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2006年11月17日

環境窯、窯止め

環境窯に点火して5日目、120時間を経過すると煙の色が急にブル−になるか、無色になるのでここからが窯止めのタイミングを計る一番大切な時。その為、暗い中窯の状態を把握するため、早朝5時30分に煙の出方と色、香りを確認して総合判断するに窯止め少し早いと判断する。チェックのため、「排温」を先日買ってきたデジタル温度計で計測したところ、285度を読み取ったとたん、表示がLLLLになって測定不能となる。
300度まで測定できるから買ってきたが、排温はそれ以上だったのだろう。残念ウッカリしていて使い方を誤り、文明の利器を壊してしまった。不覚だ。
7時30分煙が無色に変わる。「即窯止」後は完全密封の為、灰汁を焚き口全体に塗りつけて完了。点火してから122時間めで窯止め。これから5日間自然に冷えるのを待って炭だし。出来具合が楽しみだ。
昨日挑戦した窯の天井によるサトイモの「ズイキ」乾燥結果。1/2は焦げてアウト。残り半分は乾燥OK。焦げた原因は直接窯の天井に置いたため、低温炭化で焦げてしまった。反省して夕方6時頃サトイモのズキを調整し、天井に空間を作ってトタンをセット。ズイキ2,5kgをこの装置に乗せて再度乾燥に挑戦した。明日の朝結果出る。お楽しみです。
 KNBで県の林さん、KNBの山村さんと24日の講演打合わせをする。
 バリ−島の竹を炭にしてほしいと県の田中次長から私的に依頼有り。きれいに焼いて見本を作り、バリ島で炭づくりを普及させたい旨の伝言有り。もしかしたら、海外に炭焼き技の輸出だ出来るかも?夢は持っておこう。

投稿者:ながさきat 18:46| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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