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2006年06月24日

環境窯3回目の火入れ

かもしか
早朝から窯の火入れのため夢創塾へ向かっていたところ、林道の山側法面をカモシカ親子が立ち往生しているところを発見した。生まれてまもない黒い小さな子供は母親にぴったり付いて板が、顔だけ動かし落ち着かない様子。こんな小さなカモシカの子供を見るのは初めてだ。デジカメに取る。10分後、岩伝いに山側へゆっくり移動していった。

環境窯に2時間かけて窯木を詰め込む。次に、内壁をレンガで1,0m積み上げる。1時間余りかかる。最後に窯の正面焚き口を、鉄板やレンガ粘土で作りあげる。
終わったのがAM11時30分。途中6組15名が見学に来た。対応で窯作りが遅れたが、いぷくしていたと思えばよく、いつもより楽々に出来た。早速窯に火をつけた。
30分ごとに薪を窯に投入する。午後5時排温がなんと72度順調な温度上昇。そして7時には78度を計測。8時30分ついに熱分解が始まる82度を煙の中で確認する。
1時間予備のため加熱する。内壁はもう炎の色と一緒。9時30分より窯の口を止め、少しだけの空気口だけにする。この空気穴が炭の質を左右する大事な所だけに、慎重にセットする。併せて煙突を2/3程閉める。この操作も炭の善し悪しを決めるポイント。
これから5日間、毎日煙を見て、においをかぎ、木酢の出方を観察して、窯のコントロ−ルをしなければならない。体が煙にいぶされ私は薫製状態!!

投稿者:ながさきat 21:15| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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