<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2006年03月16日

新たな茶筅づくり

雪解けで谷川沿いに太いスス竹が出現していたので、これを根本から切り出し、夢創塾で所定の長さに切断。10本出来たので、鍋で2時間じっくり煮詰めて柔らかくする。
1本の竹を16等分に割った後、1本毎外に折り曲げ、手の操作で出来る表皮の極限の厚さ(0,15mm)まで内肉を削いだ後、ナイフで茶筅の先端を厚さ0,7mmまで丁寧に削いで出来上がり。失敗覚悟、超薄皮残しで作業を行ったが、意外と表皮が強く、むしれることなく大方成功した。この工法は従来に比べてできも良く、時間も2割ぐらい短縮出来る。4組の出来の良い茶筅が出来た。ト−タルで25本出来た。
昼頃、歩くスキ−をはいて5人の人が訪ねてくる。春を見つけに散策しているとのこと。小鳥の数多い鳴き声に特に彼らは感動して帰って行った。

投稿者:ながさきat 19:08| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=1127&bl_id=1127&et_id=24634

◆この記事へのコメント:

※必須