<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2007年07月17日

バリ島テンプル村で炭窯

早朝、会社に行く前に先に視察に行った道島の荻原さん宅へバリ島の状況を聞きに行った。窯を作る場所はギャニヤ−ル県で島のほぼ中央の山中で、人口1100人、農業暮らしで自給自足の生活ながら、椰子やマンゴウなど果物が豊富。ただ、写真で見る限り田んぼはだんだん畑、田お越しも牛で行っているところを見ると昭和20年代の様子。
家屋もお客を泊めれる状態で無い様子。従って宿泊は1時間ほど町に下ってホテルに泊まる計画とか。そのホテルも3,4人しか泊まれないとか?
 窯づくりは試験的に小さなサイズで始めて見ることにし、現地に指示を出して準備をするよう要請してきたそうだ。土は2kgほど持参してきたのでこれを早急に焼いて試験してみよう。土質は砂系でサラサラしているが、水を混ぜてこね出してみないと粘性が解らず、明日にでも練って、その判定を米丘氏にして貰おう。
当地は石が無いのでその代用としてレンガを使用することにした。レンガであれば窯の建設相当スピ−ド−UP出来ると思われる。但し、現地の出役者の労働意識がどのくらい有るのか未知数で行程も?。
 次回現地に行けば3週間以内で完成させないと私も荻原さんもそれ以上滞在出来ない。そこで2人で行ったり来たりのロ−テ−ションを組んでいつも誰かが現地に滞在して窯づくりに携わっている方法を採れば完成出来る可能性が有り。
 それにしても炭窯の普及を図るには現地の人が作る手順や、炭づくりの原理、管理の技をどのように体験して覚え、身に着けてくれるかが課題だ。
 その為にはすばらしい炭が出来る窯を作ることが絶対条件だ!!

バリ田んぼ


バリ土


バリ煉瓦

投稿者:ながさきat 20:20| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=1127&bl_id=1127&et_id=52831

◆この記事へのコメント:

※必須