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2006年12月29日

卒業証書台紙づくり

富山のブユ−テイ美容学校から依頼のあった卒業台紙20枚を手製の乾燥器で1枚毎ハケでなでながら丁寧に完成紙を作る。しかし残念なことに10枚が1円玉ぐらいの大きさで透けて見える箇所があって不良品。原因は「簾」に「めずまり」があったのを見逃して漉いたためだろう。2年前にもこんな失敗があったことを思い出した。教訓が生かされてなかった。
併せて五箇庄小学校6年生が漉いた紙を乾燥する。17人が自分の名前を付けて漉いた紙は全部合格。私の作った紙は半分が不合格なのに比べ児童等はミス無し。すばらしい出来映えでした。来年の始業日に持参しよう。
 昨日からの降雪は夕方で53cm。歩くと膝上まで雪が有り歩きにくい。尚、紙の乾燥時サラサラ降る雪で周りの音が消され、不気味なほど全く音のない沈黙の世界。温度−2,3度で寒かったが紙の乾燥作業に集中出来て良かった。
 夕方、卒業台紙35枚が必要な為明日残り25枚分を漉く準備をする。水120リッタ−を水場からバケツで運搬。トロロアオイを潰して袋にセット、コウゾウたたき台をセット、暖を取るための炭2俵運搬等雪の中を動き回る。
寒くなったので昨日窯止めした環境窯の天井温度、39,5度に下がっていたので腹ばいして体を温める。適温でウトウトするほど快適でした。私だけの天国です。

投稿者:ながさきat 20:33| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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