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2007年08月18日

利賀村・上鼻ア−ト鑑賞

午前中に明日の公民館事業および高岡青年会議所会員の自然体験をするための準備を終了。久しぶりに雨も降っていたので、午後、利賀村の上畠集落で開催されている「上畠ア−ト」を絹恵と加代ちゃんを連れて鑑賞に行ってきた。民家18軒を画廊として解放し若手作品の展示が所狭しと並べられていた。
この、民家開放の美術展は、将来に希望がもてないままの集落に、活気を取り戻そうと企画したそうだ。知人の中谷氏が実行委員長を務め短期間のうちにとりまとめ今回の開催にこぎつけたそうだ。作品もよかったし、作者との会話も十分にできるなど楽しさ倍増、充分満足しました。さすが行政センタ−長、企画の良さに恐れ入りました。
 課題としては、18軒もあるので半日では全部の鑑賞は無理でした。たとえ1日じっくり鑑賞するにしても数が多すぎるように思えた。
また、作品よりも民家の間取りや部材、ランマ、仏壇を観察した後、鑑賞していたが?家の中を隅々まで見られることに、我が家をオ−バ−ラップしてみたら、部屋の片付けや、掃除、畳の色まで気にした準備は大変だったろうと推測する。
 若いア−テイストのなかに蛭谷で修行している川原君の紙のア−トが展示されていて3人びっくりでした。紙作りの本場でみんなに見てもらうことはとてもよいことと思う。
 尚、鑑賞に行った一番の理由は、来年蛭谷で「水墨画ア−ト展」をもくろんでいる。実は、蛭谷出身の著名な水墨画家が4人おり、名物のばたばた茶を飲みながら郷土の実家で彼らの作品展を開催したいものと思い、上畠ア−トが参考にならないかと見にいった次第。
今回当該ア−ト展を見たことによって運営や接待、案内、家の開放などに大変参考になった。資金や組織作りが厳しいができるように企画を推進してみよう。
山村の厳しさ、すばらしさの中ではぐくまれた作品は、その土地で鑑賞してもらった方が解説なしでも良さが解るのでないでしょうか?


投稿者:ながさきat 20:32| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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