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2008年07月25日

過酷・くず切り作業

午前中は夢創塾広場の空中遊泳コ−ス、ツリ−ハウスへの山道、ブラブラロ−プ広場などを草刈り機によって刈りあげる。
この面積おおむね500m2だが、この間、石や岩が草で覆われいて所在が解らず、数え切れないほど草刈り機の刃をぶっつける。
その都度、甲高い「チ−ン」と金属音の音と共に、火花が散る。
石に刃が当たる毎、刃先が痛むがその割りに切れ味は抜群。刃先がダイヤモンド加工で、石も切るそうだ??
 暑いので谷川の水を飲むこと1リッタ−以上。ズボンまでビショヌレになるほど汗をかく。飲んだ分が汗になったようだ。

午後、皇寿桜のくず切り作業に入る。
111本の内、林道沿いの37本が今までに終了しているが、残りの
2/3は春から放置したまま。その為、大部分がくずの蔓で桜の木全体を覆っている始末。
今の内にこの「くずの蔓」を切っておかないと、桜の木が傷み、弱り、冬には蔓がネット状になっているので雪が積もり、幹から折れてしまうおそれがある。
それ以上に、春には花が咲かない。
 この暑いのに、草丈3〜4mの中に入り込み、2,5mの柄の付いた大鎌で、桜の木1本毎周辺の草刈りをすると共に、すべてのくずの蔓を刈り払う。
巻き付いている本数は多いもので30本以上、少なくても7、8本。
最初こそ1本ごと一気に体力で刈り払っていたが、夕方には3回ほど休んでようやく仕上がる。要はバテテきたまでのこと。
終わり頃には、切り倒した草の上に大の字になって休むに至り、限界を悟り、夢創塾にヘトヘトになって戻る。汗をかきすぎ少し脱水気味。
冷やしてしてあったお茶一気の飲み干す。途端に元気が戻る。
 それにしても、作業中はさんざん虫にやられた。
最初、3本目の木で作業していると、突然、足長バチ数匹に襲われる。
とっさに鎌で払いながらバックしたが、右の腰と左の腹を刺される。
チックと刺されて、これが又痛い。小さい時、下刈り時によく刺された事を思い出す。  特に処置せずそのまま作業続行。
その後、1時間ほどの後、にっくきオロロに顔と首2カ所刺されるも、
作業続行。刈り取りが苦しく痛いのを忘れる。??
 そんなとき、今度はカミキリムシが桜の枝から落ちてきて、運悪く私の首筋に入り、何を思ったのかあの強いあごで2カ所噛みつく。
この痛さには、思わず悲鳴をあげた。どうにか手で捕獲し、犯人(虫)を確認。毒虫でないことが解って安心なれど、怒り心頭で処刑。
しかし、カミキリムシには悪気がなかったハズ。
但し、桜の木が、この虫によって枯らされる事も考えられるので、処刑は妥当。
最後、左太ももに得たいのしれない虫に5〜6カ所刺され、かゆみと共に皮膚がふくれあがる。後にヨモギを噛んで患部につける。
 いずれにしても、桜を守る為にはこんな過酷な作業が付いて回る。
来年の68の誕生日には、この桜が私を満開で迎えてくれることを願って、虫にも負けず、くずにも負けず、過酷な作業を続行するのみ。

投稿者:ながさきat 23:21| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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