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2008年09月13日

秋の風物・ハサ掛け

早朝から、小雨の中「ハサ」作りを開始。
古代米を作るようになってから、4年目のハサづくり。支柱の杉丸太や、横竹材料、わら縄、脚立など事前に準備してあったので、順調に作業が進み9時前には終了。・・小雨の為、休まず作業を続けたため。・・
 ハサ作りの終了と同時に、絹恵が稲のハサ掛けの手伝いにくる。
2人で1年ぶりのハサ掛け。どっしり重い稲穂の束に、古代米の実りを実感する。3間4段おおむね、120束を1時間あまりでかけ終える。
今月1っぱいハサ掛けで天日乾燥した後、50年前に作られた足踏み脱穀機で(人力パワ−が動力)脱穀。これを籾摺り機にかけてようやく食べられる。
まだまだ食べるまで、米の字のごとく、八十八回の作業が山積みだ。

夢創塾広場は、ニラの白い花や、ハギの米粒のような赤紫の花など秋に実をつけるため競って咲き出した。
このことに連動して、特に近頃多いのは、チョウチョウ。      小さいが白、黄色、空色の混じりけのない原色蝶。マダラ模様の中型蝶、アゲハ蝶などの大型蝶。
これらの蝶が自由翻弄にあちこちの花の蜜をあさっている。
 この蝶を捕獲しようと、花の隙間に待機しているのが、ギャングならぬカマキリです。
ひたすら花の隙間から2つの大きな目をだし、手を口元の前に折り曲げて、蝶が飛来して花に止まり、蜜を吸う一瞬を狙っている。
近くに獲物が近づくと、2つの目が反射的に獲物をにらみつつ、距離があると慎重にユックリ動き出す。
チョウチョウが、数多くある花の中で、3から5カ所、一瞬ですが蜜を吸う停滞時間と、カマキリの鈍い動きとの時間は縮みようが無い様子。
 しかし、1日中花の中にいると捕獲できる距離に飛んでくるらしく、花の根本には蝶の羽が散乱していた。
その羽を、分割して、アリが巣へこれを運んでいた。無駄のない自然。 少し色が鮮明になったアカトンボ、ころころに太った黒茶色のコウロギ。薄緑の大きな羽を広げて飛び舞うスギチョ−。
稲刈りを終え、中秋の名月と共に秋を感ずる季節になった。 











投稿者:ながさきat 17:27| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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