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2006年12月26日

こうず殻(皮をむいたコウゾウ木)もらい受け

朝から平の宮本さん宅へ出向いて今年皮を剥ぎ終えた「こうず殻」全部を貰ってきた。これを材料に「しょい幸」炭、「縁結び」炭を冬に作る計画。トラックに一杯摘んできたが気に入った太めサイズのものが170本程度しか無かった。早速かびないよう環境窯の天井にストックする。1本当たり4本のフレ−ム棒がとれるので単純計算では700本。1セットに付き2本使うので350組が作れることになる。冬の仕事が又増えた。
きたついでに、宮本氏の紙づくり作業所を見学する。ほんまものの和紙にこだわった作業手順を行程毎に丁寧に説明をして貰う。「キズより」を素早くかつ丁寧にしておられたおばあちゃんたち2人を見て50年前の我が家での紙づくりを回想した。又、紙漉をしていた当家のバアチャンの技にしばし見とれていた。出来上がった和紙を見てさらに感動し、わたしの作っている和紙の品のなさに大変なショックを受ける。その原因はおおよそ解った。パルプ化が雑な事、簾の材料違い、トロロアオイの混ぜ具合不足。それ以上に年期が浅いことだ。技の積み重ねが紙に現れてくることをここで知った。・・!
 帰りぎわ、宮本さんからビッグなプレゼントをいただいた。ほんまもんの越中和紙15枚。薄茶色、鈍く光る艶、均一な薄さと軟らかい感触の紙、まさに自然の恵みの宝紙だ。帰り何かを発見したようでルンルン気分で帰宅。
 夢創塾広場のタ−ザンロ−プ2本を木によじ登って外す。地上8mの木の上での作業小雨が降っていたので滑って不安定。安全ベルトを着想し、事故らないようにゆっくり向かいの山を木上から遠望しながら最後まで残っていたザイルはずしを終えた。

投稿者:ながさきat 19:01| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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