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2007年09月21日

水車考察

3日前から試作水車が止まることなく回転している。しかし、受けた水は水車の真下で全部排出できず、20%ほどの水を高さ4〜50cmまで持ち上げ、ようやく遠心力で水を放出している。
原因は水車の羽を芯に向かって設置し、水を受け易いよう羽の外枠に沿って5cmの受板をセットしたためだ。羽の施工がしやすいが水の排除が悪く残留水を持ち上げるのパワ−のロスが多くで当該の羽施工は不適であることが解った。
従来の水車の羽、大半が斜めに施工してあるのは、水受けに効率よく、迅速に排出できる構造になっている。まさに田舎の作業経験からの技と知恵の結晶だ。
これを本番の水車に生かして制作しよう。
 従来の水量を2,5倍にして水車を回してみた。回転数は34回で従来の30回に比較して10%強しかUPしなかった。
しかし「力」は測れないが水の重量からして2,5倍のパワ−が出ていると推測できる。足で水車を減速しようにも全く受け付けず。そのパワ−に驚いた。
従って、通称「カッチャ」として作業負荷を掛けるときは大量の水が必要で有ることを実感する。
 6年前に自転車の発電機を回して明かりをともすために制作した、直径30cm、24枚の羽をつけた水車を取り出し、直径2,5cmのパイプの水で作動させてみた。
水車は回転して発電機は順調に作動。
やはり試作水車で電気を起こすことにする。その電気を足湯の熱源にしよう。

本日のあさひ野小 もりのみちづくり の写真です







投稿者:ながさきat 20:26| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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