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2009年11月29日

卒業台紙づくり

当塾で、あさひ野小学校6年生が、12/4日に掛け軸の「揮毫台紙」づくりをする前に、紙漉の勘を取り戻そうと、朝から富山のビュ-テ-スク-ルの「卒業証書台紙」を40枚余り漉きあげる。
最初、紙漉のポイントである「ニレ」の混入割合が一定せず、紙質ができあがる前から不良と推測された。
15枚を漉きあがった頃から、、ようやく理想の和紙が漉けた。
勘が戻り、これで、あさひ野小学校の児童たちに自信をもって指導可。
 
 紙漉作業中、山仲間の大井さんが、山羊の表札?を持ち込んできた。
趣味で、彫り物を学んでいるので、腕試しに彫り込んだそうだ。
ケヤキの版に3匹の名前と、山羊の顔が描かれ手いるので、山羊小屋の入り口につるして表札にしよう。

昼から、やまびこの会員6名と、裏山で索道の研修会を行った。
講師は、順一さんにお願いし、ワイヤ-の張り方、滑車の付け方使い方、
安全手順、集材の実際など、実作業で教わる。
改めて、里山の生業の技、安全対策、作業手順を体で覚える。
来年、送電線線下の杉を大量に伐採するので、当該の技を使って搬出する計画。新たに児童等の自然体験メニュ-に加えよう。

高岡から来た中年の夫婦が大地山に挑戦して、夕方無事下山してきた。
気に入ったらしく、再度挑戦(冬山)したいと小屋の使用要請があった。山仲間、どうぞ自由に使ってOKに大満足でした。












投稿者:ながさきat 19:23 | 日記

2009年11月28日

今日のトピックス

午前中、富山市の池多小学校で「日々夢づくり」の演題で講演。
今回初めて、児童たちに夢づくりを創造する活動内容を、映像で説明するとともに、お花炭や和紙、茶筅など現物を提示しながら話を進る。
相づちが多く見られ、居眠りする人全くなし。すごく気分が乗りました。今年最後の講演でした。
 昼から夢創塾で和紙づくりの最終点検の他、繊維をつなぐためのトロロアオイの根を砕いて袋に入れ、粘りのあるのり状の液を創る。
冷たい水の中での作業で、手が赤く腫れ上がる。
 作業中、先日、粉炭をあげたばあちゃんが、リンゴと八つ橋をたくさん持って再度訪ねてきた。律儀なばあちゃんに今度は木酢をあげる。
 いつも鍋倉山までトレ-二ングしている入善の男性から、登山道を使わせてもらってありがとうと、大きなフクラギ2匹と甲イカを戴く。
・・・お金がいらない物々交換の場になり、心が豊かになる。万歳!
 谷をさかのぼって、天然のわさびを15本採集。小さく型が悪かったが辛みは抜群。もらった魚を刺身にし、わさびをたっぷりつけて海の幸を、たらふく食べる。
 わさび取りの帰り、ナメコを今日も採集。すぐに処理して冷凍するとともに、一部をナメコ汁にして酒の肴に!!山の幸は酒が進む。
 夕方、天気がよいので、椎茸の原木を担いで山から運び出す。
生木のため重く、5本を担ぎ出すのが精一杯。4回往復して20本出した。 バリのなちゃんからメ-ルが入った。12月8日に日本に帰国。その後当地にきて炭焼き検討会を開く予定。楽しみだ。 






投稿者:ながさきat 19:13 | 日記

2009年11月27日

届いた!!聖山登頂楯

吉報が届いた。米国、カスケ-ド山脈の聖なる山16座を、17年間かけて登頂した証明楯が、マザマス山岳会のダグ氏から送られてきた。
 今月の21日、マザマス山岳会の今年度の納会で受賞したもので、ダグ氏が代理で戴き、お礼とあわせ、富山山岳連盟との交流経緯や、日本100名山への挑戦状況を、スピ-チしたと伝えてきました。
 楯の表題は、SIXITEEN MAJOR NORTHWEST
PEAKS AWARD
NO.457  KIITI NAGASAKI 11/21/09
 楯全体に、登頂した16座の山容図と山名、標高が記され、下段に認定者のO.R、マザマス名が記載されていた。
 戴いて17年の重みは感無量。改めてよくも頑張ったものだと自分をたたえる。夢は努力すればかなえられるもの!!を実感する。
その証が当該の楯!!日本人初であることにほこりを持つ!!
一生の財産であり、これを支えてくださったマザマス山岳会の仲間に感謝。この感謝の気持ちをどんな形で返そうそうか思案中。
 これで終わりでなく、17年の総括が必要。記録誌の完成で終了にしたい。来年の夏休みまでに出版したいものだ。










投稿者:ながさきat 20:10 | 日記

2009年11月26日

コウゾを学校でパルプ化

あさひ野小学校で、6年生の掛け軸用「揮毫台紙」材料になる、コウゾのパルプ化を指導した。
作業開始前に、コウゾの木から紙になるまでの過程を、現物を提示しながら説明。台紙が一枚15g、児童一人が2枚漉くので乾燥したコウゾ30gが必要。そのためには、コウゾの生木3本を育てなくてはならないことを解説。児童等は紙づくりのプロセスを神妙に聞いた後、今日の作業、コウゾのパルプ化に挑む。
まずは、コウゾをハサミや手で小さく裁断、これを平らな御影石の上にのせ、木槌でこまめにたたいて砕き、さらに、大型ミキサ-で攪拌してパルプ化する作業手順を、児童等に指導。
夕方、すべてをパルプ化して、わが家に先生が持参する。これで12月4日に本番の紙漉が始められる。寒くないことを願う。

近頃、暖かかったので第3弾のナメコが大きく生長。バケツ2杯をゲット
後始末に大変。型がよかったので、これを全部冷凍して保存。

やまびこの窯を開いて仕込んでいた「カボチャ」「ゆず」の炭化野菜を取り出す。今回、形がいびつになっていて失敗に終わった。
それでも5個ほど成功。じいちゃんたち、来年も再度挑戦する予定。










投稿者:ながさきat 18:58 | 日記

2009年11月25日

姉妹会・歓迎交流会

昨晩、黒部市で開催された、台湾の屏東農田水利会親善訪問団と、黒部川左岸土地改良区との交流会に、出席した。
18年前の県職時代、東京農大の佐藤先生の要請で、国交のない国の団体と、上記の姉妹締結にこぎつけたことが縁で、いつも当該交流会に参加させてもらっている。
当時からの屏東農田水利会会長とは、親愛なる友人で、台湾に訪問したときは、そのもてなしに戸惑ったものだ。2回3回と訪問するたびグレ-ドUPするので訪問をためらう??
まさに「井戸を掘った人」への感謝は言葉に言い尽くせない待遇。
氏は日本の演歌が上手で、カラオケで「長崎シリ-ズ」をご披露してくれたことにびっくりしたものだ。
私も18番の「長崎は今日もダメ(雨)だった」を歌うなど、2人でありとあらゆる「長崎もの」を歌いまくったことを、懇親会で回想する。
 久しぶりに楽しいひとときを、偉い友人(会長)と懇親できたことに大満足。
久しぶりに元気が出て、紹興酒を台湾流で一気に飲み続けフラフラ。
最後に会長から、近年訪問していないことから、来年は必ず来てくださいと熱いラブコ-ルをいただく。うれしいことだ!!
とにかく歓迎交流会は会長とじっくり会話が出来て有意義でした。
通訳の桑山さんには感謝感激。ありがとう!!










投稿者:ながさきat 19:16 | 日記

2009年11月24日

準備OK・紙漉場

昨日までコウゾの漂白や傷取りの下準備が終了したのに共なって、今日は朝から、紙漉場の清掃、道具の点検整備を行う。
紙漉船の位置や受け代の高さや、漉きあがった紙がうまく積み重なるように、竹串のガイドをセットするなど、素人の児童たちでも失敗しないように作業環境の整備をする。
冷たいので、すぐ暖められる火鉢でお湯沸かしの装置も設定。
漉きあがった和紙を脱水するため、ジャッキを利用した圧縮機を点検したところ、4本の内の1本、ワイヤ-が損傷していたため、新たに同じ大きさの輪を作り、修繕完了。
これで、すべて準備万端。学校でパルプ化した和紙の材料を、来月持ち運び紙漉の計画。

大地山に登山した人たちから、頂上周辺の情報をいただく。
頂上付近は積雪50〜60cmで新雪。そのため、相当歩きにくかった様子でした。鍋倉山から積雪があり本格的な冬がすぐそこまできている様子。天気がいいので、途中までの登山客も含み、昨日は4人。今日は3人新雪を求めて楽しんでいった。

富山から年配者が、昼前、当塾を訪れじっくり見学していった。、
自然の中にどっぷりつかっていられ、うらやましいとのこと!!

黒部から訪ねてきた青年会議所の野村氏、両親、児童等を1年間のスパンで自然体験させたいので、支援してほしい旨の要請。
趣旨に賛同し、さしあたって来年2月講演を引き受ける。
職場も黒部、なぜか黒部に縁があるようだ。頑張ってみよう!!

夕方から台湾の屁東水利会のメンバ-と黒部で懇親会。
黒部左岸土地改良区と縁結びしてから16年が過ぎた。懐かしいメンバ-がいることだろう。

投稿者:ながさきat 17:04 | 日記

2009年11月23日

和紙づくり・準備完了

天気もよく、朝から煮て柔らかくなった「コウゾ」の「キズ」を取り除く。冷たい水の中からコウゾ一本分をとりだし、黒いキズやはぎ取れていない皮などを、丹念に手でちぎって取り除いた。
午前中でようやく終わったが、単純作業のため、終盤はイライラして効率低下。暖かかったので続けられたが、雨の日だったら1日作業だ。
 午後から夕方まで、漂白しながら谷水で、丁寧に水洗いを何度も重ねる。気温が高かったので、水の冷たさが気にならず、順調に仕上がる。
夕方には、光るような白いコウゾに変身した。パルプ化への準備OK。
このコウゾを26日、あさひ野小学校へ持ち込み、来年卒業する6年生に
パルプ化する作業と手順を指導する予定。
師走でてんてこ舞いの日々が続いたが、どうにか準備が整って、肩の荷物が降りホ−とする。12月4日に児童等が自分紙を漉きにやってくる。、
これで、児童等の掛け軸台紙の他、理容学校の卒業台紙が来月中に
出来るようだ。
南保小学校時から11年間続いているが、やはり台紙づくりは一生の記念になると思うので緊張する。この緊張感がまた自分磨きになっているようだ。寒くなればなるほど「ニレ」が効いてよい台紙が出来るのだが、寒い日の紙漉はおっくうだ!!

実生で育てたミズ楢がきれいに紅葉した。隣の菊より色合いがいいようだ。2年生で小さいのに花にも負けない紅葉に感動。??
 寒くなってナメコが益々おいしそうになってきた。バケツ一杯収穫。
小さな赤大根を収穫し、これをスライスして生で食べる。さくさくした食感で、結構いける。深紅の赤が食欲をそそった。 










投稿者:ながさきat 18:50 | 日記

2009年11月22日

今日の出来事

朝刊の子供新聞に、先般あさひ野小学校で課外授業をした測量体験の記事が掲載されていた。11月22日に22回目語呂合わせがよい日でした。
午前中は、村全員での勤労奉仕作業。宮総代のため蛭谷神社を吉原組の人たちと、清掃する。新年への準備これでOK。
昼から、夢創塾の山側で、順一さんに材木を搬出するためのワイヤの張り方や、運搬操作手順を教わる。
今年で2回目、ようやく要領がわかりだした.夕方、杉材を操作してみる。集積、運搬が出来ました。
夕方、コウゾの水洗いを30分あまり行う。冷たく鼻水が止まらず。晩は帰農塾の懇親会。交流を深めよう。
写真で紹介。












投稿者:ながさきat 18:18 | 日記

2009年11月21日

コウゾ煮・台紙準備

朝から卒業証書台紙や掛け軸台紙用のコウゾを煮る。
その量1.5kg。これだけの量を煮るには50リッタ−の大釜が必要。
又、柔らかくするため純粋な木灰1kgを準備する。
はじめ、外にかまどを創って野外で煮詰める予定だったが、にわかに雷とあられが降り出して断念。
改めて料理窯の広場で再度かまどを設置。この上に大釜を乗せてコウゾを投入、煮あがった後、木灰を投入してじっくり煮詰める。
火が強すぎると吹き上がるので、火のコントロ−ルが秘訣。結局現場から離れられない地味な作業を、あられの降る寒い中、煙と戦いながら1日中行う。顔は涙でくしゃくしゃ。目が涙で薪割りも手元が狂うくらい。
悪戦苦闘の結果、夕方には想定した柔らかさになる。これで一段落。
明日はこれを水にさらして、付着している木灰を流し、さらに第2段階として谷水にさらして漂白する予定。
1日中、火を管理、途中あられの降る中、杉林の下草刈りをしていたため、いつになく疲労感を覚えた。年のせいだろうか?

投稿者:ながさきat 20:32 | 日記

2009年11月20日

科学クラブからのたより

先般あさひ野小学校の科学クラブの課外授業として「水の不思議」実験
を行ったが、そのときの感想文が届いた。
寒かったにもかかわらず、水に濡れながら、身近にあるコップやペットボトルを使って、様々な実験を行い、みんな輝いていたことを思い出した。
たよりの一部を紹介
・4年Oくん
ぼくは今日、実験でビンに水を入れてからガ−ゼを口に当て、逆さまにしてみたが水が全くこぼれないのですごいなと思いました。
次に、ビニ−ル版を口に当てて逆さまにしたが、水が落ちないので又びっくりしました。
ボトルを糸でつるして水道水につけると、ボトルが水に引き寄せられぶるぶる震えることにすごいと思いました。
・6年kくん
今日わかったことは、雨がOの形で落ちてくることです。水はまるまろうとしてOの形になっていることを初めて知りました。
学校の授業よりこっちの方が楽しかったです。
・5年生X
いくつか失敗したけれど、おもしろかったです。
今日行った実験は家でもやれるので、いろいろやってみたいと思います。びっくりしたのはペットボトルが水道水に引っ張られることでした。僕はとてもおもしろいと思いました。
 感謝の気持ちとおもしろかったり、驚いたとのたよりを読んで、今回も、児童たちから元気をいただいた。

注文した「わが半生の記」70冊が請求書とともに送られてきた。
今年の記念に大量購入したが、お世話になった仲間や、親戚に贈呈する予定。再度、本を読み返してみる。記録として活字に残ることはまさに私の財産。本にしてくださった新聞社に感謝です。おかげさま 合掌

投稿者:ながさきat 20:13 | 日記

2009年11月19日

120時間で窯止め

14日に火入れした環境窯の煙、独特の香ばしい香りを放しつつ、空色から無色に近づいたので、窯止め時と判断。まず、煙突を煉瓦と粘土でふさぎ、次いで、空気口も粘土で密封。さらに、灰液を焚き口全体にまぶし窯内への空気進入をシャットアウトして窯止め終了。
生木を建て込んだことから、必要時間120時間は予想どうり。
時間設定が出来たことで、炭焼きに自信がついてきた。

第3弾目のナメコが続々出出した。寒くなったので、ナメコの色がナメコらしく、大粒で肉厚うまそう!夕食時に味噌汁、ジネンジョウを混ぜたナメコおろしをたらふく食す。ぬめりたっぷり究極の山の恵みはうまかった。当分自然の恵みにあやかって元気を蘇らそう。

午後、なないろ館で開催された富山県市町村教育委員会連合会研修会で、「自然体験のすすめ」の演題で90分余りにわたり、自然体験プログラム内容や、幼児から高齢者が当塾にきて感動体験した事例を報告する。
 実は、予定は50分あまりで講演を終了した後、夢創塾の現場を見学予定だったが、途中雨が降ってきたので、現場行きが中止となり、講演を延長する。
 追加講演は、バリ島での炭焼き指導や、地元小学校との交流について語り、炭焼きが縁でその技を世界に伝えたことを報告する。
長時間ながら、80名の皆さんが興味深く聞いてくださったことに感謝。




投稿者:ながさきat 20:29 | 日記

2009年11月18日

煙モクモク環境窯

夕方、焚き口を止めて、96時間たった今も、煙突から勢いよく煙(水蒸気)が立ち上っていた。
朝の気温は雨風で3度、夕方でも4度で外気は冷え冷え。そのため、煙突が冷やかされて木酢を効率よく採集中。夕方には概ね200リッタ−をゲット。排煙状態からして明日以降も炭化が進行する様子。木酢も、残り50リッタ−はいけそうだ。予定の300は無理な状況。
煙の色と、香りからすると20日の朝が窯止めのようだ。

あさひの小学校の科学クラブで「水の不思議」について5個の実験を行った。水玉づくり、プラスチック版やガ−ゼを覆ったコップを逆さにしても水が落ちない実験、アルミ管が水道水に惹かれる実験など日常生活の中でびっくりする出来事を体験する。
児童たちはおもしろく大はしゃぎ。失敗もあって、教室は水浸し。熱中して寒さも吹っ飛んだ。驚くことに狙いをおいたので効果覿面。理屈は今、わからなくても大人になったら、思い出し、理解してくれることだろう。今年度は今回で終了。
後は6年生の掛け軸用台紙づくり及び、卒業証書用額縁づくりが月末から始まる。残り4回の出前授業。がんばらなくちゃ−・・・


投稿者:ながさきat 19:27 | 日記

2009年11月17日

グリ−ン・ツ−リズム体験

寒い雨の中、砺波市内公民館主事、事務担当者等15名が、エコ自然体験にやってきた。
はじめに、夢創小屋や4個の炭窯、水車、ツリ−ハウス、合掌小屋など手作りの活動拠点案内と、森づくりを通して循環システムのプログラム内容を具体的事例で解説する。砺波市内の有識者軍団、説明毎納得した顔つき質問に満足して、さらに熱弁をふるったため、午前中予定の和紙づくりが午後に延期。調子に乗ったことを反省。
 昼飯は、自分たちで作った具たくさんの釜飯と、天然ナメコの味噌汁。各自が持参した味自慢の漬け物で、食文化交流。
おいしかったと、大好評。野外で寒かったが、熱々のナメコ汁はその寒さを吹っ飛ばしたようだ。
 昼から、すべてが手づくりのバタバタ茶会、手作り道具を使っての和紙づくり、小枝を利用したバ−ドコ−ルづくりを一気に挑戦。
時間内に予定体験を慌ただしくこなし、笑顔を絶やすことなく帰って行った。今回の研修、公民館活動に少しでも役立ってくれれば本望だ。

南砺の山々を守る実行委員会の世話人水口氏から、2009里山秋祭
に際して講演したお礼状が届いた。
水口氏の炭を焼いて県内の森を守ろう!!緑のダムを作ろう!とする壮大な夢づくりに同感。今後もおつきあいして絆を深めよう。








負傷休業中

投稿者:ながさきat 19:48 | 日記

2009年11月16日

残念!!ナメコ取り損なう


夢創塾の奥で、いつも遅く出るナメコの様子確認に、谷川を遡行して現場に行ったところ、大木にビッシリ生えているナメコは色あせ、腐りかけている状態。3日ほど遅かった。残念で済まされぬ自分の失態に朝からショック?
当該地のナメコは、大粒、小豆色の色もよく味が抜群、いつも家で食べず、都会の友達に贈り物にしている代物だが、今年は代替えになるようなナメコもなく中止。ナメコの到着を待っているような気がして気が重い。代わりに、ジネンジョウを送ることにする。週末に天気がよければ、掘り出そうと、帰路、谷川沿いのジネンジョウツルを見つけ、生えている場所に切り裂いた棒を地面に刺し、目印とした。
後日、ツルが切れても目印があるので、間違いなく掘れる.

環境窯は順調に炭化している模様。
煙突から排出される煙(水蒸気)は多くもなく理想的な状態。
木酢も今日まで150リッタ−を採集。目標とする300リッタ−、煙の出方からして可能のような気がした。
窯止めは18日以降になるようだ!!

昼間は仕事で忙しかったので、晩、明日来る砺波市の人たちの釜飯および、和紙づくりの準備を夜なべで行う。
ちょっとがんばりすぎるかな−??

投稿者:ながさきat 20:01 | 日記

2009年11月15日

JA情報サ−ビス・取材

取材要請のあった、JA情報サ−ビスのIさんが、強風の影響で電車が立ち往生し、3時間遅れで夢創塾にやってきた。
山村活性化が計られている事例集を創るための取材で、仲間の河村さんや、やまびこの郷会員等5人が参加してくださった。
夢創塾が現在にに至る経緯や、村が元気を取り戻した事例、今後の夢づくり内容など参加した人たち全員からヒアリングする。
夕方まで続き、帰り際、家によって写真や、児童たちが書いた感想文や絵を写真に納める。ikkeになったので、当家で夕飯を一緒にたべた後、宿泊先の小川温泉に輸送する。
来年の2月頃、記事が掲載される予定。
 
午前中、魚津から公民館行事で大勢の女性たちがピザづくり研修にやってきた。さすがみんな料理人たち、瞬く間に生地づくりから、野菜調理、トッピングを手早く行い、きっちり12時にできあがる。
これを分割してそれぞれに分配。食べないで持ち帰り。味の感想が聞けなく残念。バタバタ茶とともに、体験したことが楽しかったようだ。




投稿者:ながさきat 22:04 | 日記

2009年11月14日

環境窯・火入れ

今年最後の炭焼きを、雨降る中、朝7時から張り切って始めた。
すでに2日前、燃焼室で予備乾燥を行った後なので、燃焼室は未だ少しぬくもりがあり、薪を投入して点火すると瞬く間に着火した。
煙突からも白い煙が順調に勢いよく立ち登って、快調なスタ−ト。
早速、窯の温度を上げるための燃料、薪の調達にかかる。3時間ほど薪割りをして200本あまりを調達。これを窯の焚き口に運んで夕方5時まで全部燃やしてしまう。その結果、排温は84度に達し、窯の中では熱分解が始まったことを確認する。所要時間10時間あまり。今回、窯の天井部に大木をびっしり詰め込んだので、炭化が遅れるのを懸念していたが、それほどでもなく安堵した。
 しかし、夕方になって窯の天井部にびっくりする大きな「亀裂」を発見。その規模、幅10mm〜13mmで長さ30cm前後の亀裂が3本。あちこちの割れ目から煙ならぬ蒸気が、勢いよく噴き出していた。
かってみたことのない光景。これを処理するため、貯めてあった灰を水に溶かしてこの割れ目に詰め込む。(13年間の経験で得た究極の技)
難なく蒸気が止まり、手当成功。
 7年間使ったので老朽化が進み、耐用年数も過ぎた代物なので、亀裂が今後も、頻繁に発生することだろう。
作り替える元気がないので、補修しながら上手に使いたいものだ。
 木酢も外気温が低い上、雨模様なので効率のよい回収ができそうだ!
家に帰り際、炭化が順調に展開するよう、空気口を10cm×10cmに絞り、煙突の出口も1/2に絞る。これで、3日〜4日かけじっくり
炭化が始まる予定。今後の管理は、空気口と煙突の煙の出方の調整。
長年の「感」でコントロ−ルするしかなし。






投稿者:ながさきat 20:06 | 日記

2009年11月13日

大地山登山道メンテ報告

10年前に開設した大地山の登山道は、その後、夢創塾での自然体験活動が繁盛して、管理がおろそかになり、一部クマザサに覆われるなどで、ル−トが解りづらくなっていた。
登山者からも、指摘されていた折、地元の山道家折谷氏が、夏頃から先日まで14日余り、ボランテアで登山道の整備作業をしていただいた。
彼の整備作業、半端じゃない、まさに山道整備のプロです。雑木の伐採にはチェンソ−のほか草刈り機を使い、早朝から現場に入り、日没まで一人で整備作業に没頭している姿に、「ありがとう」のほか贈る言葉がありません。
 報告によると、登山道は頂上まで整備され、途中の直登箇所などは登りやすいジグザグ道に付け替えたり、鍋倉山頂上を整備して、小川温泉や下界の眺望ができるようになる。
途中の笹藪は機械で刈り払い、道に迷うことのないル−ト整備が完成。
圧巻は、大地山直下で北アルプスの朝日岳から白馬、唐松、立山、剣岳まで眺望できるクラウンポイントを創ったこと!!
夏山の大地山の頂上は、大きな木が茂っていて展望ゼロ。そのため東側に200mぐらい移動してようやく初雪山を眺められる現状。
それが折谷氏によって上記のように整備されたことで、今後益々登山客が増えることだろう。登山道のメンテしてくれた折谷氏は、私はもちろん、山登りたちの神様だ!!感謝感激です。 
 今年、最後の登山を大地山で納めたいものだ。

投稿者:ながさきat 20:08 | 日記

2009年11月12日

炭焼き準備

朝から環境窯に最後の窯木を詰め込む。
この窯木、カシナガに被害を受けたミズナラの根本部分で、直径が30〜40cmで、長さが50cm前後、重量は20kgから35kgもあって重く、窯の中に建て込むのに大変難儀した。
35個あまりを建て込んだので、おおむね1トン。中腰での作業のため、終わり頃は腰が痛み、汗びっしょり。
しかし、終了して満足感いっぱい。久しぶりに、良質の楢炭と、大量の木酢を生産してみよう。目標が見えてきたので、急遽、窯の焚き口を午後から作り出す。3時間かけて焚き口を完成させ、窯の中の木を予備乾燥するため、早速火をたいてみる。
順調に着火。煙突からも久しぶりにモクモク煙が舞い上がった。
本番は14日(土)朝から火入れの予定。
 2日前にトライした葛粉づくり、バケツの底にわずかながら沈殿していた。成功である。上水を取り除き、ドロドロの濃縮液0,5リッタ−弱を濾紙でゴミを分離し、再度デンプンの沈下を計る。
濃度5%とすれば、20gぐらいのくず粉が期待できる。(原資の葛根1kg)10kgの葛根で200g。作るのに1日かかるので採算割れ
 20日前に種を蒔いて育てた、小さな赤カブを収穫。生でかじってみたら甘い。自然農法の新鮮野菜、夕食時サラダやあさずけにしてたらふく食す。赤い色が一層食欲を注いだ。








投稿者:ながさきat 18:34 | 日記

2009年11月11日

食欲不振?

雨の中、夢創塾の主たちにえさを与えたところ、アイガモは麦は食べたが、おからは全く見向きもせず近寄ろうともしない??不思議なことに、昨日のおからも完食していなかった。今まで競っておからを食べていたのにおかしい??寒くなって運動量が少なくなり、食欲がなくなったのか?原因不明の食欲不振その1。
 山羊の1匹が柔らかい下痢の便。そのため食欲全くなし。小屋の中でひっそり寝そべったまま、立ち上がろうとしない。
考えてみれば、昨年もこの時期、下痢をしていた山羊がいて、放置していたら自然に治ったことを思い出した。
大好きなリンゴ3個を食べやすいように、1個を8等分にして与える。
座ったままこれを食べた。食べる力があるので、そのうち治ってくれるだろう。他の2匹も便が緩い。食べる餌、硬い枯れ草しかないので体調が、不調のようだ。
 大きなイワナたち、流入する水に向かって整列して泳いでいた。
いつものように、イワナの前面に、粒餌を蒔いたが食べようとしない?
水温が冷たくなったので、食欲がなくなったんだろうか?
しかし、一緒にいるヤマメは盛んに餌を漁っていた。動きも機敏だ?
この機会に、巨大なヤマメになることを願うものだ。
 一方、私は食欲旺盛。朝からジネンジョウのトロロで朝飯2杯ok。
トロロとナメコが元気の源。自然からパワ−をいただいて感謝感激。

投稿者:ながさきat 22:48 | 日記

2009年11月10日

クズのツル切り

先般、皇寿桜に巻き付いている「クズのツル」を、半日かけて取り払った。先週から、紅葉した桜の葉が落ち、目立ったのは、木の先端まで巻き付いて生えあがり、今も緑の葉で木全体を覆っている、にっくきクズの葉でした。
 大きなカマを持ち出し、背丈の1,5倍以上もある雑草の中を移動しながら、1本毎巻き付いているクズのツルを、取り払った。
処理した桜の本数は、73本。1本に巻き付いている本数は5〜6本。
おおむね、400本余りを切り取る。
夏に2回目を処理してから、わずか100日の間に、太さが2cm以上に大きくなって巻き付いているクズは、10%以上もあり、生長の早さにびっくり。厄介者のクズが除去されて桜はさっぱりした感じ。
 これで来春は、立派な花をつけてくれることだろう。楽しみだ!!
作業中、所々でイノシシが、クズの根をほじくり返して、食べた跡があった。そんな中、本物の葛湯がほしくなり、食べ残した根をいただいてきて、水場で洗い、これを大きなハンマ−でたたいてほぐし、水につけて揉み込み、デンプンの分離作業を行ってみた。
今から、1kgのクズ根から、何gの「くず粉」ができるかお楽しみだ。






投稿者:ながさきat 23:41 | 日記

2009年11月9日

猿害・・・自然の営み!!

2週間前、焼き畑に育てた大根を猿軍団がきて食い荒らしていったが、再び残りの大根を漁りにきて、食べ尽くし、全滅状態にしていった。
中には、持ち帰りの猿もいたらしく、登山道に3〜4本散らばっていた。無農薬、有機栽培の大根、味が格別おいしかったことだろう。
夢創塾の大事な越冬野菜が1品かけてしまった。
 アイガモが又、1匹犠牲になった。池の山側に羽が1m四方に散乱している場所を見つけ、被害にあったことを確認。
今まで育てたのに残念。暮れに食べる、かも料理の原資が減ってしまった。
 イノシシに、椎茸の原木を掘り返されて、被害おおあり?
原木の皮がめくられ来年の収穫は見込みなし。春、児童らに植菌してもらい来春の椎茸採集を楽しみにしていたのに、全く残念。
しかし、これに懲りず、続けて植菌活動を継続しよう!まずは原木調達
 原木の調達に山に入って、驚いた。カシナガ被害に遭わなかったミズナラの木が、今度はカミキリ虫の被害を受けていた。
地上に排出された木くずは細長く、カシナガの粉状とは全く違い、  かつ、7mmほどの大きな穴が、並列に並んでいるのでカミキリ虫とすぐわかった。木は枯れないが、幹が腐るので、老化が早まりいずれ倒木

 紅葉前線まっただ中。夢創塾周辺も色とりどり!!
紅葉を採集し、小屋前で「葉っぱア−ト」を楽しむ。鮮やかな色彩に山羊たちが野外ギャラリ−に集結。私が去った後、むしゃむしゃうまそうに、葉っぱを食っていた。私の「芸」を食ってくれてありがとう。










投稿者:ながさきat 19:35 | 日記

2009年11月8日

山の贈り物ジネンジョをゲット

昼から残っていた赤いも10株を掘る。採集量25kg。今年の赤いもの総重量190kg。我が家では食べきれないので、暮れのお歳暮に使うことにする。
なお、これで最後の「ズキ」2束を持ち帰り、「スズキ」にして保存。
 芋掘りが早く終わったので、天気もよく気分が乗ったので、、ジネンジョウ堀りに裏山に入る。驚いたことに、ジネンジョウの半分以上がイノシシに掘られ、山はでこぼこ。そのため、目当ての蔓を探すのが困難な状態。
ようやく蔓を探し出し、トンガで掘り出す。1本掘るのに30分以上を費やす。赤いも堀に対して数倍の労力を要した。収穫物は1本250g
 初物なので早速これを材料に「とろろ」を作る。ダシがポイントなので煮干し、昆布、椎茸をたっぷり入れて薄めに作り、スリバチで混ぜ合わせ、特性の「とろろ」のできあがり。
ご飯にたっぷりぶっかけ、流し込むようにして食べる。絶品!!本当にうまい。今日は、自然からの恵みをたっぷりいただいた。
 午前中、富山大学の高岡校舎に出向いて、泊ナタにかかる切れ味解析に、使い手として順一さんと2人で参加した。
9月に1回、現地で試験的に使ってみたが今回再度、確認を含め室内で3種類のナタで、角材を切る瞬間を高速カメラで撮影する。
当該カメラ、1秒間に1000回のシャッタ−が作動するとのこと。
 切れる瞬間(1/30秒?)を30コマでみると、角材の切れて行く過程がスロ−でみられ、カメラの高精度に感動。
今回撮影された映像を元に、泊ナタの切れ味の秘密を探るそうだ。
結果を早く知りたいものだ!!










投稿者:ながさきat 18:18 | 日記

2009年11月7日

自伝「わが半生の記」

北日本新聞社から昨日発刊された、「わが半生の記」3冊が筆者贈呈として送付されてきた。
 改めて一読してみると、テーマー毎の字数の制約もあってか、記述が少し物足りなく、迫力に欠けていた感じがした。今になって反省したが、これを機会に次から文章構成を慎重に検討しよう。
それにしても、自分の半生が、活字で残ることはすばらしい事。
仏壇に供え、おやじ、お袋に「ありがとう」と感謝の言葉を述べる。

昼から福光に出向いて、炭焼きの講演をする。
炭を「お花炭」に加工したり、飾り炭や磨き炭、デッサン用炭などにして、伝統の技を新たな方向に展開していることを伝える。
燃料から、工芸品に展開していることにみんなはビックリ!!
後ほど、講演を聴いて良かったと、出席者からお褒めの言葉を頂き、みんなに感謝。県境に近い遠い所まで来た甲斐が、あったことを満足に思った。
その後、ハウスでイノシシをたらふくいただく。山ならではのもてなしに感謝感激。夢創塾の点と福光の点を線で結ぶ事が出来ました。万歳!




投稿者:ながさきat 22:17 | 日記

2009年11月6日

珍品・秋の里山

紅葉ラインが夢創塾まで下がってきた。
特に今年のモミジは紅赤色が鮮やか。反対にミズナラは、キクイムシ被害で葉がない異様な姿。いつもは鮮やかな黄色の葉とモミジが混ざって画家も描けない自然の芸術作品が見れたが、今はその面影もなく残念。
 紅葉の写真を撮るため、柿の木谷を遡行しながら、5年前に植え付けたわさびを採集。水が良かったのか4年物で、20cm近くの特大わさびの他15cm前後の物5本取る。粘りがあって辛く、少し甘い特級物
 途中、通称「テッポウナシ」の実を地上で採取。
珊瑚のような形をした独特な果実。すごく甘いが、渋味がチョッピリ口に残る山の甘味果実。猿の好物なので、木の上で食べるほか、落下した物までひらって食べる代物。子どもの頃は、甘いので、競ってこれをひらい、しゃぶっていたものだ。
 竹林に、4cmほど伸びたススタケを見つけ、これを採集。
天候異変で、ススタケまで季節感を失ったようだ!!小さかったが、皮を剥いて昼の味噌汁にして食す。来年の春を先食いする。
 今までにない大きなサイズのドングリを見つけ、これを拾ってきた。
長さ3cmで太く、通常サイズの3〜4倍、とにかく大きい。
これを夢創塾の広場に植え込んで、今から森を作ろう!!
 ムラサキシキブもこの暖かさで、小さな実が淡い紫色に変色して目立つようになった。この色彩、太陽に輝いて益々高貴に見えだした。







投稿者:ながさきat 22:29 | 日記

2009年11月5日

「わが半生の記」発刊

今年2月21日から11回に渡り北日本新聞に連載された、「わが半生の記」が、第11巻としてあす発刊されると掲載されていた。
本になって残ることは記念になって嬉しいことだ。
まとめて相当数購入し、来年予定しているおやじ、おふくろの法事に配布する予定。


投稿者:ながさきat 19:39 | 日記

アイガモ騒動

朝の見回り時、いつもなら「ガアー、ガアー」うるさいくらいに泣き叫んで迎えに来るアイガモ達、全くその気なし。
その気配で昨晩、又野獣の犠牲になったことを察知する。
案の定、一番大型のオスカモ〔メタボ系で逃げ遅れたようだ)が腹をえぐり取られ、池の草むらに横たわっていた。10月からこれで3匹目。
野獣たちから身を守る学習(池に入って休息)をしていたはずだが、
満月に浮かれ、土手で休眠していた結果、この悲惨な結末。食の連鎖でこれも自然の成り行き。
 残ったカモたち、隣の三方水路の川底に逃避したが、壁が高く戻れず、集団で不安気にひっそり立ちすくんでいた。長年鳥たちを見ていると、表情と鳴き声で、彼らの状況が判断できるようになった。
 悩んだのはどうして25羽のカモを池に戻すか??
1羽毎捕まえて戻すのは、逃げ足が速く、今までの経験から不可能。
そこで、下流側に川底から登れる広い板を斜めに設置し、その板にたどり着くよう川底に網で誘導路を作る。
上陸桟橋?が出来たところで、餌の潰し麦で徐々に誘導路に導き、続いて桟橋にバラ、バラと餌をまくと先を争って登りだした。
入り口を狭くしておいたので、予定通り1羽ずつ登る。一瞬の間にみんな登り切り救出作戦大成功。これもカモたちの性質を熟知していたからこその快挙!!??  「ヤッター」ホーと胸をなで下ろす。
成功祝いに、麦と古米を、通常の1,5倍を与えて労を労う。
満腹になった途端、いつも通りのカモに戻り、私の長靴を突いて再度の餌ねだりを繰り返してた。昨晩の事など全く眼中にないようだ。

投稿者:ながさきat 19:17 | 日記

2009年11月3日

ナメコも身震い。早い初雪

早い初雪、夢創塾の積雪1,5cm。
サトイモの葉が雪をかぶって全部折れてしまった。みすぼらしい限り。
それとは反対に、雪をかぶって元気なのは、ナメコ。2〜3日前から出だしたナメコは、四国に行っている間に大きく成長し、5cmにもなるカサに広がり、採集適期が遅れているのもたくさんあった。
早速、雪の中で取り始めたが、冷たく手の感覚マヒ状態になる。たき火をしながら、2時間あまり採集。バケツに3杯5kg以上大収穫。
小屋の炭火に当たりながら、ヌルヌルで冷たいナメコのゴミや石突きを取り除き、水洗いの後、味付けして保存用に料理する。
 環境窯にカシナガ被害の楢の木を建て込む。1本が20kg前後の窯木、重くて体力が持たないので、約半分(2,5d)を終えて今日は終了。生木のため、今回、木酢が200リッターていど期待できる。
 冬の「野イチゴ」が赤い実を付けて、雪に冴えていた。
今まで落ち葉の色に隠れて見えなかったが、初雪で存在感が見えてきた。途端に、小鳥たちがこれを見つけて、ついばんでいた。
私も味見してみたが、熟れている割りに酸っぱかった。種ばかりで美味しい代物でない。
 昨日だろうか?猿が焼き畑の大根を片っ端から食い散らしていった。
当初、山羊のいたずらかと思っていたが、よく見ると猿の仕業。
冬の越冬大根、半分はダメになってしまった。想定外でした。






投稿者:ながさきat 19:50 | 日記

グリーン・ツーリズム全国大会

11/1日から2日にかけ香川県の高松市で開催された、第8回全国グリーン・ツーリズムネットワークに、役員等5名で参加し、3日の午前1時過ぎに帰宅。
今回のテーマーは「グリンツー・リズムのセカンドステージへの展開」
〜体験主義から「人間福祉主義」への展開の可能性にむけて〜
開催場所は高松市塩江町にある、「しおのえセカンドステージ」が宿。
 テーマーと宿の名称が同一だったのは、既にグリーン・ツーリズムが健康を課題とした、人間福祉主義への実践を、展開している現場でした。ようやく、富山県、グリーン・ツーリズムが、軌道に乗ろうとしているこの時期、今回の異質な取り組みに、とまどいながらも、今後の方向性を検討する課題として、意義ある大会参加でした。
 昨年お世話になった方々との交流や、来年度開催の、岐阜、三重の方々等沢山の出会いがあり、人のネットの輪を今後に生かそう。













投稿者:ながさきat 19:06 | 日記

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