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2008年10月31日

蜂の巣三態

朝、林道上に、直径20cmあまりの「ガメハチ」の巣が、落ちていた。中はえぐられカラッポの状態。
この巣を発見する直前に、15匹ぐらいの猿軍団に遭遇していたので、林道沿いの大きなミズナラに「巣作り」していたものを、猿がちょうちゃく(方言で処理or遊ぶorいじるの意味)したものと推測。
猿がハチや蜂の子を食べるのか定かでなし。
ただし熊は大好物。
 今年、合掌小屋の屋根裏にも「ガメバチ」が巣をかけた。
直径35cm余りの大きな巣になったが、児童から大人まで、自然体験時、ハチに人がワルサをしなかったので、全くガメバチの被害ナシ。
ハチの領域を侵さない限り、ハチは攻撃してこない。ハチとの共生!!
 今一番活動しているのが「スズメバチ」
夢創塾の東端の土中に,巣が在ることをようやく発見。先日までおおよその場所が特定できたので、早朝、活動が鈍っているのを確認の上、藪の中を超スロ−モ−でかき分け、不気味に聞こえる鈍い羽ばたき音のする所を凝視したところ、直径15cmぐらいの出入り口をついに見つけた。生まれて初めて、スズメバチの巣、出入り口を見つけて、感動??
 写真を撮り始めたとたん、3匹のスズメバチが顔面に接近。ホバリングしながら頭部や上半身をかすめるように監視!!
ひたすら微動だにしない不動の構え、ハチがあきらめて離れるのを待つ。3〜4分の後ようやく周りにいなくなる。
恐怖で生きた気持ちがしなかった。何でこんな馬鹿な事を朝から挑戦したモノかと反省?
 やはりハチ退治は夜に限ることを今回,改めて認識した。
それにしても巣の場所が特定できたことと、巣を初めて見たことが今朝の大収穫でした。








投稿者:ながさきat 18:57 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月30日

トタン張り完了

トタンが納入されたので、夕方、屋根に上がってこれを張る。
足場が無いので、作業姿勢が悪いうえ、寒いので手がかじき,トタン釘を打ち込むのに、手元が狂い、親指を何度も叩く。
自分の指を自分で叩くなさけさに、イライラする。暗くならないうちに終了しようと、焦っていたのがこんな結果を招いたようだ。
 昨年は,水車をブル−シ−トで覆っていたので、湿気で部材が劣化するようで気になっていたが、今年は屋根付きで保護したので耐用年数が」伸びるかも?
一方、小型水車は今年もブル−シ−トの覆いで雪をしのごう。
後は小屋周りの落雪が中に入り込まないように、後日囲いを計画。

朝日岳周辺はもちろん登山道を開設した大地山山頂(1260m)も今日の朝、すっかり冬景色。
朝の気温は7,9度で,この秋一番の寒さ。 
このため、赤いもの葉や茎が凍傷にかかり、1/3程が萎れてしまった。もっとも、この現象が赤いもの収穫適期だそうで、そろそろ芋掘り作業が差し迫ってきた。
一畝に20株×4畝で、80個の赤いもが収穫できる。一個1,5kgでも120kgの収穫が見込める。山羊の肥料と,木酢だけで育てた自然農法のあかいも、正真正銘の安全で安心な食べ物。        保存しながら、児童や仲間と,楽しくおいしく食べよう。
 親指の爪より小さい、小さなツブ柿が熟柿始めた。飴色になってもまだ渋いが、今年は天候の性だろうか!?
渋柿を皮を剥いて,つるし柿にした。天気が良かったので外で干してみたが、いちいち出し入れが大変と母ちゃんブ−イング。






投稿者:ながさきat 19:29 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

氷雨・紅葉・イワナ

昨晩、旧平村で「森と遊ぼう」〜生きる力の育成〜と題して講演を行ってきた。
平村とは富山国体山岳競技会場設営時から15年来の付き合いがあって、山仲間からの依頼で、快く引き受けたものも、行きも返りも雷を伴った氷雨の中、240kmの走行はウンザリ。
秘境、五箇山の山並みは霧の中にあって、ちらちら見える紅葉が山水画に見えた。夢創塾周辺よりも標高が高いだけあって紅葉が鮮やか。
 夕食は、イワナづくしをごちそうになる。
本物のイワナ塩焼き、イワナにぎり寿司、刺身・・改めて、秘境の味を堪能。ついでに当該料理の秘訣を受講!?即刻今日、忘れぬうちに復習を兼ね、料理実習を行ってみよう。
 顔見知りの人たちが多々おられ、誰これなく会話が弾み盛り上がったが、名前が思い出せず、我ながら健忘症に閉口した。老害か??
仲間たちに、夢創塾への招待を要請し、再会を約束して、深夜の高速を帰宅。
 

投稿者:ながさきat 09:09 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月28日

今日の出来事

朝の気温9,5度。朝日岳はもちろん、イブリ山も雪景色。
越道峠周辺は紅葉の葉も飛び散り、ブナの白い枝が見え始めた。
紅葉前線は標高900m〜600mまで今回の寒さで下がってきた。
今、向かいの負釣山や洞口山の頂上付近が紅葉の最前線で、これから
1日毎100mほど下がって来るので、これからが見所です。
 魚津市から日赤奉仕団28名が大型バスでやってきた。
子供たちに人気がある自然体験プログラム内容や、4個在る炭作りの体験談、和紙づくり、自然と人との関わり方など多岐に渡り1時間あまり施設を回りながら経緯,効果等を解説。
大好評で、激励やら拍手でみんなで私をねぐらってくれた。ありがとう
 午後、環境窯の燃焼室作りを行う。
午前中、資材を周辺に集結して準備をする。午後、一気に窯の燃焼室を丁寧に作る。終了は4時過ぎ。従来どうりの焚き口が完成!!
試しに、焚き口で火を燃やしてみる。しばらくして煙突から大量の煙が確認できた。準備万事OK。
 夕方の7時から県庁内で「帰農塾」についての打合会が開催された。
体験メニュ−のさらなる工夫の必要性や、内容の要検討等さまざまな問題提起と対応作を検討した。
 
昨日、福井県小浜市から、林業研究グル−プ17名がやってきた。
竹炭や白炭を焼いてこれを、販売しているそうで、新たな作品作りのヒントが無いか、訪ねてきたそうだ。
来る早々、炭化した藤の花や,やまブドウが額縁にはいっているのをみで、全員ビックリ。
製法を教えて欲しいとみんなからの要望。企業秘密でNO!?
返り際、バタバタ茶をたらふく飲んで、満足して帰られた。





投稿者:ながさきat 22:50 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

氷見・雷雨・ブリ・往復210km

昨晩、氷見の八代地区で、県,市、地元関係者が集まって「とやま帰農塾」開催にかかる、打ち合わせを行った。
従来の農業体験講座を踏まえ、今年は林業体験を主体とし、受け入れ体制も簡素に継続可能な方策を探った。
今回、地元関係者と課題や状況,悩みを互いに話し合うことによって、実態に合致したグリン−・ツ−リズムの活動内容、方向が見え県の西端・氷見まできた甲斐があった。
 それにしても、朝日、氷見間210km往復、雷雨の中の走行は、見透しが悪く閉口する。
ただし、雷雨で氷見とくれば、ブリ。
夕食は,当日取れたブリのサシミをたっぷり堪能。とろける味にさすが本物の味。会合が在ったから、食べられたので、打ち合わせに感謝!?

投稿者:ながさきat 08:10 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月26日

柳モタセ大収穫

一昨日の雨で、ナメコの原木を長年伏せこんでいる山裾に、モタセが一斉に発生した。
本来ならば、2〜3週間前に発生するはずが、暖かく雨も降らず、出る兆候もなく、今年はダメかとあきらめていた。
それが、20平方メ−トルぐらいの範囲にかって見たこともない密度で大量に発生しているのに、ビックリ。
一人では取り切れないので、妻に手伝ってもらいながらも、半日かかる。収穫量は概ね10kg。家まで運び半分は家で料理。残り半分は夢創塾でモタセ佃煮を作る。共に味は抜群。今後の来客にお茶請けとして提供。半日モタセにかかりっきり。あまりにも大量だったので、コケにうなされそうだ。

環境窯の窯木建て込み、午前中にどうにか完了。5トンあまりの窯木を運んだことになる。今回は、太い竹が200本の他、竹炭飾炭が10組50本が建て込まれており、結果が待ちどうしい。
火入れは11月の半ばを計画。

わくわく週間こども新聞に10回目の「森とあそぼう」が掲載された。
今回は夢創塾周辺で取れるクルミや栗、トチの実等は、天候による出来不出来が著しい事や、各種の実の採集方法、料理して秋の味覚を味わうプログラム等を通して、自然との関わり方、山を大切にし、自然の恵みに感謝している事を記した。








投稿者:ながさきat 20:26 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月25日

地域活性化研修

地域の活性化を担う八尾の池口氏以下17名と、黒部布施谷の村田氏以下14名計31名の合同見学会兼体験会が当地で朝から開催された。
集まったメンバ−を見ると、旧知の顔見知りの方々が多数参加しておられ懐かしかった。
 1時間あまりかけて、建物や炭窯、ツリ−ハウス、水車、アスレチック等を作った経緯や、子供らの多岐にわたる自然体験プログラム内容などを解説。
その後、竹筆作りや、フクロウ制作、昼飯の、釜飯作りをみんなで行う。初めての自分の釜飯作り、お米の分量、具の量、水加減とワイワイガヤガヤ、「火」お越しに至っては、ウチワであおいで周辺、煙と舞い上がった灰、熱さでテンヤワイヤ。
そんな中、各自の釜を金網に乗せて自炊。
20分程経過して一斉に吹き出し、その後、焦げ付かないよう火力調整に、熱い中、悪戦苦闘。
1〜2個焦げ焦げの釜飯もあったが、野外のシ−ト食堂でみんなおいしくいただく。
その後は、額縁作りの実習を行い、間伐材の有効利用方法を研修。
その気になれば、何でも出来る事を両地区民の人たちが、学んでいかれた。各地区でさらなる夢作りに、挑戦してもらいたいモノだ。

アイガモ1匹が、5日前から元気が無く、池の片隅や、草地の端にうずくまっている。今日も朝からえさも食べず、池に浮いたまま。仲間20匹と一緒の行動が出来ない状態。見た感じでは、老衰で体力が極端におとろえている様子。
考えられるのは、3年前に山崎地区で捕獲され、持ち込まれた古参カモかもしれない。
これだけ衰えていると、たぶん近日中、里山の獣たちに襲われることだろう。特別に保護するわけにもいかず、自然の成り行きに任せよう。
3年間、児童や私をいやしてくれてありがとう。






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2008年10月24日

持ち寄り味見会

味覚の秋になったので、仕事仲間同士が、おいしいモノを持ち寄って、炭火で食べる味自慢会を行った。
朝からあいにくの雨と共に、風も吹いていたが、野外の大型イロリ場はブル−シ−トで覆われており、雨の心配は全くなし。
イロリに大量の炭を焚いて、まずは岐阜県の長良川で取れた子持ち鮎を串に刺してじっくり焼く。
驚いた!!鮎の大きな事。20cmは優にある大物ばかり。
あまりにも大きいので、サクラウグイと間違うほどでした。
1時間あまりをかけ、じっくり焼いた子持ちアユ、味は最高でした。
 続いて焼きだしたのが、岐阜仕様の五平餅。当地の五平餅(味噌かんぱ)との違いは、直径3cmほどの丸い玉ご飯を4個、竹串にさし、火にあぶりながら醤油ごまだれをつけて仕上げする事でした。
試食みると小さい玉なので食べやすく、たれも甘かったが結構いける。
おいしかったので、5本余りたいらげ、お土産に5本ちょうだいした。
又、余った極上のタレ(醤油、砂糖、ゴマ、クルミ、黄卵、他)をいただいたので、来週これを味噌かんぱに使ってみよう。醤油かんぱ??
 地元のNさんが作ってきた、山菜煮染めのスス竹の太いのに驚いた。
根本の直径が3cm近くもある見事な竹の子。私も山菜を採っているがこれほどまでに数の多い、太い竹の子に脱帽。恐れ入りました。
しかも味よし、根本も柔らかく、非の打ち所なし。
こんな大きな竹の子、来春にでも取りに行きたいモノだ。
 途中、飛騨牛を炭火で焼いて食べる。とろけそう!!
タレよし、塩でよし、隣の野菜までおいしく感じた。
 最後に、塩入りバタバタ茶をみんなで飲んで、味自慢交流雑談会。
夕方、再会を願って解散。かってない美食会でした。
 





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2008年10月23日

ドングリ教室出前授業

昨日、夢創塾の裏山でひらったドングリ250個、事前に林道沿いで採集した山栗40個、谷川に流れてきたクルミ20個を、持参して、あさひ野小学校へ出前授業に行ってきた。
前半は、山の木の実のなり方と、熊やリスがこれを食べて生きている状況、また、大発生している「カシナガ・キクイムシ」と昆虫の(カブトムシ)関係など多岐にわたり学習会を行った。
 後半は、ドングリを3個植え込んで=3本の木になるので「森」を作り、、栗、クルミを各1個ポットに植えこんだ事で、木が2本になり「林」を創出。これを合わせて「森林」を各自が創る。
すなわち5本全部が発芽して木にならないことには、森林も出来無い。
児童等はこれをみんな自宅に持ち帰り、水やりなど管理を徹底して行うよう要請する。児童等はみんなOK。来年は山にこれを植え付けて、ドングリの森やクルミの森に育て留野が夢だ。もしかしたら、私たちが出来る地球温暖化防止対策のプログラムなのかもしれない。

お寺の報恩講が在るので2回目のお手伝いをした。準備に、寺の周りを幕張や提灯をセットし、寺の中では、いすを多数セットする。
全く初めての作業なので、長老さん方に教えてもらいながら、作業を進めた。初対面の人たちながら、和気藹々、昼からは80〜90歳代の大長老さん方と友達になる。様々な知恵がある人たちに出会い、参考になる。




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2008年10月22日

林道・舗装終了

昨年に引き続き、林道の急勾配部分のアスファルト舗装工事が、昨日から始まり、夕方には該当部分の舗装が終了した。延長にして150m程だが、昨年完了した200mと併せて合計350mが舗装整備された。
今まで15年間、急勾配部分の路面は、雨水に洗われ浮き石がゴロゴロ露出したり、大型自動車等によって角張った石があちこちに掘り起こされるなど、路面状況は最悪でした。毎朝の日課が、この転石除去で、多い日などは20個以上を処分したものでした。
 それでも、軽自動車等は、腹がつかえたり、パンクが頻繁に起こり頭痛の種でしたが、今回、急斜面だけの部分的な舗装だけれど、道路事情は抜群に良好になり、快適に気分良く、夢創塾に来ることが出来るようになった。
 舗装していただいた県と町に感謝です。これからもがんばろう!!
道路事情が良くなったので、訪問客が増え、益々てんてこ舞だ。

花炭窯より上流150m地点に、スズメ蜂の巣が在るようだ。
ムカゴを取る為、山裾に入ろうとしたら、藪の奥でブンブンと不気味な音がするので、注意して見ると、なんと10匹ぐらいのあの黄色スズメ蜂が飛び交い、土中に出入りしているのを発見。
ビックリしてすぐ退却。
それにしても近くに巣があるとは思っても見なかった。
大変危険なので、何とか処理したい。難題が出てきた。

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2008年10月21日

完成間近・水車小屋

野ざらしにしていた大型水車を屋根付きにして、これからやってくる雪から水車を保護するため、先日から急遽水車小屋の建て増しを始め、今日夕方まで、屋根の部分をトタンが張れるまで作業が進んだ。
朝の7時から一服なしで突貫工事。おかげで1,8m×2,7m、高さ4,0mの水車を覆う小屋が出来た。
ただ、1日中、足場の悪い中、釘を打っていたので夕方には、手首が痛み出し、力が入らず両手で打ち込んだ。しかし、両手では手元が狂い、打ち損じることがしばしば在った。
仕方がないので、大ハンマ−で釘打ちをする。はかどったが、再度手首が痛み出し、限界を感じた。痛いのをだましながら、ほぼできあがったことに、満足、自分に乾杯でした。
 しかし、こんなに早く完成間近に出来たのは、豊富に柱や角材の材料がストックされていたからで、材料を購入していては、こんなに早く作れない。 残り作業のトタン張りは、遅くても11月はじめまで終了させたい。

帰りに、明日、あさひ野小学校科学倶楽部で「森で遊ぼう」の出前講座が在るので、ドングリ、クルミなどの教材を裏山に入って集める。
身近な課題として、近頃、平野部に熊が出没しているが、何故熊が出るのか?今回このことを取り上げて、自然との関わりを伝えたい。
熊の食料である、ドングリ、クルミ、栗、ムカゴ等を実際見て触って、一本の木当たり、いかほどの実がなっているか?を試算。        又、カシナガキクイムシなどの害虫による水楢の立ち枯れと熊との関係等を解説すると共に、クラブ員に今日採集したドングリやクルミの実200個余りを植え込みをしてもらい、来年育てて山にかえす計画。
このことを児童たち全員で決め、実行してみよう。






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2008年10月20日

珍実=珍味

水車小屋の隣に大きな「テッポウなし」の木が、4本群がってのびている。秋のふぃかまりと共に、先週前半から、落ち葉に混じって、テッポウなしの実が落下し始めた。
実はサンゴ状で一見尺取り虫の集合体のような形状で、「実」とはとうてい思われない果実。
しかし、味は渋みもあるが、くどいくらい甘く、昔はこれをひらって食べていたものだ。朝、これをかんでみたら、糖度はメロン以上。甘い!
じつは、猿がこのテッポウなしの実が大好物。山羊がいても、空中移動で当該の木に集結し、集団で瞬く間にあさってゆくのが常。
我々には、猿どもが取り損ねたおこぼれしかあたらない。残念。
 平地に栽培しているのが、西洋なし「ラ・フランス」。      少し熟する前に採集し、室内で完熟させて食べるのがベスト。
甘い香りが漂っているので、飾りすぎると味と歯触りが低下。試食している内無くなる代物。そんなのナシ。山と野のナシ二題。

種が一杯ついた青チソを、天日に干して「チソの実」を採集。
一粒の実は、直径約1mmの球形で非常に小さいが、チソの香りをプンプンにおわせていた。
これを漬け物や、炒め物に振りかけて食べたら、味がひときわ引き立った。貴重な香辛料です。
食べるためと、来年の種用に約7立方cmを採集。
一立方cmには、概ね一万粒入るので今日は7万粒以上、もしかしたら10万粒を採集したかも。
珍しい秋の実。味・香りの一こま。








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2008年10月19日

水車の屋根作り準備

昨年完成した2個の水車の内、先日は小さい方の水車が、作り方が悪く、構造的欠陥で破損したが、直径3mの水車は、このまま野ざらしにしておくと、腐ってゆくような気がして、急遽思い立った日が吉日とばかり、屋根作りの準備をする。
幸い、3寸角、4mのの材木が5本ほど在ったのでこれを使って柱とする。土台は、丸太の「水マキ」を使い、柱をこれに建て込み棟木上げまで今日は行った.すべての作業を一人でしていると、本当にはかどらない。
足場を組んだり、仮止めしたり、かたがりや水平の確認等久しぶりの大工作業。夕方まで一応想定していた準備が出来て満足。
次回は屋根部に小舞を張って、トタンがはれる状態まで、作業を進めたいモノだ。
雪や雨に濡れなければ、水車の寿命は10年以上はもつだろう。

昼前に、入善町の「歩こう会」の一行40名あまりが、6km先の旧南保小学校から歩いてこられた。
当所に来るまでは、上りの坂道で、暑いこともあって、みんな汗びっしょり。相当のお年寄りも見受けられ、元気な皆さんに感心する。
当所で持参した昼飯を食べ、その後は、私の夢創塾物語を聞き、1時間30分あまり滞在し、再び元来た道をワイワイしゃべりながら、周辺の紅葉を見て帰って行った。次には、ユックリ遊びに来たいとの要望、多々有り。当所をみんなが、お気に入りのようでした。

昼から親子ずれがブランコを乗ったり、山羊やかもと遊んで大いに楽しんでいった。暖かかったので、ヘクサンボが飛び交っていたが、あまり気にしない子供らでした。お母さんの方が帰ろうと促すが、遊びに夢中で帰る気ナシ。渋々帰って行ったが、又来ると子供らが私に約束??

昨日の「はつらつ学びのリ−ダ−に認定書」授与式の新聞記事が掲載されていた。
最後に、私が記念講演をしたことも、記事になって出ていた。






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2008年10月18日

教育文化会館で講演

先般、県民生涯学習カレッジから、「はつらつ学びのリ−ダ−育成セミナ−」リ−ダ−認定式記念講演の要請があり、午前中、教育文化会館でテ−マ−:「生涯学習ボランテイア指導者の可能性について」を1時間あまり講演をした。
認定者36名は50代から60代のまさにはつらつとした人たちで、私の体験談を食い入るように聞いていただいたことに感謝でした。    これから自分のため社会のため、そして地球温暖化防止のためそれぞけの得意分野で、活躍が期待できる人たちばかりと見受けた。
講演を終了してから、3〜4人の人たちと立ち話。早速出会いがあり、3人が訪ねてきたいとの希望。後日、打ち合わせの後、日の決定をする事にした。

昼から、夢創塾に出かけ、環境窯に窯木100本程度建て込む。
それでもまだ半分にも満たさない。明日は1日中かけて全部建て込みする予定。
 赤イモを2株掘り出す。イモは直径20cm以上もあり、一個1,7kgと超特大。畑には概ね70個植え込んであるので、収穫量は100kg以上でが見込まれる。
これから紙漉に来る子供らに、当該のイモをふかしてやったり、ケ−キにして食べさせてあげよう。化学肥料、農薬は全く使用していない、安全食品。味も栗のようにおいしい赤いも。大好物。
 茎もこれの皮を剥いて、縄で編んでつるす。
1週間もすればこの天候、完全乾燥することだろう。保存食確保。
真冬にこの味噌汁がおいしいんだ−!! 
赤いもの茎はいくらでもある、手が真っ黒になるけれど、明日も縄で編んで保存食作りだ。

私が富山で講演中に、入善の上島君がカブトムシを養育箱に入れ、幼虫が成育できるようにセットしていった模様。蓋を開けてみるとオスのカブトムシが1匹、木の枝につながっていた。
今後の管理方法を教えてもらおう。








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2008年10月17日

飛び交う野鳥

秋の深まりと共に、野鳥の活動が目につくようになった。
柿の木谷には、黒色で体長15cmぐらいの川ガラス2羽が、水たまりに潜ってエサを次々に漁り、敏捷な動きで上流へと移動していった。
2匹が互いに、チイ−、チイ−鳴きながら、コニニケ−ションを取り合い、同一の水たまりには潜らないのには驚きました。
 この谷川が小川の本流に合流するところに、3日前から小型の真っ白いサギが居着いて全く動こうとしません。
小魚を狙っていると思われるが、居着いている事は、エサにありつける事なのだろう。本流から柿の木谷に産卵しようと遡上する魚は、イワナかヤマメ。本能的にそれをキャチし、待ちの姿勢。
今日の朝から、灰色のサギが隣にたちんぼ。2羽並んで絵になる光景。
 広場の山裾では、ヤマガラが4〜5羽集団で飛び交っていた。
藪に入って姿を消したと思ったら、少し離れた藪から急に飛び出し、再び藪の中に消える繰り返しを続け、そのうちいずこと無くみえなくなった ,
 林道には野バトがいつもミミズや虫をついばんでいて、自動車が接近しても逃げようとしないのには閉口。
はじめこそ、自動車の音で逃げまくっていたが、危害を加えないと解ったのか、今日などはユックリと接近したため、ハトを轢いたかと思ったくらいでした。
信頼されているハトを大切にしたい。
 相変わらず、悪さするのはカラス。
相変わらず池に投げ込んだかもの餌を、カラスは水中に潜ってこれを横取りしてゆく。かもたちがいるにもかかわらず、盗み食い。
今のところ処置なし。カラスにも餌のお裾分け。

投稿者:ながさきat 20:34 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月16日

挑戦・長大竹炭づくり

従来からインテリア用の竹炭は、長くて1,3m程度で在ったが、これを4〜5mものにして、大空間のロビ−等に飾れる代物にする為、朝から孟宗竹を切断しながら細工処理する。
 そもそも5m余りの長大竹炭づくり、必要がないし、需要もなく、作れる窯も無い。環境窯は(直径3m)大きいとはいいながら、物理的に不可能。
課題としていたところ、この不可能を、可能にする方法が、先般ひらめいた。いとも簡単、5mの竹を1m毎分割して5本にし、これを炭にしてから、継ぎ足せば元の5mになる。
1本として一体化させるには継ぎ目箇所がポイント。その為、竹の切断は節部で行ったが、節が意外と斜めになっているので、難航した。
 太さが様々なサイズの竹で試験的に、10セット50本を切断、かつ、筒の中の節を全部抜いて、炭化時の破裂防止を図った。
 課題は竹炭の両先端が均等に炭化してくれる事が、成功の鍵を握ることになる。異なっていたら継ぎ目がチグハグ。
それをカモフラジュ−するため節で切断したが、結果は炭にしてみないと解らず。・・・当分は失敗しながら試行錯誤の世界。挑戦在るのみ!!
 尚、5本を接合した後は、芯(材質未定)を下から上まで通し、節の中
での空間を、発砲ウレタンなどで充填すれば、一本の長大竹炭が出来ることになる計画。
完成すれば、日本で初めての5m竹炭かも??夢創塾は夢を創る塾です。



投稿者:ながさきat 20:02 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月15日

ナメコ・初取り

朝晩冷えてきたため、秋の味覚である「ナメコ」が出る頃になった。 そこで、先日、モタセを大量に収穫した隣に、20本のナメコ原木が在るので、これを見ると、1本だけに大きくなったナメコが発生していた。
早速これを今年初めて採集する。初収穫は600g余り。
ついでに、先日取り残したモタセを500g程採集。2種類のコケを煮染めて晩のおかずにする。                     相変わらず山の香りとトロ−とした味がたまらない。

隣のばあちゃんがトウガラシをムシロ一杯に干していた。深紅の色は太陽に照らされて鮮やか。つややかな赤色に目を奪われた。      冬支度の漬け物に入れるそうで、大量に驚いた。使ってみたらと両手一杯にこのトウガラシをいただく。2年分以上使える量だ。ありがとう。

春から小川温泉に飾ってあった、藤の花と麦の穂の「お花炭絵」をコスモスとモミジに取り替える。
2回の海外遠征や、G・T全国大会準備等で、ホテル小川に長らくご無沙汰していて取り替える機会を失っていたが、今晩、飾り付けが出来てチョッピリ安堵した。
しかし、もうすぐ正月用の飾り付けが必要になってきた。
1年はなんと早いモノだ。




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2008年10月14日

窯木建て込み

新聞休刊で、早朝から環境窯に窯木を運びこれを建て込む。
今回は太め(直径15cmから25cm)の窯木で、1本あたり10kg〜15kg相当を50本あまりと細めの窯木50本の計100本。
重量にして約1トン、窯の容積にして1/5ほどを建て込む。
窯の天井の一番高いところで1,7m。低いところで1,3mでの作業は、腰を中腰しての重労働。2時間あまりかかって寒いのに、全身汗だらけ。
冷えた谷水で行水。震え上がったが、身が引き締まってスッキリ爽快な気分。                               新聞休刊で窯木が建て込めたし、チョッピリ作業がはかどって爽快な気分。残りは、児童等にも手伝ってもらいながら今月いっぱいで建て込む予定。11月に火入れを計画。

山羊のチビが料理窯の中に入り込んでいた。食べ過ぎて腹がポンポコリンのメタボ腹。焚き口が40×25cmなのにどうして入り込んだのだろう?? 私には物理的に不可能に見えたが、大きな声でしかりつけたら、なんと、先に頭を出し、次に前足を折り体全体をくねらせながら焚き口から出始める。そのうち、まん丸いメタボの腹を四角にして這い出てきたのにはビックリ!!不可能で無かった。
それにしても何故この窯の中に入り込んだのだろう?
好奇心か、はたまた住み家にしようとしたのか?
山羊に聞いてもメ−イ、メ−イ鳴くだけで謎は解けなかった。
この山羊、2年前に樫の木に登って葉を食べていたチョット変わり者。
飼い主の誰かに似たのだろうか??

投稿者:ながさきat 21:53 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月13日

来客様々

暖かく心が浮き浮きするほどの、秋晴れの中、行事が無いので、環境窯から出た炭や、炭の粉、竹炭を袋に詰めたり、飾炭にするためムシロに丸めて形が崩れないいように処理する。
時々、一服の時、窯の前で、たき火をたきながら、朝取れのイチジクを食べたり、山栗、クルミをたき火であぶって食べるなど、近頃にないゆったり、ノンビリを楽しむ。
 しかし、11時過ぎに黒部方面から、テレビで見た楽園のような夢創塾で遊ぼうと勝手に決め、突然、お年寄り4人組が勇んで来た。   見識が全くないもの、愛想良くいきなりジュ−ウスを手渡されたので、作業をやめ、手製の丸太テ−ブルを囲んで、昼過ぎまで交流会。
別れ際、各人が生活がかかっていて出来なかったが、こんな事をして遊びたかったと名残惜しんで別れた。・・男のロマン隠れ小屋作り・・!
 次に訪問してきたのが、若いお母さんと子供ずれ。
しかし、自動車からは降りず、20mぐらい進んでは止まって、窓越しに小屋や山羊、かもを観察?
私に声をかけるでもなし、30分ほど車内見学で帰って行った。こんなの初めてのケ−ス。??
 15年来の友達がバイクでやってきた。秋田にイワナ釣りに行った帰りだそうで、釣果を語っていった。
帰りに、池に飼育している大きなイワナ(体長45cm)を見てビックリ、来年は釣り上げた小型のイワナを、この池で飼育しましょうと約束。上手に育てれば、1年間で30cm以上の、大物にする事が出来る自信あり。
 夕方、コケ狩りに女性2人が訪問。モタセを少し採集して満足して帰る。すぐ食べれる、お土産に、昨日作ったモタセのコケ汁を、袋に1杯ずつあげた。少し辛いがおいしいハズ。




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2008年10月12日

秋祭り・収穫に感謝

蛭谷神社の宮総代をやって4年目、恒例の秋祭りは、過疎、高齢化でかってのような地区民総出で祝う状況にならず、、役員とのんべ−仲間、十数名集まり、久しぶりに昼間から山菜を肴に酒を飲み交わし、祭りを楽しんだ。
 各自の米作り情報や、野菜作り、イノシシ、熊、カモシカ、たぐいの出没状況など、私も知らない当地区の様々な情報が、得られた。
 尚、玉串奉奠時には、神様に、古代米豊作、大玉赤いも収穫、昨日のモタセ大量採集ありがとうと感謝する。・・神に伝わっただろうか??

夕方、夢創塾に出向いて、窯に残っていた竹炭を窯だしする。
概ね250本の竹炭を20本ぐらいに束ねて窯から慎重に運び出した。
思った以上に壊れやすいのに閉口。運び出すとき、竹炭にチョットのテンションをかけたとたん、金属音と共に途中で竹炭が切断される。
せっかく出来た1,2mあまりの長い竹炭が、一瞬の内に半分の長さになってしまう等、取り扱いに汗ビショリ。
とにかく、全部窯から出し、一本ごと点検して良い品、悪い品を選別、これをムシロにまいて一応保管。
結果は概ね成功、次回は太い竹で竹炭作りに挑戦。

5時、祭りの旗を降ろしに、先ほど仲間が神社の鳥居に集まり、旗の収納作業をみんなで手分けして行う。大勢の人がいて瞬時に終了。
飲み仲間がいると本当にいい物だ。
帰りに、実った柿や、ザクロ、トウガラシを写真に納めた。
秋そのものを実感した。もぎって食べたら全部おいしかった。










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2008年10月11日

モタセ(コケ)大量採集!!

先日、コケの走りである「カタハ」を食したが、その次に出る「モタセ」が昨日の雨で、夢創塾の雑木林に一斉に発生した。
例年、モタセはほぼ同一地に生えるので、朝、期待を持って藪を覗いたとたん、あるわ、あるわ!!直径3〜5cmぐらいの薄茶色した傘のモタセが、すごく広い範囲に群生していた。
今までに無い広範囲での発生。ルンルン気分で早速採集する。3箱に収納。採集したモタセ重量4,8kg。1,5kgは友達に。
 夕方これを洗って、コンブと煮干しでだしを取った大鍋に全部投入、味付けして、これを酒の肴にして飲む。
唐辛子を入れすぎ、ピリリ−と辛いが、少しヌメリ気が在ってのどごし抜群。5杯もすすり込んでしまった。
よほどうまかったのか、家族全員が食していた。
それにしても当該コケ汁、鍋一杯在るが、連休中はこれで秋の味覚を堪能しよう。
 さらなる発見もした。なんとナメコが発生しているのを見つけた。大きさは5mmほどだが後、1週間もすれば収穫が出来る。
又、ぼちぼち秋椎茸も出だした。大量には出ないが、生椎茸が食える。
そのうち、ヒラタケも大量発生のハズ。松茸は期待できず。

10月2日に行われた全国G・Tネットワ−ク富山大会の模様が、北日本新聞に広告入りながら1ペ−ジに渡り掲載されていた。
特に第一分科会の、バタバタ茶を飲みながら、県外の人たちと、交流している写真が出ていて、誌面を賑わしていたのが良かった。
 又、パネルデスカッションでの欄では、デスカッション模様の写真と私の一言が掲載され、準備にクタクタになったが、満足でした。








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2008年10月10日

スゴイ・第一分科会!!

先に行われた、全国G・Tネットワ−ク富山大会の第一分科会に、北海道から三重、島根、熊本など県内外から11名が参加した。
その人たちの感想や、コメントが先日届いたので、これを要約してみた。
その1
 ・スゴイ!の一言です。活動の目的と内容が完璧。うらやましい。
 ・あらゆる物があって、子供はその場にいるだけでワクワクする。
 ・子供たちの頭に、「臨機応変」という現代に足りないモノを教える
  場だと思った。
 ・炭作りは日本の文化、アジアでがんばってください。
 ・久しぶりに童心に返った。
 ・参加者が当該小屋を作り上げたことがおもしろい。
 ・パンフレットが欲しかった。
 ・朝日町との関係が知りたかった。
総評:田舎暮らし体験が出来るすばらしい場所で、G・T体験に最適。
  参加者のみんなにこれぞG・Tと賞賛され、大変名誉なことでし   た。全国に通ずる代物と自覚した。やったぜ−!!
その2
  ・蛭谷ア−トとバタバタ茶語り部があったらすばらしかった。
  ・茶会が大変ユニ−クでおもしろかった。
  ・個人が関わるア−トにビックリ仰天。すばらしい企画。
  ・地域文化の高さを知った。
  ・地域文化をG・Tしたアイデアに感動。
  ・楽しい茶会にうらやましい。
  ・生活の中に文化が根付いていることを実感した。
総評:茶会の場で水墨画が鑑賞で来る環境に驚き、新たなG・Tへの取   り組みを発見した等、大好評。
   地域文化の掘り起こしと物語作りの大切さをみんなで確認した。
*参加者全員に2会場とも大変好評をいただき、地域文化がG・Tに資   源として使えることを発信した。目論見道理でした。万歳!!

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2008年10月9日

竹炭・窯だし

8月に炭焼きした環境窯から、児童たちは自然体験プログラムの一環として、炭だしを行っていたが、まだ相当量の炭が窯に残っていたので、これを広場に出して袋詰めした。
今日1日かけて20袋(220kg)を仕上げたうえ、窯木を300kg余り窯の前に運搬。久しぶりの重労働に夕方には、背中がズキズキ痛み出す。無理をしないでと思いながらも、ついつい熱中してしまった。 又、炭にならない細くて曲がった窯木は天気が良かったので、整備も兼ねこれを広場で焼却処分をする。
たくさんあったので1日中燃やし続ける。夕方ようやく処分完了。
 最後に、お目当ての竹炭を窯から60本余り取り出してみる。
60本の内、10本は破損して使い物にならず。原材が悪かった。
全部で250本を炭したのだが、上記の率から推測するに、200本あまり、納得出来る竹炭が期待できる。 今までにない大量の竹炭完成。
 竹を大量に窯に詰め込むと、窯の温度が上がらない時もあるので、これまで最大100本以上は控えていたが、これからは500本あまりを
窯木として建て込んでも大丈夫なことを学習する。
 竹炭の使用方法は、当所で開発したミニ飾りもの「しょい幸」の荷物であり、「縁むすび」の飾り物にするので、いくらあってもOK。
これで来年はたくさんの「しょい幸」、「縁結び」が創れるメドがたった。
次回は太い竹の竹炭作りに挑戦しよう、




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2008年10月8日

朝取れ・秋の味覚

近頃朝一番の仕事は、夢創塾に行く途中、県道の側溝に落ちているクルミ拾いから始まる。今朝は29個で昨日23個をゲット!!わずか5分足らずでこれだけの収穫。
少し少ないのは、当地に住んでいるリスやカラスの他、ここを通るドライバ−が横取り?しているので、昨年ほど拾えない。
ただし、夢創塾の柿の木谷に流れてくる数より多いので、助かる。
 夢創塾に通ずる林道に入ったとたん、アケビが実っている方向に移動中の猿軍団に遭遇。慌てて、アケビの在るところに急行。
ちょうど、アケビの皮が裂け、白い餅のような丸い実をつけた、完熟のアケビに出会い、手の届く範囲で15個を採集。
一番熟れたうまそうなアケビを食べたが、甘くうまいものの、種ばかりで食感は今ひとつ。それでも3個食べ、秋の味覚を楽しんだ。
 林道終点で、山栗を手のひらいっぱい拾い、雑木集荷場で天然のヒラタケ一房、杉の木の古株で昨日に引き続き、かたはを手にいっぱい
採集。・・朝は拾ったり、取ったりと目の回る忙しさ!!・・
帰宅し、かごに入れ、朝取れ「秋の味覚」を撮影する。
 コケは朝の味噌汁にして3杯食べる。朝どれの新鮮なコケ味は他に勝る物なし。




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2008年10月7日

水車修理・復旧

4日前、最初に作った水車が故障した。中心の芯柱から放射状に出ている支柱が外れ、これに伴って外周の「水受け部」が、飛び出し、破損した。・・簡単に言えば水車の外周が「円」でなくなった。・・
 原因は芯柱と支柱の接続不具合による物と考えられる。
接続するために使用したネジ5本の内、抜けていたのが2本、切断されていたのが3本あり、接合部材の断面不足による破損と断定。
 本来なら当該部分が破損するハズでないが、意外なところに落とし穴を見つけた。
部材を寄せ集めて作った八角形の芯柱であったため、経年変化で、部材が収縮し、芯柱間に隙間が発生。ここにブレやズレが生じ、一番弱かった箇所が破損した模様。
 昨年完成してから丸1年以上経って、少し「ギ−−。ギ−−」と音は出ているものも、快調に稼働していたのに、今回、予想だになかった早い故障に出会って、作るる技の未熟さにショック。
 ちなみに、一年間の内、稼働していたのは250日余り、(2,3月休止)一日4万回転するので一年間で概ね1千万回、回転したことになる。すなわち一千万回で1回の故障が出たことになったが、これをよしとするか否か、芯柱を一体化していれば故障はなかったハズ。NO。!
 午前中かかって、当所に在る部材、道具で修繕する。
開いた支柱間隔を鎖とタンパ−を使って元に戻すなど、我ながらうまいこと考えると自己満足する。これも当所で常に在る物を利活用している延長線にすぎない。  ふたぶれたが修繕完了で充実感いっぱい。
水車の試運転を昼から行った。心持ち縦の中心が少しずれているようだが、回転に支障が無いのでOK。

いよいよ秋の味覚、コケが出てきた。
通称「かたは」=杉モタセが続々、杉の切り株に発生。
これを採集して晩の味噌汁にして食した。少し「ぬる−」としているが山の香りが漂い、柔らかく真っ白いので、好物だ。
この「かたは」がコケの走りで、これからはモタセやヒラタケ、椎茸、ナメコが出てくる。いよいよ見覚の秋だ!!




投稿者:ながさきat 17:24 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月6日

スズメ蜂退治

朝飯前に、白菜の定植をしていたところ、体長3cm以上もあるスズメハチが、近くの枯れ木に飛来し、周辺を旋回し始める。
その内、いやな予感が的中、私の周りにハチが飛来して、ホバ−リングで観察される。最接近距離は目の前で15cm、羽の音と、扇風機の様な風?を受け、刺されるかと思い、身動きが取れなくなる。
当然白菜の植付けは中断。ほんの、2分間程度であったが、恐怖の思い。コントラストが良い黄色と黒の蜂模様は、大型で迫力満点。
昔から、スズメ蜂にであったら、「じ−」と動かずそのままの姿勢で、他へ飛んでゆくまで動かず「まて」、と聞かされており、これを実践する。2分過ぎには、いずことなく飛び去ってスズメ蜂がいなくなる。
 しかし、10分後には再度枯れ木にスズメ蜂が飛来する。
このままだったら、再度、私につきまとう事が予測されたので、近くにあった、昆虫採集用タモでこの蜂を捕獲。
網の中で、蜂は丈夫な口で網を食いちぎろうと必死。
おしりの先端からは、黒色の細かい毒針を出し入れして抵抗を繰り返していた。見れば見るほどグロテスクな蜂に恐怖を感じる。

林道舗装工事が始まった。昨年の工事に引き続き、急勾配区間約、  200m程度が舗装される。併せて400mまりの舗装道路になる。
ガタガタ道が快適な林道に変身し、来訪者は大変喜ぶことだろう。

北日本新聞に、炭窯作りを指導した上市の「花岡窯」で、農山村交流として炭作り体験の記事が掲載されていた。              忙しいときに、窯作りに関係したので懐かしい。
 ふるさと風土記の宮崎地区に、愛知県からの猿投台中学校の修学旅行記事が掲載されていた。当方の夢創塾と共に田舎暮らし体験の内容でした。これも大変懐かしい思い出の事柄。
関係記事が出るとうれしくなる。




投稿者:ながさきat 20:31 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月5日

美味・あぶり柿

棚田跡の渋柿が柿色に色付き始めてきた。
少年時代以前から在る小型の渋柿で、種も多く、つるし柿にも出来ず
昔から通称「あぶり柿」と呼んでいた。
あまりにも渋いので、猿も熊も食わない代物。ただし、12月に入ると実が熟し、ようやくカケスやカラスが食する柿で、原種に近い柿かも?
 こんな柿を、少年時代たき火や家のイロリで「あぶって」食べていた。
生活の知恵で、渋い柿をあぶると、これが又、甘い味を通り超した至福の奥のある甘味に変身。
こんな思い出があって、今日はこのあぶり柿を、夢創塾の料理窯広場で炭火によって、じっくりあぶってみた。
1時間ぐらいで、8個のあぶり柿がこんがり焼き上がり、これの皮を剥いて食べてみる。熱いけれどおいしい!!               昔の味とちっとも味は変わっていない。相変わらず、奥行きのある甘い感じの食感は、何事にも負けない自然の味。懐かしかった。
渋を熱処理する事でこんなにもおいしくなることを、良くも昔の人は発見した物だ!!
家に持ち帰り、妻に試食してもらったら、柿をあぶって食えるなんて初めて、おいしいとベタほめ。
2個目を食ったとたん、ブ−とはき出す。あぶり損ないで、柿の渋が中央部で甘さに転換していなく、渋いまま食ったようだ。
調理の失敗。反省したが母ちゃんのご立腹収まりそうになし!!??
 その後、冷たくなったあぶり柿を再度試食してみる。
渋みなんて一切なし。自然の甘みを再度味わう。ただし、熱い方がおいしく感じた。




投稿者:ながさきat 19:07 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月4日

難産・古代米脱穀事情

晴天が見込めたので、古代米の脱穀作業の準備を朝から始める。
昭和24年に作られた足踏み脱穀機と、それ以前に作られたゴミと籾を選別する「ト−ミ」を、古代米を天日乾燥しているハサの近くまで持ち込み、稲束を周辺に積み上げる。準備OKで、最初は快調に脱穀が進む。この調子だと午前中に終了するハズと、休み休み脱穀を楽しんでいたところ、1/3程終えたところで、急に穂を落とすドラムが回転しなくなり、60年目の故障発生。
脱穀機が単純な構造な為、すぐ直せる物と、部品をバラして修理にとりついたが、それがなんと昼になっても直らずあきらめる。
原因は、ドラムのセンタ−が狂ってうまく足踏みの動力が伝わらないことらしい。
 昼から急遽、友達の動力付き脱穀機で残りの古代米を脱穀する。
「200ぱ」がなんと15分あまりで終了。足踏みだったら2時間は優に必要。それが終わってト−ミで選別すれば、1日作業。
 脱穀した結果、籾で67kg。昨年とほぼ同量。刈り取りが少し早かったので減収を想定していたが、豊作?
籾摺りは11月に入ってからでないと、できないので、新米は当分おあずけ。

林道沿いのアケビが実りだした。
とたんに、猿たちがうまそうなアケビを食い荒らしていった。地面に白い皮が散らばっており、上部に鈴なりになっていたアケビは全くなし。
地面の近くに、型の小さいアケビが口を開き始めた。
私に当たるのは、猿たちの見残ししか当たらない。それでも食ったら甘みたっぷりで、本物の自然の味、種がなければ最高の果物なのに!!




投稿者:ながさきat 19:45 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年10月3日

報道三件 

その1
 10月1日の朝日新聞に、7月15日登頂に成功した北米カスケ−ド山脈の聖なる山と呼ばれている、ベ−カ−山の記事が、トップの読み出しに、「夢創塾」塾長・長崎さん 「聖なる山」16座あと一つと大見出しのうえ、二枚の写真入りで報道された。
2ヶ月以上経過し、忘れかかっていた時に、大々的に記事にしてもらい、感動が再び蘇り、元気が出る。朝日新聞に感謝です。       先に行ったG・T第一分科会の県外の参加者3,4人が、電車や待合室で、当該記事を熟読しておられ、合ったとたんに話題が山登りから始まる。最初の出会いから和気藹々のスタ−トでした。
さい先の良い、思わぬ「山登りの効用」に、感覚的に即、第一分科会の成功を確信する。

その2
 9月4、5日の2日間、新潟県の市振小学校、5,6年生7名が夢創塾に来て、宿泊を伴う自然体験をした記事が、町報 あさひ 10月号に掲載されていた。
竹をたたく筆ができた!?の表題で、児童等が一生懸命筆作りをしている写真と共に、合宿の様子が説明されていた。
先週の日曜日の北日本新聞に児童等が自然体験している記事、子供版の「森で遊ぼう」の切り抜きと併せて、市振小学校へ送ってあげよう。
県外での報道に、児童等は感動とさらなる楽しかった思い出が、残ることだろう。

その3
 昨日成功に終わった、第7回全国グリ−ンツ−リズム富山大会が、
富山新聞の社説に「富山の農村体験観光」 生かしたい東海北陸道効果と題して論じられていた。
今大会で、7分科会場、それぞれ地域資源を活用した独自のメニュ−を全国の参加者に発信する好機になった云々・・
今回の大会を通して、ゲリ−ン・ツ−リズムが論じられたことは、大変意義があり良かったにつきる。
一方、記事の中にも「富山の自然、人に魅力」の表題で富山大会の内容が記載されていた。 情報が発信されて満足!!
10月2日の朝日新聞に第一分科会のバタバタ茶を飲んで水墨画を鑑賞をしている記事が出ていた。写真はバタバタ茶を飲んでいるとこなのでばあちゃんたちは益々張り切り、がんばってくれることだろう。








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2008年10月2日

G・T全国大会成功

9月中、すべての行事をキャンセルして、準備に没頭した第7回全国グリ−ン・ツ−リズムネットワ−ク富山大会が、大成功の内に終了した。
昨日は、第一分科会で蛭谷ア−ト&バタバタ茶会と、夢創塾で紙漉体験と竹筆づくりの他、竹割りやバタバタ茶会を、北海道から熊本などから参加した12名が田舎体験を楽しんだ。
特に著名な画伯の水墨画を、お茶を飲みながら鑑賞できることに、参加者は感動した様だ。
地域における文化を資源としてグリ−ン・ツ−リズムに生かしている方法をみんなが学んだようだ。
 夢創塾ではすべて手作りの施設にみんながビックリ仰天。資金は?運営費?組織体制?質問だらけ??  男のロマンづくり脱帽。
夜は天香寺でスタッフとの交流会。大いに盛り上がる。

今日は2日目、本大会が富山市の自由館で行われ、300名あまりが参加した中で、午前中、青木先生の基調講演、西頭富山学長の記念講演
だ有り、昼からは昨日の分科会報告が大学生によって報告された。
若い第三者の目で見た各分科会の感動的事項や提言、課題が報告されていた。 聞くところによるとほとんどの大学生は徹夜でこれらをまとめたとか。彼らには本当に感謝します。
彼らの発表が良かったからこそ、会場が盛り上がり成功した様な物だ。
その後私も含めて、4人のパネリストによるパネルデスカッションが行われ、熊本県、新潟県で取り組んでいる、実例報告などをもとに、話の展開をした。私もそのうちの1人でした。
大会が終わって、懇親会。たらふく飲んだらいっぺんに疲れが出てきた。 帰りの電車の中で、バタンキュ−。かろうじて入善駅で目が覚め乗り越ししないですんだ。
帰宅してもクタクタ。ブログを書くのももう限界。
しかし、ひやひや、ドキドキしながらも、なんとなく充実感いっぱいの1日でした。






投稿者:ながさきat 23:12 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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