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2007年12月24日

環境窯・窯木建て込み完了

午前中は卒業証書台紙を合掌小屋で乾燥する。
心配していた台紙の均一した厚さの確保については、要望のあった35枚分一応クリアしたが、少しばかり紙面が凸凹状態な為、アイロンで修正が必要になった。
昨年もこんな状態になったが、原因が解らずずじまい。トロロアオイのせいでもないようだ。考えられるのは2枚を重ねて一枚にした為かも??
 久しぶりに紙の乾燥が終了したときに出る「パリ−」と音を立てて、自然に剥ぐれるさわやかな音を聞く。この音、和紙を漉いている人にしか味わえない心弾む澄んだ音色。こんなすばらしい音を今日は60回ほど聞いて満足。台紙も成功!!
 尚、今回、圧縮して脱水した120枚の積み重なった和紙を、2枚一緒にして順次剥いでいったが、厚さ0,07mm×2枚=0,14mmの厚さ感覚を人指し指が覚えてくれていたので、3枚をはぐることなく乾燥の作業UPにつながった。
我ながら1mm前後を判定できる自分の指先に感謝する。経験の積み重ね万歳。


 昼から環境窯に杉間伐材の窯木、柳の窯木を作ってトラックで運搬。5台分を運んでようやく終了。合計10台分おおむね5000kgを窯に建て込む。
夕方ヘバヘバになったが、冷やしておいたビ−ルを飲んだらすこし元気が出たので、燃焼室奥の壁を積み上げる。薄暗くなっているので手元がかろうじて見える程度の中で、一気にレンガと練った赤土で1,2mを積み上げる。暗くなったら出来ないので時間との戦い。全身赤土に染まる。その甲斐あって通常1時間あまりかかる当該作業を35分で終えた。その代わり汗ビショリ。終わったのは5時20分。
 後は前面の焚き口を積み上げるだけ。おおむね1時間で終わるので来週、窯に火を入れるとき整備しよう。3連休の最後の日に初めて増しな仕事が出来た。
 北日本新聞に昨日火入れ式を行った村椿地区の炭窯の記事が掲載されていた。
夢創塾との関係として、昨年、当地区で炭窯の講演した縁で炭窯が出来たことも記述されていた。明日にでも窯を見学に行ってみよう。管理どうしているか???





フラッシュを焚いてしまった

新聞記事



投稿者:ながさきat 19:07| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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