕方を指導してみよう。こんな料理窯がドンドン増えてくれることを念願する。
そのうち上市町にもこんな窯を作ってみたい。



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2008年1月16日

三重のお花炭

1/15日
三重県東員町の員弁川用水土地改良区を訪れ、電気窯や花炭を見学する。
ミカン、イガ栗、マツボックリ等の作品は艶もよく形も崩れてない一級品に仕上がっていた。ただ竹等はまだ焼き方が少なく完全に炭化していないので温度や時間の調整が必要。併せて黒びかりする色の出し方を、添加材の材料と量の加減を試みするよう指示する。
尚、彼らはお花炭を作る毎、温度と時間を詳細に記録してその結果をとりまとめ、このデ−タを元に、さらなる展開を試みていることに感心した。
 昨年彼らが見学にきたとき、私も4年間、花炭が出来るまで記録し、それを集約したことで現在が有るので、記憶よりも記録が大事ですと伝えたことを確実に実行しておられた。 意外と早く「花炭の技」を習得する様な気がした。
 又、理事長にはおみやげに持って行った、額装した稲穂のお花炭を贈呈。
この稲穂の作品を目標にがんばって見ると決意表明があった。ガンバレ!!
いよいよ表日本から「お花炭」の工芸品が出回る日も現実的になってきた。
次はバリからだ!!ガンバロウ!!
1/16日
朝、東海農政局に立ち寄り岩本局長に新年の挨拶をしてきた。
9年前、県の要職に就いておられたとき、3〜4回夢創塾を訪れ、合掌小屋づくりのお手伝いや、子供たちに自然体験をさせた時を懐かしく回想し懇談する。
帰宅して夢創塾にかけてある9年前の局長の名札を見つけ、記念に今日もらった名刺と一緒にして写真に納める。
 三重県に行っていて、夕方まで、山羊たちが朝からエサがもらえずひもじい想いで待っていたようだ。腹がぺこぺこで声まで小さい。沢山牧草をやってねぎらう。一斉に泣かないで、メイメイ声を出して喜んでいた??











投稿者:ながさきat 18:24 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年1月14日

水車発電凍結

 朝、マイナス3度で今冬、一番の寒さ。谷川の水で回っている水車は、飛び散った水滴が水車に付着して、外枠はもちろん水車軸、そして発電に一番大事な発電コイル部品や強力磁石までも氷ついてしまい、発電機能を著しく低下させていた。
 放置しておくと、さらに付着した氷が発達して発電機そのものを破壊する事になりかねないので、雪の降る中、慌ててコイルとライトを取り外した。
 春には再度コイルを設置して発電させよう。凍結の対策は各部品に水が飛び散らないようカバ−を設置することが必要。
 一方、水車に水の当て方を工夫して、水の飛散を最小限にする必要がある。考えてみよう。 ・・発電機器の凍結、予想以上に厳しい課題を体験する。

 午前中、明日、三重県で花炭づくりの指導をするため、持参して見本にする「稲穂の額装」を半日かけて作った。大きさはB4判サイズ。できあがりは80点もの。
この見本を早く追い越した、お花炭を彼らが製作してくれることを希望する。

 先日、夢創塾を訪れた神戸の奈津ちゃん、鮎ちゃんからメ−ルが届いていた。
雪が降って寒かったにもかかわらず、野に山に海に出かけ冬景色を堪能し、新鮮な食材に舌鼓を打ち、久々の大宴会で夢も大きく膨らんだ今年の夢航海計画云々ホントに本当に楽しかったと記載されていた。
みんな楽しんでもらったことに満足でした。






晴れた 晴れた 出動だ。


何か喰わせろ!

投稿者:ながさきat 18:23 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年1月13日

訪問者・神戸より3人

 昨日、神戸よりプリモの井岡さん、旅行会社の吉田さん、運送会社社長の太田さんの3人が、冬の夢創塾を見学方々各、自が持っている課題について打ち合わせにやってきた。
 富山駅におりて、途中、魚津にある「しらくら山の学校」を見学、朝日のなないろKANに寄って観光ポストとなるためのポイントを探る。
 夕方になったが夢創塾にほんの少し立ち寄り概要を把握した後、小川温泉の貸間部に投宿する。
 打ち合わせ懇親会は、魚屋で買ってきたアンコウ、カキで鍋を作り、甘エビ、ヤリイカの刺身を肴に、なんと昨日、午後の12時まで延々と続いて今日になって終わりました。
 井岡さんはバリ炭の販売や3回目の竹炭づくりなどの進展状況報告を始めとして、現地の小学校への支援方法や、今後のバリでの活動企画案、アグン山、山行計画などに付いて報告があり、素案に沿って実施方法など具体案を煮詰めることに了解。
 吉田さんは夢創塾をキ−ステイションに神戸の児童たちを自然体験に送り込めないかの事前調査を兼ねると共に、当地の母ちゃんたちをバリ旅行に送り込むための要望事項など、直接妻の絹恵にヒアリングして、企画案を作り、後日送付することに決定。
 吉田さんはあこがれの自然体験学校を直に見て、今年は子供と一緒に泊まり込みで自然体験をすると共に、淡路島で休校の学校活用や、当該の自然体験学校を立ち上げる為の参考になったと、夢創塾をベタほめしてもらいました。
 支援できることが有れば協力する旨申し出る。但し酒をたらふく飲だ勢いでだが、約束は厳守??
 今日は昼までで小川温泉で休養。途中、ノ−トパソコンで山ちゃんの田舎暮らし、新日本探訪「山里に技集う」など映像で夢創塾の活動を十分たっぷり鑑賞。
 夕方の電車で再度の再会を約束し、二日酔いでかえって行った。
 大変楽しい意義ある打ち合わせでした。






投稿者:ながさきat 18:37 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年1月11日

新潟挨拶回り

今日、夢創塾広場で6時33分、夜明けを迎える。気温3,2度久しぶりの快晴。
見えだした朝日岳は、雪が凍って青白い厳しい姿でしたが、後ろの空は刻々と朱鷺色に染まって明るさと暖かさをまして、朝日岳までもピンク色に染めてしまいました。この間3〜4分、一瞬の自然のア−トにしばし見とれる。早起きはいいこと!
 急いで山羊やカモにエサをやり、シイタケを採集して帰宅。
朝から出かけ、会社が関係する新潟県の魚沼周辺の関係機関に新年の挨拶回りをする。夢創塾は雪が無くなったのに、やはり豪雪地帯、平野部でも4〜50cmの積雪で銀世界。
 途中、大桃宅に立ち寄り、今日採集した椎茸と、里芋を持参して新年の挨拶をする。今年も古代米を作付けする計画で、炭の粉、木酢、米ぬかペレットの要請を受ける。昨年作った経験を生かし、今年は品質の良い古代米を作るとお父さんが張り切っておられた。私に出来る事を今年も支援するつもり。
 尚、会社のW氏も古代米がおいしかったとの事で、作付けしたい旨伝達があったが、種もみに限度が有るので確認した上、対応よう。
 明日プリモの奈津ちゃんが昼前に富山に来るので迎えに行くが、天候が下り坂で雪模様の様子。雪の立山、荒れた日本海、清流の片貝川を見せよう。
寒くてそれどころじゃないかも?夜はアンコ鍋で一杯飲んでバリの炭談義だ。!!

投稿者:ながさきat 20:08 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年1月10日

世界で一枚の和紙

 今日、あさひ野小学校6年生が卒業記念の掛け軸づくりに使う台紙を、学校に持参した。
 校長や担当の先生は立派な台紙が出来たと大変喜ばれる。
 和紙の乾燥に多小うまく行かず、最良の出来でなかったが、準備から紙漉まで大変苦労はしたが、自分で作った世界で1枚の自分紙に十分満足してくれるだろう。
 児童等はこの想い出の用紙にどんな座名を書き込むのだろうか?
 3月1日に学校で展示会があるとのことで是非見学したい。

 北日本新聞社から、わくわく週間子供新聞に夢創塾の自然体験活動について6〜7回のシリ−ズ物で紹介したい旨T氏から協力要請を受け、現場で森と人との共生などに関わる取り組みの基幹方向について打ち合わせを行う。
 当初で、一昨年から行っているあさひ野、五箇庄小学校児童と実行している「風の道」森づくりのスト−リ−をコア−にしたら特別の企画がいらないのだが!!

 昼から合掌小屋で今年の干支「ネズミ」を小さな木片に彫る。
 フクロウと違い彫り込みが複雑なため一匹毎輪郭がが違う。耳の大きさや、目の付け方、顔の長さで全くネズミの表情が変わるのには驚いた。
 同じ物が一つも出来ず。これから練習をすれば均一な鼠が出来るかも?逆に違うのもおもしろいかも
 暖かいので、裏山の崖下に行ってみたら、やはりフキノトウが淡い黄緑のつぼみで落ち葉の間から顔を出していた。
 早速10個ほど採集し、晩に、炭火で焼いて味噌を付け、酒の肴にして早い春の香りを味わい、時期がずれている自然の恵みに感謝する。
初物を食べると長生きすると言われているが、あやかりたいものだ。




投稿者:ながさきat 19:31 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月9日

自動車で乗り入れ・9日ぶり

2〜3日暖かい日が続き、積雪深も15cm程度になったので、トラックで夢創塾に乗り込んだ。9日ぶりに楽して、山羊やカモにエサやりが出来たが、谷川の水が雪解けで増水し、落ち葉が水車の取水口に詰まって断水状態。冷たい水の中、素手で落ち葉を取り除くと、水は勢いよく流れ込み、水車が水しぶきを飛ばしながら回り出した。静寂な広場はいっぺんに人もいないのに活気が蘇る。
底をついていたカモ池はみるみるうちに水深を増し、カモは早速水に潜るなど大はしゃぎで喜び勇んでいた。
イワナは突然の水の流入にビックリしたのか全く姿を見せずじまい。
尚、昨年の暮れ、シイタケの原木を炭窯小屋に保管しておいたところ、この暖かさでシイタケが出始め明後日頃には5〜60個ぐらいの収穫が見込める。
久しぶりに生椎茸の炭火焼きでおいしい酒が飲める。
 会社の関係で、北陸農政局関係機関の挨拶回りを1日で終わる。世代の交代で知人も4〜5人しかいなく、世間話もままならず!時代の変化に歳を感じる。
 三重県桑名市の「お花炭」仲間に今月の15日夕方会って花炭作りの技術検討会をすることになった。いよいよ私のライバルたちに花炭造りの高度なノウハウを伝承する事になる。しかし、彼らが私の水準までになるにはまだ2、3年はかかるだろうから、その間に私の技をグレ−ドUPすれば負けることはないと思っている。
表日本から「お花炭」情報が発信されれば全国への展開も早まることだろう。
望む所である。そして、バリ島からも「お花炭」の発信をすれば世界へ!!

投稿者:ながさきat 20:20 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月8日

水車2題

明け方、山羊のエサやりに徒歩で小川の河原を渡っている途中、朝日岳後方の空が一瞬薄い鴇色に染まっているのを見て、自然は芸術を実感、今日は何か良いことでもある気がしてならなかった。こんな光景は朝早く起きている者にしか見れない特典なので、すごく得した感じ。
 山羊たちは雪が少なくなったため、私の足跡沿いに裏山へエサを食べに行っているようだ。杉林の中は雪がなく、笹やシダ類が青青と茂っている。これを目当てに山に入っている。やはり干し草3kgでは足りない様子。
 試作水車が相変わらず調子よく高速回転で周り続けている。少し水量が少なかったので取水口に行って落ち葉のゴミを取り除く。とたんに先ほどにも増し水しぶきを後方に巻き上げ相当賑やかに回転、発電も順調に起きている。
今日の北日本新聞に、表題は発電利用 回れよ水車 副題は、間伐材使い2基完成「自然の力実感して」として2基の水車が勢いよく回っている様子の写真の他、、水車づくの作業模様や、機能、発電機能にについて記載されていた。
久方ぶりの情報発信に、水車を作っていたときの苦しい思いは帳消しになったようだ。苦労して完成させた甲斐が今日実った。万歳です。
 北日本新聞のTさんから子供新聞に1年を通して自然と人との関わりについて記事を連載したいので取材などで協力を要請される。さしあたって10日に打ち合わせをする予定。
 晩に富山市の人から今日の新聞記事に載っていた水車による発電システムについて詳細な説明を求められる?
納得するまで10分余り。電話を切るわけにも行かず対応に少々困惑した。
一方、数人が激励の電話をしてくれ、少し照れくさかったが、烈々支援どうもありがとうでした。





みらーれの新春特集 YOUTUBEが変なのでググるビデオで

投稿者:ながさきat 20:02 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月7日

吉報・4

その1・バリからの報告
 プリモの奈津ちゃんから、バリ炭窯が今年に入って、彼ら自身で先日、竹炭を焼きだした旨メ−ルが入る。現地で異変が起きれば対応すべきと思い、今日は携帯電話を1日中身につけて会社の挨拶回りを終えた。夜になっても特に指導要請がないところを見ると、順調に窯の中で竹の炭化が展開しているのだろう。成功を祈る。
 尚インドネシア人でエステサロンのオ−ナ−が「商売に竹炭を使用したい」というオファ−をいただいたそうで二重の喜びである。
その2・受賞祝賀会・みられ−TV放映
 正月早々からみられ−TVが、昨年の暮れ行った「総務大臣表彰・受賞祝賀会」の模様と、暮れに間伐材を利用して作った大型水車2連の完成試運転、この水車を利用した無抵抗の発電システムの他、今後、外国とも自然保護や循環システムについて交流を展開したい夢などの抱負を放映してもらい、正月からさい先の良いスタ−トが切れた。
その3・賀状・に感謝
 今年も沢山の賀状をいただいた。新聞,TVで活躍を見ています。健康第一、がんばってください。ect! 改めて多くの友達から支援をいただいていることに感謝です。今年もがんばって見ます!!!
その4・徒歩ル−ト一部雪なし
 夢創塾への歩行ダイレクトル−ト、途中小川の横断箇所は今日の朝から全く雪なし。そのため所要時間は10分以内で夢創塾に行ける。大幅な時間短縮で大助かり。林道はまだ2〜3日、自動車での通行は不能だ。雪が降らないことを祈る。

投稿者:ながさきat 19:26 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月6日

雪道散策・春発見

朝から蛭谷神社で行われる蛭谷地区新年祭の準備にてんてこ舞い。夜明けと共に裏山に出かけ、榊を10本用意した後、お宮さんに入ってお供え物を配列、御神酒の準備をして神宮さんを迎え、8時から神事を執り行う。
玉串奉奠時には、家族の健康を祈願すると共に、夢創塾が益々栄えることを併せてお願いする。百円玉数個をお賽銭箱に入れたので御利益が有ることだろう。
 昼からヤギにエサをやるため夢創塾へ歩いてゆく。天候もよく、気温も8度で暖かかったので、途中の谷を遡行して天然ワサビを探してみたり、まだつぼみのフキノトウを採ってみるなどして、谷間に小さな春を発見した。
又、石垣に生えていた柳がもう芽を噴いていたのには驚いた。石の蓄熱が春を呼んだのだろうか?これからが冬本番なのに!!
尚、今回の雪質が湿気を多く含んでいたので大変重く、この影響で杉の木が相当数折れてしまった。夢創塾の裏山も12本途中折れを確認。
 ショック。山羊たちが昨日細かく切断してストックして置いた牧草を引きずり出し、半分以上を食べてしまった。3日分を今日1日で食ったことになる。
まさか天井にあげてある牧草を引きずり出すとは思いもしなかった。
どうして天井に登ったのか?未だ解らず。物理的には出来ないハズだが??
これから牧草の管理が課題になってきた。山羊たちとの知恵比べ??










投稿者:ながさきat 18:22 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月5日

フクロウづくり

小川ダムからの放水が無くなった為、夢創塾へのル−トはハ−ブ園から小川を横断してダイレクトに行けた。雪が少なく所要時間15分。林道コ−スに比べて半分の時間でした。
ヤギたちに干し草を「押し切り」で3〜4cmに切断して与える。長い干し草をそのまま与えると、かみ切った牧草の残りが床に落ちるのだが、落ちた牧草は方言で「きずいで」=「傲慢」ヤギは決してこれを食べません。飼料の無駄をなくするため細かく切断することにした。それにしても、この切断作業、10kgを終了するのに1時間弱。汗をかくほどハ−ドでした。
 他に生きるために必要なミネラルや塩分補給のため自家製の塩と谷川の水5L
を与える。水は1日おおむね4Lを必要。エサが干し草なのでこれは欠かせない。家から持ってきたリンゴ2個を帰り際に刻んで与えたら、満足この上ない顔でまだくれと催促してすり寄ってきました。
 久しぶりに、合掌小屋でリョウブの木を使ったフクロウを彫ってみた。
始めに、直径3〜4cmで、木の肌の色合いが良い原木を、5cm前後に切断。
30個作り、この中から10個選んで、様々な目をしたフクロウを2時間余りかけて彫り込んだ。時間に余裕が有ったので、気に入ったのばかり作れた。
週末に来る奈津ちゃんたちのおみやげにできるかな−。!! 

投稿者:ながさきat 18:33 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月4日

今日も雪道

今日は9時から会社の御用始めで、出勤しなくてはならぬ為、朝、夜明けを待って1,5kmの雪道をヤギのエサやりに、夢創塾へ徒歩で行ってきた。
しかし、疲れました。昨日からの雨で、雪道は柔らかくなり、一歩毎雪の中に足が沈下し、歩きにくかった為です。
このためワカンが有るのにこれを着装しなかったことを夜になって反省する。
又、早朝にもかかわらず、シジュウガラなど雑木林の中を集団で飛び回り、エサをついばんでいる小鳥たちの種類の多いのに感動しました。
 しかも、気温マイナス0,7度のなか、寒さで張り詰めている雪道周辺で「チ、チ、チ−と泣きながら集団で移動している鳥たちに出くわし、幸せをこの鳥たちの数ほどもらえるような気分になる。
 ヤギのエサ、干し草を3kg与えると瞬く間に食べ尽くした。やはりもう1kgぐらい増量しないと腹ぺこになって、ストレスがたまり、再び柱を頭突きで壊してしまうおそれがある。
そこで、古代米の稻ワラ5ハを押し切りで切断しエサに混ぜて与えた。
案の定、干し草と稻ワラを判別できずモクモク食べて満腹になっていたようだ。
冬、こんなへんぴなところで生き物を飼っていると、その管理が一番の課題です。

投稿者:ながさきat 23:07 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月3日

冬景色


小屋から出て おめでとう


蝋梅(ロウバイ) 小さな春 芽を吹く


新雪に輝く





送信者 2008_1Q


投稿者:ながさきat 18:44 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月2日

夢創塾の動物たち

積雪75cmで夢創塾へは、第二発電所広場から徒歩で25分(距離1,5km)かかる。(近道のハ−ブ園からのル−トはダムの放流で水量が多く危険なため断念。)
雪道の途中、ウサギの足跡があちこちに確認できたが、姿は発見できず。    尚、笹原地内でこのウサギをテンが追尾した足跡がくっきり残っていた。    ウサギは大丈夫だっただろうか?                      
 10時過ぎ突然、向かいの道口山山頂付近に二羽の「ノスリ」が上昇気流に乗って
旋回し始める。そのうち周辺にエサがないと解ったのか、一羽は樫倉山上空へ移動もう一羽は大地山方面へ移動していった。ウサギが出歩いていれば毛皮が保護色になっているが、目が良いノスリに捕獲されかれない。
 三匹のやぎたちは、雪に閉ざされた小屋の中で腹ペコ状態でエサを待っていた。昨日は元旦で大サ−ビス。牧草5kgを与えておいたが残留牧草一切なし。
しかし今日は規定の3kg?を与えて終わり。少しエサが不足気味なのでカボチャ
一個を小さく切刻んで与える。ボリボリいい音を出し、満足そうに食っていた。
 カモにはつぶし麦1kgを池に投げ入れる。2〜3日これでOK。
気になるのは池の表面がシャ−ベット状の雪で覆われ始めているので、これ以上降雪のないことを願う。
 合掌小屋のネズミたちは、カモのエサ用に保管してあった屑米を、袋を破って
食べ出した。外が雪に覆われたので合掌小屋にみんな逃げこんだようだ。
ネズミ歳だが捕獲するしか方法なし。放っておくとネズミ算で増えてしまう。
 狸の足跡が露天風呂の焚き口で消えていることを発見。覗いてみたらキラ−と輝
る目が窯の奥に見えた。タヌキはここを宿に選んだようだ。
 小川の河原にカモシカが上流に向かって深い雪をかき分け移動中。
新雪が深く体が半分ほど埋まっていた。水辺を歩けば雪がないのに??

投稿者:ながさきat 17:14 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月1日

今年の夢

雪の正月、朝から除雪作業で今年があけた。隣近所雪の中で互いに「おめでとう」の挨拶を交わす。今年も声かけしながら、家族、仲間が健康で元気のでる良い年で有ることを祈願する。
 今年の夢づくり、構想は5つぐらい?
・季節毎のお花炭づくりを本格化して工芸品化への挑戦。
・夢創塾創立15周年記念式典の開催。記念日の6月6日前後?
・アメリカ、カスケ−ド山脈聖なる山、残る2座登頂挑戦。7月20日から
・バリ島炭窯指導及び絵による児童交流。又、観光ツア−の設定。
・エコリズムの普及と確立。森づくりを通したCO2削減実体験ツア−の開催。
・グリ−ンツ−リズムの展開。プリモの井岡とタイアップ都市間交流の促進。
全部実現出来るようやってみよう。
蛭谷神社に祈願成就を心から願ってお参りする。お告げではOKだそうだ。
 昼から積雪60cmの夢創塾へ徒歩でヤギとカモ岩魚にえさを与えに行
ったところ、元旦登山で鍋倉山に登った人たち7人と出くわした。
頂上付近は積雪1mぐらいで雪が降っていたが、冬山気分を十分味わったと感動して帰って行った。7年前に登山道を開設した甲斐が有って嬉しかった。
記念撮影して別れる。学校の先生方で春には又きたいとの事。





送信者 2008_1Q

投稿者:ながさきat 19:52 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)

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