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2007年03月16日

猿考察

朝山羊に餌を与えての帰り、向かいの樫倉山に太陽の光が差し込むと、山の中腹の崖に生えている樫の木群生地から20匹程の猿たちが南側の雑木林に向けて雪田を横断し始めた。直線距離にして200mあまりだが雪の上をほぼ一直線に隊列を組んで?歩いているので小猿までも確認出来た。通常はバラバラながら(その為数の把握が困難)並列で、ある一定の方向へ集団で移動しているのだが、樫倉猿軍団は整列行進?足下が雪で滑るため猿道が出来ているのだろうか?
雪田を横断した後は、次々に雑木に登り芽をついばんでいる様子でした。
これらの地域に木の芽などを食べて住んでいる猿を私は勝手に「里山猿」と名付けている。椎茸やナメコを失敬するのがたまにキズ。
 これを機会に、朝日岳から南保、山崎地区までの猿分布帯を解析してみる。
65歳まで猿たちを見つめていたら、住み家によって5帯に区分した。
・最前線は耕地や住宅に出没する盗賊猿。一番悪な猿。
・樫倉山、大地山に住む少々悪な里山猿。
・小川温泉周辺に住んで観光客に楽しんでもらえる山猿。
・越峠周辺に住み家を持つ伝説の十六夜猿。
・北又からブナ平に住む奥山猿。
このように5層になって猿軍団がひしめき合っていれば、最前猿が後ろに引けず前進在るのみ。だから出没。!!加えてこの暖冬、小猿の生存率が良く増える一方だ。被害も倍増。もはや猿との共存あり得ない状況。さかのぼること15年前、林の田んぼ45ア−ルが猿に荒らされっぱなしで放棄した苦い経験有り。その後の猿対策、捕獲するようになったがいっこうに減らず!!もはや法整備が必要かも?

投稿者:ながさきat 20:01| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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